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ドラゴンの迷路へのカウントダウン

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ReConstructed

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ドラゴンの迷路へのカウントダウン

Gavin Verhey / Tr. Yuusuke "kuin" Miwa / TSV testing

2013年4月9日


 急いで一ヵ月後へと移動しよう。

 あなたはトーナメントに参加している。フライデー・ナイト・マジックか、マジック・オンラインのデイリーイベントか、もしくはスタンダードのグランプリかもしれない。まあどこのどんなイベントかは重要じゃない、忘れてくれ。目の前で起こっている状況について考えるためにあなたの頭脳はとても忙しいんだ。

 1ターン目は《アヴァシンの巡礼者》から始め、対戦相手も同様の立ち上がり。2ターン目に《ロクソドンの強打者》を出すと、相手もお定まりの動きで同じ手を続ける。3ターン目に《ロクソドンの強打者》を相打ちさせるが、それは問題ない――別の《ロクソドンの強打者》がいる。対戦相手はアンタップ後土地を置き、エンドを宣言。

 さて4ターン目だ。そして重要な決定を下さねばならない。攻撃するべきか?

 対戦相手は4マナを立たせている。《修復の天使》の可能性はあるが、あなたの《ロクソドンの強打者》は十分にそれを突破できる――しかし考慮しなければならないのはそのことではない。それは気にすることじゃない。

 いや、あなたが懸念しなければならないのはもっとずっと危険なものだ。《ロクソドンの強打者》をゴミ箱に直行させるかもしれないもの。恐ろしいものの到来が気にかかる。〈ワームの到来〉に怯えているのだ。

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 多岐にわたる内部プレイテストにより、このカードに対処するには2つの法則を覚えなければならないことが分かっている。

  • 法則その1:あなたが攻撃するとき、対戦相手は常にこれを持っている。
  • 法則その2:あなたが攻撃しないと、対戦相手は常にこれを持ってない。

 まったく簡単だ!

 ありがたい助言を受けた以上は、あなたがこのカードに対処するためではなく、これを用いるほうを焦点に当てるしかないね。


〈ワームの到来〉 アート:Lucas Graciano

 このカードには使いたくなる多くの理由がある。

 第一に、これは4マナ5/5トランプルだ。我々は最近いくつかの4マナ5/5を印刷しているが、それらを総合的に見ると確かに用いやすさから言って手をつけ始めるのには良いところだ。

 第二に、これはインスタントだ! マナ・コストに対して良いサイズというだけでなく、戦闘のさなかに現れて対戦相手の計画をぶっ潰せる。対戦相手があまりクリーチャーを展開してこない? これまで通りに対戦相手のターン終了ステップに5/5を降臨させることもできる! 対戦相手はこちらの攻撃前に《至高の評決》は使えない。よってたとえ相手が《至高の評決》を持っていたとしても序盤から攻め続け......そして対戦相手に《至高の評決》を使わせたら、それに合わせて〈ワームの到来〉を使うことで、対戦相手は非常に悩まされるだろう。

 第三に、これはトークンを生み出す! これは居住との相性が良いことを意味する――そしてさらに言えば、トークンとうまく作用するあらゆるカードとも大いに相性が良い。スタンダードにはトークンと相互に作用する多くの素晴らしい選択肢があり――5/5トランプルはそれらをさらに強化するとても強力なトークンだ。

 今日は、それら3つの軸すべてで〈ワームの到来〉を有効活用できるデッキを見ていこう! これがピーター・マウラーによるトークン重視バントだ。

ピーター・マウラーの「バント・トークン」
スタンダード[MO] [ARENA]
4 《寺院の庭
4 《陽花弁の木立ち
2 《神聖なる泉
4 《氷河の城砦
2 《繁殖池
4 《内陸の湾港
2 《神無き祭殿
1 《孤立した礼拝堂

-土地(23)-

4 《練達の生術師

-クリーチャー(4)-
2 《急速混成
4 《議事会の招集
4 《無形の美徳
1 《順風
4 《セレズニアの魔除け
2 《アゾリウスの魔除け
2 《ドルイドの講話
2 《戦慄の感覚
4 《未練ある魂
4 《深夜の出没
2 《根生まれの防衛
1 《天使への願い
1 《集団的祝福

-呪文(33)-

その戦術とは

 ビートダウン・デッキには様々な種類があるが、トークン基盤のデッキはとりわけ独特な形式だ。多種多様なクリーチャーで殴りかかる代わりに、バニラ(あるいはフレンチ・バニラ)のトークンで攻撃する。通常、トークンを用いる理由は何種類かの専用カードによって強化されることにあり――そしてこのデッキには明確に、居住という手法の中に《無形の美徳》、《順風》、そして《練達の生術師》といった強化要素が加わっている。

(訳注:バニラは能力を持たないクリーチャー、フレンチ・バニラはクリーチャー・キーワード能力だけを持つクリーチャーを指す)

 このデッキでの対戦は多くの場合、序盤の数ターンにいくつかのトークンを生成することから始まるだろう。その後戦場へ《無形の美徳》のようなカードを追加し、それによりすべてが巨大な脅威となる。

 さらに厄介なことに、多くのトークン生成カードは複数のトークンを生み出す――ときにはインスタント速度で! 対戦相手が盤面をうまくリセットしたとしても、《無形の美徳》や《順風》のようなエンチャントが存在することにより、ターン終了ステップの《深夜の出没》ひとつで戦線を再構築できる。1枚のトークン生成カードで対戦相手の全体除去呪文を使わせられるなら、いい調子だってことはわかるだろう!

 そして、もちろん、〈ワームの到来〉があれば、トークンを強化するカードを欠いていたとしても依然としてインスタント速度で5/5の脅威を送り込めることになる。これは単なる小さなトークンなんかじゃなく、対戦相手が今後気を配らなければならないものだ。

カード詳細

 このデッキを形作っているカードの束に飛び込み、何を残すか――そして何を外しても問題ないかを調べよう。

 《練達の生術師》はトークン生成に対してよい働きをする。《練達の生術師》を出している限り戦場に出す全てのトークンは2個の(複数の《練達の生術師》がいればあるいはそれ以上の!)+1/+1カウンターを獲得し、そしてそれは《深夜の出没》による取るに足らない2体の1/1スピリットを3/3という圧倒的なサイズに変貌させる。《練達の生術師》を出してトークンを生成し始めたら、かなりの優位と言えるだろう。

 しかしながら、問題はこれを用いること自体にある。エンチャントとは異なり、《練達の生術師》は対戦相手が全体除去を用いた場合、一緒に除去される。効果を受けるためには《練達の生術師》を出した後にトークンを出さなければならないが――これを召喚するのには4マナもかかる。さらに言えば4マナはちょうど〈ワームの到来〉のコストでもあるので、たいていの場合マナを立たせておくほうが好ましい。

 私は《練達の生術師》が大好きだ。これを作成したのは私で、そしてこれはギルド門侵犯中で最もお気に入りのカードの1つとなった。しかしながら、今ここにおいては完全にうまくデッキにはまるとは思えず、〈ワームの到来〉が私たちにはある。

 3マナで、2体の1/1飛行を手に入れられる。《風のドレイク》――3マナパワー2――は確かにすごい存在ではないが、トークンを用いるよう構築されたデッキにおいては、これらはたいてい非常に大きくなるだろう。2体の2/2を得られる状態はかなりいい形勢だし、それ以上大きくなるようなら驚異的だ。さらに、これはインスタントなので、唱えるのを遅らせて《至高の評決》を回避したり戦闘の計算をめちゃくちゃにしてやることもできる。デッキを《深夜の出没》で満たしたいわけではないが、十分な影響力を発揮してくれるので4枚すべて維持することに異存はない。

 このデッキのデッキ名を(アラーラの断片における緑白青の断片の名称から取って)「バント・トークン」と呼ぶつもりなら、実際には《未練ある魂》のフラッシュバックの黒マナがあるので少々正確ではない。ピーターはソーサリーの《深夜の出没》4枚という基本的な効果と共に、うまくいけばこれのフラッシュバックを使えるように黒マナを生み出せる土地を少々加えている。

 しかしながら、私は《ガヴォニーの居住区》を採用したいので実際のところは是非ともマナ基盤を引き締めたい。そうすることでトークン戦略への素晴らしい追加要素となる。(それに、ガヴォニーって響きがガヴィンと似てるからなんとなく好きなんだよね。)これは本質的に何度も使える《栄光の頌歌》で――そして土地であるがゆえに呪文の枠を埋めずにすむ。《未練ある魂》を失う場合――最も強力なトークン生成カードの1つという――犠牲を払うことになるが、土地を利用する驚異的な効果を得ることはその代償を支払う価値がある。その結果として、散らした黒マナは取り除くことになるだろう。

 したがって、問題点は少々変化する。4枚にのぼるソーサリーの《深夜の出没》をそのまま用いる価値はあるだろうか?

 私の答えはいいえ、だ。このデッキで用いる価値のある強力なカードは数多くあるし、実際のところ《深夜の出没》が手札で溢れんばかりになるのはお断りだ。動くべきマナ域はほかにあり、例えばもし4マナがあるなら《ターランドの発動》のほうを是非用いたい。私はデッキリストにほかのカードを書き加えられるようにこれを外そうと思う。

 マジックではこれまで、トークン生成といえば通常1枚のカードで比較的小さなトークンを複数生み出すことが多かった。《番狼》というカードがあるのになぜわざわざ《議事会の招集》を新しく作るのだろうか? まさにより多くの混乱をもたらす不必要なもので、実際のところ何ひとつ良くなってはいない。

 しかしながら、セレズニアの居住メカニズムのために、我々はその傾向を変化させることになる。突如として、《議事会の招集》や〈ワームの到来〉といったトークン生成カードを必要とする十二分な理由ができたわけだ。それにより、トークンを基盤としたデッキに今までになかったものが与えられることになる。巨大で扱いやすい、そのうえトークンであるクリーチャーが!

 《議事会の招集》はその良い例だ。2マナ3/3というサイズはかなり良い。これがトークンであり、トークンに影響するすべての効果が働くという事実も加わるとは、なんと素晴らしいことだろう。間違いなく4枚全投入だ。

 私が《議事会の招集》について述べたことはほとんど全てこれにも当てはまる。《セレズニアの魔除け》は《議事会の招集》に比べると生み出すトークンは小さいが(騎士は警戒持ちだけどね!)、インスタント速度によるトークン生成とともにまとめられている充実した汎用性はここでは信じられないほどの存在だ。トークンを生んだり、コンバットトリックを用いたり、あるいは戦場から厄介な《静穏の天使》を取り除いたりする必要があるとして、そのいずれであってもこのカードはすべてやってのける。ピーターが4枚投入したのは絶対正しい。よってそのまま維持しよう。

無形の美徳》《順風

 これら2マナの、《栄光の頌歌》の上位版こそがトークンという手法を用いる理由の1つだ。これらは大きいサイズ小さいサイズを問わずトークンにとって素晴らしいカードで、警戒と飛行のいずれであってもトークンが持っていれば素晴らしい能力となる。

 《順風》はスピリット生成と組み合わせることで、巨大なセレズニア・トークンとともに攻撃できるので有効だ。実際に、これらはこのデッキにおける最強カードの一角なので、私はこれらをそれぞれ限界の4枚まで増やしたい。これらはいつだって多く引きたいカードで、初手に3枚あったとしても断然始めたいと思えるだろう。《順風》の代わりに、抜いた《練達の生術師》を入れて複数枚による一大頌歌モードへ突入することを期待してもいい!

 《アゾリウスの魔除け》はいわゆる汎用性の高いカードだ。このようなデッキにおいて、対戦相手とのダメージレースのためにトークンを用いるつもりであるならば、これはとりわけうまくかみ合う。多くの場合、〈ワームの到来〉や《深夜の出没》のためにマナを残しておきたいわけだが、対戦相手がどう動くかに応じての選択肢としてこれを構えておける。その一方で、これを使ってカードを引けるのでコントロールとの対戦でも無駄にならない。私は《アゾリウスの魔除け》を2枚のまま維持することで十分にその柔軟性を提供してくれると考えているが、これの《時の引き潮》効果があなたの地域でよく見るデッキに対して強ければ、3枚目の投入を考慮できるかもしれない。

急速混成

 このカードは除去として使うか、死ぬことが決まったトークンを入れ替えるために自分のクリーチャーを対象とするか、そのどちらにも使えるという点ではいい感じだ。しかしながら、気の利いた除去呪文として用いてもクリーチャーを新しくする平凡な手段として用いても、驚嘆するような成果はない。ほとんどの場合、単純に別のトークン生成カードのほうを引きたいだろう。このカードは外しても問題ない。

 居住カード導入についての私の考えだが、しばしば別のトークン生成カードが同等の結果を成し得るため、それらの効果のために用いる適切な理由があるかどうかが重要だ。この場合は、私にとっては実際にそこまでの価値はない。《濃霧》効果はたいてい必要にはならないので、ここには別のトークン生成カードを加えるほうがいい。

 《ドルイドの講話》とは対照的に、《根生まれの防衛》が持つ居住カードとしての可能性には大いに興味をそそられる。戦闘や《至高の評決》による死からクリーチャーを救い出すことができるからだ。

 とはいえ、私はどちらかというとサイドボードにこのカードを持っておきたいと考える。これは全てのデッキに対して優れているわけではないし、インスタント速度でトークンを作れることでこのデッキはすでにソーサリー速度の全体除去に対して優位にある。これは間違いなくサイドボードに入れておきたいものではあるが、メインデッキには効果的なトークン生成のカードのほうをもっと入れるべきだろう。

 時にはそのままブロッカーをすり抜けて攻撃したいことはある。いい感じのテンポ用カードではあるが、3枚目の《アゾリウスの魔除け》との組み合わせやより多くの《順風》こそが、このデッキでクリーチャーがよりいっそう攻撃を通すための助けとなるべきだ。これは外しても大丈夫だろう。

 戦場に出てさえいれば、巨大な《栄光の頌歌》効果は恐ろしいもので、通常はこれだけで勝つのに十分すぎるほどだ。そしてこのようなデッキには搭載できる様々な6マナのカードがある。しかし〈ワームの到来〉と《ガヴォニーの居住区》の追加により、手札で死に札になる可能性のあるこのカードがなくてもこのデッキは巨大なクリーチャーを生み出せるよい形になるだろうと考えている。

 私はデッキに1枚だけ《天使への願い》を入れるやり方が非常にお気に入りだ。これを引けることはめったにないとはいえ、奇跡でプレイできればとても素晴らしい。しかしながら、《栄光の頌歌》系エンチャントが大量にあるので、実際のところ1枚挿し戦略としては《高まる献身》のほうがよさそうだ。(《天使への願い》を奇跡でプレイできないような)早い段階でカードを引いた場合、《高まる献身》は《天使への願い》よりもずっと効率的だし、《順風》があるおかげで、遅いゲームで《天使への願い》をトップデッキした場合と実質的にやや似た結果を得ることができる。なので私はこの部分を交換しようと思う。

トークンの改善

 さて、いくつか枠が空いたところで、多少カードを追加したい。そのうち一部についてはすでに言及したが、まだ話していないものがある。

 理想としては2ターン目に《栄光の頌歌》系を唱えるのではなくトークンを出し始めたいのだが、そのためには十分に2マナのトークン生成カードをデッキに入れておくことが肝要だ。それに加えて、4ターン目に《栄光の頌歌》系カードとトークン生成カードを一緒にプレイできるようにするためにも2マナのトークン生成カードが重要となってくる。《議事会の招集》と《セレズニアの魔除け》はどちらも良い出発点だが、《町民の結集》も同じくなかなかに堅実な選択だろう。2マナの密度を増すために4枚加えたい。

 複数のトークンを生み出すカードはこのデッキにとって素晴らしい――そして複数の大きなトークンを生み出すカードはそれ以上だ! これは少々コストがかかるものの、〈ワームの到来〉同様に、毎回4ターン目に強烈な行動を行えるようにするという理由がある。(もちろん、2マナ呪文を2つ用いることにも加えて、だ。)《栄光の頌歌》系を引けないとしても、なお依然としてこれはパワー4と同等のトークンを生み出すので、かなり厄介だろう。あまりにも多く引きすぎるのは困るが、3枚投入でいい感じになるだろう。

 私は戦略的な1枚挿しが大好きで、そしてこれはこのデッキにおいてよく合致しているように感じる。これが手札にあれば、これを考慮して戦略を組み立てることが可能だ。しばしば、多くのマナを立たせたままターンを終えて対戦相手に〈ワームの到来〉を懸念させることもできるだろう――実際には《神秘的発生》を持っているとしても! これは《霧縛りの徒党》と《謎めいた命令》の間に挟まれたときに直面するジレンマみたいな感じだ。確かに2枚目の投入も考慮できるが、1枚で始めるのがいいだろう。

 これらにより完成するデッキリストは次の通り。

ガヴィン・ヴァーヘイの「フィンとジェイクの到来タイム」
スタンダード[MO] [ARENA]
4 《寺院の庭
4 《陽花弁の木立ち
3 《繁殖池
4 《内陸の湾港
3 《神聖なる泉
4 《氷河の城砦
3 《ガヴォニーの居住区

-土地(25)-


-クリーチャー(0)-
4 〈ワームの到来〉
4 《議事会の招集
4 《町民の結集
4 《順風
4 《無形の美徳
4 《セレズニアの魔除け
2 《アゾリウスの魔除け
4 《深夜の出没
3 《ターランドの発動
1 《高まる献身
1 《神秘的発生

-呪文(35)-

 様々な方向にこのデッキを伸ばすことができる。一例としては《呪文裂き》や《瞬唱の魔道士》のようなカードを取り入れたアグロ・コントロール寄りのデッキなどだ。《栄光の頌歌》系のカードを外していけば、さらに《秘密を掘り下げる者》なども視野に入れられるだろう。別の方向性としては、《セレズニアの声、トロスターニ》や《大軍のワーム》といったカードによって大型クリーチャー攻勢も取れるだろう。〈ワームの到来〉をメインとする堅実な全体像がなかったとしたら、これは私が出発点とするものだ。

 スタンダードにおいて〈ワームの到来〉はどれくらいの影響力があるだろうか? ああ、私は未来について予言するわけじゃない――そこで仕事をしてただけさ。それでも私は〈ワームの到来〉は多くの場面で姿を見せる強力なカードであると確信している。コントロールでのインスタント速度の脅威として? ビートダウン・デッキの最期の一押しとして? ちょうど今回のようなトークン・デッキで? 3つすべてで使われていても驚くようなことじゃない。今あなたがた全員がこのカードを知ったことで、これが最強となるのはあなたの考えるデッキかもしれない! こいつで盛り上がってくれ!

惜しくも選ばれなかったデッキたち

 取り上げられなかったデッキにも興味があるって? 惜しくも選ばれなかったデッキのいくつかを確認してくれたまえ!

アティアト・ブナグの「狂気の軍勢」
スタンダード[MO] [ARENA]
4 《神無き祭殿
4 《草むした墓
4 《寺院の庭
3 《
2 《孤立した礼拝堂
2 《陽花弁の木立ち
2 《森林の墓地
1 《血の墓所
1 《聖なる鋳造所
1 《踏み鳴らされる地

-土地(24)-


-クリーチャー(0)-
4 《豊かな成長
4 《突然の衰微
4 《遥か見
4 《未練ある魂
4 《忘却の輪
3 《ラクドスの復活
3 《もぎとり
1 《血統の切断
4 《軍勢の集結
4 《狂気堕ち
1 《ニンの杖

-呪文(36)-
1 《墓掘りの檻
4 《無形の美徳
4 《深夜の出没
2 《イニストラードの君主、ソリン
1 《血統の切断
2 《原初の狩人、ガラク
1 《幽霊議員オブゼダート

-サイドボード(15)-
ジョー・デカーシーの緑白青黒コントロール
スタンダード[MO] [ARENA]
4 《神聖なる泉
4 《湿った墓
3 《繁殖池
3 《水没した地下墓地
2 《幽霊街
2 《神無き祭殿
2 《内陸の湾港
2 《孤立した礼拝堂
2 《草むした墓
1 《寺院の庭

-土地(25)-

4 《エルフの幻想家
4 《瞬唱の魔道士
3 《聖トラフトの霊
3 《ダスクマントルの予見者

-クリーチャー(14)-
4 《サイクロンの裂け目
3 《アゾリウスの魔除け
3 《ディミーアの魔除け
2 《突然の衰微
2 《否認
2 《究極の価格
1 《ルーン唱えの長槍
2 《雲散霧消
1 《血統の切断
1 《スフィンクスの啓示

-呪文(21)-
1 《幽霊街
4 《脳食願望
2 《突然の衰微
2 《否認
3 《吸血鬼の夜鷲
2 《魔女封じの宝珠
1 《ロウクスの信仰癒し人

-サイドボード(15)-
マーク・イアン・アロッソのナヤ・ファッティ
スタンダード[MO] [ARENA]
4 《根縛りの岩山
4 《踏み鳴らされる地
4 《陽花弁の木立ち
4 《寺院の庭
3 《
2 《魂の洞窟
2 《ケッシグの狼の地
1 《聖なる鋳造所

-土地(24)-

3 《アヴァシンの巡礼者
1 《東屋のエルフ
4 《ロクソドンの強打者
4 《ソンバーワルドの賢者
3 《ムウォンヴーリーの獣記し
4 《スラーグ牙
1 《酸のスライム
1 《鷺群れのシガルダ
1 《戦導者オレリア
2 《静穏の天使
1 《古鱗のワーム
1 《巨大オサムシ
2 《孔蹄のビヒモス

-クリーチャー(28)-
2 《ボロスの魔除け
4 《ドムリ・ラーデ
2 《情け知らずのガラク

-呪文(8)-
ジョシュア・デミングのジャンク・トークン
スタンダード[MO] [ARENA]
4 《草むした墓
4 《陽花弁の木立ち
4 《寺院の庭
3 《孤立した礼拝堂
2 《ガヴォニーの居住区
2 《神無き祭殿
2 《大天使の霊堂
1 《平地
1 《
1 《森林の墓地

-土地(24)-

2 《セレズニアの声、トロスターニ
1 《幽霊議員オブゼダート

-クリーチャー(3)-
2 《信仰の盾
4 《議事会の招集
4 《無形の美徳
3 《突然の衰微
3 《セレズニアの魔除け
4 《未練ある魂
3 《深夜の出没
3 《根生まれの防衛
1 《生体材料の突然変異
3 《イニストラードの君主、ソリン
2 《情け知らずのガラク
1 《原初の狩人、ガラク

-呪文(33)-
3 《死儀礼のシャーマン
1 《信仰の盾
3 《血の芸術家
3 《カルテルの貴種
1 《突然の衰微
1 《深夜の出没
1 《殺害
1 《情け知らずのガラク
1 《原初の狩人、ガラク

-サイドボード(15)-
プシエメク・アルキモヴィッチの「ワーム」
スタンダード[MO] [ARENA]
8 《平地
7 《
4 《陽花弁の木立ち
4 《寺院の庭
1 《守護者の木立ち

-土地(24)-

4 《アヴァシンの巡礼者
2 《東屋のエルフ
4 《円環の賢者
3 《スレイベンの守護者、サリア
4 《ロクソドンの強打者
4 《銀刃の聖騎士
3 《セレズニアの声、トロスターニ
4 《大軍のワーム

-クリーチャー(28)-
4 《議事会の招集
1 《セレズニアの魔除け
3 《根生まれの防衛

-呪文(8)-
ヒガシ リョウの濃霧コントロール
スタンダード[MO] [ARENA]
4 《内陸の湾港
4 《陽花弁の木立ち
3 《氷河の城砦
2 《
2 《神聖なる泉
1 《錬金術師の隠れ家
1 《繁殖池
1 《
1 《平地
1 《聖なる鋳造所
1 《蒸気孔
1 《踏み鳴らされる地
1 《寺院の庭
1 《湿った墓

-土地(24)-

2 《ボーラスの占い師
2 《瞬唱の魔道士
3 《古術師

-クリーチャー(7)-
3 《濃霧
4 《ドルイドの講話
3 《遥か見
2 《サイクロンの裂け目
2 《熟慮
1 《高まる混乱
1 《禁忌の錬金術
1 《安全な道
2 《至高の評決
1 《降霊術
1 《魔女封じの宝珠
2 《天使への願い
1 《記憶の熟達者、ジェイス
1 《都の進化
2 《終末
1 《ニンの杖
1 《時間の熟達

-呪文(29)-
1 《真髄の針
2 《ボロスの魔除け
2 《否認
1 《未練ある魂
3 《練達の生術師
1 《殺戮遊戯
1 《魔女封じの宝珠
1 《酸のスライム
1 《こだまの呪い
1 《霊誉の僧兵
1 《大軍のワーム

-サイドボード(15)-
イジー・グッドマンの超攻撃的バント
スタンダード[MO] [ARENA]
4 《繁殖池
3 《内陸の湾港
3 《陽花弁の木立ち
3 《寺院の庭
2 《
2 《氷河の城砦
2 《神聖なる泉
1 《

-土地(20)-

4 《雲ヒレの猛禽
4 《実験体
4 《アヴァブルックの町長
4 《近野の巡礼者
4 《絡み根の霊
4 《ザーメクのギルド魔道士
2 《スレイベンの守護者、サリア
4 《聖トラフトの霊
4 《ロクソドンの強打者

-クリーチャー(34)-
4 《シミックの魔除け
2 《呪文裂き

-呪文(6)-
キラ・ダムールの『Let Me Show You The Door』
スタンダード[MO] [ARENA]
4 《セレズニアのギルド門
3 《アゾリウスのギルド門
3 《シミックのギルド門
2 《ボロスのギルド門
2 《ゴルガリのギルド門
2 《グルールのギルド門
2 《オルゾフのギルド門
1 《ディミーアのギルド門
1 《イゼットのギルド門
1 《ラクドスのギルド門

-土地(21)-

4 《門を這う蔦
3 《門衛
4 《斧折りの守護者
3 《浮遊障壁
3 《構脚のトロール
2 《高射砲手
2 《セレズニアの声、トロスターニ
1 《ロウクスの信仰癒し人
1 《アゾールの雄弁家

-クリーチャー(23)-
1 《Maze's End
3 《ボロスの魔除け
3 《議事会の招集
1 《サイクロンの裂け目
1 《大笑いの写し身
1 《ラクドスの復活
3 《スフィンクスの啓示
2 《至高の評決
1 《空虚への扉

-呪文(16)-
リチャード・マーフィーのナヤ・トークン
スタンダード[MO] [ARENA]
4 《ガヴォニーの居住区
4 《踏み鳴らされる地
4 《陽花弁の木立ち
4 《寺院の庭
3 《根縛りの岩山
3 《聖なる鋳造所
2 《
1 《平地

-土地(25)-

4 《宿命の旅人
4 《高原の狩りの達人
3 《セレズニアの声、トロスターニ
4 《スラーグ牙

-クリーチャー(15)-
4 《町民の結集
4 《セレズニアの魔除け
4 《似通った生命
3 《情け知らずのガラク
3 《軍勢の集結
2 《原初の狩人、ガラク

-呪文(20)-
4 《安らかなる眠り
2 《ミジウムの迫撃砲
3 《ロクソドンの強打者
3 《忘却の輪
3 《雷口のヘルカイト

-サイドボード(15)-
タックマンのナヤ降霊術
スタンダード[MO] [ARENA]
4 《断崖の避難所
4 《陽花弁の木立ち
4 《寺院の庭
3 《根縛りの岩山
3 《聖なる鋳造所
3 《踏み鳴らされる地
1 《
1 《平地
1 《処刑者の要塞

-土地(24)-

4 《エルフの幻想家
4 《ケンタウルスの癒し手
2 《悪鬼の狩人
4 《火花の強兵
2 《セレズニアの声、トロスターニ
4 《スラーグ牙
2 《酸のスライム
2 《大軍のワーム
2 《静穏の天使

-クリーチャー(26)-
4 《信仰無き物あさり
2 《ドムリ・ラーデ
4 《降霊術

-呪文(10)-

(以下のデッキ募集部分は、原文・本日掲載分の記事から収録しております(訳文は次々週5月7日掲載予定です)。 この節の文責・編集 吉川)

迷路を旅して

 もし構築デッキを組もうと考えているのなら、2週間後(翻訳は4週間後)の私の記事のために、モダンのデッキ構築に挑戦し投稿してみてほしい。内容は前回と同じだが――備忘のために改めて情報をお知らせしよう。

フォーマット:モダン(『ドラゴンの迷路』を含む!)

デッキの制限:皆さんのお気に入りの『ドラゴンの迷路』のカードを、できる限り多く詰め込んだモダン・デッキを送ってくれ!

締め切り:4月29日(月)午前10時(日本時間)

すべてのデッキリストを英語で、こちらのリンク先のフォームからメールでお送りください。デッキリストの提出時には、以下のようなフォーマットで入力してください。

あなたのローマ字氏名+'s+デッキ名(英語)

Standard(フォーマット)

20 Land(土地カード 枚数とカード名・英語で)

20 Land

4 Creature(クリーチャー・カード 枚数とカード名・英語で)

4 Creature

4 Other Spell(その他の呪文カード 枚数とカード名・英語で)

4 Other Spell

4 Planeswalker(プレインズウォーカー・カード 枚数とカード名・英語で)

 今回の『ドラゴンの迷路』シールド特集(原文)が今週末のプレリリースでの一助になれば幸いだ! もしジョージア州ダルースにある「The Gaming Pit」に今週末来るようなことがあれば、そこでお会いできるだろう。内部用コピーでないアートを得た実際のカードを使って『ドラゴンの迷路』リミテッドを遊ぶことが楽しみだ!

 それではまた来週お会いしよう。それまで、この記事に関する感想があったら、気軽にフォーラムへの投稿や私へのツイートを送ってほしい。

 今週末のプレリリースを楽しんでほしい! あなたがギルドとともに「暗黙の迷路」を走ることを楽しんでくれることを願っている――きっとうまくいくよ。

Gavin / @GavinVerhey

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