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第74回:舞台は冬の戦いへ! Limits / Finals 地区トーナメント開幕!

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ウィザーズプレイネットワーク通信


ご注意:本記事は掲載当時の情報をもとに制作されたものです。現在の制度・プログラムと異なる場合がありますので、最新の情報は ウィザーズプレイネットワーク 公式サイト を必ずご確認ください。

2011.11.01

WPN通信 #74:舞台は冬の戦いへ! Limits / Finals 地区トーナメント開幕!


 こんにちは。ウィザーズプレイネットワーク日本担当の宮坂です。

 グランプリ・広島に行ってきました!

グランプリ・広島2011

 前日受付日から三日間、スタッフ各位の御用聞きをしたり、裏方作業をしたり、通常業務をしたり、記事を書くお手伝いをしたりしながら、グランプリ・広島の会場を練り歩いていたのがわたしです。イベントを手伝いに来ていたジャッジに声をかけられたり、出展企業の方に声をかけていただいたり、馴染みのプレイヤーに声をかけていただいたりして過ごした三日間でした。声をかけていただいてばかりで恐縮です。

 当初はもう一日早く現地入りして現地の店舗で買い物しまくろうと計画していたのですが、最近流行っているらしい風邪をもらってしまい、ギリギリの現地入りとなってしまいました。みなさまもお身体には気をつけてお過ごしください。


 会期中は天候が悪かった広島市ですが、イベントを終えた月曜日は本当に 10 月末かよ!とツッコミを入れたくなるくらいの快晴。あまりの天気の良さに宮島まで足を伸ばそう・・・と考えていたものの、段取りが悪くてそれほどの時間が取れず、市内を散策するに止めました。宮島で鹿に触れたり、厳島神社の鳥居をファインダーに納めたり、デカい生牡蠣を食べたりしたかったんですが! ですが! 正直申し上げますと、ツイッターで流れてくる写真付きのツイートがうらやましかったりはしました。はい。

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 もう何年も平和記念公園に入っていなかったので、路面電車に揺られて紙屋町経由で原爆ドームへ。恰好の散策日和で、小学校低学年から、中学校の修学旅行生まで、実に多くの若者たちとふれあえるスポットでした。

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 資料館の裏手には何台も観光バスが止まっていて、表ではそこかしこで修学旅行生たちが集合写真を撮影中。天気も良かったので、いい思い出となることでしょう。博物館好きのわたしはわくわくしながら資料館へ。小学生に混じって順路を回ってきました。展示内容はもちろん原爆の悲惨さを物語る資料ばかりですから、エンタメ成分はほぼありませんが、歴史好きとしては充実した時間を過ごせる場所でした。

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 資料館で偶然友人たちと合流できたので、そのまま紙屋町で広島ごはん。牡蠣とお好み焼きをいっしょに堪能させていただきました。あいにくと穴子飯は食べられなかったので、こちらは次回遠征時の宿題としておきます。


 次回遠征といえば、国内で次に開催される大規模オープンイベントは、来年 2 月 18~19 日にリミテッドで開催されるグランプリ・神戸です。今年 4 月に神戸、10 月に広島、来年 2 月にまた神戸、と西日本での開催が続いているグランプリですが、次回もご都合を調整してご参加いただければ。仲間といっしょに参加するグランプリは、大人の修学旅行といったテイストで、とても楽しいと思いますよ!


Limits 地区トーナメントが始まります

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 あいにく誰でも参加できるわけではありませんが、誰でも参加できる地区トーナメントを通過した招待選手が参加できる The Limits / The Finals チャンピオンシップは、今年も年末に開催されます。

 いよいよ今週から、The Limits チャンピオンシップの出場権をかけた地区トーナメントが、WPN コア店舗主催により全国各地で開催されます。各地区トーナメントで出場権を獲得した選手が、12 月末に開催されるチャンピオンシップ本戦へ出場することができます。

 チャンピオンシップ、地区トーナメントに関する案内、ゲートウェイでのバイ獲得の有無については、ファクトシートで各自ご確認ください。

 The Limits 2011情報

 Limits 地区トーナメントは、レギュラー、スペシャルの 2 種類があり、それぞれ参加人数に応じた通過枠が定められています。スペシャル地区トーナメントはアドバンス店舗で開催されます。どちらの地区トーナメントでも、ゲートウェイ予選で獲得したバイは使用することができます。ファクトシートで自分の名前が掲載されていることを確認したうえで、トーナメントに参加する際にバイを所持していることを主催者に伝えてください。

 Limits 地区トーナメントは、イベント倍率 2 倍、ルール適用度が競技レベルで開催されるイベントです。競技レベルのイベントでは、デッキ登録とデッキチェックがあります。デッキ登録があるリミテッドのイベントに参加したことがない人は、以下の記事を一読しておくといいかもしれません。イベント主催者・ジャッジ向けに書かれたコラムですが、プレイヤーが読んでおくと自分のためになりますよ。

 WPN通信 #23:いよいよ今週!ゲームデーとシールド・トーナメントの運営講座

 自宅の近所で地区トーナメントが開催される店舗を知りたい人は、イベント検索をご利用ください。下のバナーをクリックすると、Limits/Finals 関連イベントの開催予定が表示されますので、お近くのイベントを探すのにご利用ください。

イベント検索


Finals 地区トーナメントの申請を受付中です

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 Limits 地区トーナメントが終了するとすぐに Finals 地区トーナメントのシーズンがやってきます。Finals チャンピオンシップへの出場権を賭けた予選大会である Finals 地区トーナメントは、11/14~12/4 に全国の WPN レベルがコア以上の店舗で開催されます。地区トーナメントは誰でも参加できるオープン大会で、参加人数に応じてチャンピオンシップへの出場権が増えるようになっています。

 The Finals 2011情報

 Finals 地区トーナメントは競技レベルで運営され、ヘッドジャッジは DCI 認定ジャッジが務める必要があります。認定ジャッジがヘッドジャッジを務めていない地区トーナメントは、イベント結果が無効となりますのでご注意ください。

 ほとんどの場合、一人ないし二人を選出するトーナメントとなるため、イベント形式は適正なスイスラウンドを運営したのち決勝シングルエリミネーションとなります。フォーマットはスタンダードまたはモダンとなります(Finals チャンピオンシップ本戦もスタンダードとモダンで行われます)。

 競技レベルのイベントでは、デッキ登録とデッキチェックが必須となります。こうした、普段の店舗イベントでは省略されているけれども、普段より少し手間をかけて公平性を確保するトーナメントが、競技レベルのトーナメントです。


地区トーナメントの適正なスイスラウンドとは

 Limits/Finals 地区トーナメントは、参加者の中からごく限られた少人数の招待者を選出するトーナメントです。どこの店舗で行われても参加者が不利益を被らないよう、以下のような予選・決勝方式で運営することを推奨しています。参加人数に応じて決勝シングルエリミネーションへ進むプレイヤーを決める必要なスイスラウンドは変わります。

 イベント主催者、ヘッドジャッジ、イベントの参加者自身もこれらの指針を知っておくことで、より安心してイベントに臨めることを期待しています。


レギュラー地区トーナメント
参加人数 招待枠 予選スイスラウンド 決勝シングルエリミネーション
8人 1 3 なし
9~16人 1 4 上位4人による2回戦
(Limitsの場合、予選と同じデッキを推奨)
17~32人 1 5 上位8人による3回戦
(Limitsの場合、決勝ドラフトをしてもよい。以下同)
33~64人 2 6 上位8人による3回戦
決勝まで勝ち進んだ2人が招待される
65人以上 4 7 上位8人による3回戦
準決勝まで勝ち進んだ4人が招待される


スペシャル地区トーナメント
参加人数 招待枠 予選スイスラウンド 決勝シングルエリミネーション
8人 1 3 なし
9~15人 1 4 上位4人による2回戦
(Limitsの場合、予選と同じデッキを推奨)
16人 2 4 上位4人による2回戦
(Limitsの場合、予選と同じデッキを推奨)
決勝まで勝ち進んだ2人が招待される
17~32人 2 5 上位8人による3回戦
(Limitsの場合、決勝ドラフトをしてもよい。以下同)
決勝まで勝ち進んだ2人が招待される
33~64人 4 6 上位8人による3回戦
準決勝まで勝ち進んだ4人が招待される
65人以上 8 7 なし


レギュラー地区トーナメントは認定ジャッジが必要です

 上記のような予選、決勝方式、デッキリストの回収、デッキチェックなど、いつもの店舗イベントやゲートウェイ予選と比べても、やや煩雑なイメージがある Limits/Finals 地区トーナメント。このようなイベントの公平性を保つために頼りになるのが認定ジャッジです。店舗の常連さんに認定ジャッジがいる場合は、地区トーナメントのヘッドジャッジをお願いしてみてはいかがでしょうか。晴れて認定ジャッジが見つかった店舗は、地区トーナメントの開催をご検討ください。

 地区トーナメントのために、認定ジャッジになりたい、ジャッジ試験を受けてみたい、認定ジャッジを紹介して欲しいというジャッジに関するご要望につきましては、地域コーディネーター(日本・韓国担当)の鈴木健二さん( suzuken.mail@gmail.com )へご連絡ください。


WPN からのお知らせ

 11/1 現在、以下の WPN プログラムならびにイベントが申請できます。イベントの申請は、ウィザーズイベントレポーターからかんたんに操作できます。ウィザーズイベントレポーターはWPNサイトからダウンロードしてください。

全主催者
  • Magic (競技イベント/個人戦・双頭巨人戦・チーム戦)
    • ブースタードラフト
    • レガシー
    • エクステンデッド
    • ヴィンテージ
    • スタンダード
    • シールドデッキ
    • ブロック構築
    • Modern
    • 3 スタンダード(3人チーム構築)
    • 3 シールドデッキ(3人チームリミテッド)
    • 2HG(双頭巨人戦は 2HG で始まるそれぞれのフォーマットをご利用ください)
  • Casual Magic Event(カジュアル/8人未満で開催したイベントやフリープレイ会の報告に)
    • カジュアル構築
    • カジュアルリミテッド
  • Casual Multi-Player(カジュアル多人数戦)
    • アーチエネミー/Archenemy
    • 次元マジック戦/Planechase
    • 統率者戦/Commander
    • 皇帝戦/Emperor
    • バトルロイヤル/Free-for-all
    • 大乱闘戦/Grand Melee
    • その他/Other
ゲートウェイ店舗

 ゲートウェイ店舗は、全主催者向けイベントが申請できます。くわえて、以下のプログラムが申請できます。

  • Magic League(リーグ戦の参加者報告に)
  • Launch Party - Dark Ascension
  • Launch League Play - Dark Ascension
コア店舗

 コア店舗は、ゲートウェイ店舗のプログラムをすべて申請できます。くわえて、以下のプログラムが申請できます。

  • Friday Night Magic - November 2011
  • Prerelease - Dark Adcension
  • Magic Game Day - Dark Adcension
  • Japan Finals - 2011 Regular Regional Tournament(競技レベル・要 DCI 認定ジャッジ)
アドバンス店舗

 アドバンス店舗は、コア店舗のプログラムを 2 回ずつ申請できます(ただし、Finalis/Limits Regular Regional Tournament は 1 回のみとなります)。くわえて、以下のプログラムが申請できます。

  • Japan Finals - 2011 Special Regional Tournament(競技レベル・要 DCI 認定ジャッジ)


WPNマテリアル

 店舗レベルに関係なく、サポートキットは一店舗一回限り申請できます。

  • Gateway Support Kit - Fall 2011(店舗関係者用)
  • Membership Card Request(新規メンバーカードの請求)

 WPN プログラムの申請方法については、WPN 通信 第47回に詳しく記載がありますので、ご一読ください。それでもわからないことがありましたら wpnjapan@wizards.com へ気軽にご相談ください。


 各 WPN プログラムの申請スケジュールおよび大会日程、ならびに国内プレミアイベントの大会日程は Google カレンダーにまとめてありますので、よろしかったらご利用ください。

 公開されている Google カレンダーは、各自が利用しているスケジューラにインポートすることができます。

 Google アカウントを利用して自身のカレンダーに表示させたり、スマートフォンのスケジューラへインポートすることで、自分の予定表とリンクさせることができるようになります。「今週の大会はどうだったっけ?」と悩んでいるような方にお勧めです。

 それでは、また来週。

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