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射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」

2016.11.22

射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」第2回:みんなで遊ぼう統率者!!

by 射場本 正巳

 こんにちは! ウィザーズ開発部の射場本です。ついに『マジック:ザ・ギャザリング ー 統率者(2016年版)』が発売されましたね!

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 今までの統率者戦専用製品にはなかった4色デッキ同士の対決が新しく、予想外の方向から色々なことが起こるのでわくわくどきどきが楽しめます。

 構築済みとあって始めやすく、しかも「統率者でよく使うカードが多数収録」&「ここでしか手に入らない新規カードもある」とあって、初めての人や、統率者用のカードを揃えたい人にも、もってこいな『統率者(2016年版)』。ぜひ試していただきたいですね!!

さて、そのままでも十分に楽しめる本製品ですが、今回は「もうちょっと自分の好きなカードを使ってみたいけど、ガチガチのデッキと戦うには気が引ける」という方のためにチョイ足し改造のおすすめです。

 毎年の統率者記事でもご紹介している「格内フォーマット」というものなのですが、構築済みデッキをちょこっと改造するだけで統率者のデッキを組む楽しさに触れることができるのです。今年のルールはこんな感じ。

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<『格内フォーマット』2016年版のルール>
  • 統率者には「『統率者(2016年版)』に収録された[共闘]を持つ伝説のクリーチャー」を使用すること。NEW!
  • 『統率者(2016年版)』の構築済みデッキから、20枚までカードを入れ替えてOK。
  • 入れ替えて使用できるカードは『ミラディン』以降に発売されたことのあるカード(プロモのみで配布されたものは含まない。販売されていれば『デュエルデッキ』や『From the Vault』、『統率者(2014年版)』などのセットからも使用可能。《魔力の墓所/Mana Crypt》は禁止。)
  • ちょっと足して遊んでみようがテーマなので、追加するカードは、手持ちのカードか購入する場合はお小遣いで買える範囲で工夫するようにするのがオススメ。

 と、お手持ちの統率者戦専用製品を少し改造するだけでお手軽に楽しめるようになっています。

 仲間内や初心者同士ではじめるにはもってこい。とりあえず買ってそのまま遊んでみた後は、格内フォーマットで対戦って感じなら同じレベルで戦いやすいですね。

(ひとつ注意点として、共闘持ち統率者の組み合わせは固有色を満たすようにしましょう。同じ製品に入っていても、同じ色の共闘持ち統率者同士で組み合わせてしまうと2色しか選べなくなって、デッキが使えなくなってしまいますよ。)

 もちろん、慣れてきたら「やってみたら20枚じゃぜんぜん足りない。もっと自分のカードを足したい!」ということもあると思います。そこまでいけばもう統率者の魅力にハマッタも同然! 20枚といわず30枚、40枚と入れ替えて、最終的には自分のお気に入りの統率者でデッキを作っちゃいましょう!

 そんな格内フォーマット、なかなか遊ぶ相手が見つからないという方に朗報! 今週末開催される「グランプリ・千葉2016」のサイドイベントで格内フォーマットの統率者戦が開催されます!

<『統率者(2016年版)』で遊ぼう!in 千葉>

【フォーマット】 格内フォーマット『統率者(2016年版)』 参加者4人フライト方式 限定先着8卓

【会場】 「グランプリ・千葉2016」サイドイベントエリア

【受付】 11月27日(日) 10:00-12:00

【参加費】 500円

【ルール適用度】 カジュアル

【スペシャル】 どこかの卓にウィザーズ・オブ・ザ・コースト開発担当の射場本が参戦します。

【備考】 カジュアルイベントとして、4名集まり次第開催します。(状況により、3名で開催することもございます。ご了承ください。)

【特別ルール】

統率者には『統率者(2016年版)』に収録された「共闘を持つ伝説のクリーチャー」を使用すること。

『統率者(2016年版)』のデッキから20枚までカードを入れ替えてもOK。

入れ替え可能なカードは『ミラディン』以降に発売されたことのあるカード。(プロモのみで配布されたものは含まない。販売されていれば『デュエルデッキ』や『From the Vault』、『統率者(2014年版)』などのセットからも使用可能。《魔力の墓所》は禁止。 )

追加でカードを購入する場合はお小遣いで買える範囲で工夫すること。

デッキはご自身で準備していただく構築戦です。

【賞品】

各卓に優勝賞品として格内福袋を贈呈。参加者に過去のものを含むランダムなブースターを1パック進呈。また、最後まで勝ち残ったプレイヤーに『カラデシュ』1パックを進呈します。


 当日は僕もどこかの卓に参加予定ですので一緒に楽しみましょう!

 しかしいきなり今週末といわれてもどんなデッキがあるかわからないし、何を取っ掛かりにしていいかわからないなーという方のために、お手軽改造用・プレイヤータイプ別でオススメデッキも紹介します。

最近マジックを始めたばかりの方

 『カラデシュ』からマジックを始めたばかりの方は「まだカード資産もないし統率者戦を始めるには早いかな?」と思ってしまうかもしれません。でもご安心を!「優越性の仮託」であればアーティファクトテーマのデッキなので、アーティファクト満載の『カラデシュ』のカードで改造するにはもってこいなのです!

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大型クリーチャーが好きな方

 エルドラージやドラゴンといった大型クリーチャーが好きな方は「確固たる団結」がオススメ。

 マナを伸ばす能力に長け、自分を安全圏に置きながら敵同士を戦わせるように仕向ける全能感が味わえます。

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トークンを並べるのが好きな方

 とにかくトークンを並べてウハウハしたい方には「公然たる敵意」がオススメ。統率者になる《血を撒く者、ターナ》をはじめ、トークンを並べては全体強化で殴るという基本に忠実な統率者戦の醍醐味を味わえるデッキです。

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+1/+1カウンターをたくさん使いたい方

 勝ち負けよりも+1/+1カウンターを増やすことに生きがいを感じるあなたには「致死性の繁殖」がオススメ。改造するならぜひ《歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Grave(CMD)》も試してみてください!

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場を引っ掻き回したい方

 混沌を好むあなたには「無規律な反乱」がオススメ。積極的に状況を変化させて、他のプレイヤーのプランをなかったことにしてしまいましょう。改造するなら墓地利用できるカードを採用するといいですね。

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 自分にあっていそうなデッキはありましたか? そうしたら後はちょい足し改造するのみ。自分の好みのカードを入れるだけでもちろんOKなのですが、少しだけTIPSをご紹介。

デッキ改造の心得

 お手軽とはいえ初めてだと何を基準に改造したらわからないということもあると思います。

 そこで、まずは統率者のデッキの基本的な構造を知っておきましょう。デッキ内のカードの大まかな枚数は大体こんな感じです。

<統率者デッキの構成>
  • 統率者:1枚
  • 土地:35枚前後
  • テーマをサポートするカード:30枚前後
  • マナ加速:10枚前後
  • その他ドロー、除去などのユーティリティ:25枚前後

 改造するときはこれを目安に、(ある程度前後してもかまいませんが)足りないなと思う部分を補うカードを入れるのがオススメです。テーマをサポートするカードを多めに入れればデッキの統一感がでますし、ユーティリティを増やせば安定性や立ち回りで優位に立てます。

 ただし、抜きすぎには注意しましょう。極端に言うと20枚土地を減らして、それ以外のカードを増やすとデッキが回らなくなってしまいますよ。

 また、特定の勝ち手段を入れておくとデッキのゴールがイメージしやすくていいですね。ゴールがわかっていたほうが回りの調整をしやすくもなります。今回は4色とあってさまざまな色の組み合わせのコンボも搭載可能ですから、思い出のコンボなんかも入れてもいいかもしれませんね。

 あとは実際使ってみるのが一番です! やりながら試行錯誤できるのが統率者戦の真の醍醐味といっても過言ではありません。

 ぜひみなさんも格内フォーマットを試してみませんか?

 それではまた次回~

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