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第30回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権
第30回マジック世界選手権 トップ8プロフィールとデッキリスト
2024年10月27日
113名の強豪たちが集った「第30回世界選手権」。初日と2日目を終え、残るはトップ8のプレイヤーのみとなった。
カイ・ブッディ/Kai Budde
カイ・ブッディ/Kai Budde
プロツアー常連プレイヤーたちは、カイ・ブッディがトップ8を懸けたバブルマッチへと挑む姿を見て鳥肌が立ったと言う。25年前、1999年に世界王者となったあの男が、カイが世界選手権トップ8へと再び姿を現したのだ。90年代、2000年代、2010年代、2020年代と、4つの異なる年代でトップフィニッシュを飾り、“ジャーマン・ジャガーノート”を称される彼の伝説的な経歴が、プレイヤー・オブ・ザ・イヤーが彼の名を冠している理由を物語っている。“サンデーのカイ・ブッディに負けはなし”を再び目撃することとなるかもしれない。
5 《沼》 4 《不穏な浅瀬》 4 《地底の大河》 4 《グルームレイクの境界》 2 《噴水港》 4 《闇滑りの岸》 2 《島》 -土地(25)- 4 《大洞窟のコウモリ》 4 《永劫の好奇心》 4 《遠眼鏡のセイレーン》 4 《フェアリーの黒幕》 3 《止められぬ斬鬼》 1 《復活したアーテイ》 1 《ティシャーナの潮縛り》 -クリーチャー(21)- |
3 《切り崩し》 2 《幻影の干渉》 4 《喉首狙い》 1 《苦痛ある選定》 2 《悪夢滅ぼし、魁渡》 2 《三歩先》 -呪文(14)- |
2 《ティシャーナの潮縛り》 1 《切り崩し》 1 《軽蔑的な一撃》 2 《黙示録、シェオルドレッド》 2 《強迫》 1 《ギックスの命令》 2 《除霊用掃除機》 1 《覆い隠し》 2 《否認》 1 《苦痛ある選定》 -サイドボード(15)- |
マルシオ・カルバーリョ/Márcio Carvalho
マルシオ・カルバーリョ/Márcio Carvalho
マルシオ・カルバーリョはいつ世界選手権を制覇するのか?グランプリがあった時代から最強のプレイヤーの1人として数えられ、過去には世界選手権の決勝に二度も駒を進めている。リミテッドにおいて世界有数の腕を誇ると評価されるマルシオだが、昨シーズンのプロツアーにおいては、構築でより良い成績を収めたのだ。今年こそ、マルシオが世界王者の称号を得る年となるだろうか?
4 《花盛りの湿地》 3 《森》 2 《噴水港》 4 《ラノワールの荒原》 4 《眠らずの小屋》 7 《沼》 2 《地底の遺体安置所》 -土地(26)- 4 《ドロスの魔神》 4 《腐食の荒馬》 2 《グリッサ・サンスレイヤー》 4 《苔森の戦慄騎士》 1 《名もなき都市の歩哨》 2 《温厚な襞背》 -クリーチャー(17)- |
3 《苦痛ある選定》 3 《切り崩し》 1 《鋼と油の夢》 3 《強迫》 4 《喉首狙い》 3 《不浄な別室 // 祭儀室》 -呪文(17)- |
2 《締めつける瘴気》 1 《鋼と油の夢》 1 《強迫》 2 《除霊用掃除機》 1 《ギックスの命令》 1 《苦難の収穫者》 2 《ヴェールのリリアナ》 2 《向上した精霊信者、ニッサ》 2 《羅利骨灰》 1 《温厚な襞背》 -サイドボード(15)- |
ハビエル・ドミンゲス/Javier Domínguez
ハビエル・ドミンゲス/Javier Domínguez
いかにして世界選手権で成功を収めるか?2018年の世界王者であり、今回が3度目の世界選手権トップ8入賞となるハビエル・ドミンゲスはその方法を熟知している。ここ10年トッププレイヤーの一柱として活躍を続ける彼は、昨年も持続的に快進撃を展開し、再びトップ8の舞台へと立っている。本イベントに持ち込まれた青黒系のデッキの中でも特に成功を収めた「ディミーア・デーモン」で、ドミンゲスは2度目の世界王者戴冠を目指す。
8 《沼》 3 《闇滑りの岸》 4 《地底の大河》 4 《グルームレイクの境界》 4 《不穏な浅瀬》 1 《地底街の下水道》 2 《噴水港》 -土地(26)- 4 《フェアリーの黒幕》 4 《ドロスの魔神》 2 《腐食の荒馬》 2 《終末の加虐者》 -クリーチャー(12)- |
4 《不浄な別室 // 祭儀室》 2 《保安官を撃て》 2 《完成化した精神、ジェイス》 2 《呪文どもり》 4 《喉首狙い》 4 《強迫》 3 《苦痛ある選定》 1 《切り崩し》 -呪文(22)- |
2 《否認》 2 《鋼と油の夢》 1 《完成化した精神、ジェイス》 1 《苦痛ある選定》 1 《萎縮させる責め苦》 1 《除霊用掃除機》 1 《死人に口無し》 1 《極悪非道の盗人》 1 《ギックスの命令》 2 《切り崩し》 2 《ヴェールのリリアナ》 -サイドボード(15)- |
井川 良彦
井川良彦
鮮烈なカムバックを飾ったプロツアー『サンダージャンクション』王者は、高みへと上る足を止めない。日本のベテランプレイヤーたる井川は、あることを2024年の目標としていた—プロツアーへと復帰することだ。しかし、彼が得た結果は「目標の達成」だけに留まらなかった。地域チャンピオンシップで見事優勝を果たしプロツアーの権利を得ると、そのまま頂点まで駆け抜けたのだ。今回で自身のトップフィニッシュ回数を4とした井川。今年2つ目のトロフィーをその手にし、マジック史上最高の「カムバック・シーズン」となるだろうか。
4 《銅線の地溝》 4 《カープルーザンの森》 4 《山》 2 《不穏な尾根》 2 《岩面村》 4 《ソーンスパイアの境界》 -土地(20)- 4 《心火の英雄》 4 《僧院の速槍》 4 《熾火心の挑戦者》 4 《多様な鼠》 2 《探索するドルイド》 4 《精鋭射手団の目立ちたがり》 -クリーチャー(22)- |
2 《弱者の力》 4 《巨怪の怒り》 4 《ショック》 2 《蛇皮のヴェール》 2 《塔の点火》 3 《亭主の才能》 1 《焦熱の射撃》 -呪文(18)- |
1 《探索するドルイド》 1 《塔の点火》 3 《抹消する稲妻》 4 《脚当ての陣形》 2 《焦熱の射撃》 4 《ウラブラスクの溶鉱炉》 -サイドボード(15)- |
セス・マンフィールド/Seth Manfield
セス・マンフィールド/Seth Manfield
セスにとって、世界選手権トップ8入賞は今回が初めてではない。2015年に世界王者となった彼は、その後もプロツアー『イクサラン』、『カルロフ邸殺人事件』での優勝を、殿堂プレイヤーとしてのキャリアに加えている。今シーズンすでにトロフィーを獲得しており、プレイヤー・オブ・ザ・イヤーの目も残っているマンフィールドは、マジック史上最強のプレイヤーとして名を連ねるべくトップ8へと挑む。
4 《眠らずの小屋》 2 《地底の遺体安置所》 4 《花盛りの湿地》 2 《解体爆破場》 4 《沼》 4 《森》 2 《噴水港》 3 《ラノワールの荒原》 1 《沈んだ城塞》 -土地(26)- 2 《黙示録、シェオルドレッド》 4 《ホーントウッドの大主》 3 《グリッサ・サンスレイヤー》 1 《苦難の収穫者》 -クリーチャー(10)- |
4 《豆の木をのぼれ》 2 《執念の徳目》 1 《極悪非道の盗人》 2 《羅利骨灰》 2 《切り崩し》 3 《強迫》 3 《喉首狙い》 3 《苦痛ある選定》 1 《ギックスの命令》 2 《死人に口無し》 1 《泥沼の略奪》 -呪文(24)- |
1 《向上した精霊信者、ニッサ》 2 《切り崩し》 1 《除霊用掃除機》 1 《大洞窟のコウモリ》 1 《強迫》 1 《残虐爪の強奪》 1 《極悪非道の盗人》 1 《一巻の終わり》 1 《羅利骨灰》 2 《最深の裏切り、アクロゾズ》 1 《温厚な襞背》 1 《多元宇宙の突破》 1 《覆い隠し》 -サイドボード(15)- |
ハ・ファム/Ha Pham
ハ・ファム/Ha Pham
地域チャンピオンシップから繋がるのはプロツアーだけではない。優勝者には世界最高峰のプレイヤーと対戦することとなる、世界選手権への出場権も与えられるのだ。ハ・ファムはカナダの地域チャンピオンシップで優勝すると、それにより権利を得たプロツアー『カルロフ邸殺人事件』では1-5の成績で初日敗退となってしまった。しかし、ファムは2度めのチャンスをものにした。超速の赤系デッキで対戦相手を次々になぎ倒し、ドラフト・ラウンドで好成績を収めると、多くのプレイヤーたちが長年追い求める最高の称号を懸けて戦うこととなる、トップ8への進出を果たしたのだ。
9 《沼》 3 《地底の大河》 4 《闇滑りの岸》 4 《グルームレイクの境界》 4 《地底街の下水道》 1 《脱出トンネル》 -土地(25)- 2 《ドロスの魔神》 4 《アクロゾズの放血者》 4 《大洞窟のコウモリ》 4 《フェアリーの黒幕》 4 《止められぬ斬鬼》 -クリーチャー(18)- |
3 《切り崩し》 2 《喉首狙い》 1 《下支え》 3 《苦痛ある選定》 3 《強迫》 4 《不浄な別室 // 祭儀室》 1 《戦慄の奔出》 -呪文(17)- |
1 《鋼と油の夢》 2 《悪意ある覆い隠し》 2 《否認》 2 《除霊用掃除機》 2 《洪水の大口へ》 1 《強迫》 1 《切り崩し》 2 《黙示録、シェオルドレッド》 2 《ヴェールのリリアナ》 -サイドボード(15)- |
マックス・ラパポート/Max Rappaport
マックス・ラパポート/Max Rappaport
競技シーンから離れていたマックス・ラパポートは、復帰後M2023 Magic Online Champions Showcase Season 3で準優勝を果たし、プロツアー、世界選手権への権利を獲得した。プロツアーでの結果は振るわなかったものの、「ディミーア・ミッドレンジ」で挑んだ本イベントではドラフト、構築ラウンドともに好成績を収め、マジック最高峰のプレイヤーたちが立ちはだかるトップ8へと駒を進めた。
5 《沼》 3 《島》 3 《地底の大河》 4 《不穏な浅瀬》 4 《闇滑りの岸》 2 《ミレックス》 4 《グルームレイクの境界》 -土地(25)- 4 《大洞窟のコウモリ》 2 《ヨーグモスの法務官、ギックス》 4 《フェアリーの黒幕》 4 《遠眼鏡のセイレーン》 1 《永劫の好奇心》 2 《復活したアーテイ》 3 《分派の説教者》 2 《黙示録、シェオルドレッド》 -クリーチャー(22)- |
2 《幻影の干渉》 3 《切り崩し》 2 《悪夢滅ぼし、魁渡》 3 《喉首狙い》 2 《三歩先》 1 《苦々しい勝利》 -呪文(13)- |
1 《切り崩し》 1 《軽蔑的な一撃》 2 《悪意ある覆い隠し》 2 《萎縮させる責め苦》 2 《除霊用掃除機》 2 《苦痛ある選定》 1 《ギックスの命令》 1 《最深の裏切り、アクロゾズ》 2 《ティシャーナの潮縛り》 1 《否認》 -サイドボード(15)- |
クイン・トノーリ/Quinn Tonole
クイン・トノーリ/Quinn Tonole
クイン・トノーリはシーズンの「一番真ん中」を走ってきたプレイヤーだ。3つのプロツアーすべてで、8-8という成績を収めて2日目進出を果たしたのだ。リミテッドと構築の両方で50%と、安定した好成績を残したことで、AMP上位者として世界選手権への権利を獲得した。しかし、本イベントではその均衡を破りラウンド12で10勝を達成すると、早々にトップ8進出を決めた。ドラフトで4-2、そして「赤単アグロ」で挑んだ構築ラウンドでは無敗のトノーリが、マジック競技シーンにおいて最高の称号をその手にすべくトップ8に挑む。
17 《山》 4 《岩面村》 -土地(21)- 4 《僧院の速槍》 4 《叫ぶ宿敵》 4 《多様な鼠》 4 《熾火心の挑戦者》 4 《心火の英雄》 4 《雇われ爪》 -クリーチャー(24)- |
4 《ショック》 3 《魔女跡追いの激情》 4 《巨怪の怒り》 4 《稲妻の一撃》 -呪文(15)- |
4 《塔の点火》 1 《抹消する稲妻》 1 《魔女跡追いの激情》 3 《石術の連射》 4 《ウラブラスクの溶鉱炉》 2 《歪んだ忠義》 -サイドボード(15)- |
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