READING
翻訳記事その他

『ローウィンの昏明』プレリリース・ガイド
2026年1月9日
2026年最初のセット『ローウィンの昏明』で、マジックの多元宇宙へ再び飛び込みましょう!熱烈に期待されていたローウィン=シャドウムーア次元への再訪には、初めての訪問時に人気を集めた要素をたっぷりと盛り込んでいます。タイプ的テーマにトラディショナルなアート、奇妙ながら美しい舞台……そこに現代のマジック・デザイナーの光る手腕が添えられます。この次元を探検する絶好の機会に、お近くのゲーム店で開催されるプレリリースで最高の第一歩を踏み出しましょう!

『ローウィンの昏明』
プレリリース・パック
プレリリースの受付時に、あなたは『ローウィンの昏明』のプレリリース・パックを受け取ります。今回のプレリリース・パックの内容は以下の通りです。
- 『ローウィンの昏明』プレイ・ブースター 6パック
- フォイル仕様のプロモカード 1枚
- 注:プレリリース・パックのプロモカードには、日付が箔押しされなくなりました。
- デッキボックス 1つ
- スピンダウン・ライフカウンター1つ
そしてプレリリース・パックの中身と基本土地を使って40枚のデッキを組み上げ、他の参加者たちと対戦します。このイベントはセットの公式発売日に先駆けて行われるため、みんなで一緒に新たなカードを学んでいくことになります。友達をマジックの世界へ歓迎したり、久しぶりに灯を点したりするにも絶好の場になるでしょう。
冒険の準備はいいですか?プレリリースは2026年1月16日より開催されます。皆さんが今からイベントに備えられるよう、『ローウィンの昏明』プレリリース・ガイドをお送りします。『ローウィンの昏明』は現在、お近くのゲーム店やAmazon、楽天ブックス、その他マジックを取り扱う場所にて予約受付中です。お近くのゲーム店のプレリリースへの参加登録もお早めに。
プレリリースでデッキを作る
シールドのデッキは基本的に2色で組むことが推奨されます。つまりマジックの5色のうち2色のカードを選びぬくことになります。プレイ・ブースター6パックを開封したら、まずは出てきたカードを色ごとに分け、その中で特に強力な1枚を探しましょう。対戦相手に「こいつを止められるか?」と聞けるくらいの自慢の1枚を見つけましょう。対戦相手が対応できなければ、あなたの勝利への道を切り開いてくれるカードです。
そういう強力なカードが、デッキの色を決める助けになるでしょう。例えば《背骨岩の暴君》。対戦相手のクリーチャーを飛び越える飛行を持つ6/6というサイズだけでなく、あなたのインスタントやソーサリーにさらなるバリューをもたらします。これは赤をプレイする大きな理由になるでしょう。また、このセットの中でも特にクールなアートのドラゴンですから、これ以上望むことはないでしょう。
脅威となるカードを見つけたら1色目は決まるでしょう。次はシールドのデッキに欠かせないもう1つのピース「除去手段」を探します。除去手段は対戦相手のカードやゲーム・プランに対処できるカードであり、先ほどの「こいつを止められるか?」という問いに効率的に答えられるものです。
以下に、『ローウィンの昏明』における主要な除去を一覧でご紹介します。デッキ構築中にもゲーム中にも確認できますので、ぜひご利用ください。例えば対戦相手が青のデッキで、アンタップ状態の《島》を2枚残していたら、攻撃に《振り払い》を合わせられるリスクがあるでしょう。






ある色に強力な脅威があり、別の色に除去が豊富にあれば、その2色を使えという明確なサインになるでしょう。デッキの他の部分はそれらをサポートするカードで固めましょう。マジックでは優れたプレイヤーたちがお手本を見せてくれているので、ぜひそこから学んでみてください。あとは「マナ・カーブ」に気を配りましょう。
マナ・カーブと『ローウィンの昏明』の色
マナ・カーブは、あなたのデッキの平均マナ総量のバランスを取るのに役立つ考え方です。簡潔に説明すると、ゲーム序盤に低コストの呪文を使い、最後は高コストの呪文で勝利を掴むという動きがしっかりできるようにデッキを組むための手法です。シールドのデッキでは平均的に、以下のようなマナ・カーブになります。
- 1マナ:1~2枚
- 2マナ:7~8枚
- 3マナ:5~6枚
- 4マナ:3~4枚
- 5マナ:2~3枚
- 6マナ:0~1枚
- そして土地17枚!
このようにデッキを組むことで、ゲームのスタートを力強く切ることができ、そのままの勢いでゲームを優位に進められます。このテンプレート通りにはなかなかなりませんが、心に留めておくと良いでしょう。デッキの良し悪しがわからない場合は、シャッフルして7枚ドローしてみてください。数枚の土地とゲームの開幕に使える軽量呪文が安定して揃っていれば、うまく組めているサインですよ。
マナ・カーブの一番下にはゲームの序盤にぜひ唱えたいカードを置くということを忘れずに。《ドランの樹皮》のマナ総量は2ですが、装備先のクリーチャーがいない状態で唱えてもあなたのゲームプランは進みません。同じくクリーチャーにつけたいオーラについても同じことが言えるでしょう。
デッキの色についての補足
目を引く強力なカードはどの色にもありますが、リミテッドでは安定性が大切です。3~5色のデッキでは、呪文を唱えられないという状況も起こるでしょう。白と青の土地が並ぶ中で手札に黒のカードを抱えたことがある方ならわかるはずです。それは楽しくありません。
デッキの色は、これだという2色に絞りましょう。そうすることで、安定して呪文を唱えられるデッキを構築できます。マナ基盤を整えるカードも採用すればさらに安定するでしょう。マナを生み出すクリーチャーや《石人の核》のようなアーティファクトは、シールドのデッキにおいて大きなリソースとなります。
とはいえ、2色だけやれば良いとも限りません。
『ローウィンの昏明』は、多くのマジックのセットとは少し違うのです。能力語「色彩」を持つ色鮮やかなカードにお気づきでしょうか。それらはあなたがコントロールしているパーマネントの中の「色の種類数」を参照します。《光撃獣》で2枚引くのも手堅いですが、デッキのカードを大きく入れ替えなくても色を増やす方法はあります。
アンコモンの「蝕甚化した」クリーチャーのサイクルは、マナ・コストにハイブリッド・マナ・シンボルを持ちます。つまりそれらを唱える際に1種類の色マナだけ支払っても、両方の色が加算されるのです。《蝕甚化したメロウ》は、あなたが緑白のデッキを使っていても白青のカードとして扱うことができます。

「ゴブリン・トークン」
また、《上座婆》のように2色のトークンを生成する単色のカードもあります。赤緑のデッキを使っていて「色彩」のカウントを上げる方法をお探しなら、黒赤のゴブリン・トークンや黒緑のエルフ・トークンを生成するカードを試してみてください。さて、デッキ構築のプロセスもいよいよ大詰めです。もしかしたら一番重要かもしれません。あなたのデッキのドラフト・アーキタイプを考えましょう。
『ローウィンの昏明』ドラフト・アーキタイプ
リミテッドをプレイしていると、色の垣根を越えて広がる一連の戦略が見えてくるでしょう。それらは「ドラフト・アーキタイプ」と呼ばれ、効率的なデッキ構築を後押しし、あなたのリミテッド体験を導いてくれます。『ローウィンの昏明』には2色の組み合わせ5種類にドラフト・アーキタイプがあり、それぞれがこのセットでスポットが当たるクリーチャー・タイプと結びついています。また、残る5種類の2色の組み合わせにもドラフト・アーキタイプが設定されていますが、そちらはクリーチャー・タイプではなくメカニズムのテーマに焦点を当てているため、このプレリリース・ガイドではご紹介しません。
もちろん5種類のドラフト・アーキタイプから外れたデッキを構築するのも不可能ではありませんが、最初の数回はドラフト・アーキタイプに沿ったデッキ構築をおすすめします。5つのアーキタイプはいずれもわかりやすいので、ご心配なく。以下に、各ドラフト・アーキタイプのキーカードやデッキ構築のヒントをお伝えします。
白青マーフォーク

このデッキは狡猾なマーフォークで対戦相手を妨害し、ゲームを通してじっくりと優位を積み重ねていきます。《ワンダーワインの錯乱術士》や《銀エラの行商人》といった戦略の鍵となるマーフォークは、タップ状態になると誘発する能力を持っています。条件を満たすのに一番手軽なのは攻撃ですが、《ワンダーワインの別れ》のような「召集」呪文を使えばクリーチャーを危険にさらすことなく能力を誘発させられるでしょう。
黒赤ゴブリン

黒赤の戦略は、ローウィン=シャドウムーアに住む粗暴なボガートと「枯朽」メカニズムを組み合わせたものです。自分のクリーチャーに-1/-1カウンターを置くのは好ましくないことに見えるかもしれませんが、《泥デコの呪い投げ》など死亡したときに誘発する能力を持つゴブリンがそれを好転させるのです。この戦略では、トークンを生成するクリーチャーが特に有用です。ゴブリンでなくても《冷静な樹林案内人》のようなカードを積極的に使ってみてください。
緑白キスキン

キスキン・クリーチャーたちは、戦線を横に伸ばして能力を盤面全体へ広げることを目指します。《小村の祝祭》や《ミストメドウ会議》で強固な盤面を築き、《臆病な盾持ち》の起動型能力でクリーチャーを強化しましょう。ただし無理は禁物です。《闇の帳》で負けないようご注意ください。横並べ戦略のデッキは歴史的に見ても盤面を一掃する呪文に弱いのですが、《ダンドゥーリンの織り手》のようなカードがピンチから体勢を立て直す助けになるでしょう。
青赤エレメンタル

炎族と凍炎族は爆発的な魔法を扱います。その力はカードにまで広がります!このデッキは、マナ総量が4以上の呪文を唱えることを目指します。《炎束ね》のようにマナを加速するカードに目を光らせておきましょう。青赤デッキのマナ・カーブは4~6マナの呪文に寄る場合もありますので、心に留めておいてください。
黒緑エルフ

黒緑デッキは楽しくなるほど不気味な戦略で戦います。あなたの墓地へカードを次々と送り込み、呪文やクリーチャーを強化するのです。《傷刃の斥候》や《リス・アラナの密通者》のような2マナのエルフで盤面を作りながら、《月夜祈りの支持者》や《モーカントの眼》のような強力なフィニッシャーを墓地にセットしましょう。対戦相手があなたのクリーチャーを除去しても、それは次なる脅威の燃料となります。
お近くのゲーム店で行われるプレリリースは、『ローウィンの昏明』の旅の始まりにすぎません。ぜひこのセットのさまざまなメカニズムの探求を続け、新しいことに挑戦してみてください。《上位のフェイ、マラレン》をエルフ・デッキに加えるもよし、『ローウィンの昏明』のハイブリッド・カードを駆使して単色のデッキをドラフトするもよし、どのようにゲームを楽しむにせよ、マジック・プレイヤーの仲間に話したくなるエキサイティングなエピソードを得られるでしょう。新たなカードを使う場を探している方は、『ローウィンの昏明』のイベントガイドをご覧ください。
それでは皆さん、1月16~22日開催の『ローウィンの昏明』プレリリースで新たな物語を紡いでください。『ローウィンの昏明』の公式発売日は2026年1月23日です。現在、お近くのゲーム店やAmazon、楽天ブックス、その他マジックを取り扱う場所で予約受付中です。
RANKING ランキング
NEWEST 最新の読み物
CATEGORY 読み物カテゴリー
戦略記事
コラム
読み物
BACK NUMBER 連載終了
- Beyond the Basics -上級者への道-
- Latest Developments -デベロップ最先端-
- ReConstructed -デッキ再構築-
- Daily Deck -今日のデッキ-
- Savor the Flavor
- 射場本正巳の「ブロールのススメ」
- 津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ
- 浅原晃の「プレミアイベント三大チェックポイント!」
- ガフ提督の「ためになる」今日の1枚
- 射場本正巳の「統率者(2017年版)のススメ」
- かねこの!プロツアー食べ歩き!
- ロン・フォスターの統率者日記
- 射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」
- マアヤのマジックほのぼの日記
- 金子と塚本の「勝てる!マジック」
- 射場本正巳の「統率者(2015年版)のススメ」
- 週刊連載インタビュー「あなたにとってマジックとは?」
- なかしゅー世界一周
- 中村修平の「デイリー・デッキ」
- 射場本正巳の「統率者(2014年版)のススメ」
- 中村修平の「ドラフトの定石!」
- 浅原晃の「プロツアー観戦ガイド」
- 鍛冶友浩の「プロツアー観戦ガイド」
- ウィザーズプレイネットワーク通信
- Formal Magic Quiz
- 週刊デッキ構築劇場
- 木曜マジック・バラエティ
- 鍛冶友浩の「デジタル・マジック通信」
- 鍛冶友浩の「今週のリプレイ!」
- 渡辺雄也の「リミテッドのススメ」
- 「明日から使える!」渡辺リミテッド・コンボ術
- 高橋優太の「このフォーマットを極めろ!」
- 高橋優太の「このデッキを使え!」
- 黒田正城の「エターナルへの招待」
- 三田村リミテッド研究室
- 新セットめった切り!
- シングルカードストラテジー
- プレインズウォーカーレビュー
- メカニズムレビュー
- その他記事



























































