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戦略記事

Daily Deck -今日のデッキ-

アルーレン(レガシー)

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アルーレン(レガシー)

Melissa DeTora

2015年9月25日


 レガシーには数多くのコンボ・デッキがありますが、それでも「アルーレン(魔の魅惑)」ほど独特なものはないでしょう。(今はなき)エクステンデッドで《魔の魅惑》が使用できた当時を、私は今でも覚えています。「アルーレン」は絶対に対策を怠ってはいけないデッキでした。レガシーで大量の除去が飛び交う今となっては、《魔の魅惑》はそこまで使用されているカードではありませんが、それでもなお、このコンボの強力さは健在です。

 《魔の魅惑》が戦場にあれば、点数で見たマナ・コストが3以下のクリーチャーをそのコストを支払うことなく唱えられます。そこで、「戦場に出たとき」に誘発する能力を存分に活かして勝利を掴むというわけです。このデッキでは、《寄生的な大梟》を対戦相手のライフが尽きるまで連打するのが勝ち手段となります。また、このコンボを機能させるためには《洞窟のハーピー》が欠かせません。このカードは《寄生的な大梟》を手札に戻し、自身も手札に帰ることができます。そのため、それら2枚を好きなだけ出し直すことができるのです。

 実はこのデッキは、驚くほど安定しています。《悪意の大梟》や《渦まく知識》が必要なものを引き込む助けとなり、《帝国の徴募兵》はデッキ内のあらゆるクリーチャーを探し出してくれます。また、《魔の魅惑》のおかげでクリーチャーをインスタント・タイミングで繰り出すことができるため、妨害が難しいというのもこのデッキの優れた点と言えるでしょう。こちらのコンボに対応して対戦相手が何か動きを見せても、それに対応して《夢で忍び寄るもの》を唱えるだけでクリーチャーを救い出すことができます。あるいは、たとえ除去を通されたとしても、《永遠の証人》で墓地から回収してやればいいのです。

 《魔の魅惑》コンボの一番の魅力は、対戦相手がタップ・アウトするのを待ってから動ける点です。それから、対戦相手のターンの終わりにコンボを始動させることだってできます!《思考囲い》や《陰謀団式療法》で、対戦相手の手札を把握して安全を確認するとなおいいでしょう。《Force of Will》にだけは気をつけてくださいね。

Alex Barnett - 「アルーレン」
レガシー[MO] [ARENA]
1 《
1 《
1 《
2 《Bayou
1 《Tropical Island
2 《Underground Sea
1 《Taiga
4 《霧深い雨林
4 《新緑の地下墓地
4 《汚染された三角州

-土地(21)-

4 《死儀礼のシャーマン
4 《悪意の大梟
1 《洞窟のハーピー
1 《夢で忍び寄るもの
1 《漁る軟泥
4 《帝国の徴募兵
4 《断片無き工作員
1 《永遠の証人
1 《寄生的な大梟

-クリーチャー(21)-
4 《渦まく知識
4 《陰謀団式療法
4 《思考囲い
1 《悪魔の意図
4 《魔の魅惑
1 《時を越えた探索

-呪文(18)-
2 《再利用の賢者
1 《疫病媒体
1 《フェアリーの忌み者
1 《イゼットの静電術師
1 《月の大魔術師
2 《夜の戦慄
1 《墓掘りの檻
1 《虚無の呪文爆弾
1 《真髄の針
4 《突然の衰微

-サイドボード(15)-
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