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ウィザーズプレイネットワーク通信

ご注意：本記事は掲載当時の情報をもとに制作されたものです。現在の制度・プログラムと異なる場合がありますので、最新の情報は ウィザーズプレイネットワーク 公式サイト を必ずご確認ください。

2012.10.31

WPN通信 #124：11月のプロモカード発表！＆ウィザーズイベントレポーターでリーグを管理しよう

　こんにちは。ウィザーズプレイネットワーク日本担当の宮坂です。

　ラヴニカへの回帰発売で開幕した 10 月はあっという間に駆け抜けまして、気がつけばもう 11 月。発売記念に始まり、プロツアー「ラヴニカへの回帰」で盛り上がり、先週末はラヴニカへの回帰ゲームデー、とイベントに明け暮れた一ヶ月となりました。

　先週末に全国で開催されたラヴニカへの回帰ゲームデーは、店舗のチャンピオンを決めるイベントということで、普段はなかなか体験できないノックアウト方式、シングル・エリミネーション形式の決勝ラウンドがあるイベントだったわけですが、参加されたみなさんは楽しんでいただけましたでしょうか。無事決勝ラウンドへ進出して上位賞はもらえましたか？　プレイマットは手に入れられましたか？
　イベントについての感想や、気になった点などありましたら、wpnjapan@wizards.com まで教えていただけると嬉しいです。

　さて、海の向こうの話になりますが、ゲームデーと同じ週末にラヴニカへの回帰リミテッドでグランプリ・フィラデルフィアが開催されていました。

　現在世界でもっとも勝ちまくっているトッププレイヤーをプラチナレベルのプロとランク付けしてるのですが、そのメンバーが揃う超豪華な決勝ドラフトを制したのは、中村修平でした。ブースタードラフトは負けなしの 9 連勝、初日の 2 連敗後から怒濤の 14 連勝というとんでもない記録を作って、参加者 1,983 人の頂点へ。堂々たるグランプリ 5 勝目を挙げています。

　Nakamura storms back from 0-2 to take GP Philadelphia!（英語イベントカバレージ）

11月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード！

　さて、明日からは 11 月。今週の金曜日からは月が変わって新しい賞品プロモカードに刷新されるのがフライデー・ナイト・マジックです。11 月のフライデー・ナイト・マジックでもらえる賞品プロモカードは《火柱》です！

　「最近の FNM 賞品プロモはいいカードが多いね」とお褒めをいただくようになりましたが、11 月のプロモカードもなかなかどうして。最近打ち込んでいる赤がスプラッシュしてあるスタンダードのデッキで採用されている率が高いカードの一つが、この《火柱》です。

　墓地と戦場を行ったり来たりする有用性のあるクリーチャーを、あっさりと追放することができるユーティリティカードの《火柱》は、これから年末にかけて開催されるスタンダードでよく見かけるカードの一つと言えるでしょう。

　フライデー・ナイト・マジックは、競技ポイントが入る認定イベントに不慣れなプレイヤーにとっておすすめのイベントです。金曜日の夜から始まるお祭りは、8 人以上参加者がいれば成立して、最低 3 ラウンドは対戦ができます。残念ながら成績がふるわなくても、最後まで参加していればランダムでプロモカードがもらえるチャンスがあります。

　フライデー・ナイト・マジックを開催する店舗をお探しの場合は、イベント検索をご利用ください。

ギルド門侵犯記念イベントの申請受付が始まりました

　来年 2 月に発売される「ギルド門侵犯」記念イベントの申請受付が始まりました。

　それぞれのイベント案内ならびにプロモーション案内は、セールス配布文書一覧からダウンロードすることができます。キット内容物や注意事項などが記載されておりますので、申請に際してご一読ください。

　セールス配布文書一覧

　プレリリース、リーグ、ゲームデー、ボックス購入キャンペーンの各申請締切は 12/9 までとなっていますが、キットの数量に限りがあるため、申請は早めにお済ませください。

WERにリーグツールが追加されました

　認定イベントの申請・運営・報告をするのに便利なソフトウェア、ウィザーズイベントレポーター（WER）が先週大きくアップデートされました。

　今回のアップデートで追加された新しい機能に「リーグツール」があります。

　ラヴニカへの回帰から日本でも全国の WPN 店舗で絶賛開催中のラヴニカへの回帰リーグの運営に役立てていただける機能が今回のアップデートで WER に導入されました。この「リーグツール」の使い方について、WERのプロダクト・マネージャー、チェイス・ロビンソン自身がコラムを書き下ろしていますので、かんたんにご紹介します。

　Using the WER League Tool - Wizards Play Network Official Home Page

　今回の「リーグツール」は、店舗で行われるリーグイベントのスコアを記録して、リーグ参加者の順位をかんたんに計算することができるかなり便利な機能です。リーグだけのスコアをまとめることはもちろん、フライデー・ナイト・マジックの月間成績を算出したり、ブースタードラフトの成績だけをまとめることもできたりします。

■ リーグツール

　リーグツールを起動するのはかんたんです。ウィザーズイベントレポーターを立ち上げたら「リーグツール」という新しいボタンが増えていますので、これをクリックします。

　リーグツールが立ち上がりました。まだ管理しているリーグがないのでなにもありません。

　せっかくなので、新しくリーグを管理してみます。「新規」ボタンを押します。

　これが「管理するリーグを作る」画面です。マジック：ザ・ギャザリングはもちろん、WER で取り扱いできるすべてのゲームで「リーグ」を管理することができます。ダンジョンズ＆ドラゴンズの認定イベントを運営している店舗であれば、これで経験点を管理できます。

　この WER で報告したことがあるイベント結果をリーグツールから呼び出すことができます。リーグ戦はもちろん、ブースタードラフト、スタンダードなど、いままで開催したイベント結果を好きな組み合わせで追加できます。

　一覧されている報告済のイベントから、リーグスコアに反映させるイベントを選びます。イベントの左側にある「追加」ボタンを押してイベントをリーグへ追加します。リーグから外したいイベントは「外す」を押せば外すことができます。

　望むだけイベントを追加したら、リーグ名を決めて「保存」したり「順位」を出すことができます。作成したリーグは「エクスポート」して、別の WER に「インポート」することもできます。

■順位

　先ほど作成した「ドラフトリーグ」では、2ヶ月間の8人ブースタードラフトだけを「追加」してみました。「順位」ボタンを押すと、このように順位を出すことができます。

　各タブの内容は次の通りです。

• 名前：プレイヤー名
• マッチポイント：マッチポイントの合計
• リーグポイント：獲得したリーグポイントの合計
• リーグ合計：マッチポイントとリーグポイントの合計
• 優勝者：リーグに含まれているイベントで優勝した回数

■リーグポイントの追加

　上記にあるリーグポイントは、マッチポイントを計上できないリーグ戦のスコアを記録するためにあります。リーグ戦は通常プレイヤーリストのみで報告されているために、この機能が実装されています。

　リーグポイントを記録する方法はかんたんです。リーグにプレイヤーを登録したあとで、それぞれのプレイヤーが獲得した「リーグポイント」を入力するだけです。

　リーグポイントは自動的に0点のままプレイヤーが登録されています。登録されたプレイヤーをダブルクリックして選ぶと、リーグポイントを「ポイント追加」できるようになりますので、獲得したリーグポイントを入力して追加しましょう。

　たとえば、リーグ期間中に「勝つと 2 点、負けても 1 点」というスコアで運営しているリーグで、一週間の対戦成績が 3 勝 2 敗だったプレイヤーの獲得するリーグポイントは、8 点です。この獲得した 8 点をリーグポイントとして追加してプレイヤーを登録します。

　リーグポイントを入力したら「イベント終了」して結果を報告するところは、いつものイベント報告と同じです。

■まとめ

　マッチポイントを集計する競技イベントと、マッチポイントの集計を行わないリーグの両方を混ぜて、一ヶ月間の店舗イベントの総合ポイント上位者を算出したりすることがかんたんにできるようになりました。

　より詳しい使い方は、ロビンソン自身がしたためたリーグツールのマニュアルにあります。マニュアルの pdf は、このページからダウンロードできます。

　Wizards Event Reporter League Tool Guide

　このリーグツールが店舗コミュニティを盛り上げる一助になればと思います。リーグツールの使い方や、イベントの申請・報告などに関してご質問がありましたら、気軽にご相談ください。

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WPN からのお知らせ

　10/31 現在、以下の WPN プログラムならびにイベントが申請できます。イベントの申請は、ウィザーズイベントレポーターからかんたんに操作できます。ウィザーズイベントレポーターは WPN サイトからダウンロードしてください。

全主催者

• Magic （競技イベント／個人戦・双頭巨人戦・チーム戦）
• ブースタードラフト
• レガシー
• エクステンデッド
• ヴィンテージ
• スタンダード
• シールドデッキ
• ブロック構築
• モダン
• Trios スタンダード（3人チーム構築）
• Trios シールドデッキ（3人チームリミテッド）
• 2HG（双頭巨人戦は 2HG で始まるそれぞれのフォーマットをご利用ください）
• Casual Magic Event（カジュアル／8人未満で開催したイベントやフリープレイ会の報告に）
• カジュアル構築
• カジュアルリミテッド
• Casual Multi-Player（カジュアル多人数戦）
• 魔王/Archenemy
• プレインチェイス戦/Planechase
• 統率者/Commander
• 皇帝戦/Emperor
• 無差別戦/Free-for-all
• 大乱闘戦/Grand Melee
• その他/Other

ゲートウェイ店舗

　ゲートウェイ店舗は、全主催者向けイベントが申請できます。くわえて、以下のプログラムが申請できます。

• Magic League（店舗独自のリーグ戦報告に）
• Launch League Play - Gatecrash（ギルド門侵犯リーグ）

コア店舗

　コア店舗は、ゲートウェイ店舗のプログラムをすべて申請できます。くわえて、以下のプログラムが申請できます。

• Friday Night Magic - December 2012
• Prerelease - Gatecrash（ギルド門侵犯プレリリース・3回まで）
• Magic Game Day - Gatecrash（ギルド門侵犯ゲームデー）

アドバンス店舗

　アドバンス店舗は、コア店舗のプログラムを 2 回ずつ申請できます。くわえて、以下のプログラムが申請できます。

• Grand Prix Trial - Singapore 2013
• Grand Prix Trial - Sydney 2013

　グランプリトライアルの開催に際しては、認定ジャッジがヘッドジャッジを務める必要があります。トーナメントの概要については公式サイトの案内をご一読ください。

　グランプリ　トライアル

WPN素材

　サポートキットは一店舗一回限り請求できます。メンバーカードは、毎月 2 回まで請求できます。

• Trade Marketing WPN Kit（2012年版店内掲示用キットの請求）
• Membership Card Request - 2012（新規メンバーカードの請求）

WPN素材（コア・アドバンス店舗）

　コア・アドバンス店舗は、上記にくわえて、以下のキャンペーンを請求できます。

• Buy-a-Box - Gatecrash（ギルド門侵犯ボックス購入キャンペーン）

　現在受付中の WPN プログラムについては、WPN 公式サイトに掲載されていますのでご確認ください。

　また、それぞれのイベント案内ならびにプロモーション案内は、セールス配布文書一覧から取り寄せることができます。

　WPN プログラムの申請方法については、WPN 通信 第47回に詳しく記載がありますので、ご一読ください。それでもわからないことがありましたら wpnjapan@wizards.com へお気軽にご相談ください。

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　日本語のルール文書まとめページが mtg-jp 内に設置されました。

• mtg-jp.com ルールページ

　ジャッジを目指す人必読の、マジック総合ルールや違反処罰指針、イベント規定といったお堅い文章から、プレイヤーに一度は目を通して欲しい基本ルールブック、プレインズウォーカーのルールやよくある質問集まで、日本語で読んでおいたほうがいいルール文書にアクセスしやすくなりました。

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　ウェブサイトをデコレーションしたり、あるいは店頭ポップを華やかにするための画像素材の詰め合わせ、ロゴキットが公式サイトよりダウンロードできます。使用許諾に同意いただいたうえで、許諾内容の範囲内で自由にご利用いただけます。

• Magic: The Gathering Downloads
• ロゴキットダウンロード
• RETURN TO RAVNICA FAN KITS

　イベントの案内ページに、あるいは店頭ポップの作成用としてご活用ください。

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　各 WPN プログラムの申請スケジュールおよび大会日程、ならびに国内プレミアイベントの大会日程は Google カレンダーにまとめてありますので、よろしかったらご利用ください。

• WPN イベントスケジュール（Google カレンダー）
• プレミアイベントスケジュール（Google カレンダー）

　また、注目イベントのページが特設されました。ブックマークに入れてぜひご利用ください。

• イベント情報

　公開されている Google カレンダーは、各自が利用しているスケジューラにインポートすることができます。

　Google アカウントを利用して自身のカレンダーに表示させたり、スマートフォンのスケジューラへインポートすることで、自分の予定表とリンクさせることができるようになります。「今週の大会はどうだったっけ？」と悩んでいるような方にお勧めです。

　それでは、また来週。