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射場本正巳の「統率者(2015年版)のススメ」
射場本正巳の「統率者(2015年版)のススメ」第3回:チョイ足しでもっと愉快に統率者!!
射場本正巳の「統率者(2015年版)のススメ」第3回:チョイ足しでもっと愉快に統率者!!
by 射場本 正巳
こんにちわ!ウィザーズ開発担当の射場本です。『統率者(2015年版)』はもう手に入れましたか?
買ってすぐに遊べる構築済み製品で、統率者でよく使うカードが多数収録&ここでしか手に入らない新規カードも入っているとあって、これから統率者戦をはじめる方はもちろん、経験豊富なプレイヤーの方にもオススメな『統率者(2015年版)』!
さて、前回の記事の最後にチラッと書きましたが、今回は「チョイ足し改造から気軽に楽しく一歩上行く統率者ライフをスタートしてみよう」がテーマです。
そこでご紹介したいのが昨年の統率者記事でも好評だった「格内フォーマット」です。構築済みデッキをちょこっと改造するだけで統率者のデッキを組む楽しさに触れることができます。
<格内フォーマット 『統率者(2015年版)』のルール>
- NEW! 統率者には『統率者(2015年版)』に収録された「経験カウンターを使う伝説のクリーチャー」を使用すること。
- 『統率者(2015年版)』のデッキから20枚までカードを入れ替えてもOK。
- 入れ替え可能なカードは『ミラディン』以降に発売されたことのあるカード。(プロモのみで配布されたものは含まない。販売されていれば『デュエルデッキ』や『From the Vault』、『統率者(2014年版)』などのセットからも使用可能。 )
- 追加でカードを購入する場合はお小遣いで買える範囲で工夫すること。
と、お手軽に楽しめるようになっています。もちろん、これは仲間内や初心者同士ではじめる上で足がかりになるもので、慣れてきたら「やってみたら20枚じゃぜんぜん足りない。もっと自分のカードを足したい!」ということもあると思います。そこまでいけばもう統率者の魅力にハマッタも同然!20枚といわず30枚、40枚と入れ替えて、最終的には自分のお気に入りの統率者でデッキを作っちゃいましょう!
そして今回はデッキ改造のちょっとしたコツもご紹介します。
1.デッキのバランス
お手軽とはいえ初めてだと何を基準に改造したらわからないということもあると思います。そこで、まずは統率者のデッキの基本的な構造を学んじゃいましょう。デッキ内のカードの大まかな枚数は大体こんな感じです。
<デッキの構成>
- 統率者:1枚
- 土地:35枚前後
- テーマをサポートするカード:30枚前後
- マナ加速:15枚前後
- その他ドロー、除去などのユーティリティ:20枚前後
なので、改造するときはこれを目安に(ある程度前後してもかまいませんが)抜きすぎには注意しましょう。極端に言うと20枚土地を減らして、それ以外のカードを増やすとデッキが回らなくなってしまいますよ。
2.何を抜くか?
基本的に統率者戦のデッキは何か軸となるテーマがあったほうが動かしやすいです。それは統率者の特性であったり、種族テーマであったり、特定のコンボだったりさまざまですが、まずは統率者の特性にフォーカスするのがわかりやすいと思います。
特に「経験」にフォーカスをあてる格内フォーマットでは、テーマで揃えることがデッキをまとめあげる第1ステップ。と、いうことでテーマに合わないカードは抜いていってしまいましょう。
構築済みデッキは新しく2種類の伝説クリーチャーを統率者として使えるようになっているので、どちらかの統率者に合わせたカードが存在します。格内フォーマットで統率者にしない方の伝説クリーチャー専用カードは、デッキの大きな流れからずれてしまうので抜いてしまってよいでしょう。(もちろんお気に入りのカードだったり単純に強いカードだったら残しておきましょう。)
また、統率者という大きな製品のくくりでいうと、各デッキ間で共通で使える新キーワードが存在します(今回で言うと「無尽」などですね)。これらのカードもテーマを絞っていくとずれているものもあるので、その場合は抜いてしまってもよいでしょう。
製品はマナ加速が少ない代わりに土地が多めに入っています。マナ加速を入れた分だけ土地は抜いてかまいません。そして最後は単純にカードパワー比較で、差し替えるカードに見劣りする場合は抜いてしまいましょう。
3.実際に改造してみる
それでは実際に例を見ながら考えてみましょう。今回改造に使う『統率者(2015年版)』のデッキはこちら。
14 《森》 11 《島》 1 《統率の灯台》 1 《統率の塔》 1 《進化する未開地》 1 《高級市場》 1 《ラノワールの再生地》 1 《苔汁の橋》 1 《進化の中心、ノヴィジェン》 1 《巨森、オラン=リーフ》 1 《聖遺の塔》 1 《シミックの成長室》 1 《シミックのギルド門》 1 《広漠なる変幻地》 1 《茨森の滝》 1 《鮮烈な小川》 1 《鮮烈な林》 1 《生けるものの洞窟》 -土地(41)- 1 《実験体》 1 《とぐろ巻きの巫女》 1 《エルフの幻想家》 1 《粘体マンタ》 1 《桜族の長老》 1 《鉤爪の統率者》 1 《冷淡なセルキー》 1 《永遠の証人》 1 《大蛇の大魔導師、かせ斗》 1 《土覆いのシャーマン》 1 《知識鱗のコアトル》 1 《気高き獲物》 1 《オーランのバイパー》 1 《髑髏蛇》 1 《三角エイの捕食者》 1 《ヴィリジアンのシャーマン》 1 《悲しげなセルキー》 1 《カメレオンの巨像》 1 《忘れられた古霊》 1 《神秘の蛇》 1 《深き刻の忍者》 1 《翼膜のバイパー》 1 《真面目な身代わり》 1 《セロン教の隠遁者》 1 《高木の巨人》 1 《群棲するバイパー》 1 《錯覚の伏兵》 1 《熟考漂い》 1 《棘投げの蜘蛛》 1 《進歩の災い》 1 《大樫の守護者》 1 《首席議長ゼガーナ》 1 《群れの招集者》 -クリーチャー(33)- |
1 《急速混成》 1 《太陽の指輪》 1 《大蛇の孵卵器》 1 《不屈の自然》 1 《シミックの印鑑》 1 《速足のブーツ》 1 《思考の器》 1 《蜘蛛の襲来》 1 《獣使いの昇天》 1 《木霊の手の内》 1 《クローサの掌握》 1 《シミックの魔鍵》 1 《蛇変化》 1 《執念の剣》 1 《タッサの二叉槍》 1 《踏み荒らし》 1 《鎌爪》 1 《コブラの罠》 1 《砂漠の竜巻》 1 《ミラーマッチ》 1 《模造運命》 1 《新緑の合流点》 1 《生術の熟達》 1 《ドラゴンの日》 1 《エズーリの捕食》 -呪文(25)- |
《進化の爪、エズーリ》は経験カウンターを+1/+1カウンターに還元できる能力を持ちます。経験をためる方法はパワー2以下のクリーチャーを戦場に出すこと。出すクリーチャーのコストの制限もなく、トークンでも経験を稼げるので比較的容易に経験をためることができるでしょう。
今回は「パワー2以下のクリーチャーを出すこと」「+1/+1カウンターを有効活用すること」の2点を押さえて改造していきたいと思います。
デッキに残す基準は、デッキを動かす上で最低限必要なパーツであるか、パワー2以下のクリーチャーであるかです。まずはデッキ内容を項目ごとにチェックしていきます。
勝ち手段
現状のデッキだと《進化の爪、エズーリ》の能力でなんとなく強化したクリーチャーで殴るか、横に並べて《踏み荒らし》くらいしかなく決定力に欠けるので、追加の勝ち手段である《孔蹄のビヒモス》と《時の賢者》を追加します。
《孔蹄のビヒモス》はクリーチャー版《踏み荒らし》。経験をためる過程でトークンが並ぶので一気に大ダメージが狙えます。
《時の賢者》は《進化の爪、エズーリ》との2枚コンボで毎ターン+1/+1カウンターを供給可能。経験カウンターが5個以上になっていればお手軽無限ターンが成立します。
マナ加速
デッキがトークンを並べて強化して殴ることをひとつのゴールとしているので、ある程度マナは必要です。現状8枚と最低限あるように感じますが、円滑にデッキを動かすためにはもう少しほしいところ。経験カウンターを得るためにもパワー2以下のクリーチャーから《ヤヴィマヤの古老》《ウッド・エルフ》《彼方地のエルフ》を追加で採用することにします。
本来なら《極楽鳥》など1マナ加速からスタートした方がスムーズですが、安定して初手に来るためには相当の枚数を採用することになるので、今回の格内フォーマットの変更枠内では難しいと感じました。また、フォーマットの特性を考慮すると、最終的にカード・アドバンテージ(対戦相手よりカードを確保することで有利な状況を築くこと)が担保できるものにしたほうがよさそうです。
ドロー
青緑というデッキの特性上、他のデッキよりもドローは多めです。ただ、リソースの削り合いを制するためにも一気にドローできるカードは極力採用したいところ。
今回はこの2枚を採用します。《トレストの密偵長、エドリック》《水深の魔道士》。
《水深の魔道士》は+1/+1カウンターを置くだけでカードが引けるので、統率者との相性は抜群。
トークン製造
すでにある程度横に並べるカードは揃っていますが、経験を稼ぎ、乱戦で殴り勝つためにももう少し追加したいです。多めに6枚、《ゼンディカーの報復者》、《女王スズメバチ》、《そう介の召喚術》、《波使い》、《狼と梟の寓話》、《群れに餌》を追加します。
《そう介の召喚術》は蛇が多いこのデッキならではで、小回りが利いていてグッド。《狼と梟の寓話》や《群れに餌》は《進化の爪、エズーリ》を出したターンすぐに経験を稼げるのがえらいです。
その他ユーティリティ
アーティファクト、エンチャント除去はそこそこ揃っているので、デッキの不足部分を補完するカードをピックアップ。
《棲み家の防御者》は1枚積みデッキの性質上、墓地回収手段はあればあるだけ便利です。
《森滅ぼしの最長老》や《エレンドラ谷の大魔導師》の持つ「頑強」の能力と+1/+1カウンターの相性は抜群!(-1/-1カウンターと相殺されるので使いまわせます。)《エレンドラ谷の大魔導師》は打ち消しで統率者の《進化の爪、エズーリ》を守りつつ、戻ってくると経験も増えてお得です。
《秘儀の否定》は、とりあえず軽く打てて損をしないカウンターです。勝負を決めに行くときにも構えたいですね。
《クルフィックスの預言者》は瞬速で統率者を出したり、経験を稼いだりできるのは優秀です。
《稲妻のすね当て》は、統率者を保護するために採用。
《サイクロンの裂け目》は除去があまりにも少ないのでお守り代わり。
抜くカード
もう少し試したいカードもありますが、とりあえずこのあたりが主なところでしょうか。次に、抜くカードを考えます。
《砂漠の竜巻》《エズーリの捕食》《進歩の災い》《コブラの罠》《鉤爪の統率者》《群棲するバイパー》《棘投げの蜘蛛》《ミラーマッチ》《蛇変化》《高木の巨人》《知識鱗のコアトル》《鎌爪》《大樫の守護者》《群れの招集者》《ドラゴンの日》《錯覚の伏兵》《執念の剣》《統率の灯台》《生けるものの洞窟》《島》
基本的にはパワー2以下のクリーチャーをたくさん出していきたいので、それにそぐわない重めのカードをカットしました。《鉤爪の統率者》は一見すごくかみ合っているのですが、よく考えたらトークンを出せるタイミングで出したらだいたい統率者も死んでいるので思ったほどかみ合っていませんでした。
《コブラの罠》は悩みどころですが、どうせならトークンではないクリーチャー呪文である蛇のほうが《そう介の召喚術》とかみ合っていてうれしいのでカット。《群生するバイパー》もパワーが3以上で5マナとちょっと重いので、蛇であることは惜しまれますが別のドローに譲りました。生け贄手段など出たトークンを有効活用できるようであれば、「無尽」の能力を持っているカードは残してよいかもしれません。
14 《森》 10 《島》 1 《統率の塔》 1 《進化する未開地》 1 《高級市場》 1 《ラノワールの再生地》 1 《苔汁の橋》 1 《進化の中心、ノヴィジェン》 1 《巨森、オラン=リーフ》 1 《聖遺の塔》 1 《シミックの成長室》 1 《シミックのギルド門》 1 《広漠なる変幻地》 1 《茨森の滝》 1 《鮮烈な小川》 1 《鮮烈な林》 -土地(38)- 1 《実験体》 1 《とぐろ巻きの巫女》 1 《棲み家の防御者》 1 《エルフの幻想家》 1 《粘体マンタ》 1 《時の賢者》 1 《桜族の長老》 1 《冷淡なセルキー》 1 《トレストの密偵長、エドリック》 1 《永遠の証人》 1 《彼方地のエルフ》 1 《大蛇の大魔導師、かせ斗》 1 《土覆いのシャーマン》 1 《気高き獲物》 1 《オーランのバイパー》 1 《髑髏蛇》 1 《三角エイの捕食者》 1 《ヴィリジアンのシャーマン》 1 《悲しげなセルキー》 1 《ウッド・エルフ》 1 《ヤヴィマヤの古老》 1 《カメレオンの巨像》 1 《水深の魔道士》 1 《忘れられた古霊》 1 《エレンドラ谷の大魔導師》 1 《波使い》 1 《神秘の蛇》 1 《深き刻の忍者》 1 《翼膜のバイパー》 1 《真面目な身代わり》 1 《セロン教の隠遁者》 1 《熟考漂い》 1 《クルフィックスの預言者》 1 《首席議長ゼガーナ》 1 《ゼンディカーの報復者》 1 《女王スズメバチ》 1 《孔蹄のビヒモス》 1 《森滅ぼしの最長老》 -クリーチャー(38)- |
1 《急速混成》 1 《太陽の指輪》 1 《秘儀の否定》 1 《サイクロンの裂け目》 1 《稲妻のすね当て》 1 《大蛇の孵卵器》 1 《不屈の自然》 1 《シミックの印鑑》 1 《速足のブーツ》 1 《思考の器》 1 《蜘蛛の襲来》 1 《獣使いの昇天》 1 《木霊の手の内》 1 《クローサの掌握》 1 《シミックの魔鍵》 1 《そう介の召喚術》 1 《タッサの二叉槍》 1 《踏み荒らし》 1 《狼と梟の寓話》 1 《群れに餌》 1 《模造運命》 1 《新緑の合流点》 1 《生術の熟達》 -呪文(23)- |
ひとりでデッキをまわしてみたところ、ある程度気持ちよく動いてくれたのでひとまずこれで完成。
この後、実際に対戦してみるといろいろと気づくところがあると思うので、もう少し改造していきたいと思います。
今回は前々から持っている手持ちのカードで組んでみましたが、はじめたばかりでそろえようとすると結構手に入りにくいものもあるかもしれません。
お手軽改造ということで、(検討したけど採用しなかった)もう少し手に入りやすそうなその他の候補も挙げておきますね。
《圧倒する暴走》《ヤヴィマヤのドライアド》《ファーティリド》《創造の標》《マイアの戦闘球》《リスの巣》《地割れ潜み》《愚鈍な自動人形》《迫り来る復興》《巫師の天啓》《トリスケリオン》《牙守りの隊長》《漁る軟泥》《スパイクの飼育係》《呪文滑り》《ファイレクシアの変形者》《造物の学者、ヴェンセール》《曇り鏡のメロク》
実際使ってみないとわからない部分もありますし、やりながらいろいろ試してみるのが一番です。ぜひ皆さんもとりあえずやってみて楽しんでみてください!
なんと、ここで耳寄りな新情報を入手しました! 1月29日(金)〜31日(日)の「グランプリ・名古屋2016」のサイドイベントで、「格内フォーマット」で遊べるイベントが開催されます!
<『統率者(2015年版)』で遊ぼう!in名古屋>
【フォーマット】 格内フォーマット『統率者(2015年版)』 参加者4人フライト方式 限定先着8卓
【会場】 「グランプリ・名古屋2016」サイドイベントエリア(名古屋市国際展示場 ポートメッセなごや 第二展示館)
【受付】 1月31日(日) 10:00~12:00
【参加費】 1000円
【ルール適用度】 カジュアル
【スペシャル】 どこかの卓にウィザーズ・オブ・ザ・コースト開発担当の射場本が参戦します。
【備考】 カジュアルイベントとして、4名集まり次第開催します。(状況により、3名で開催することもございます。ご了承ください。)
【特別ルール】
- NEW! 統率者には『統率者(2015年版)』に収録された「経験カウンターを使う伝説のクリーチャー」を使用すること。
- 『統率者(2015年版)』のデッキから20枚までカードを入れ替えてもOK。
- 入れ替え可能なカードは『ミラディン』以降に発売されたことのあるカード。(プロモのみで配布されたものは含まない。販売されていれば『デュエルデッキ』や『From the Vault』、『統率者(2014年版)』などのセットからも使用可能。 )
- 追加でカードを購入する場合はお小遣いで買える範囲で工夫すること。
デッキはご自身で準備していただく構築戦です。なお、『統率者(2015年版)』は会場でも販売する予定です。(売り切れの際はご容赦ください)
【プレイ方式】
参加者は受付で『ゲートウォッチの誓い』のブースターパックを2つ受け取ります。
プレイヤー1人を倒すたび、そのプレイヤーの持つ『ゲートウォッチの誓い』のブースターパックを1つもらえます。
【賞品】
各卓に優勝賞品として格内福袋とモダンフォーマットのトーナメントデッキ1つがランダムで贈られます。
このイベントに合わせて『統率者(2015年版)』をちょい足しして、統率者戦デビューをしてみてはいかがでしょうか? 参戦するのは僕だけじゃなくて、コミュニティ担当の金子か広報担当の格内も出場するらしいですよ。みなさんと対戦できるのを楽しみにしています!
おまけ
最後に、そのほかのデッキを改造するならどうするか、ちょこっとだけ考えておきましたので、ご参考までにどうぞ。
緑黒:「墓場の略奪」
13 《沼》 12 《森》 1 《統率の塔》 1 《進化する未開地》 1 《ゴルガリのギルド門》 1 《ゴルガリの腐敗農場》 1 《不気味な辺境林》 1 《高級市場》 1 《ジャングルのうろ穴》 1 《汚染されたぬかるみ》 1 《滑りやすいカルスト》 1 《汚れた森》 1 《広漠なる変幻地》 1 《鮮烈な林》 1 《鮮烈な湿地》 -土地(38)- 1 《コロズダのギルド魔道士》 1 《ロッテスのトロール》 1 《桜族の長老》 1 《サテュロスの道探し》 1 《ヴィリジアンの密使》 1 《ヴィリジアンの盲信者》 1 《花の壁》 1 《血の幼子》 1 《永遠の証人》 1 《ファイレクシアの憤怒鬼》 1 《髑髏蛇》 1 《ウッド・エルフ》 1 《血胞子のトリナクス》 1 《ケンタウルスの壊し蔦》 1 《死体占い師》 1 《ゴルガリの死者の王、ジャラド》 1 《酸のスライム》 1 《戦慄聖歌隊のバンシー》 1 《踏み吠えインドリク》 1 《ケッシグの檻破り》 1 《クロールの死の僧侶、マジレク》 1 《マイコロス》 1 《ファイレクシアの疫病王》 1 《叫び大口》 1 《禿鷹ゾンビ》 1 《彷徨える魂の勇者》 1 《雲打ち》 1 《絞り取る悪魔》 1 《大樫の守護者》 1 《草分けるアイベックス》 1 《血の盗人》 1 《マラキールの解体者》 1 《群れの招集者》 1 《希望喰らい》 1 《ネル・トースの災い魔》 1 《新緑の魔力》 1 《テラストドン》 -クリーチャー(37)- |
1 《頭蓋骨絞め》 1 《太陽の指輪》 1 《祭壇の刈り取り》 1 《ゴルガリの魔除け》 1 《ゴルガリの印鑑》 1 《忌まわしい回収》 1 《稲妻のすね当て》 1 《根囲い》 1 《思考の器》 1 《野生への貢ぎ物》 1 《戦慄の召喚》 1 《原初の成長》 1 《化膿》 1 《犠牲》 1 《野望の代償》 1 《血のやりとり》 1 《骨溜め》 1 《悪魔の隷従》 1 《血統の切断》 1 《エルドラージの碑》 1 《圧倒する暴走》 1 《墓場からの復活》 1 《蜘蛛の発生》 1 《不憫の合流点》 -呪文(24)- |
《ネル・トース族のメーレン》は強力な経験能力を持っていますが、経験カウンターをためないことには本来のパフォーマンスを発揮しません。その分経験をためる条件はかなりゆるく、自分のクリーチャーが死亡すればよいだけなので、生け贄手段を多く持つこのカラーコンビネーションなら、出したターンにある程度の経験を得ることができます。
改造するなら、追加のコストなしに生け贄に捧げることができ、墓地を肥やすこともできる《よりよい品物》や《狂気の祭壇》のようなカードを追加してみるとよりスムーズに回るようになるかもしれません。また、生け贄のもととなるカードを確保するためにも、大量にトークンを製造できるカードを確保しておいてもよいでしょう。エルドラージ・末裔トークンであれば、横に並べつつ自ら生け贄に捧げることができるのでお得です。後は自分が釣りたい大型クリーチャーを投入すればより楽しく遊べると思います。
格内フォーマットにオススメなカード
《よりよい品物》《狂気の祭壇》《ナントゥーコの鞘虫》《爆破基地》《目覚めの領域》《地下墓地の選別者》《目なしの見張り》《彼方より》《コジレックの捕食者》、ほか好きな大型クリーチャー
白黒:「精霊の召喚」
13 《沼》 11 《平地》 1 《やせた原野》 1 《統率の塔》 1 《進化する未開地》 1 《幽霊街》 1 《新ベナリア》 1 《オルゾフの聖堂》 1 《オルゾフのギルド門》 1 《ならず者の道》 1 《磨かれたやせ地》 1 《隔離されたステップ》 1 《汚れた原野》 1 《邪神の寺院》 1 《広漠なる変幻地》 1 《鮮烈な湿地》 1 《鮮烈な草地》 -土地(39)- 1 《幽霊議員カルロフ》 1 《オレスコスの探険者》 1 《死の国の造幣工》 1 《拠点の守備兵》 1 《つややかな雄鹿》 1 《暁輝きの発動者》 1 《霊刃の幻霊》 1 《コーの奉納者》 1 《メサの女魔術師》 1 《理想主義の修道士》 1 《夜の咆哮獣》 1 《アジャニに選ばれし者》 1 《死体占い師》 1 《運命をほぐす者》 1 《戦慄聖歌隊のバンシー》 1 《天界の古霊》 1 《天界の執政官》 1 《破滅喚起の巨人》 1 《戦慄運びのランパード》 1 《天軍の伝令》 1 《血の盗人》 1 《宝庫のスラル》 1 《砂岩の予言者》 1 《沈黙の歩哨》 1 《幽霊の特使、テイサ》 -クリーチャー(25)- |
1 《ファイレクシア流再利用》 1 《太陽の指輪》 1 《旅人のガラクタ》 1 《危険な墓》 1 《稲妻のすね当て》 1 《オルゾフの印鑑》 1 《浄化の印章》 1 《思考の器》 1 《沈黙のオーラ》 1 《払拭の光》 1 《手の檻》 1 《水晶のチャイム》 1 《死のわしづかみ》 1 《堕ちたる理想》 1 《命運の掌握》 1 《霊体の正義》 1 《オルゾフの導き石》 1 《ファイレクシアの闘技場》 1 《破滅の印章》 1 《信仰の守り》 1 《地下世界の人脈》 1 《義務の誓約》 1 《敵意の誓約》 1 《古えの渇望》 1 《日の出から日没》 1 《ダクソスの苦悩》 1 《金箔付け》 1 《司令官の頌歌》 1 《闇市場》 1 《ヘリオッドの指図》 1 《正義の合流点》 1 《空位の玉座の印章》 1 《命取りの大嵐》 1 《屍術士の誓約》 1 《蔵の開放》 -呪文(35)- |
《蘇りしダクソス》は経験をためずともトークン生成は可能なので、全体強化エンチャントがあれば先に設置しておいても機能しますし、後で引けば経験をためることが可能です。経験を得るためにはエンチャント呪文を唱えなければいけませんが、軽いエンチャント呪文も多く、それなりにたまりやすい印象です。改造するなら統率者を守れる「族霊鎧」や、『テーロス』ブロックのクリーチャー・エンチャント(特に「星座」持ち)、または《栄光の頌歌》のような強化エンチャントを増やしていくといいかもしれません。
格内フォーマットにオススメなカード
《オーラ掠りの魔道士》《万戦の幻霊》《太陽の神、ヘリオッド》《通行の神、エイスリオス》《死者の神、エレボス》《フェリダーの陰影》《栄光の頌歌》《清浄の名誉》《ヘリオッドの槍》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
青赤:「覇権の掌握」
14 《島》 13 《山》 1 《統率の塔》 1 《進化する未開地》 1 《イゼットの煮沸場》 1 《イゼットのギルド門》 1 《聖遺の塔》 1 《ならず者の道》 1 《背骨岩の小山》 1 《急流の崖》 1 《邪神の寺院》 1 《広漠なる変幻地》 1 《鮮烈な岩山》 1 《鮮烈な小川》 -土地(39)- 1 《ゴブリンの電術師》 1 《ジェイスの文書管理人》 1 《巨体原形質》 1 《空召喚士ターランド》 1 《群棲するバイパー》 1 《錯覚の伏兵》 1 《孤独な亡霊》 1 《精神の病を這うもの》 1 《戦長の巨人》 1 《変容する炎、アルジュン》 1 《護符破りの小悪魔》 1 《エーテリウム角の魔術師》 1 《イゼットの模範、メーレク》 1 《ドラゴン魔道士》 -クリーチャー(14)- |
1 《暴突風》 1 《渦まく知識》 1 《信仰無き物あさり》 1 《定業》 1 《太陽の指輪》 1 《汚損破》 1 《捨て身の狂乱》 1 《残響する真実》 1 《イゼットの印鑑》 1 《ミジウムの迫撃砲》 1 《撤廃》 1 《思考の器》 1 《彗星の嵐》 1 《対抗変転》 1 《世紀の実験》 1 《溶岩震》 1 《ウルザの激怒》 1 《意外な授かり物》 1 《摩滅したパワーストーン》 1 《霊気化》 1 《大空の暴君の目覚め》 1 《青の太陽の頂点》 1 《連鎖反応》 1 《威圧》 1 《嘘か真か》 1 《隕石破》 1 《ミジックスの熟達》 1 《神秘の回復》 1 《手綱》 1 《複製の儀式》 1 《睡眠》 1 《蒸気占い》 1 《盗品》 1 《天才のひらめき》 1 《攻撃的な行動》 1 《神秘の合流点》 1 《予言の稲妻》 1 《荒れ狂う嵐の儀式》 1 《ギルドパクトの印章》 1 《捕縛の言葉》 1 《霊気奪い》 1 《ミラーマッチ》 1 《露骨な窃盗》 1 《空砕きの呼び声》 1 《火想者の予見》 1 《思考の反射》 -呪文(46)- |
《イズマグナスのミジックス》の経験カウンターのため方は一癖ありますが、インスタントやソーサリー呪文には代替コストで唱えられるものも存在するので、想像以上に早く経験をためることができます。そしてひとたび経験を得れば、ほぼすべての呪文を1~2マナで使えるようになるので強力!! 特に「バイバック」を持つ呪文との相性は最強。能力を使い倒したいならなるべくシングルシンボルのカードで集めるとお得です。(ファイレクシア・マナや単色混成マナだとさらにお得!)
格内フォーマットにオススメなカード
《炎の投げ槍》《ギタクシア派の調査》《テゼレットの計略》《反復》《徴用》《誤った指図》《応じ返し》《炎の中の過去》
白赤:「戦闘の猛火」
14 《山》 11 《平地》 1 《古の円形劇場》 1 《枯渇地帯》 1 《ボロスの駐屯地》 1 《ボロスのギルド門》 1 《統率の塔》 1 《漂う牧草地》 1 《進化する未開地》 1 《忘れられた洞窟》 1 《隔離されたステップ》 1 《薄煙の火口》 1 《広漠なる変幻地》 1 《鮮烈な岩山》 1 《鮮烈な草地》 1 《風に削られた岩山》 -土地(39)- 1 《オレスコスの探険者》 1 《暁輝きの発動者》 1 《輪の大魔術師》 1 《臭汁飲みの向こう見ず》 1 《雄牛のやっかいもの》 1 《荒廃の巨人》 1 《卑血の芙巳子》 1 《無慈悲なる天使、アンヤ》 1 《天軍の伝令》 1 《狩り立てられたドラゴン》 1 《カレムネの隊長》 1 《石殴りの巨人》 1 《雷雲のシャーマン》 1 《戦長の巨人》 1 《払暁の回収者》 1 《槌拳の巨人》 1 《敵愾》 1 《業火のタイタン》 1 《獅子面のタイタン、ジャレス》 1 《太陽のタイタン》 1 《暁の君主》 1 《勝利の伝令》 1 《静穏の天使》 1 《ノールリッジの裁き人》 1 《国境地帯のビヒモス》 1 《夢の略奪者》 1 《黄金夜の刃、ギセラ》 1 《村背負いの大巨人》 1 《マグマの巨人》 1 《砂岩の予言者》 -クリーチャー(30)- |
1 《太陽の指輪》 1 《我々の刃》 1 《ボロスの印鑑》 1 《デアリガズの息》 1 《冷鉄の心臓》 1 《地震》 1 《槌の一撃》 1 《友なる石》 1 《稲妻のすね当て》 1 《精神石》 1 《思考の器》 1 《払拭の光》 1 《玄武岩のモノリス》 1 《ボロスの導き石》 1 《外身の交換》 1 《夜毎の狩りの呪い》 1 《ダークスティールの鋳塊》 1 《ロクソドンの戦槌》 1 《オアリムのいかづち》 1 《ウルザの保育器》 1 《摩滅したパワーストーン》 1 《信仰の足枷》 1 《焦熱の合流点》 1 《隕石破》 1 《予見者の日時計》 1 《荒れ狂う嵐の儀式》 1 《夢石の面晶体》 1 《ニンの杖》 1 《戦嵐のうねり》 1 《災難の範囲》 -呪文(30)- |
《イロアスの信奉者、カレムネ》の経験をためる条件は5マナ以上のクリーチャー呪文を唱えること。他のものに比べて経験カウンターをためにくい設定になっていますが、もともとのスペックが高いのでそことのバランスでということでしょう。デッキ自体は他のどのデッキに比べてもマナ加速が安定しており、巨人と天使の種族デッキとなっています。改造するならデッキの主軸である巨人テーマを生かしたり、素直に装備品などで回避能力をつけつつ強化していったほうがよさそうです。5マナ以上のクリーチャーで、見た目のコストより軽く出せるものや、修整値の高いもの、装備品関連を足すとよいかと思います。
格内フォーマットにオススメなカード
《憤怒の化身》《鋳塊かじり》《恨み唸り》《オキシダのゴーレム》《迎え火のしもべ》《石切りの巨人》《憤怒》《魂の再鍛》、各種装備品
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