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翻訳記事その他
『統率者レジェンズ』をほんの少しご紹介
2020年8月22日
昨年私はthe Command Zone(訳注:リンク先は英語の動画です。)に赴き、ジミー・ ウォン/Jimmy Wongやジョシュ・リー・クワイ/Josh Lee Kwaiとともに今年の統率者イヤーがどうなるかを語り、『Commander Collection: Green』や注目の『統率者レジェンズ』といった大量の統率者戦向け製品について発表した。
そして今年はここまでにさまざまな出来事や影響があったのは確かだが、統率者イヤーという大きな計画を通して、コミュニティが統率者戦というフォーマットとそれら関連商品に対して盛り上がり続けてくれたことをとても嬉しく思っている。
ウェブカメラでの対戦でさえ活発であると証明されている――コマンドフェスト・オンライン(訳注:リンク先は英語です。)のような機会を探し、世界中のプレイヤーと統率者戦で遊ぶことを強くお勧めしておこう!(どんなカメラでも――スマートフォンだけでも対戦可能だ! 手順についてはGood Morning Magic video(訳注:リンク先は英語の動画です。)のような紹介動画を参考にしよう。)
ともあれ、発表されたこれらの製品は非常に刺激的だった……しかし問題は、これらの詳しい内容について非常に長い間公開されなかったことだ。そのため皆が、これらについて紹介される時が来るまで辛抱強く待ち続けることになった。そこから何を見出せるのかについて、もう少し知りえる時がついに訪れるまで。
ああ、今がその時だ。
今回の統率者ライブパネルでは、これら両方の統率者戦向け製品について、そしてそこから何を期待できるのかについて詳しく説明する――そして、もちろん、プレビュー・カードもいくつか紹介しよう。
パネルのリプレイはtwitch.tv/ChannelFireball(訳注:リンク先は英語の動画です。)のアーカイブから見ることができるので、初報やこれまでの紹介内容などを把握していないのであれば、(これらの製品に取り組んでいるジュールス・ロビンス/Jules Robins、アリ・ニーエ/Ari Niehという素晴らしい専門家たちの話とともに)見直すことをお勧めしておく。ともあれ簡単な概要と注目点については、以下の通りだ!
統率者レジェンズ
ようやくこのセットについて皆さんに向けて話すことができて、どれだけ興奮していると言っても過言にはならない。
私が最初にこのアイデアを思いついてから発売に至るまでに、6年近くの歳月がかかっている。6年という時間の長さがどれほどのものか考えてみてくれ! 私の中では久方ぶりの登場なんだ。
私が構想し、設計し、展望デザインを行ったこれは、その過程でマーク・グローバス/Mark Globusの素晴らしい初期設計も経由しつつ、最終的なセット・デザインのためにジュールス・ロビンスへと引き継がれた。このセットはまさに統率者戦へのラブレターだ……そして、マジックの歴史に含まれている魅力的なキャラクターもいくつか取り上げられている。
カードやドラフトについて紹介する前に、このセットの内容を形作るうえで初期から重要とされてきた、3つのポイントについて説明しよう。
- このセットは、多元宇宙のあらゆる時間、あらゆる場所から引用してもよい。ローウィンからアラーラまで――ウェザーライト・クルーの物語から今日に至るまで(さらには切り込もうと思えばもっと深い部分にまで!)――そこには山ほどの題材がある。
- フレイバー的には似ているものの、メカニズム的にはこれは『モダンホライゾン』ではない。フラッシュバック・カードに移植を持たせたり(……質問はなしで)その他奇妙なメカニズムを混ぜ合わせたりとか、パワーレベルを大幅に引き上げるといった場ではないということだ。その点で言えば、メカニズム的には通常のマジックのセットで見られるものとそう変わりないと言えるだろう――変わっているのは統率者ぐらいのものだ。参考として、『統率者レジェンズ』には、通常のセットで常盤木とされていないメカニズムが4つ含まれている。3つは過去に存在したもので、1つは新しいものだ。(それが何か想像してみよう!)
- これはリミテッドの統率者戦を遊ぶためのものだ。つまるところ、そのアイデアからすべてが始まった! ドラフトかシールドデッキをプレイできる――そして実際のところこれは、自宅で遊ぶのに向いているフォーマットと言えよう。8人に満たないグループでドラフトをしたり、Spelltable(訳注:リンク先は英語)やDiscordなどを利用して、インターネットを介して友人とシールドデッキをプレイすることも可能だ。統率者戦を構成する要素はいくつもあるが、それでも通常のドラフトと同じように、基本的に統率者戦のデッキには欠かせないようなカードを確保してプレイできる。それもまた楽しみの1つだ!
こんなところだ。これらを踏まえて、それらがどのように機能するかを見ていこう!
『統率者レジェンズ』では、20枚のカードが封入されたブースターを3パック用いてドラフトしていく。そう、20枚だ! 各パックには伝説のクリーチャーが2枚入っている――つまり、伝説のクリーチャー専用のカードスロットが2つ用意されている!(ああ、それと、どのパックにもフォイル版が1枚含まれている。)我々がおすすめするプレイ方法は、8人でドラフトをした後4人ずつの卓に分けて対戦するものだ。だがそれよりも少ない人数でドラフトをして、全員で対戦するのもありだろう!
そういえば、パックはこんな外見だ。
さて、通常のドラフトと同じく、最初のパックを開封する。しかし『統率者レジェンズ』のドラフトには1つ大きな変更点があるんだ。毎回のピックごとに、2枚のカードを取ることになる! 『バトルボンド』の双頭巨人ドラフトや『ダブルマスターズ』の初手時がそうだったように、ピックごとに常に2枚のカードを入手する。
なぜか? ああ、これにはいくつかの理由がある。1つ目は、統率者戦の楽しみの1つにはカード間のクールな相乗効果を見つける、というものがあるからだ――このピック方法により、20枚のカードすべてを確認してから、相乗効果を持つ2枚のカードをまとめて入手できるというわけだ。2つ目は、ドラフトのピックが少し早く終わるからだ――1パックにカードが20枚含まれているため、通常のやり方では時間がかかっていたのだが、これによりピックの過程が少し早くなった。3つ目は……ああ、すぐにわかる。ちょっと待っててくれ。
それ以外については、ドラフトは通常と変わらない。(カードの総数は多いけれどね!)
全ピックが終了したのち、60枚のデッキを構築することになる――マジックの一般的なデッキが60枚に対してドラフトの一般的なデッキが40枚であることとよく似て、統率者戦のデッキが100枚に対して『統率者レジェンズ』のドラフト・デッキは60枚だ。
デッキを構築する上では、デッキの固有色を決めるための統率者が必要だ。ライフの初期値は40で、統率者ダメージがあり、そのほかの統率者戦用ルールが適用される……1つを除いて。
このドラフトでは、同じカードを複数枚デッキに採用できる。シングルトン・ルールは適用されない。セット内のコモンの種類を増やすことで、これが起こりうる頻度を軽減はしたものの、可能性はある。こうすることで、あとで悲しくなるようなドラフト・ピックの発生を防ぐことにもなるんだ。「偶然2枚目をピックしてしまった。おおっと!」というようなことをね。これは不安を取り除くためのルールにすぎないし、それにこれはドラフトだ、心配はいらない。デッキにはまだまだいろいろなものが詰まっているからね。
さて、セットの初期デザイン中に大きな課題が持ち上がった。ドラフトをしていると、序盤に伝説のクリーチャーをピックしてその色に固定されてしまう傾向があったのだ。ドラフトでは使う色の組み合わせを持つ統率者を見つける必要がある。今ピックしている色を使うために必要な2色あるいは3色の伝説のクリーチャーを引き当てる確率は、この先のパックで入手できるだろうと期待できるほどに高くはなかったのだ。
その後チームと私は、すべてをまとめる接着剤を見つけ出した。ドラフトで機能する要素をだ。
もう答えを言ってもいいかな?
単色の共闘だ。
完璧だった。赤の共闘をひとまずピックしておきつつ、軸としたい別の色の共闘を簡単に見つけることができる――赤を生かしたままでだ。これは通常のドラフトとほとんど変わらないだろう。1色をまず狙いつつ、行けそうな別の色を探す、というやつだ。素晴らしい起用だった!(ちなみにこれは、1度に2枚ずつピックする効用のもう1つだ。一度に2種類の共闘をピックできるからね!)
加えて、共闘が『統率者(2016年版)』で登場して以来、プレイヤーは単色の共闘持ちを希望していた――つまりこれは、再三届けられていた要望に応える絶好の機会でもあったんだ。
そして、常に要望があったものと言えば、同じくプレイヤーが求め続けた別のものを、いかにより良い方法で届ければよいかと思案されていたものがあった。センギア男爵だ。
それがここにある。最初に紹介するプレビュー・カードは、共闘を持ったセンギア男爵だ。これを見てくれ!
よさそうだな、相棒! これは急激に成長する――戦場にたたきつけてターンを渡せば、簡単に大きくなって一度の攻撃で誰かを倒してしまえるだろう……あるいはもっと邪悪なプレイヤーならば、生け贄に捧げるカードを中心にプレイし、準備を整えてから召喚して、《稲妻のすね当て》を装備して即座に誰かを倒すだろう。
またそれゆえに、対戦相手はこちらではなく他のプレイヤーを攻撃しがちになる、というのもそれはそれでよい。そうなれば最終的に2番目の能力が誘発する――素晴らしい!
なぜ彼が共闘を持っているのか? まあ、このセットの共闘持ちすべてが、その相棒とうまくやっていこうとしているわけでもない。死亡誘発に関するルール変更のおかげで、統率者は死亡したときに死亡誘発型能力を誘発する。そしてセンギアは死亡するパートナーをこよなく愛するカードだ。私が思い浮かべているものはいくつかあるが……それは『統率者レジェンズ』が発売されるまでのお楽しみだ。
そしてまた、『統率者レジェンズ』はマジックのあらゆるメカニズムを混ぜ合わせるためのセットではないが、かといって多くの素晴らしいメカニズムをまったく参照しなかったというわけでもない。2個置かれる+1/+1カウンターは、《Baron Sengir》の+2/+2カウンターを参考としたものだ。
過去のセンギアと言えば、ピート・ ヴェンターズ/Pete Ventersによるアートは、センギア男爵の風貌を象徴するものだろう。大本となるキャラクターを描くことは、彼自身も喜んで取り組んだ素晴らしい機会だった。
というわけで、『統率者レジェンズ』のプレビュー・イベント(プレリリースのようなもので、近いうちに案内があるだろう)で入手できる特別なプロモーション・カードは、この別アート《闇の男爵、センギア》だ!
これを届けることができて、とても嬉しく思う――そしてこのセットが長年のマジック・ファンへ送るラブレターだと言えるほどに、ここにはファンのためのものがたくさんあるんだ。
しかし、男爵だけじゃない。このセットにはほかにも伝説のクリーチャーが多数存在する――その多くはアンコモンだ。
センギアは過去にカード化されていた――しかし『統率者レジェンズ』は過去のキャラクターを新しくカードにするだけでなく、全く新しいキャラクターも登場するし、いくつかの人気キャラクターもようやくカード化される。
Magic Story「銀の月の下で」で2名のキャラクターが初めて細かく描写されたとき、彼女たちはすぐにファンに気に入られた。彼女たちの勇壮な物語と2人の素晴らしい関係は、長年私が実際にカード化したかったキャラクター達だ。しばらくの間、私の伝説のクリーチャー構想リストに保管されていた。
そして今、彼女たちはいよいよここにいる。イニストラードに名高い追跡者と罠師のコンビ、ハラナとアレイナだ!
仲間の死を喜ぶセンギアとは違い、彼女ら2名は一緒に使うとより有効だ。我々は「~との共闘」戦略からいくつかの要素を取り上げ、一緒にしたときにうまく機能するいくつかのフレイバー豊かな組み合わせを作った。
もちろん、「~との共闘」とは異なり、組み合わせは自由だ! ハラナとセンギアを一緒にしたいなら、試してみるのもいい(男爵はイニストラードの世界観に合っているんじゃないかな!)――センギアを成長させるために対戦相手のクリーチャーをハラナの能力で撃墜して楽しもうじゃないか。
次は、おそらくセット内で最も奇妙なカードについて話そう――これはその奇妙さに相応しいアートも持ち合わせている。プレイテストの初期段階において、『統率者レジェンズ』のドラフトをどのように行うかについて説明するときはいつも、常に例外なく「利用可能な統率者が見つけられない場合はどうなる?」と質問された。
さて、これは実際にはほぼ起こりえないことだ。しかしここで『統率者レジェンズ』のドラフトについて説明を見た皆さんも同じことを考えただろう。なので、我々は念には念を入れて安全装置を用意することにした――プレイヤーの不安を取り除くため、そして実際に起こった際にその問題を解決するためにだ。
というわけで、この奇妙なヤツを見てもらおう。
驚くほど見事なアート(セブ・マッキノン/Seb McKinnonはまさにこの仕事にうってつけのアーティストだった)についてはともかく、これはどういうものだろう?
これは基本土地のようなものだ――《虹色の笛吹き》は要するに「基本である伝説のクリーチャー」と考えてもらっていい。このドラフトではいつでも利用できる。ハラナはピックしたが、緑青デッキなのに青の伝説のクリーチャーを入手できなかったって? 心配ご無用、そのデッキを使うためにハラナとこれを統率者として使用できる。デッキで使う色用の統率者を完全に逃してしまった? ああ、《虹色の笛吹き》2枚を統率者として使用可能だ!
まあこれがあるのは良いことだろう。《虹色の笛吹き》は伝説のクリーチャー枠から出るのではなく、6パックに1パックの割合でコモン枠1枚の代わりに出てくる。すべてのピックが終わってから必要になったときは(再度強調しておくが、そういうことはほとんど起こらないだろう)、その卓から1枚以上は見つかるはずだ。
これらが今日紹介できる共闘のすべてだ――しかし『統率者レジェンズ』にはなんと41種類もの新しい共闘持ちが、どれも単色のカードとして収録されている、と言っておこう。(《虹色の笛吹き》も単色のカードとして数えている。)セットを完成させるまでに非常に時間がかかった理由のかなりの部分は、共闘持ちの考えられる組み合わせすべてを実際に試すことによるものだった。(そして「the Command Zone」からジミー・ ウォンとジョシュ・リー・クワイを、統率者戦ルール委員会からシェルドン・メネリー/Sheldon Menery、ガヴィン・デュガン/Gavin Duggan、スコット・ララビー/Scott Larabee、トビー・エリオット/Toby Elliottを招いて試してもらい意見をもらったのも、そういう理由からだ。)
心配しないでもらいたいが、共闘が好みでないとしても、他にも2色や3色の新しい伝説のクリーチャーが豊富に用意されている。
そしてもちろん、このセットの目玉は伝説のクリーチャーだけではない。『統率者レジェンズ』にはクールでユニークなカードがたくさんある。このセットで試してみたかったことの1つは、このフォーマットで支援を必要としている戦略を強化することだった。
そうだな、例えば……白とか。
ああ、統率者戦における白の立ち位置は、ここ1年ほど多くの議論の的になっていた。今後のセットでは白を助けるためのカードが多く出てくるだろう。そして今回はその一例として、『統率者レジェンズ』で期待できるものを1つ紹介したいと思う。
白でランプする用意をしておいてくれ!
《境界のレインジャー》と《地図作りの鷹》で足りるかどうかについて、多くの議論があったことはこちらも認識している――まあ、それについてはともかくとして、私はこの《調和の守り手》が役目を果たしてくれるだろうと言っておこう。これが何度も土地を伸ばし(手札に持ってくるなどではなく、実際に土地が増える!)、さらに先のターンでも土地を伸ばしてくれる可能性を残し続けるのは、条件としては簡単すぎる。トークンは魅力的なおまけだね。
このカードが白の統率者デッキでほぼ採用され、みんながよく見かけるようになることを期待している。
『統率者レジェンズ』ブースター・ファン
統率者にするなら格好よくなくてはね。
『統率者レジェンズ』にはいくつかの異なる枠デザインがあるが、そのうち2つについて紹介しようと思う。1つは『統率者レジェンズ』コレクター・ブースターからのみ出現するもので、もう1つは『統率者レジェンズ』コレクター・ブースターでよく見かけられるようになるものだ。
1つ目は拡張アート版のカードだ。これらは他のセットのコレクター・ブースターで見られたものと似ており、『統率者レジェンズ』コレクター・ブースターからのみ出現する。
例えば、《調和の守り手》の拡張アート版はこれだ。
しかしちょっとした違いがある。レアや神話レアのパック枠として拡張アート版を入手できるだけではなく、私が厳選したコモンやアンコモンの拡張アート版を手に入れられる、(拡張アート版のレアや神話レアのパック枠をつぶして出るわけではない)別のパック枠があるんだ。ともあれこれらの通常版は、ドラフト・ブースターか統率者デッキかを問わず、『統率者レジェンズ』の関連製品で出現する。
クールな別バージョンがないもの、あるいは少なくとも簡単に入手できない、統率者戦で定番となっているカードを選んだつもりだ。そうすれば、レア以外でもあなたのデッキをより素敵に見せることができる。
例えば、このセットでは《統率の塔》や《統率者の宝球》を見つけることができるだろう。
これらはマナを整えられるため、ドラフト環境において有用なカードだ(固有色をピックしていくために必要な、安定した色マナとマナ・アーティファクトを確保することについては、別の記事で!)――しかしドラフトに限らず、統率者戦全体を見ても数多く用いられている。そのため、メイン・セットから出現するものに加えて、コレクター・ブースターで拡張アート版も入手できるようにした。
さて、今まで紹介したものはどれも伝説のクリーチャーではないことに気づいただろうか。それは、今までとは違う新しい、豪華なことが行われるからだ。
セット内のすべての伝説のクリーチャー――71種類すべて――には、全く新しいフォイル加工を施した、エッチング仕様のフォイル・カード枠のバージョンがあるんだ。
そしてこれらの新しい伝説のクリーチャーすべてに対してこのクールな取り組みを実施するのであれば、振り返ってファンに人気のあるものにもやってみてはどうだろうか?
我々は過去へとさかのぼり、『統率者レジェンズ』で新登場するのではない、人気のある伝説のクリーチャーを32種類選び取ってこのパック枠に加えた。例えば、プローシュに会えたらよろしく言っておいてくれ!
すべて合わせると、このセットのブースターを開封したときに出会える伝説のクリーチャーは100種類以上となる! マジックの歴史上、最も伝説のクリーチャーが多いセットだ。
さて、このエッチング仕様のフォイル・カードは、ご想像の通り、フォイルと関係がある。これらのカードは現行のフォイル加工とは見た目が異なる、新たなフォイル加工を用いているんだ。枠もそれを特に意識して作られている。
これを言葉で説明するのは難しい……代わりに、見てもらえるように動画を用意した! これが『統率者レジェンズ』を印刷している工場で直接録画した、出来たてほやほやのプローシュだ。
豪華としか言いようがない!
これらはどこで入手できるのか? ああ、『統率者レジェンズ』のドラフト・ブースターからも出現はする――非常に低い確率でだが。ドラフトを遊んでいるときにまれに出現するので、ドラフト参加がより魅力的になるだろう。とはいえ、エッチング仕様のフォイル・カードを入手する主な方法は、コレクター・ブースターを手に入れることだ。まあ、どのパックからも出てくる可能性はあるということだね。
『Commander Collection: Green』
『Commander Collection: Green』については、その内容がすべて(そう、すべて)公開されている! こちら(訳注:リンク先は英語です。)を確認してくれ。
あともう1つ……
ここまでの紹介を見て、今年の残りの期間を楽しみにしてくれることを願う――その盛り上がりをさらに増幅するために、今回紹介できるものがもう1つある。
これらの最初のサイクルを作成したときから、我々はいつか残りを作りたいと思っていた。どこでやるべきだろうか? 『統率者レジェンズ』は疑う余地のない場所だった。
紹介しよう……対抗色「クラウドランド」だ!
そして、このセットの伝説ではないレアということで、拡張アート版も用意してある!
このセットで5種類のクラウドランドを見つけられるだろう。このサイクルの新しい土地5種だ。私はとりわけ、『バトルボンド』の舞台であるケイレム次元に基づいた、それらの楽しい表現が大好きだ。
これらについて話すのをどれだけ待っていたかについての情報提供として、内部カードデータベースに残っていたお気に入りのデザイナーコメントを初公開しよう。
GSV 2018年5月4日:
引継ぎ:今日は『バトルボンド』のものをプレビューした日だ。別のモニターには、何ページにもわたって対抗色版を望むコメントが表示されている。なので、叶えようじゃないか。 :)
要求されてもそれを2年以上秘密にしておく、という状況を想像してみてほしい。今回ついに、これらについて話すことができて嬉しいよ。
というわけで、これらがこの統率者イヤーで登場するものの残りについてだ。そして統率者イヤーと言えば――コマンドフェスト・オンライン(訳注:リンク先は英語です。)で統率者戦を楽しんだだろうか? 私と同卓していたかもしれないね!
私のYouTubeチャンネル、Good Morning Magic(訳注:リンク先は英語の動画です。)でも『統率者レジェンズ』についてたくさん話している。まだチャンネル登録していないならば、ぜひ登録してくれ。
意見や質問があれば、ぜひ聞かせてほしい。そうでないなら、統率者戦を楽しんでくれ――またすぐに会えると思う。
皆さんお気をつけて、これからもよろしく。さまざまな場所での統率者戦をぜひ楽しんでくれ――このような新しい体験を皆と楽しめることは幸いだ。
また会おう。
――Gavin
- Email: beyondbasicsmagic@gmail.com
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- YouTube: Good Morning Magic
(Tr. Yuusuke "kuin" Miwa / TSV testing)
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