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『神河:輝ける世界』をコレクションする
2022年1月27日
神河で一番クールなカードをダウンロードしたいかい?
『神河:輝ける世界』は、マジックのカード仕様改良の最先端にある。このセットのレアや神話レアにはすべて、別バージョンが用意されているんだ。優れた技に輝かしい新フレーム、そして最新技術が使われた特別な土地や忍者、侍の姿を見られるだろう。
これまでにない神河をお楽しみあれ。
「浮世絵」土地
『神河:輝ける世界』には、新スタイルのフルアート土地が登場する――それが「浮世絵」基本土地だ。「浮世絵」土地のアートは、日本の木版印刷のスタイルから着想を得た。「浮世絵」土地は、各基本土地タイプに2種類ずつ、全10種類あるぞ。
「浮世絵」土地はすべて日本語版だが、どの言語のパックからも出現する。「浮世絵」土地はセット/ドラフト/コレクター・ブースターから手に入る。セット/ドラフト・ブースターには、3パックに1枚の割合で土地の枠に非フォイル仕様の「浮世絵」土地が入っている。また、セット・ブースターには20%の割合でフォイル仕様の土地が封入されているが、そこでも3分の1の割合でフォイル仕様の「浮世絵」土地が出現する。ドラフト・ブースターのフォイル枠でフォイル仕様の「浮世絵」土地が出現することもあるぞ。そして各コレクター・ブースターには、フォイル仕様の「浮世絵」土地が1枚入っている。
「淡光」仕様
『神河:輝ける世界』のレアや神話レアにはすべて、別バージョンがある。多くのカードに用意されているのが、未来的なネオンをイメージした「淡光」仕様だ。
「淡光」仕様は37枚のレアと6枚の神話レアに用意されている。
さらに『神河:輝ける世界』収録のレアの英雄譚6枚と神話レアの英雄譚3枚には、「淡光」仕様にさらにおまけがついた別バージョンがある。別バージョンの英雄譚は両面とも別イラストで彩られ、第2面のみ「淡光」フレームになっているんだ(第1面は英雄譚のカード枠のまま)。
「淡光」仕様のカードは、別バージョンの英雄譚も含めセット/ドラフト/コレクター・ブースターで非フォイル版もフォイル版も手に入る。
「忍者」仕様
『神河:輝ける世界』では22種類の忍者・クリーチャーが登場し、さらに忍者のプレインズウォーカー《漆月魁渡》もいる。それらすべてに別バージョンがあり、それぞれの「忍者」フレーム版には新規アートが描かれている。
「忍者」仕様を持つカードは、コモンに7枚、アンコモンに8枚、レアに6枚、そして神話レアに2枚ある。忍者は隠れるものだが、非フォイル版もフォイル版もセット/ドラフト/コレクター・ブースターのどこででも出会えるぞ。
「侍」仕様
『神河:輝ける世界』では侍・クリーチャーも全21種類登場し、さらにプレインズウォーカーの《放浪皇》もいる。侍にも別バージョンがあり、それぞれの「侍」フレーム版には新規アートが描かれている。
「侍」仕様を持つカードは、コモンに10枚、アンコモンに7枚、レアに4枚、そして神話レアに1枚ある。セット/ドラフト/コレクター・ブースターで、非フォイル版もフォイル版も手に入るぞ。
ボーダーレス版
別イラストが描かれるボーダーレス版カードはマジックのセットの定番になったが、今回はさらに豪華だ。『神河:輝ける世界』では、このセット収録の神話レアのプレインズウォーカー4枚すべてにボーダーレス版が用意され、しかもそのアートをlack氏や原哲夫氏、寺田克也氏が担当する……
それから、レアに1枚、神話レアに5枚あるドラゴンにも ……
そしてレアの伝説の土地5枚にもボーダーレス版があるぞ。
ボーダーレス版プレインズウォーカーは、セット/ドラフト/コレクター・ブースターで、非フォイル版もフォイル版も手に入る。
そしてお近くのWPN店舗で『神河:輝ける世界』のブースターボックスを購入すると、新川洋司氏がアートを手がけるフォイル仕様ボーダーレス版の《梅澤悟》 を受け取れるぞ。詳しくは店舗に聞いてみてくれ!
ファイレクシア語版カード
『神河:輝ける世界』にはファイレクシア語版カードも2枚収録される。これらは「ファイレクシアン・フレーム」に縁取られ、パックの言語に関わらずファイレクシア語版が出現する。なお、アートは通常のものだ。ファイレクシア語版カードは、セット/ドラフト/コレクター・ブースターで、非フォイル版もフォイル版も手に入る。
エッチング・フォイル仕様
『神河:輝ける世界』ではエッチング・フォイル仕様も再登場する。エッチング・フォイルはマジックのカードにさまざまな方法で使える印刷技術だ。我々はセットごとに異なる形で使っている。『統率者レジェンズ』ではカード枠全体にエッチング・フォイル加工を施したし、『ストリクスヘイヴン:魔法学院』ではカード枠を目立たせるのに使った。
『神河:輝ける世界』では、他のショーケース・フレームをさらに輝かせるために使っている。エッチング・フォイル仕様が用意されるのは、厳選された12枚だ。内訳は「淡光」フレーム版のレア1枚と神話レア4枚、「忍者」フレーム版のレア1枚と神話レア2枚、「侍」フレーム版のレア1枚と神話レア1枚、そしてファイレクシアン・フレーム版の神話レア2枚となっている。この特別な仕様のカードは、コレクター・ブースター限定で手に入る。
拡張アート版
レアと神話レアはどれも、誰かのお気に入りの1枚だ。だから私たちは、そのすべてに特別なバージョンを用意している。大抵のマジックのセットでは、他に特別な仕様の別バージョンを持たないレアや神話レアに、拡張アート版が用意される。『神河:輝ける世界』ではすべてのレアと神話レアに別バージョンがあるから、今回は拡張アート版を作らないことも検討した …… だが拡張アート版を愛する人もいるんだ。なくなったら、きっと悲しい思いをするだろう。だから代わりに、私たちはすべてのレアと神話レアに拡張アート版を作ることにした!
(ただしプレインズウォーカーは除く。コレクター・ブースターにはほとんどの場合拡張アート版のカードが出現する枠があるんだけど、その枠からはボーダーレス版プレインズウォーカーも出現する可能性があるんだ。)
拡張アート版はコレクター・ブースター限定だ。拡張アート版はレアに53枚、神話レアに11枚、さらに英雄譚にもレアに6枚、神話レアに3枚拡張アート版があるぞ。英雄譚のアートは、第2面のみ拡張される。『神河:輝ける世界』のメインセットでは、合計73種類の拡張アート版が非フォイル版もフォイル版も手に入る。また『神河:輝ける世界』統率者デッキでは、レア32種類と神話レア6種類の拡張アート版が手に入る。こちらは非フォイル版のみとなっている。
ネオンインク・フォイル仕様
『神河:輝ける世界』では、新たなタイプのフォイル仕様も登場する。「ネオンインク・フォイル」仕様は、通常のフォイルの上にシルクスクリーン印刷を施し、さらに鮮やかで豪華な見た目に仕上がっている。『神河:輝ける世界』のネオンインク仕様は、《貪る混沌、碑出告》が独占してしまった――つまりこのフォイル仕様が用意されるのは、《貪る混沌、碑出告》のみだ。
《貪る混沌、碑出告》のネオンインク仕様は、青、緑、赤、黄色の4種類ある。青と緑、赤のネオンインク仕様は、『神河:輝ける世界』コレクター・ブースター限定で手に入る。緑色のネオンインク仕様が出現する確率は青色のおよそ半分で、赤色が出現する確率は緑色のおよそ4分の1だ。色に関わらず、ネオンインク・フォイル仕様の《貪る混沌、碑出告》は英語版のみ出現する。ネオンインク・フォイル仕様の《貪る混沌、碑出告》は各言語版のコレクター・ブースターから出現するが、それはその言語ではなく英語版になる。
なお黄色のネオンインク仕様はWPNプレミアムストアで配布されるプロモカードだ。そちらも英語版のみとなる。
『神河:輝ける世界』では、日本語版製品でのみ手に入るものはない。また(英語版限定の)ネオンインク・フォイル仕様《貪る混沌、碑出告》を除いて、『神河:輝ける世界』のカードはすべて各対応言語のものが出現する。
淡光フレームも忍者も侍も、ファイレクシアン・フレームも、ボーダーレス版も、非フォイル版もフォイル版も、各言語のセット/ドラフト/コレクター・ブースターで手に入るんだ。なお複数の仕様を持つカードも多いが、それらについては仕様の数に応じて出現率が少なくなっている。「浮世絵」土地については、セット/ドラフト・ブースターからは非フォイル仕様とフォイル仕様が出現する。コレクター・ブースターにはフォイル仕様の「浮世絵」土地が封入されている。
『神河:輝ける世界』で一番開封するのが楽しいパックは、セット・ブースターだろう。コモンやアンコモンは小さな物語を伝え、フォイル仕様カードやアート・カードが入っていて、30%の割合で少なくとも2枚のレアや神話レアが手に入る。また13%の割合で、非フォイル仕様で別バージョンのレアまたは神話レアが手に入る。
ドラフトを楽しむなら、ドラフト・ブースターを手に取ろう。『神河:輝ける世界』ドラフト・ブースターからは、およそ10%の割合で別バージョンのレアまたは神話レアが手に入る。
さまざまなレアや神話レアを集める近道は、コレクター・ブースターで決まりだ。フォイル仕様のカードも集めやすいし、エッチング・フォイル仕様や拡張アート版カード、そしてネオンインク仕様のカードはこのパックでしか手に入らない。
『神河:輝ける世界』の各種ブースター製品の詳しい内容については、『神河:輝ける世界』製品紹介の記事を確認してくれ。君たちが『神河:輝ける世界』でどのブースター製品を選ぶとしても、きっとその内容に満足してくれるはずだ。神河の未来が今、やってくる。
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