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『運命再編』特別カードプレビュー:大いなる運命

『運命再編』特別カードプレビュー:大いなる運命

by mtg-jp.com staff

 皆様、2015年明けましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いいたします。さて、2015年は1月からグランプリ・静岡2015に、『運命再編』発売と、イベントが目白押しとなっています。

 さて、編集部からのクリスマスプレゼント精霊龍、ウギン》の公開を皮切りに、ついに『運命再編』の「プレビューウィーク(新カードの情報が続々公開される特別な期間)」が始まりました。すでに新たなメカニズムについても、「『運命再編』のメカニズム」で公開されており、これから徐々に『運命再編』の全貌が明らかになっていきます。

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 本記事では全世界に先駆け『運命再編』のカードをご紹介いたします。 それでは早速、新カード《大いなる狩りの巫師》をご覧ください!

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 いかがでしょうか?

 4マナ4/2速攻という性能に加えて、強力な能力が2つも付いている、まさに破格と言っても過言ではないスペックを持つクリーチャーです!

 神話レアというレアリティですので、リミテッドではお目にかかる機会は少ないかと思いますが、スタンダードではこのカードを度々見かけることになるのではないでしょうか。そこで、本記事では《大いなる狩りの巫師》のそれぞれの能力と相性の良さそうなスタンダードデッキをご紹介します。


赤いアグロデッキで自軍強化!

あなたがコントロールするクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。

 赤という色は、ゲームの最序盤から脅威を繰り出し、手数で対戦相手を圧倒することが得意な色です。上記の能力はクリーチャーを多く展開すればするほど効果を発揮します。現在のスタンダード環境には、《大いなる狩りの巫師》と非常に相性が良さそうな《軍族童の突発》などのトークンを複数生み出すカードがあり、そして何より、歴代でも屈指のパワーカードである《ゴブリンの熟練扇動者》があるのです。

 単体でトークンを生み出す《ゴブリンの熟練扇動者》と、そのトークンを強化する《大いなる狩りの巫師》が組み合わされば......ゴブリン・トークンの群れが毎ターンサイズアップしていく、という対戦相手にとっては悪夢のような光景が見られることでしょう。対戦相手にとって唯一の救いは、その状況は長くは続かないことです。マジックのライフは20点しかないのですから。

ティムール・アグロで大量ドロー!

獰猛 ― {2}{G/U}{G/U}:あなたがコントロールするパワーが4以上のクリーチャー1体につきカードを1枚引く。

 《大いなる狩りの巫師》はのもう1つの能力は、ティムール氏族の能力「獰猛」でのドロー能力です。自身も「パワー4以上」という条件を満たしていますので、無事に起動・解決できれば最低でも1枚のドローが保証されます。

 殿堂プレイヤー、ブライアン・キブラー/Brian Kiblerのティムール・アグロは《大いなる狩りの巫師》にうってつけのデッキです。序盤のマナ加速から「パワー4以上のクリーチャー」を展開し、マナが余ってくる中終盤には《大いなる狩りの巫師》を起動して手札を補給し、さらなる脅威を手に入れることができるのです。優秀な大型クリーチャーの数々に加え、ドローまでできるとなれば、まさに鬼に金棒と言えるのではないでしょうか。

赤緑モンスターズでいいとこ取り!

 さて《大いなる狩りの巫師》のそれぞれの能力について相性の良さそうなデッキをご紹介してきましたが、では両方の能力を生かせそうなデッキはないものでしょうか? もちろん、あります。それがここでご紹介する赤緑モンスターズです!

 赤いアグロデッキのキーカードである《ゴブリンの熟練扇動者》と、「獰猛」の条件である「パワー4以上のクリーチャー」が詰め込まれた、《大いなる狩りの巫師》のためのようなデッキですね。打点強化とドローという両方の能力を活用できれば、ゲームの勝利は目前に迫っているはずです。


『運命再編』発売は1月23日(金)です!

 《大いなる狩りの巫師》はいかがだったでしょうか? ここでご紹介したデッキだけでなく、様々なデッキで使われることになりそうな1枚です。

 1月17日(土)~18日(日)にはプレリリースが行われ、1月23日(金)には『運命再編』が発売となります。今後、発売に向けて続々とカードが公開されていきます。公開されたカードはカードギャラリーに順次追加されます。『運命再編』のカードをご覧になりながら、新環境を楽しみにお待ちいただければと思います。


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