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EVENT COVERAGE
グランプリ・広島11
Deck Tech: 白緑トークン
By Tomohiro Kaji
残り一人の全勝であるMartin Juzaのデッキは、白緑トークン。
3バイ明けで、さっそく中村 修平とのミラーなフィーチャーマッチの観戦記事をUpしていたのでご存知の方もいるかもしれない。
グランプリは二日目に進んだので、早速リストを見てみよう。
これは以前、津村の週刊連載の「第75回:グランプリ・ブリスベン トップ8デッキ特集」でも紹介された準優勝の白緑トークンのUpdate版にあたる。
カードの選択が少しだけシンプルになったことで、動きもスムーズになったようで、緑定番のマナ加速から、《ミラディンの十字軍》《情け知らずのガラク》と展開し、パーマネントの数を増やしながら《踏み荒らし》でゲームセットという一連の流れは、非常に緑らしい戦略と言えるだろう。
では、このデッキがなぜここまで活躍できているのだろうか?
様々な要素があるとは思うが、速度を上げるために多くのデッキがマナ・クリーチャーを増やしてきたということだろう。
この変化が《情け知らずのガラク》の価値を非常に高めており、緑単《ケッシグの狼の地》の使う《原初の狩人、ガラク》が現れる前に先に相手からアドバンテージを奪うことができるようになった。
さらに、《刃砦の英雄》といった4マナ圏の強烈なカード採用で、勝負するマナ域を少し下げたことで白ウィニーにも間に合わせることができたのだろう。
Round 11 終了時点で11-0のMartin Juza、このままの勢いで行けばPoYレースも大混戦か?
8 《森》 4 《平地》 4 《ガヴォニーの居住区》 4 《剃刀境の茂み》 4 《陽花弁の木立ち》 -土地(24)- 4 《極楽鳥》 4 《アヴァシンの巡礼者》 4 《ミラディンの十字軍》 4 《刃砦の英雄》 2 《刃の接合者》 2 《霊誉の僧兵》 2 《月皇ミケウス》 -クリーチャー(22)- | 2 《迫撃鞘》 3 《忘却の輪》 3 《踏み荒らし》 3 《情け知らずのガラク》 3 《エルズペス・ティレル》 -呪文(14)- | 1 《悪鬼の狩人》 2 《最後のトロール、スラーン》 1 《大修道士、エリシュ・ノーン》 2 《帰化》 2 《天界の粛清》 1 《忘却の輪》 2 《饗宴と飢餓の剣》 2 《戦争と平和の剣》 1 《情け知らずのガラク》 1 《原初の狩人、ガラク》 -サイドボード(15)- |
RESULTS 本大会の対戦結果・順位
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