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グランプリ・東京2016

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グランプリ・東京2016 写真小ネタ集(その4・アーティストエリア)

by Yuichi Horikawa

 写真でグランプリ会場の様子を切り取るコラムです。

 その4では、グランプリ・東京でのアーティストエリアについて紹介します。

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 アーティストエリアでは、マジックのアートを担当されたアーティストが来場して、サイン会やイラストを実際に描いてもらうことができます。

 このブースでは、憧れのアーティストにサインを貰おうとたくさんの人が並んでいました。

 今回のグランプリ・東京に来場されたアーティストは、2名です。

 それでは、順不同でご紹介していきましょう。

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 こちらは、Mike "Daarken" Limさん。

 口のピアスがチャームポイントで、にこにことした素敵な方でした。

 マジックのカードでは、Daarken と表記のあるカードが彼の描いたものです。

 現在スタンダードで活躍する多くのカードも担当されています。

 他にも、『テーロス』ブロックでは《嵐の神、ケラノス》や《彼方の神、クルフィックス》と神々のアートも担当されています。

 彼の担当したアートのカードはトーナメントシーンで見ることが多いカードが多い気がします。

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 Mike "Daarken" Limさんの描かれている姿で驚いたのは、その描くスピードです。

 描くスピードがとても速く、カードへのサインはすごい人数の行列ができていたのにも関わらず、スススッと行列がはけてしまうスピードでした。

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 あまりの高速なサインのスピードに手が10本ぐらいあるのではないかと思いましたが、そんなことはなかったです。

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 彼のブースには、彼が手がけたアートの大きなプリントや、アーティストプルーフと呼ばれる印刷見本のための裏面の白いカードのファイルがありました。

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 こちらは、Mike "Daarken" Limさんに描いてもらったドラゴンだそうです。

 あれだけのスピードでこんなにしっかりした線が引けるとは、さすがプロです!

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 続いては、Adam Paquetteさん。

 素敵な髪形で、にこにことした優しい雰囲気の方でした。服装がどこなく日本っぽい感じで、SF映画の正義の騎士団の雰囲気がありました。

 最近のカードでは、『戦乱のゼンディカー』のバトルランド5種類全ては、彼の手掛けたアートが使用されています。

 さらに、彼は「Zendikar Expeditions」のカードも多く担当されています。

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 『ゲートウォッチの誓い』に収録されている「Zendikar Expeditions」の友好色ハイブリッドランドは彼のアートが使用されています。

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 ブースには、制作途中での設計用に描いた絵コンテや、直筆のプレイマットがありました。

 アナログのアートの絵コンテや、スケッチが置かれているのは最近ではめずらしいですね。

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 そんなにこにこしているAdam Paquetteさんですが、描かれているときの眼力はさすがプロ、真剣そのものでした。

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 こちらの方は、デッキケースに《》を描いてもらったとのことでした。

 5色のデッキケースにその色に対応した基本土地をアーティストに描いてもらうことが、彼の夢だそうです。

 とても素敵な夢だと思います。


 アーティストエリアは、グランプリの一つの楽しみです。

 普段カードのアートでしか触れていないアーティストに実際に会えるのは、なかなか興奮する体験ですよ!

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RESULTS

対戦結果 順位
15 15
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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