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グランプリ・静岡2015
渡辺雄也のシールドデッキ構築・ライフタイムでベスト
By Hisaya Tanaka
シールドデッキ構築後にプロプレイヤーのデッキを見て回っていたところ、渡辺雄也からこのような返事が帰ってきた。
「ライフタイムでベストデッキです。」
ここまでの自信を伺わせる理由はなんなのか。まずはそのデッキリストから見てみよう。
5 《森》 4 《沼》 1 《平地》 1 《開拓地の野営地》 1 《遊牧民の前哨地》 1 《ジャングルのうろ穴》 1 《磨かれたやせ地》 1 《茨森の滝》 2 《平穏な入り江》 -土地(17)- 1 《射手の胸壁》 1 《荒野の後継者》 1 《ラクシャーサの死与え》 1 《雪花石の麒麟》 1 《マー=エクの夜刃》 1 《包囲サイ》 1 《軍備部隊》 1 《象牙牙の城塞》 1 《クルーマの盟族》 1 《隠道の神秘家》 1 《スゥルタイの占い屋》 2 《長毛ロクソドン》 1 《頭巾被りのハイドラ》 -クリーチャー(14)- |
1 《アブザンの戦旗》 1 《消耗する負傷》 1 《抵抗の妙技》 1 《停止の場》 1 《アブザンの隆盛》 1 《アブザンの魔除け》 1 《死の激情》 1 《砂塵破》 1 《死の投下》 -呪文(9)- |
1 《岩だらけの高地》 1 《急流の崖》 1 《風に削られた岩山》 2 《春の具象化》 1 《贈賄者の財布》 1 《果敢な一撃》 1 《縁切られた先祖》 1 《消去》 1 《炎蹄の騎兵》 1 《鮮明のレンズ》 1 《殻脱ぎ》 1 《頑固な否認》 2 《粉砕》 1 《頭蓋書庫》 1 《部族養い》 1 《引き剥がし》 1 《高地の獲物》 1 《跳躍の達人》 1 《マルドゥの頭蓋狩り》 1 《帰化》 1 《凶暴な殴打》 1 《秘密の計画》 1 《鐘音の一撃》 1 《苦しめる声》 2 《石弾の弾幕》 1 《高山の灰色熊》 1 《沸血の熟練者》 1 《軍族童の突発》 1 《ジェスカイの戦旗》 1 《マルドゥの軍族長》 1 《僧院の群れ》 1 《ラクシャーサの秘密》 1 《スゥルタイの魔除け》 1 《打ち倒し》 1 《戦場での猛進》 1 《塩路の巡回兵》 1 《湯熱の精》 1 《地平の探求》 1 《シディシのペット》 1 《包囲戦法》 1 《山頂をうろつくもの》 1 《不撓のクルーマ》 1 《運命編み》 1 《峡谷に潜むもの》 1 《絞首》 1 《旋風の達人》 1 《わめき騒ぐマンドリル》 1 《大蛇の儀式》 1 《軍用ビヒモス》 1 《水渦》 1 《宝船の巡航》 -サイドボード(54)- |
アブザンのレアが6枚入ってて全部強い!!!
しかもリストを見れば見るほどメインに入るんじゃないかというカードがことごとくサイドボードに落ちている。初日抜けを確定させた渡辺にインタビューをしてみることにした。
――まずは初日突破おめでとうございます
「ありがとうございます。」
――成績の方は
「7−1−1です。このデッキで7−1−1はついてない。」
――デッキのリストを見ましたが、すごいですね
「レアが6枚ともアブザンだったので、そのままデッキを作りました。」
――土地は十分だったんですか?
「青絡みの土地は多かったのですが、アブザン色の土地は足りなかったので戦旗を入れてカバーする形にしました。アブザンをやらないという選択肢はなかったので。」
――デッキを作っていく過程で、いつもと違う選択をしたところはありますか
「普段なら入るカードが結構抜けてますね。《わめき騒ぐマンドリル》は変異を優先したため抜きました。また《大蛇の儀式》《塩路の巡回兵》《軍用ビヒモス》《ラクシャーサの秘密》は普通なら絶対デッキに入れるのですが、今回は入りませんでした。《スゥルタイの魔除け》は4色目だったので最後に切りました。」
――サイドボードにある特定のカードについて聞かせてください。まずは《絞首》から
「《絞首》はカードとして弱いですね。メインには取りたくないです。5マナで3マナ2/2に対応するのは微妙ですし、変異が表になったらタフネスが5だったりして除去できないなども話になっていません。」
――《凶暴な殴打》はどうでしょう
「このカードはティムール以外はアンプレイアブル(プレイに値しない)ですね。土地が5マナ以下だとプレイすることができないシチュエーションが多くて、2/2とかを倒すのに打つのは微妙です。変異が表になるようならマナ域ならば、こっちも《大蛇の儀式》とかのほうが状況に左右されず強いと思います。ティムールだけは他のカードと噛みあうことが多いので、メインで十分使っていけると思います。」
――苦手な相手は
「飛行ですね。その時はサイドボードから《スゥルタイの魔除け》や《僧院の群れ》をサイドインします。これと《宝船の巡航》《大蛇の儀式》あたりが、よくサイドボードしたカードですね。あと《湿地帯の水鹿》もよくサイドインしました。」
――それでは明日からドラフトです。がんばってください
「ありがとうございます。」
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