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グランプリ・上海2017
グランプリ・上海2017 2日目メタゲームブレイクダウン
By Masashi Koyama
グランプリ・上海2017は1日目を終え、714名から212名へとプレイヤーが絞り込まれた。
2日目に進出した212名のメタゲーム分析が以下の通りだ。
アーキタイプ | 使用者数 | 使用率 |
---|---|---|
ラムナプ・レッド | 48 | 23% |
ティムール・エネルギー | 46 | 21% |
スゥルタイ・エネルギー | 26 | 12% |
4色エネルギー | 24 | 11% |
青白副陽 | 11 | 5% |
青白王神 | 8 | 4% |
マルドゥ機体 | 6 | 3% |
エスパー王神 | 5 | 2% |
青黒コントロール | 4 | 2% |
黒赤アグロ | 3 | 1% |
白黒トークン | 3 | 1% |
エスパー・トークン | 3 | 1% |
その他 | 25 | 12% |
計 | 212 | 100.00% |
プロツアー『イクサラン』からわずか1週間しか経過しておらず、メタゲームが動いた気配は感じられないようだ。それはつまり使用者数上位2席を「ラムナプ・レッド」「ティムール・エネルギー」が依然として占めているということだ。
このふたつのデッキだけで40%以上を占めており、今後もまだまだこれらの天下は続いて行く可能性が高いだろう。
3位以下に目を移すと、プロツアー『イクサラン』を制した「スゥルタイ・エネルギー」が急激に勢力を伸ばし、第3勢力として台頭してきている。「ラムナプ・レッド」「ティムール・エネルギー」の二大巨頭を数で上回ることこそできなかったものの、ロングゲームにも強く今後のメタゲーム次第ではさらに猛威を振るう可能性がある。
同じくエネルギー系の「4色エネルギー」は11%以上となっており、「ティムール・エネルギー」「スゥルタイ・エネルギー」と合わせ、実に焼く45%をエネルギー系デッキが独占する形となった。このメカニズムが現環境においていかに強力かということを示している。
コントロール系の「青白副陽」「青黒コントロール」は奮わない結果となった。両アーキタイプを合わせても20人に届かず、現環境での遅いデッキの受難を如実に表すことになってしまった。
その他には下位ながら2種類のトークンデッキが2日目にそれぞれ3人を送り出している。今後メタゲームが移り変わるに従ってどのような推移を見せるか、注目のアーキタイプだ。
さて、簡単ではあるが2日目のメタゲームがブレイクダウンはいかがだったろうか。
『イクサランの相克』発売まではまだまだ時間があり、年末にはThe Finals 2017も控えている。
この結果を参考に、今後もスタンダードをお楽しみいただければ幸いだ。
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