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グランプリ・広島11

読み物

Deck Tech: 白緑トークン

By Tomohiro Kaji  残り一人の全勝であるMartin Juzaのデッキは、白緑トークン。  3バイ明けで、さっそく中村 修平とのミラーなフィーチャーマッチの観戦記事をUpしていたのでご存知の方もいるかもしれない。  グランプリは二日目に進んだので、早速リストを見てみよう。
Juza, Martin
グランプリ・広島2011 初日9-0 / スタンダード[MO] [ARENA]
8 《
4 《平地
4 《ガヴォニーの居住区
4 《剃刀境の茂み
4 《陽花弁の木立ち

-土地(24)-

4 《極楽鳥
4 《アヴァシンの巡礼者
4 《ミラディンの十字軍
4 《刃砦の英雄
2 《刃の接合者
2 《霊誉の僧兵
2 《月皇ミケウス

-クリーチャー(22)-
2 《迫撃鞘
3 《忘却の輪
3 《踏み荒らし
3 《情け知らずのガラク
3 《エルズペス・ティレル

-呪文(14)-
1 《悪鬼の狩人
2 《最後のトロール、スラーン
1 《大修道士、エリシュ・ノーン
2 《帰化
2 《天界の粛清
1 《忘却の輪
2 《饗宴と飢餓の剣
2 《戦争と平和の剣
1 《情け知らずのガラク
1 《原初の狩人、ガラク

-サイドボード(15)-
 これは以前、津村の週刊連載の「第75回:グランプリ・ブリスベン トップ8デッキ特集」でも紹介された準優勝の白緑トークンのUpdate版にあたる。
 カードの選択が少しだけシンプルになったことで、動きもスムーズになったようで、緑定番のマナ加速から、《ミラディンの十字軍》《情け知らずのガラク》と展開し、パーマネントの数を増やしながら《踏み荒らし》でゲームセットという一連の流れは、非常に緑らしい戦略と言えるだろう。  では、このデッキがなぜここまで活躍できているのだろうか?  様々な要素があるとは思うが、速度を上げるために多くのデッキがマナ・クリーチャーを増やしてきたということだろう。
 この変化が《情け知らずのガラク》の価値を非常に高めており、緑単《ケッシグの狼の地》の使う《原初の狩人、ガラク》が現れる前に先に相手からアドバンテージを奪うことができるようになった。
 さらに、《刃砦の英雄》といった4マナ圏の強烈なカード採用で、勝負するマナ域を少し下げたことで白ウィニーにも間に合わせることができたのだろう。  Round 11 終了時点で11-0のMartin Juza、このままの勢いで行けばPoYレースも大混戦か?
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RESULTS

対戦結果 順位
15 15
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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