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店舗の皆さまへ
第61回:リーグ戦を開催してみませんか?
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ウィザーズプレイネットワーク通信
ご注意:本記事は掲載当時の情報をもとに制作されたものです。現在の制度・プログラムと異なる場合がありますので、最新の情報は ウィザーズプレイネットワーク 公式サイト を必ずご確認ください。
2011.08.02
WPN通信 #61:リーグ戦を開催してみませんか?
こんにちは。ウィザーズプレイネットワーク日本担当の宮坂です。
まだ夏を実感するイベントごとに出会っていないのですが、電車の中から学生の姿がなくなり、近所の高校へ通学する生徒たちが私服姿だったりしているのを見て、「ああ、夏休みへ突入したのか」と確認する今日このごろ。みなさまはよい夏休みを過ごしてますか?
今年の夏は、事前に想像していたよりもずっと涼しくて過ごしやすくて拍子抜けしていたりします。今夜は蒸し暑くなりそうだから~とお腹を出して寝ていると、翌朝あまりの涼しさにお腹が冷えてしまってさあたいへん。まあ暑すぎるよりは過ごしやすくてありがたいのですけども。寒暖の差にやられてしまわないように注意ですね。
夏休みを理由に帰省されるみなさまにおかれましては、昔の仲間と基本セットでパックウォーズで遊んでみたり、統率者デッキをいくつか持ち寄って、わいわい盛り上がりながら遊んでみたりしてはいかがでしょうか。夕方から夜にかけて遊ぶツールとしておすすめです。
Magic Pro Tour Hall of Fame
今年もプロツアー殿堂を決めるための投票の時期がやってきました。
プロツアー殿堂とは、歴代のマジック・プロツアー参加者から、栄誉を称えるにふさわしい人物を年に一回選出するセレモニーです。殿堂入りしたプレイヤーは、以降すべてのプロツアーに参加する権利を獲得します。日本人では、日本人初のプロツアートップ 8 入りを果たした藤田剛史さんが、ただ一人殿堂入りしています。
殿堂入り候補者に選ばれるためのハードルは、とても高く設定されています。生涯獲得プロポイントが 100 点以上で、プロツアー初参加から 10 シーズンが経過していること、という二つのポイントをクリアしないと候補者の資格がないのです。10 年のキャリアを持ち、継続してプロツアーで成績を残してきたものだけがたどり着ける栄誉が、プロツアー殿堂なのです。今年の候補者たちの顔ぶれを見ると、観戦記事で何度もその名を折ったスタープレイヤーたちの名が連なっています。
この候補者たちから殿堂プレイヤーを選出する組織が Magic Pro Tour Hall of Fame Selection Committee。プロツアー殿堂選考委員会とでも申しましょうか。古くからコミュニティで活躍していたり、高レベルのジャッジとして活動していたり、プロプレイヤーとして活動していたり、殿堂プレイヤーだったり。委員会のメンバーは多岐にわたりますが、今年もイベントに関わる責任者の一人として投票権をいただくことができました。ありがたい話です。
投票期限は今月 15 日までなので、もう少し悩み抜こうと思います。誰か一人を選出しろ、ということであればすんなり決まるのですが、5 人まで選べるので悩むところもあります。わたしの投票が決まりましたら、コラムとしてまとめるつもりです。
日本初! WPN プレミアムトーナメント:KANSAI レガシーサーキット 2011
アドバンスレベルの WPN 店舗特典に「WPN プレミアムトーナメント開催権」というものがあります。WPN プレミアムトーナメントとは、WPN 店舗主催で K 値拡張ができるイベントで、プレミアムトーナメントでは 32K、プレミアム予選では 24K の拡張 K 値が与えられます。
メジャーなところでは、Star City Games という北米の店舗が展開している SCG Open というイベントが、WPN プレミアムトーナメントとして開催されています。
Wizards Play Network - Premium Tournaments(英語)
この WPN プレミアムトーナメントが、日本でも開催されることになりました。WPN プレミアムトーナメント「KANSAI レガシーサーキット 2011」は、10/9 に大阪でレガシー構築のイベントとして開催されます。
現在本戦での不戦勝を獲得するための WPN プレミアム予選が開催されています。プレミアムトーナメント本戦とプレミアム予選の詳細は、主催団体のウェブサイトで告知されています。
関西圏にお住まいでレガシーが好きなみなさんにとっては、秋までどっぷりレガシー漬けになれるイベントとなるのではと思います。気になる方は、上記ウェブサイトを訪れてみてください。
みなさまのイベントがよりよく、より魅力的となるよう、お手伝いしていきたいと思っております。WPN プレミアムトーナメントを開催したい店舗・主催者がいらっしゃいましたら、イベントの企画書を添えて wpnjapan@wizards.com へお問い合わせください。
リーグ戦を開催してみませんか?
現在、次期エキスパンション「イニストラード」のイベント申請を受け付けておりますが、このセットの名を冠したイベントの中に「Launch League Play - Innistrad」というイベントがあります。この「発売リーグ」は、いったいどのように使えばいいのでしょうか。
ミラディンの傷跡ブロックでも「戦争リーグ」という形で提供していましたが、イニストラードもリーグ戦向きのテイストが盛り込まれた製品となっております。製品発売と同時に配布が始まるゲートウェイキットでは、リーグ戦用のツールが盛り込まれていました。今回の発売リーグでは、リーグ戦専用のイベントキットが作成されています。
では、リーグ戦とはなにか。リーグ戦を運営するメリットは。
イベント主催者向けに説明をするなら、「参加者の DCI 番号を記録する」「個人の対戦成績は報告しない」「レーティング変動のない」 Non-Rated カジュアルイベントとして運営・報告します。プレイヤーリストだけを報告すれば良いので、主催者側の報告作業はとてもかんたんです。
レーティング変動の有無は、WPN 店舗の実績には関係なく、WPN イベントとして報告された内容だけをチェックしております。開催されたイベントがすべて Non-Rated イベントだけだったとしても、コア店舗へ昇格できます。むしろ、そのためにリーグ戦が設計されていると言えます。
実際のリーグ戦運用では、以下のようなモデルケースをおすすめしています。
フォーマット:
イニストラード・シールドデッキ戦
リーグ開始日:
発売記念パーティ明けの月曜日
リーグ単位:
月曜日から日曜日までを一週間とし、6 週にわたってリーグを開催する。
毎週火曜・木曜の夜など、週に二日くらい「リーグの日」として設定するとよりプレイヤーが参加しやすくなる。
リーグ成績:
2 本先取のマッチごとに、勝者は 2 ポイント、敗者は 1 ポイントを獲得する。各週で最初の 5 マッチをリーグ成績として数え、成績表に記載する。毎週最低 3 マッチは対戦してもらう。
リーグ戦績の記録には、リーグキット付属のポスターを利用する。
ブースターの追加:
各単位の初日にブースターを 1 パック追加できる。
それとは別に、5 マッチ敗北するごとに、ブースターを 1 パック追加できる。
リーグ戦の報告については「リーグの日」ごとにおこないます。その日参加しているプレイヤーの DCI 番号を記録して、プレイヤーリストを報告するだけです。
リーグ戦の申請方法
リーグ戦の申請は、ウィザーズイベントレポーター(WER)からおこないます。WER を立ち上げるとごらんのように申請済みイベントが一覧されます。
左下の「同期中」のメッセージが「同期完了」になると、サーバにあるすべてのイベントデータがパソコンにダウンロードされた状態になります。同期完了まではしばらくかかりますので、お茶でも飲んで過ごしてください。
右上にある「WPN マテリアル」「新規イベント作成」「今後のイベントのスケジュール」ですが、使うのはほとんど「今後のイベントのスケジュール」です。たまに「WPN マテリアル」も(メンバーカードが不足していたり、ゲートウェイキットを頼むときに)使いますが、「新規イベント作成」は使う必要はないな、と個人的には思っています。
リーグ戦のイベント申請は、上記の「今後のイベントのスケジュール」をクリックしておこないます。
「イベント認定」という新しいウィンドウが表示されますので、ドロップダウンメニューから以下のように選んで申請手続きを進めていきます。
団体:
リーグ戦を運営する店舗
ゲーム:
マジック:ザ・ギャザリング
認定ルール:
Launch League Play - Innistrad(または Magic League)
イベント:
あとで分かるようにイベント名称を入れてください。
プレイロケーション:
イベントを実際に開催する会場を選択してください。
日程:
イベントを開催する日を選んでください。イベント当日に申請することもで来ますが、日付に注意。
フォーマット:
リーグ戦
組み合わせ:
スイス
以上すべてを入力したら「次へ」をクリックします。
「認定概要」というウィンドウが表示されますので、内容を確認して「認定」をクリックすると、イベント申請が終了します。
リーグ戦の報告
リーグ戦の報告は、ほかのNon-Ratedイベントと同じく、対戦結果を(ラウンドごとの対戦成績を含めて)逐一報告することもできますし、参加者リストだけを報告することもで来ます。今回はよりかんたんな、参加者リストの報告方法について解説します。
まずは、イベント一覧から先ほど申請したイベントをダブルクリックしてイベントを開きます。
この画面は、一般イベント、Non-Rated イベントともほぼ同じですが、リーグ戦を含む Non-Rated イベントでは、「チーム」の代わりに「プレイヤーリストのみ」というチェックマークが表示されています。今回は参加者リストだけを報告するので、「プレイヤーリストのみ」のチェックボックスにチェックを入れてください。
次に、参加したプレイヤーをこのイベントに対して入力します。「プレイヤー」タブをクリックしてください。
プレイヤーの入力画面になりました。ここはかんたん。DCI 番号を入力していくだけです。DCI番号を入力してエンターキーを押すと
インターネットを経由してプレイヤーの情報が自動的に入力されます。間違いがないことを確認して、「登録」をクリックします。
右側にプレイヤーが入力された状態になりました!
同じようにほかの参加者もどんどん入力しましょう。
こんな感じです。一般大会の場合、このあと組み合わせを作成して実際に対戦結果を入力していきますが、今回はリーグ戦の報告でプレイヤーリストだけが欲しかったのでここまででおしまいです。「イベント」タブをクリックしてイベント画面に戻ります。
右上にある青い「イベント終了」をクリックして、イベントを終了します。
同じく緑の「結果をアップロード」をクリックして、イベントをインターネット経由で報告します。報告完了後に「アップロードステータスを確認」すると、報告状況を確かめることができます。
以上、リーグ戦の報告方法でした。Non-Ratedイベントを開催された場合には同様にイベントの申請から報告まで、イベント当日におこなうことができますので、店舗でのイベントをしっかり報告して、WPN実績の獲得にお役立てください。
【重要】プロモーションカードの取り扱いについて
WPN で提供しているプロモカードは、イベントの参加者に配布するために提供されています(購入特典など一部条件が違うプロモカードもございます)。イベントを申請してプロモカードを入手後、実際はイベントを開催せずにそれらのプロモカードを販売する、といった不正行為は認められません。
Create Great Play Experiences in your Store (Part 2)(原文)
たとえば、フライデーナイト・マジックの開催店舗に配布されている賞品カード(通称:FNM プロモ)は、以下の要項で配布するよう定められております。
- 1 位と 2 位に 1 枚ずつ
- 3 位以降のうち 2 名に 1 枚ずつ
- 上記 4 枚のプロモカードは当月分のプロモカードにかぎる
上記配布要項を遵守すると、週ごとのプロモカードはすべて参加者の手元に行き渡ります。当月のプロモカードを配布せずに過去のプロモカードで代用したり、3 位以降に配布しなかったりなどしてカードを余らせることはできません。
上記の配布方法に加えて、過去に(イベントが成立せずに)配布しなかった FNM プロモを配布したり、別の賞品を追加することは問題ありません。FNM プロモは、フライデーナイト・マジックで配布することだけが許可されています。FNM 以外のイベントで配布したり、販売することは認められません(過去に買い取った FNM プロモをフライデーナイト・マジックで配布することは問題ありません)。
イベント用に配布されたプロモカードをイベントで使用せずにシングルカードとして販売したり、当月分の FNM プロモを配布せずに過去のプロモで代用するといった行為は、イベントに参加したプレイヤーを悲しませるとともに、店舗の信用を損なうことにつながります。
こうした行為が発覚した場合、プロモカードが提供されるイベント(FNM やプレリリース等)の申請が取り消されることもございますので、ご留意いただきますようお願いいたします。
本件に関するお問い合わせ、情報提供、プロモカードの配布に関するご質問は wpnjapan@wizards.com へご連絡ください。
WPN からのお知らせ
8/2 現在、以下の WPN プログラムならびにイベントが申請できます。イベントの申請は、ウィザーズイベントレポーターからかんたんに操作できます。ウィザーズイベントレポーターはWPNサイトからダウンロードしてください。
全主催者
- Magic (認定イベント/個人戦・双頭巨人戦・チーム戦)
- ブースタードラフト
- レガシー
- エクステンデッド
- ヴィンテージ
- スタンダード
- シールドデッキ
- ブロック構築
- 3 スタンダード(3人チーム構築)
- 3 シールドデッキ(3人チームリミテッド)
- 2HG(双頭巨人戦は 2HG で始まるそれぞれのフォーマットをご利用ください)
- Casual Non-Rated(入門イベント/8人未満で開催したイベントやフリープレイ会の報告に)
- カジュアル構築
- カジュアルリミテッド
- Casual Non-Rated Multi-Player(入門イベント・多人数戦)
- Casual Multi-Player - Archenemy
- Casual Multi-Player - Commander
- Casual Multi-Player - Emperor
- Casual Multi-Player - Free-for-all
- Casual Multi-Player - Grand Melee
- Casual Multi-Player - Other
- Casual Multi-Player - Planechase
- Magic League(リーグ戦/戦争リーグなどの参加者報告に)
ゲートウェイ店舗
ゲートウェイ店舗は、全主催者向けイベントが申請できます。くわえて、以下のプログラムが申請できます。
- Magic Celebration(9/10のみ・店頭イベント)
- Japan Finals 2011 Gateway Tournament Round 3
- Launch Party - Innistrad(イニストラード発売記念パーティ)
- Launch League Play - Innistrad(イニストラード・リーグ戦)
コア店舗
コア店舗は、ゲートウェイ店舗のプログラムをすべて申請できます。くわえて、以下のプログラムが申請できます。
- Friday Night Magic - Sept 2011
- Prerelease - Innistrad(イニストラード・プレリリース)
アドバンス店舗
アドバンス店舗は、コア店舗のプログラムを 2 回ずつ申請できます。
WPNマテリアル
店舗レベルに関係なく、サポートキットは一店舗一回限り申請できます。
- Gateway Support Kit - Summer 2011(店舗関係者用)
- Membership Card Request(新規メンバーカードの請求)
WPN プログラムの申請方法については、WPN 通信 第47回に詳しく記載がありますので、ご一読ください。それでもわからないことがありましたら wpnjapan@wizards.com へ気軽にご相談ください。
グランプリトライアル(アドバンス店舗)
グランプリトライアル(GPT)とは、プロレベルのトーナメントへの架け橋となるイベントで、該当するグランプリの不戦勝を選出する競技レベルのトーナメントです。GPT 開催に際しては、十分な席数を持つ会場と、イベント当日の運営を担う DCI 認定ジャッジが最低一人は必要です。
現在トライアルの開催申請を受け付けているグランプリは次の通りです。
グランプリ | グランプリ開催日 | フォーマット | トライアル開催時期 | 申請締切 |
サンディエゴ(アメリカ) | 11/12~13 | エクステンデッド | 8/15~10/28 | 8/14 |
GPT 開催を希望する店舗は、開催希望日、開催ロケーション、当日のヘッドジャッジを明記のうえ、締切日までに wpnjapan@wizards.com へご連絡ください。
各 WPN プログラムの申請スケジュールおよび大会日程、ならびに国内プレミアイベントの大会日程は Google カレンダーにまとめてありますので、よろしかったらご利用ください。
公開されている Google カレンダーは、各自が利用しているスケジューラにインポートすることができます。
Google アカウントを利用して自身のカレンダーに表示させたり、スマートフォンのスケジューラへインポートすることで、自分の予定表とリンクさせることができるようになります。「今週の大会はどうだったっけ?」と悩んでいるような方にお勧めです。
それでは、また来週。
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2024年11月22日号|週刊マジックニュース
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- Latest Developments -デベロップ最先端-
- ReConstructed -デッキ再構築-
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- ロン・フォスターの統率者日記
- 射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」
- マアヤのマジックほのぼの日記
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