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第83回:プレリリースを100倍楽しむ情報と、「同時に行なわれること」

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ウィザーズプレイネットワーク通信


ご注意:本記事は掲載当時の情報をもとに制作されたものです。現在の制度・プログラムと異なる場合がありますので、最新の情報は ウィザーズプレイネットワーク 公式サイト を必ずご確認ください。

2012.01.17

WPN通信 #83:プレリリースを100倍楽しむ情報と、「同時に行なわれること」


 夜に命じよ。ウィザーズプレイネットワーク日本担当の宮坂です。

 毎日お昼過ぎが最近楽しみな時間帯です。新セットが出る前の高揚感はたまらんですね。先日、マジック・プレイヤー各位といっしょに夜のドライブをしていたのですが、車中での話題は、現スタンダードと、闇の隆盛で公開されているカード群のお話でした。新セットが発売となる時期恒例の、新しいカードに一喜一憂するわくわく感は、何回味わってもいいものです。プレイヤーであれジャッジであれ、新しいカードにはときめきますよね。

 そんなドキドキワクワクが詰まっているカードギャラリーはこちらから。日本時間の 14 時くらいに新しいカード画像が追加されています。

 闇の隆盛 カードギャラリー

 とりあえず、ソリンさんがイケメンすぎますね。お店で闇の隆盛のポスターが貼られているのを見てときめいてしまいました。これって恋......?(違います)

 そんなイケメンなソリンさんが大活躍している闇の隆盛プロモーションムービーも公開されています。日本語字幕付きのムービーは、MTG チャンネルで閲覧することができますよ!

 闇の隆盛 プロモーションムービー(日本語字幕版)


闇の隆盛プレリリースは来週末開催です

DKA Logo

 吸血鬼、ゾンビ、狼男、スピリットが跋扈する闇の隆盛プレリリースは、来週末 1/27~28 に全国各地の WPN コア・アドバンス店舗で開催されます。

 闇の隆盛 プレリリース

 プレリリースの醍醐味は、なんといっても発売前の新製品で遊べること! プレリリーストーナメントは、個人シールド戦、友達と二人でチームを組んで遊ぶ双頭巨人シールド戦のどちらかのフォーマットで開催されます。手ぶらで会場に遊びに行って、新製品をたっぷり味わってください。

 個人シールド戦の場合は、闇の隆盛とイニストラードのブースターパックをそれぞれ 3 つ 受け取り 40 枚以上のデッキを構築して遊びます。双頭巨人シールド戦は、それぞれ 4 つのブースターパックを受け取り、チームのプレイヤー2人がそれぞれ 40 枚以上のデッキを構築して遊びます。

 シールドデッキの構築をしたことがない? デッキが組めるかどうか不安? そういう人でも大丈夫。プレリリースでは、構築済みデッキで遊ぶことができるオープンデュエルも用意されていますので、新製品のカードは十分堪能できますよ。

 プレリリース参加者には、プレリリース特製プロモカード《貪欲なる悪魔》/《強欲の大悪魔》と達成カードが配布されます。どちらも数に限りがありますので、不足の際にはご容赦ください。

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 自宅の近所でプレリリーストーナメントが開催される店舗を知りたい人は、イベント検索をご利用ください。

イベント検索


夜に命じよ:モンスター vs 人間

 闇の隆盛プレリリースでは、モンスター vs 人間というイニストラード・闇の隆盛でのテーマがそのままプレリリース・イベントに仕掛けられています。

 プレリリースの参加人数に応じて 4 人~16 人のプレイヤーが、吸血鬼、ゾンビ、狼男、スピリットに扮して、ほかの人間たちを倒してモンスター仲間を増やすのです! モンスターに選ばれなかったプレイヤーは人間として遊んでもらいます。

参加人数 開始時のモンスター数
8~22 人 各モンスター 1 体(4 人)
23~80 人 各モンスター 2 体(8 人)
81~167 人 各モンスター 3 体(12 人)
168 人以上 各モンスター 4 体(16 人)


 モンスター側プレイヤーは、人間側プレイヤーに勝利すると、そのプレイヤーを自分の仲間にすることができます。モンスター同士の対戦ではとくに種族が変わってしまうことはありません。こうしてモンスター vs 人間の戦いが繰り広げられるなか、イベント終了時点でもっとも仲間を増やしたモンスター軍を率いていたプレイヤーが勝利、また、モンスターに変身しなかった人間プレイヤーも勝利します。

 ファイレクシア軍 vs ミラディン軍というそれぞれの陣営に分かれて戦う遊び方が仕掛けられたプレリリースがありましたが、今回のモンスター vs 人間もそのバリエーションといったところです。

 勝利した人たちにちょっとしたプライズを用意すると、このイベントは盛り上がるかもしれませんね。


アトラクションで差をつけよう

 ウィザーズプレイネットワークの公式サイトでは、WPN 店舗・主催者のみなさんに役に立つコラムを週刊ペースで掲載しています。過去に掲載された記事のうち、プレリリースで役立ちそうなコラムを紹介しましょう。

 スペルスリンギング (Spellslinging!)

 "スペルスリンガーの目的は、プレリリースをいままで以上にクールで居心地のいいイベントにすることです。特にメインイベントでの成績が今ひとつふるわなかったプレイヤーにこそ、そう感じてほしいのです。 スペルスリンガーに挑戦できるのは敗北数が勝利数よりも多いプレイヤーが妥当でしょう。スペルスリンガーで勝利したプレイヤーには賞品を与えられます(旧セットのブースター・パックなど)。要はイベントに足を運んでくれるカジュアルプレイヤーのために、余興を増やそうというわけです。"

 スペルスリンガーは、プレリリースのスタッフ自身が務めるのがよさそうです。スタッフもいっしょに遊べますから「新しいカードに触れない!」といった不満もちょっとは軽減されるかもしれません。

 なにより、たとえば不戦勝を引いてしまったり、そうそうに敗北してしまったようなプレイヤーでも、空いた時間に遊ぶことができますね。スペルスリンガーで対戦していた人たちをオープンデュエル参加者の対戦相手と誘導して、オープンデュエルの参加者たちと交流させることもできるかもしれません。

 初めてプレリリースに参加したプレイヤーにまた遊びに来てもらうこと。それがスペルスリンギングの目的といっても過言ではありません。

 Dark Ascension Prerelease Guide Part 1 (言語設定により日本語訳が表示されます)

 "プレリリース・イベントは、店舗の成長を見極めるうえで最も有効な指標のひとつです。セットが発売されるたびに相当量のマーケティングリソースが投入され、カジュアルプレイヤーを取り込むために各種のメディアを通じた仕掛けが行われます。 こうして新たなお客様を店舗に迎え、努力していいイベントを運営することができれば、非常にポジティブな印象を与えられるでしょう。これによってあなたの店舗は単にトーナメントの開催場所というだけではなく、このゲームについてさらに学び、友達を作り、さらに多くのイベントでプレイし、そしてもちろん商品を購入する場所となるのです。"

 初めてプレリリースを開催する店舗・主催者にとって、どういった準備をしたらいいのか、どういった目的でイベントを運営したらいいのか、分かりづらいことがあるかもしれません。また、プレリリースの参加人数が伸び悩んでいる店舗にとっても、このコラムは役立つ内容がふんだんに盛り込まれています。

 執筆者が北米在住のため、必ずしも日本の実情に即していない内容もありますが、おおむね参考になるエピソードが詰まっています。参考にしてみてください。


日本語のルール文書まとめページができました

 mtg-jp 編集チームにお願いして、日本語のルール文書まとめページを作ってもらいました。

 mtg-jp.com ルールページ

 こちらから、ジャッジを目指す人必読の、マジック総合ルールや違反処罰指針、イベント規定といったお堅い文章から、プレイヤーに一度は目を通して欲しい基本ルールブック、プレインズウォーカーのルールやよくある質問集まで、日本語で読んでおいたほうがいいルール文書にアクセスしやすくなりました。

 ぜひこの機会にご利用ください。



bnr_testing.png

同時に行なわれること

 さっそくですが、問題です。

例題

 墓地にある3枚のカードをライブラリーの一番上に置く場合、その置く順番は対戦相手にも公開しないといけない。

 ◯か×か?


 


答: × (公開しない)


同時に起こる

 マジックでは互いのプレイヤーが同時に何かをしたり、同時に能力をスタックに積む必要があったり、同時に複数のオブジェクトが領域を移動するなど、「同時に」何かが起こることがよくあります。そのような場合、ルールに従って一つ一つ処理をするか、もしくは完全に同じタイミングで一度に処理をする必要があります。


基本的なこと-APNAP順

 複数のプレイヤーが同時に何らかの選択を行う場合、アクティブ・プレイヤー(そのターンのプレイヤー)が必要な選択を全て行ない、そのあとでターン進行順で次のプレイヤー(通常、アクティブ・プレイヤーの左隣に座っているプレイヤー)が必要な選択を行ないます。全てのプレイヤーが選択を終えた後、同時に処理されます。このルールは「アクティブ・プレイヤー・非アクティブ・プレイヤー順ルール」(またはAPNAP順ルール)と呼ばれます。
 以降、「AP(アクティブ・プレイヤー)」、「NAP(ノン・アクティブ・プレイヤー)」、「APNAP順」という表記を使用します。


APNAP順で行う場合

 複数のプレイヤーが同時に何かをする場合、APNAP順ルールに従います。ですが、いくつか注意すべき点があります。

1) 効果によって非公開の領域からカードを選ぶ場合、そのカードは選ばれた時点では裏向きのままになります。どのカードを選んだかは明確にしなくてはいけませんが、そのカードが何なのかは、他のプレイヤーには(選んだ時点では)わからないようにします。

2) 上の1)の例外を除き、プレイヤーは前のプレイヤーが行った選択を知ったうえで、自分の選択を行います。

3) 個人が複数の選択を同時に行う場合、テキストが書かれている順番で選択を行います。特に順番が指定されていない場合、そのプレイヤーは好きな順番で選択を行います。


 例を挙げましょう。
 APが唱えた《血のやりとり》の解決中、APは生け贄に捧げる2体のクリーチャーを「NAPよりも先に」選びます。APがどれを生け贄に捧げるかを選んだ後に、NAPがどの2体のクリーチャーを生け贄に捧げるかを選びます。


同時にオブジェクトが移動する

 同時に複数のオブジェクトが領域間を移動することがあります。この場合、移動した領域でオブジェクトの順番に意味があると、その順番をどうするかが問題になります。


同時にライブラリー領域に移動する場合

 何らかの効果によって同時に複数枚のカードを同じライブラリーの上または下に置く場合、それらのカードのオーナーがその置く順番を決めることができます。どのような順番でそれらのカードをライブラリーに置いたのかは公開しません。(CR401.4


同時に墓地領域に移動する場合

 何らかの効果やルールによって2枚以上のカードが同時に墓地に置かれる場合、それらのカードのオーナーがその順序を決めることができます(CR404.3)。
 《審判の日》のように、そうテキストに書かれていなくても、ルールによって同時に複数枚のカードが墓地に置かれることはありえます。
 また、現在のスタンダード構築戦では、墓地の順番を入れ替えてもかまいません。これは総合ルールではなく、マジック・イベント規定(MTR)の3.14項に書かれています。


同時にスタック領域に移動する場合

 同時に複数の誘発型能力が誘発した場合など、同時に複数のオブジェクトがスタック領域に積まれる場合があります。スタックに積まれるオブジェクトには順番が必要なので、どのオブジェクトがどの順番でスタックに積まれるかを決める必要があります。
 この場合、APNAP順を使用します。まず、APがコントロールする誘発型能力を全てスタックにAPの好きな順番で積んだ後、NAPが同じ事を行います。従って、同時に誘発した誘発型能力であっても、APのものより、NAPのものが先に解決されます。

 APNAP順によって、ゲームの状況が変わってしまう場合があります。例を出しましょう。

 APは《屍百足》、NAPは《先兵の精鋭》と《物騒な群衆》をそれぞれコントロールしています。
 APが《屍百足》で攻撃し、NAPが《先兵の精鋭》でブロックしたとします。戦闘ダメージの処理を終えると、2体のクリーチャーはそれぞれ死亡し、以下の能力が誘発します。

 (AP)「屍百足が死亡したとき、クリーチャー1体を対象とする。あなたはそれの上に-1/-1カウンターを1個置いてもよい。」
 (NAP)「あなたがコントロールする他のクリーチャーが1体死亡するたび、物騒な群衆の上に+1/+1カウンターを1個置く。」

 それらは同時にスタックに積まれますが、APのコントロールする能力から先にスタックに積まれます。なので、この能力の対象をまだ戦場にある《物騒な群衆》にしたとしても、先に解決されるのはNAPのコントロールする能力なので、《物騒な群衆》の上に+1/+1カウンターが1個乗ってから、-1/-1カウンターを置くかどうかを選ぶことになります。つまり、《物騒な群衆》を戦場から除去することはできません。


 では、APとNAPを逆にしてみましょう。

 APは《先兵の精鋭》と《物騒な群衆》、NAPは《屍百足》をそれぞれコントロールしています。
 APが《先兵の精鋭》で攻撃し、NAPが《屍百足》でブロックしたとします。戦闘ダメージの処理を終えると、2体のクリーチャーはそれぞれ死亡し、以下の能力が誘発します。

 (AP)「あなたがコントロールする他のクリーチャーが1体死亡するたび、物騒な群衆の上に+1/+1カウンターを1個置く。」
 (NAP)「屍百足が死亡したとき、クリーチャー1体を対象とする。あなたはそれの上に-1/-1カウンターを1個置いてもよい。」

 それらは同時にスタックに積まれますが、APのコントロールする能力から先にスタックに積まれます。先に解決されるのはNAPのコントロールする能力なので、《物騒な群衆》の上に+1/+1カウンターが1個乗るよりも前に、NAPが-1/-1カウンターを置くかどうかを選ぶことになります。つまり、《物騒な群衆》も戦場から除去されてしまうことになります。


同時に戦場領域に移動する場合(タイムスタンプ)

 戦場領域にあるパーマネントについては順番を考慮することはほとんどありませんが、複雑な継続的効果をどう適当するかを考慮するために、「タイムスタンプ順」を決める場合があります。

 複数のオブジェクトが同時にタイムスタンプを得る場合、その時点でAPがそのタイムスタンプ順を決めます(CR613.6g)。 ですが、実際のゲームにおいて、このようなタイムスタンプを意識する必要は、ほとんどないでしょう。

 他の主な領域である手札領域、追放領域、統率領域は、通常のゲームにおいてそれらの領域にあるカードの順番が問題となることがほとんどありません。全てのオブジェクトは一度にそれらの領域へ移動します。


 次回は、同時に置換効果が適用される場合と、同時に状況起因処理がチェックされる場合を解説します。一方は『闇の隆盛』の新しい能力にも関係していますので、よろしくお願いいたします。

 


 それでは、今回の出題です。


問 1

 2人がゲームをしている。APが《小悪疫》を唱えて、それを解決することになった。もっとも正しい解決方法を以下のうちから選べ。

1) APとNAPは互いに1ライフを失う。APは捨てるカードを1枚選ぶ。APは生け贄にするクリーチャーを1体選ぶ。APは生け贄にする土地を1つ選ぶ。その後、NAPが同じように捨てるカードを1枚選び、生け贄にするクリーチャーを選び、生け贄にする土地を1つ選ぶ。全て選択されたら、選ばれたカードやパーマネントが全て同時に墓地へ置かれる。

2) APとNAPは互いに1ライフを失う。APは捨てるカードを1枚選んでから、NAPが捨てるカードを1枚選ぶ。同じように、APは生け贄にするクリーチャーを1体選んでから、NAPが生け贄にするクリーチャーを1体選ぶ。土地も同じように選ぶ。全て選択されたら、選ばれたカードやパーマネントが全て同時に墓地へ置かれる。

3) APとNAPは互いに1ライフを失う。APは捨てるカードを1枚選んでから、NAPが捨てるカードを1枚選び、それらは同時に捨てられる。その後同じように、APは生け贄にするクリーチャーを1体選んでから、NAPが生け贄にするクリーチャーを1体選び、それらは同時に生け贄に捧げられる。土地も同じように選ばれ、同時に生け贄に捧げられる。

4) APが「1ライフを失う」「1枚カードを捨てる」「1体のクリーチャーを生け贄に捧げる」「1つの土地を生け贄に捧げる」ことを好きな順番で全て行う。その後、NAPも前述した4つの行動を好きな順番で全て行う。

5) APが「1ライフを失う」「1枚カードを捨てる」「1体のクリーチャーを生け贄に捧げる」「1つの土地を生け贄に捧げる」ことを好きな順番で全てスタックに積む。その後、NAPも前述した4つの行動を好きな順番で全てスタックに積む。実際にはNAPの選択が先に行われる。


問 2

 A と B がゲームをしている。
 A は忠誠カウンターが3つ乗っている《ヴェールのリリアナ》をコントロールしている。

 A のターン、A は《ヴェールのリリアナ》の1番目の能力を起動し、解決した。

 さて、B は「A が何のカードを捨てたか」を見てから、B が捨てるカードを選ぶことができるだろうか?


問 3

 店舗でのグランプリ・トライアルでのこと。フォーマットはスタンダード構築である。

 あるプレイヤーの提出したデッキリストは、メインデッキは60枚だったが、サイドボードは14枚であった。
 大会のルール適用度が『競技』なので、このプレイヤーに対しては「ゲームの敗北」の懲罰がくだされる。

 さて、サイドボードに関してはどのように手直しするべきか?


問 4

 あなたは+1/+1カウンターが1個乗った《台所の嫌がらせ屋》をコントロールしている。

 対戦相手が《皮裂き》を唱えて戦場に出し、誘発型能力の対象を《台所の嫌がらせ屋》にした。
 解決後、《台所の嫌がらせ屋》のタフネスは0になって墓地に置かれるが、《台所の嫌がらせ屋》の頑強能力は誘発するだろうか?

q4




ライター:testing

 愛知在住のレベル 2 ジャッジ。ルールに造詣が深い氏のブログ closet belief 2 では、おもにルールにまつわる役立つコラムが掲載されることが多く、毎週金曜日に掲載される Friday Magic Quiz を毎週楽しみにしているファンも多い。
 本コラム Formal Magic Quiz は、氏のブログで連載されている Friday Magic Quiz への氏によるオマージュであることは疑いようがない。どちらも略称 FMQ としてお楽しみいただければ。



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