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第116回:週末はマジック・セレブレーションに行こう!&ラヴニカへの回帰プロモーション特集
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ウィザーズプレイネットワーク通信
ご注意:本記事は掲載当時の情報をもとに制作されたものです。現在の制度・プログラムと異なる場合がありますので、最新の情報は ウィザーズプレイネットワーク 公式サイト を必ずご確認ください。
2012.09.05
WPN通信 #116:週末はマジック・セレブレーションに行こう!&ラヴニカへの回帰プロモーション特集
こんにちは。ウィザーズプレイネットワーク日本担当の宮坂です。
長かった夏休みも終わり、学生さんたちが街へと戻ってきました。電車は混むようになったものの、暑さはあいかわらずで、しばらくは残暑に悩まされながら通勤する日々が続きそうです。まだまだ夏バテをケアしながら日々過ごしていかねばいけませんね。
先週水曜日から始まったマジック:ザ・ギャザリング・プレイヤー選手権の観戦勢へとジョブ・チェンジした手前、毎日眠い目をこすりながら週の後半を過ごすことになりました。最終日のプレイオフも魅せる試合が続いたのでおもしろかったですね。やはり、トッププロによるショータイムは大事なプロモーションだなあと感じた土曜日でした。
そして、そのままトピックの中心は新エキスパンション『ラヴニカへの回帰』へとフォーカスします。ラヴニカへの回帰パーティ会場から寄せられた洪水のような新カードの情報に踊らされながら、仲間たちと新しいカードについてあーでもない、こーでもないと評論家よろしく語り合った日曜日。新しいカードセットの情報が出てくる瞬間は本当に楽しいですね。
これからしばらくは、毎日お昼過ぎにリリースされる情報を楽しみに過ごせそうです。
マジック・プレイヤー選手権初代チャンピオンは渡辺雄也!
2012 年度の最優秀選手を決めるための戦い、今年初めて創設されたマジック:ザ・ギャザリング・プレイヤー選手権は、渡辺雄也の劇的な勝利によって閉幕しました。
2012マジック・プレイヤー選手権 日本語カバレージページ
Watanabe Wins Magic Players Championship(英語カバレージページ)
2012 年度に優秀な成績を残した世界中からたった 16 人だけが参加できるトッププロたちの祭典、マジック・プレイヤー選手権は、ストリーミング配信もかなり好調だったようです。2 日間で 12 ラウンド、キューブ・ドラフト、M13 ブースタードラフト、モダン構築と多くのフォーマットを攻略せねばならず、トッププロでも苦慮したことでしょう。
そんな世界から選ばれた 15 人のトッププロを相手に 11 勝 1 敗という驚異的な成績で予選を通過した八十岡翔太と、その八十岡の獅子奮迅の活躍によって 2 位から 5 位までが 7 勝 5 敗というラインになり、獲得していたプロポイントを基にしたタイブレークによって 2 位で通過した渡辺雄也。両者はそれぞれプレイオフでジョン・フィンケル、パウロ・ヴィター・ダモ・ダ・ロサと対戦し、両者を退けて日本人二人が決勝へ駒を進めます。
二日間驚異的なパフォーマンスを魅せた八十岡は、多くのプロ、スタッフ、観戦していた観客たちを味方につけたようです。「八十岡翔太は強い、彼は殿堂に入るべきだ」と彼らの多くが語っていたのがとても印象的でした。誰が八十岡を止めるのか。
その八十岡を相手にフルセット素晴らしいゲームを展開して魅せた渡辺が、劇的な《血編み髪のエルフ》ドローから最後のゲームをもぎ取り、初代マジック・プレイヤー選手権チャンピオンのタイトルを手にしたのでした。
渡辺は自身二度目となる年間最優秀選手の称号を獲得し、カイ・ブッディ以降誰も成し遂げていなかった伝説への扉を開きました。
このプレイヤー選手権を持って、2012 年度のプロシーズンは閉幕となります。
そして、プレイヤー選手権に参加したプロたちは、選手権で与えられたボーナス・プロポイント(予選で勝つと 1 点、プレイオフで勝つと 2 点のプロポイントが与えられます)によるアドバンテージを得て 2012-2013 プロシーズンへ舞い戻ります。
プレイヤー選手権を終えて、渡辺は 11 点、八十岡は 13 点のプロポイントを上乗せしてシーズンへ戻りました。渡辺はこれによって 2012-2013 シーズンにおけるリーダーボードの最上位に名を連ねて新しいシーズンを本格的に迎えます。
2013-2014 Pro Players Club Standings
プロイベントのファンとしては、これからも彼らの活躍に一喜一憂しながら更新ボタンを連打していきたいと思います。
今週末 9/8 はマジック・セレブレーションです!
昨年初めて開催して好評のうちに終了したマジック・セレブレーションは、今年も今週末 9/8 に開催されます。全国の WPN コア・アドバンス店舗で開催されるマジック・セレブレーションは、参加費無料の新規プレイヤー向けのイベントです。
デジタルゲーム「デュエルズ オブ ザ プレインズウォーカーズ 2013」の引き換え用コードがもらえるので、デジタルゲームを遊んでいる人が店へ足を運ぶきっかけとなります。そこで既存の、店舗の常連さんたちがリアルで遊ぶマジックをいっしょに楽しむわけです。
マジック・セレブレーションに参加すると、プレインズウォーカーポイントの実績バッジも手に入りますので、実績を集めたいプレイヤーにとっても参加したくなるイベントになったいるのではないでしょうか。
マジック・セレブレーションはミニマスターと呼ばれるイベントでお祭りを楽しんでいただきます。日本ではパックウォーズと説明したほうが通りがいいでしょうか。ミニマスターに参加したプレイヤーは、ブースターパック一つと基本土地 15 枚(各種 3 枚ずつ)を受け取り、両者のカードを混ぜてデッキとしてゲームをスタートします。
マッチに勝利したプレイヤーは賞品としてブースターパック一つを受け取ります。勝者はこのブースターのカードをデッキに追加して「進化」させることができます。進化させた場合、デッキが 40 枚以上になるよう基本土地も追加します。イベントは勝敗に関係なく 3 回戦楽しめます。
無料で、手ぶらで参加できる上に、ブースターに基本土地を混ぜるだけだからデッキ構築のやり方を知らなくても気軽に遊べるミニマスター形式で開催されるマジック・セレブレーションは、デジタルとリアルそれぞれのプレイヤーをつなぎ合わせるよいイベントとなるでしょう。
マジック・セレブレーションを開催する店舗はイベント検索で探すことができますので、ぜひご利用ください。
ラヴニカへの回帰特集が始まりました
8/31 から 9/2 までシアトルで開催されていた PAX Prime(リンク先は英語)というコンベンション会場で、ラヴニカへの回帰お披露目パーティがおこなわれました。日程的にちょうどマジック・プレイヤー選手権の後夜祭的な立ち位置だったこともあり、選手権の招待選手たちもこのパーティ会場でディナーを楽しんだとか。
このパーティ開催と時を同じくして、ラヴニカへの回帰特設サイトが開設、カードギャラリーにはパーティで披露されたカードがすべて掲載されました。本家 mtg.com 誌上では、プレインズウォーカーポイントのギルド診断に引き続き、今週からはラヴニカへの回帰特集が始まり、秋の大型セットに向けて準備は万端です。
GuildsofRavnica.com
ラヴニカへの回帰 ゲームメカニズム
ラヴニカへの回帰 カードギャラリー
すでに公開されたカードで話題をかっさらったのはギルドランドの復活でしょうか。モダン人気で需要を増していた便利な土地が、ラヴニカ次元の復活ともに新イラストで満を持して登場。旧ラヴニカ時代に遊んでいなかったプレイヤーとしては、今回の再録はありがたい話かもしれませんね。
ボックスアートになっていたジェイスとニヴ=ミゼットもその内容が明らかとなりました。《竜英傑、ニヴ=ミゼット》のルビがあまりに直接的でテンションが上がったのは秘密です。
ゲームメカニズムからは、どちらの色でも支払える「混成」が旧ラヴニカから再録されているようです。メカニズムについては本記事のコラム FMQ で今後詳しく取り上げますのでお楽しみに。
そして、新デュアルランドこと「門」。タップインするデメリットがあるものの、二色を産み出す土地は重要で、なによりレアリティがコモン。多色をフィーチャーしているラヴニカ世界では、構築はもとよりリミテッドでも活躍することでしょう。
プレリリースの詳細も公開されました。今回のプレリリースでは、ギルド・プレリリース・パックというプレリリース専用の製品が用意されています。このプレリリース・パックはラヴニカへの回帰に収録されている各ギルド(アゾリウス、イゼット、ラクドス、ゴルガリ、セレズニア)がそれぞれ用意されています。
ギルド・プレリリース・パックの内容物は以下の通りです。
- ラヴニカへの回帰ブースターパック 5 個
- ギルド・ブースターパック 1 個
- プロモカード 1 枚
- 目標カード 1 枚
- スピンダウン式ライフカウンター 1 個
- ギルドマスターからの手紙 1 通
- ギルドシンボル・シール 1 枚
ブースターパックはギルド・ブースターパックを含めて全部で 6 個。これらから出現するカードを使用して 40 枚以上のデッキを構築します。双頭巨人戦の場合、ギルド・プレリリース・パックを 2 つ使用して、二人分のデッキを構築します。
ギルド・ブースターパックには各ギルドを象徴するプロモカードが含まれており、このプロモカードは(ブースターパックから出現したカードなので)当日使用するデッキに加えることができます! せっかくだからプロモカードはデッキに入れつつ楽しみたいですね。
さてさて、ラヴニカ特集はまだ始まったばかり。ほかにもまだお伝えしていないカードは盛りだくさんです。プレリリースまでの 3 週間にわたってプレビュー週間は続いてきますので、mtg.com のチェックはお忘れなく!
ラヴニカへの回帰マーケティング・キットをお届けします
ラヴニカへの回帰発売を一ヶ月後に控えて、マーケティング・キットが東京オフィスに届きました!
最近のスタンド・ポップはかなり大型になっていまして、店頭に並べていただくとそれだけでかなり目立つ存在になっていて嬉しいです。カード専門店では店頭に大型のポップが並べられていてさみしい思いをしていたいちユーザー時代のわたしとしては、今年も秋の新製品に合わせて新しいポップが配布されてありがたく思っています。
ラヴニカへの回帰のボックスアートからジェイスとニヴ=ミゼットが描かれているこのポップは、昨年のポップと同サイズなので、イベントのときには組み合わせを掲示したり、イベント案内を掲載するのにも役立つことでしょう。
5 種類のギルドバナーと壁掛け時計が今回のマーケティング・キットには含まれていますので、店内をラヴニカっぽくデコっていただくのに便利です。現在リーダーボードでダントツトップのイゼット団のバナーももちろんあります。壁掛け時計は着せ替えできますので、週替わりでギルドを換えてもいいですね。
そして、各ギルドのアートを盛り込んだデッキケースも今回のキットには含まれています。WPN 加盟店舗で開催されるラヴニカへの回帰リーグを盛り上げるために用意されたこのデッキケースは、リーグの使用デッキを保管しておくのにぴったりかも。
ラヴニカへの回帰リーグをご申請いただいたみなさまへ、リーグ・キットに先駆けてこのマーケティング・キットをいち早くお届けします。これらをご利用いただき、店頭でのイベント告知にぜひご利用ください!
ラヴニカへの回帰リーグを開催する店舗はイベント検索で探すことができますので、ぜひご利用ください。
WPN からのお知らせ
9/5 現在、以下の WPN プログラムならびにイベントが申請できます。イベントの申請は、ウィザーズイベントレポーターからかんたんに操作できます。ウィザーズイベントレポーターは WPN サイトからダウンロードしてください。
全主催者
- Magic (競技イベント/個人戦・双頭巨人戦・チーム戦)
- ブースタードラフト
- レガシー
- エクステンデッド
- ヴィンテージ
- スタンダード
- シールドデッキ
- ブロック構築
- モダン
- Trios スタンダード(3人チーム構築)
- Trios シールドデッキ(3人チームリミテッド)
- 2HG(双頭巨人戦は 2HG で始まるそれぞれのフォーマットをご利用ください)
- Casual Magic Event(カジュアル/8人未満で開催したイベントやフリープレイ会の報告に)
- カジュアル構築
- カジュアルリミテッド
- Casual Multi-Player(カジュアル多人数戦)
- 魔王/Archenemy
- プレインチェイス戦/Planechase
- 統率者/Commander
- 皇帝戦/Emperor
- 無差別戦/Free-for-all
- 大乱闘戦/Grand Melee
- その他/Other
ゲートウェイ店舗
ゲートウェイ店舗は、全主催者向けイベントが申請できます。くわえて、以下のプログラムが申請できます。
- Magic League(店舗独自のリーグ戦報告に)
コア店舗
コア店舗は、ゲートウェイ店舗のプログラムをすべて申請できます。くわえて、以下のプログラムが申請できます。
- Friday Night Magic - October 2012
- Magic Game Day - Return to Ravnica(ラヴニカへの回帰ゲームデー)
アドバンス店舗
アドバンス店舗は、コア店舗のプログラムを 2 回ずつ申請できます。
WPNマテリアル
サポートキットは一店舗一回限り請求できます。メンバーカードは、毎月 2 回まで請求できます。
- Trade Marketing WPN Kit(2012年版店内掲示用キットの請求)
- Membership Card Request - 2012(新規メンバーカードの請求)
現在受付中の WPN プログラムについては、WPN 公式サイトに掲載されていますのでご確認ください。
また、それぞれのイベント案内ならびにプロモーション案内は、セールス配布文書一覧から取り寄せることができます。
WPN プログラムの申請方法については、WPN 通信 第47回に詳しく記載がありますので、ご一読ください。それでもわからないことがありましたら wpnjapan@wizards.com へお気軽にご相談ください。
グランプリトライアル(アドバンス店舗)
グランプリトライアル(GPT)とは、競技レベルのトーナメントへの架け橋となるイベントで、該当するグランプリの不戦勝を選出するトーナメントです。プレインズウォーカーポイントのイベント倍率は 3 倍です。
GPT 開催に際しては、十分な席数を持つ会場と、イベント当日の運営を担う DCI 認定ジャッジが最低一人は必要です。また、イベントの申請に際しては遅くとも開催予定日の 3 週間前までに申請を済ませてください。
現在トライアルの開催申請を受け付けているグランプリは次の通りです。
グランプリ | グランプリ開催日 | 本戦のフォーマット | トライアル開催時期 | 申請締切 |
台北(台湾) | 11/24~25 | シールドデッキ | 8/26~11/9 | 9/10 |
名古屋 | 12/8~9 | スタンダード | 9/9~11/23 | 9/24 |
申請された日付によっては GPT 開催が許可されないことがあります。上記トライアルの場合は、マジック・セレブレーション(9/8)、ラヴニカへの回帰プレリリース(9/29~30)、ラヴニカへの回帰発売週末(10/5~8)、ラヴニカへの回帰ゲームデー(10/27~28)の開催日には、GPT を開催することはできません。
GPT のフォーマットは、シールドデッキ、スタンダード、エクステンデッド、モダン、ブロック構築のいずれかで開催することができます。GPT 開催を希望する店舗は、開催希望日、開催ロケーション、フォーマット、告知用 URL、当日のヘッドジャッジを明記のうえ、締切日までに wpnjapan@wizards.com へご連絡ください。
日本語のルール文書まとめページが mtg-jp 内に設置されました。
ジャッジを目指す人必読の、マジック総合ルールや違反処罰指針、イベント規定といったお堅い文章から、プレイヤーに一度は目を通して欲しい基本ルールブック、プレインズウォーカーのルールやよくある質問集まで、日本語で読んでおいたほうがいいルール文書にアクセスしやすくなりました。
各 WPN プログラムの申請スケジュールおよび大会日程、ならびに国内プレミアイベントの大会日程は Google カレンダーにまとめてありますので、よろしかったらご利用ください。
また、注目イベントのページが特設されました。ブックマークに入れてぜひご利用ください。
公開されている Google カレンダーは、各自が利用しているスケジューラにインポートすることができます。
Google アカウントを利用して自身のカレンダーに表示させたり、スマートフォンのスケジューラへインポートすることで、自分の予定表とリンクさせることができるようになります。「今週の大会はどうだったっけ?」と悩んでいるような方にお勧めです。
それでは、また来週。
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CATEGORY 読み物カテゴリー
戦略記事
コラム
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- Latest Developments -デベロップ最先端-
- ReConstructed -デッキ再構築-
- Daily Deck -今日のデッキ-
- Savor the Flavor
- 射場本正巳の「ブロールのススメ」
- 津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ
- 浅原晃の「プレミアイベント三大チェックポイント!」
- ガフ提督の「ためになる」今日の1枚
- 射場本正巳の「統率者(2017年版)のススメ」
- かねこの!プロツアー食べ歩き!
- ロン・フォスターの統率者日記
- 射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」
- マアヤのマジックほのぼの日記
- 金子と塚本の「勝てる!マジック」
- 射場本正巳の「統率者(2015年版)のススメ」
- 週刊連載インタビュー「あなたにとってマジックとは?」
- なかしゅー世界一周
- 中村修平の「デイリー・デッキ」
- 射場本正巳の「統率者(2014年版)のススメ」
- 中村修平の「ドラフトの定石!」
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