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    野球チームとマジックの意外な関係!? ジャーナリスト・津田大介の語る「マジック:ザ・ギャザリング」(後編)

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野球チームとマジックの意外な関係!? ジャーナリスト・津田大介の語る「マジック:ザ・ギャザリング」(後編)

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野球チームとマジックの意外な関係!? ジャーナリスト・津田大介の語る「マジック:ザ・ギャザリング」(後編)

聞き手:格内麻也子(WotC広報担当)
ライター:瀬尾亜沙子
写真:福島正大

 みなさまこんにちは。「こちマ!!」では『マジック:ザ・ギャザリング』(以下、「マジック」)を、はじめて遊ぶ方にも楽しく、そしてわかりやすく!新製品などの情報をお知らせしています。が、今回は特別に!ネットジャーナリストの津田大介さんにインタビューしてきましたっ!!

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 津田さんといえば、ジャーナリストとして第一線で活躍中の方ですが、実は「マジック」にとてもハマっていたそうです。寝る間も惜しんでいろいろなデッキを作っていたという津田さんに、前編に引き続いて「マジック」の魅力をたっぷりお聞きしました!

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津田大介氏 プロフィール

1973年生まれ。東京都出身のジャーナリスト/メディア・アクティビスト。

子どものころからゲームセンターに通い、家庭用コンシューマゲーム・PCゲーム・アナログゲームなどをやりこむ青春時代を送ってきた。

大学在学中からライターとしての活動をスタートし、著書は「Twitter社会論 - 新たなリアルタイム・ウェブの潮流」や「ウェブで政治を動かす!」など。会見やシンポジウムなどのインターネット中継を行なう先駆者となった。最近ではTV・ラジオ番組のコメンテーターなども務める。

 

○「マジック」の魅力いろいろ

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――津田さんがハマった「マジック」の魅力って何でしょうか?

津田氏:ゲームをプレイしていて楽しいのはもちろん、プレイ中以外のデッキ構築も楽しいんですよね。ある程度自分でデッキが組めるようになって、「これをこう調整してみよう」っていう工夫を始めると、「マジック」ってすごい知的興奮が生まれて、面白くなると思います。そこにいくまではちょっと時間がかかるかもしれませんけど......。

――なるほど、自分が学んで成長しているという実感もあるでしょうね。

津田氏:あとは、定期的に新しいカードセットが発売されるので、それを買って開けるときの喜びもありますね。

――欲しいレアカードを引いたときの喜びといったら!

津田氏:ですね。そしてカードアート(イラスト)もいい。「強さ的にはこのカードを入れるのが王道なんだけど、俺はこっちのイラストが好きだから入れる!」みたいなこだわりが発揮できるのも、いいところですよね。

――「マジック」のアートは壮大だし、世界観も面白いですよね。好きなアーティストはいますか?

津田氏:僕はマーク・プールっていう、最近はあまり描いてないと思うんですけど、初期に《極楽鳥》とか描いてた人のカードが好きで、集めてましたね。
あの人の絵が好きなあまり、サイン入りの《Library of Alexandria》を買ったこともありますよ。ガラスケースに入って、家にあります。

――おおー、すごい。

 
大好きなアーティスト、マーク・プール/Mark Pooleが手がけたカードのコレクション。

○マジックで賢くなる!

津田氏:「マジック」には、「こんなコンセプトでデッキを作ったら強いんじゃないかな」と考えて、実際に試してみるときのワクワク感もありますよね。

――男のロマンを追う楽しさですよね。

津田氏:僕はそういう意味ではロマン派でしたね(笑) 最初のころは強いクリーチャーさえ出れば勝ち!みたいな単純なプレイでしたけど、やってるうちに奥の深さもわかってきて、ゲームで勝てればそりゃ嬉しいですけど、勝つことだけが目的じゃなくて、デッキを創意工夫する時間が一番面白かったりしますね。

――デッキ構築は「マジック」の奥深い魅力ですよね。

津田氏:ゲームは時間の無駄使いで得られるものがない、って印象を持つ人も多いと思いますけど、「マジック」に関してはすごく考えるから、そういうことはないですね。

――「マジック」を遊ぶとき、どんな頭を使っていると思いますか?

津田氏:そうですね、確率や統計といった論理的な思考力も身につきますし、こういう状況でこうだったら相手はどうするか、とか適度な心理戦・駆け引き・読み合いもあるし、いろいろな頭を使いますね。

――わかります、「マジック」を遊んでいると自分って賢いなとか思います(笑)

津田氏:くわえて相手の性格もよくわかるし、コミュニケーションも深まると。

――ですね。 初めて会った人とも「マジック」を通じて仲間の輪が広がったりもしますよね。

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○野球チームと「マジック」の意外な関係!?

津田氏:あと、お金をかければ必ず勝てるわけでもないってのがまたこれも面白い。野球チームみたいなもので、巨人みたいにお金をかけた集団がいる一方で、広島みたいに年俸に上限があるチームがいて、でもそういうチームが巨人に勝つからおもしろかったりする(笑)

――確かに。でも津田さんのコレクションを拝見する限り、津田さんはけっこうカードを買っていたみたいですね。

津田氏:100万はいってないけど、50万は超えてたくらいですね(笑) とはいえ、創意工夫すればお金をかけなくても、金持ちデッキに勝てなくはない。そういう懐の深さも「マジック」の面白さだと思います。

――まったくです。

 

○昔のデッキで遊ぼう!

津田コレクションの中からなんと、1998年に発売された限定のデッキセット「ギフトボックス:アンソロジー」が未開封のまま出てきました!
 

津田氏:そうそう、昔やってた人たちが、昔のデッキを持ちよる大会を開きたいって話が出てるんですよね。公式の大会じゃなければ、デッキの時代がバラバラでも対戦できるじゃないですか。ぜひ僕も行きたいと思ってるんですけど。

――それはいいですね。昔のデッキがそのままになってる人って多そうですし。

津田氏:まずはその頃のデッキを持ちよって、楽しかったころの記憶を共有したら楽しいと思うんですよ。そうしたら、最新の「マジック」もちょっとやってみようかな。

――読者のみなさんも、もし昔のデッキをお持ちならぜひひっぱり出してみてください。それでは、今日はどうもありがとうございました。

 

○津田さん愛用のデッキたちを紹介!

 お気に入りの「スリヴァーデッキ」以外にも、デッキやコレクション用のファイルがたくさん保管されていた。赤色が好きだという話の通り、「赤単バーン」や「赤単スライ」などの一線級デッキに加えて、楽しげなコンボデッキも多い。

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○赤白のコンボデッキ

 ロマン派だったという津田さんお気に入りのコンボデッキ。

「相手に2点、自分に3点ダメージを入れる《オーク弩弓隊》っていうクリーチャーがいるんですけど、《魂の絆》をつけると与えたダメージ分ライフを回復するんで、合計5点回復するんですよ。そのコンボが決まると嬉しいんですけど、まあロマンですね(笑)」

○巨大クリーチャーで一撃必殺デッキ

 緑好きの友達に《ドルイドの誓い》を使われて、負けて悔しかったので作ったデッキ。《騙し討ち》と《ドルイドの誓い》を使い、20/20の《セラのアバター》など巨大クリーチャーをタダ同然で出す。

 スリヴァーデッキより勝率は低かったものの、勝つときは数ターンで一気に勝てて楽しいコンセプチュアルなデッキだったとのこと。

 
「いやー、デッキを見てると当時何がやりたかったのかよくわかる。見てるだけで思い出がよみがえっていくらでも語れるなー」と津田さん。

○無料でマジックが体験できるティーチングキャラバン開催中!

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 ティーチングキャラバンとは、マジック未経験の方や始めたばかりのプレイヤー向けの無料で受けられる体験会のことで、専門のティーチャーが店舗のスペースをお借りしてほぼ毎週、各地で開催されています。

 必要なものはすべて用意されているので手ぶらで参加でき、使用したハーフデッキやプレイマット、デッキボックスももらえる、大変お得なイベントになっています。

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 今回の記事で興味を持たれた方も、この機会にぜひマジックを覚えて、始めてみてはいかがでしょうか?

 マジック:ザ・ギャザリング ティーチングキャラバン

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