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日本選手権11

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2011日本代表チーム紹介

by Takamasa Sato  2011年11月17日~20日に、サンフランシスコで行われる世界選手権の日本代表が決定した。
石田 龍一郎(愛知)
石田 龍一郎
石田 龍一郎
 スイスラウンドはもちろん、トップ8でも破竹の勢いを見せて優勝まで駆け抜けた石田。  その二つ名は、周囲の友人たち曰く「右腕の帝王」。  普段はプロツアー・名古屋の前日予選を抜けたナカムラ ジュンヤやシライシ"ハルヒ"リョウと共に、友人の家で調整している。  石田の属するコミュニティは毎週独自に調整を続けており、今回石田の使ったデッキもブロック構築やMOのデッキの派生ではなく、オカダ ヨシカズが5カ月前から使っていた《鍛えられた鋼》デッキの最新バージョンなのだという。  マジック歴は比較的短く、オデッセイや第7版の頃に少しだけカードを集めていたが、本格的に始めたのはアラーラ・ブロック。  《長毛のソクター》のコストとサイズに一目ぼれして、ナヤばかりをドラフトしていたらしい。 「好きなデッキはビートダウン! 緑がとにかく好きで、基本セット2012ドラフトでも隙あれば緑をやります!」  まさに、「大きいことはいいことだ」という初期衝動にしたがい、それを体現するプレイヤー。  世界選手権でもその「右腕」で日本代表に幸運をもたらしてくれることを期待しよう。
藤本 知也
藤本 知也
藤本 知也(大阪)
 昨年の日本王者・森 勝洋曰く「大阪のマスコット」。  日本選手権を前日予選から勝ち上がり、石田との熱い決勝は惜しくも敗れて準優勝となったものの、見事代表チーム入りを果たした。  これだけ聞くと急に勝ち上がってきたプレイヤーのように見えるが、昨年の日本選手権でもあと一勝でトップ8(17位)という位置につけていたことを考えると、実力も確かなものを持っている。  マジック歴も長く、ウルザズ・レガシーのころから親しんでいるとのこと。  好きなデッキはビートダウン。緑系のデッキを良く使うそうで、好きなデッキも「緑単トリニティ」。  今回のデッキをシェアしてくれた藤田 剛史、阿南 剛など大阪のプレイヤーとの交流が深く、普段は中野 圭貴らとともになんばのアメニティ・ドリームや友人の家でドラフトや構築デッキの調整にいそしんでいる。  彼の周囲の友人たちは「藤本は勝っても負けても気持ち良くプレイするフェアなプレイヤーであり、場を和ませてくれる人」と語る。  世界選手権という大舞台でも、日本代表のムードメイカーとして団体戦を牽引してくれることだろう。
三原 槙仁
三原 槙仁
三原 槙仁(千葉)
 井川 良彦(東京)との三位決定戦を制し、日本代表第三の男となったのは「魔王」三原 槙仁。  実に日本選手権トップ8入賞5回、2006年度世界王者、グランプリ、プロツアー入賞多数という日本を代表するトップ・プレイヤーである。  準決勝こそ石田の若い力に押し切られてしまったが、そのデッキ構築能力、プレイング、ここ一番の力強さは当然日本最強クラス。  プロプレイヤーとしてのキャリアを始めた2003年から毎年何かしらのプレミア・イベントで入賞しているあたり、本当の実力者と言えるだろう。  今回使用した《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》はゼンディカー発売当初から使用しており、エクステンデッドで行われたグランプリ・神戸では独自のチューンを施した64枚デッキで見事準優勝を飾っている。  コンボ系デッキ使いの印象が強いが、コントロール、ビートダウンなどデッキタイプを問わずに使いこなすマルチプレイヤーであり、プレミア・イベントの経験の浅い石田、藤本両者をその剛腕でがっちりとサポートしてくれることだろう。
 以上、二人の新星を巨星が支えるバランスの良い日本代表チームが完成した。  今年の世界選手権は何かが起こる。大いに期待して11月を待とう。
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RESULTS

対戦結果 順位
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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