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戦略記事

中村修平の「デイリー・デッキ」

中村修平の「デイリー・デッキ」:市川ユウキの赤緑白コントロール(『テーロス』ブロック構築)

中村修平の「デイリー・デッキ」:市川ユウキの赤緑白コントロール(『テーロス』ブロック構築)

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編集より:中村修平が日替わりで注目のデッキを1日1個紹介するミニコラムです。本コラムは英訳され、英語サイトから全世界に発信されています。

日本公式ウェブサイトでは、日本語の原文を(原則)毎週火曜日~金曜日に掲載いたします。


 『テーロス』ブロック構築でコントロールといえば、それはイコール《森の女人像》+《クルフィックスの狩猟者》と言っても過言ではありませんでした。実際にトップ8にはなんと28枚ずつ、1人を除いて全員がこのパッケージを採用しているのです。

 ですが、そこから先のデッキ構築ではプレイヤー間で大きな違いがあります。2色であったり3色であったり、アグロ寄りの構成であったりコントロール寄りの構成であったり、この8枚を使うことの利点である色の融通性というのは結果にも現れています。

 その中で、今日紹介する市川ユウキの赤緑白コントロールの特色は《》の枚数です。

 なぜ《》なのか、それは《岩への繋ぎ止め》を使うためには果たして何枚の対象が必要なのかという問題への解答がそこにあるからです。このデッキタイプに限れば(《樹木茂る山麓》があるとはいえ)本質的には白赤2色のカード。《聖なる鋳造所》が使えなくなるこれからのスタンダードでは、8枚という《》の枚数が頻繁に見ることになるかもしれませんよ。

市川ユウキ
プロツアー『ニクスへの旅』 / 『テーロス』ブロック構築[MO] [ARENA]
8 《
4 《
1 《平地
4 《奔放の神殿
4 《豊潤の神殿
3 《マナの合流点

-土地(24)-

4 《森の女人像
4 《旅するサテュロス
4 《クルフィックスの狩猟者
4 《都市国家の破壊者
1 《世界を喰らう者、ポルクラノス
4 《嵐の息吹のドラゴン

-クリーチャー(21)-
4 《岩への繋ぎ止め
4 《払拭の光
1 《歓楽者ゼナゴス
2 《英雄の導師、アジャニ
4 《太陽の勇者、エルズペス

-呪文(15)-
2 《鍛冶の神、パーフォロス
4 《狩人狩り
4 《マグマのしぶき
2 《パーフォロスの槌
3 《歓楽者ゼナゴス

-サイドボード(15)-
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