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はじめよう!マジック:ザ・ギャザリング

フォーマット

フォーマット

 マジックにはいろいろな遊び方があり、それらはフォーマットと呼ばれます。各フォーマットには、使えるセットやカードの制限などのルールがあるので、プレイする前にご確認ください。


 

スタンダード・フォーマット

 もっとも標準的なフォーマットです。スタンダード・フォーマットは、直近に発売された数セットを用いて構築したデッキで対戦します。 2017年9月29日現在、スタンダード・フォーマットでは、禁止カードに指定されているカード(《霊気池の驚異》《密輸人の回転翼機》《守護フェリダー》)を除く、以下のセットのカードが使用できます。

 スタンダード・フォーマットは以下の構築ルールが適用されます。

  • デッキの枚数は60枚以上(上限なし)
  • サイドボードを使用する場合は、枚数は15枚以下
  • デッキとサイドボードを合わせて、同名のカードは4枚まで ※基本土地(《平地》、《》、《》、《》、《》)は無制限
  • 「禁止カード」に指定されている一部のカードは使用不可

 

モダン・フォーマット

 『第8版』以降の基本セットと『ミラディン』以降のエキスパンションのカードが使用可能です。

 モダン・フォーマットは以下の構築ルールが適用されます。

  • デッキの枚数は60枚以上(上限なし)
  • サイドボードを使用する場合は、枚数は15枚以下
  • デッキとサイドボードを合わせて、同名のカードは4枚まで ※基本土地(《平地》、《》、《》、《》、《》、《荒地》)は無制限
  • 「禁止カード」に指定されている一部のカードは使用不可

 

シールドデッキ

 シールドデッキは戦略的に組まれたデッキを持参する構築戦とは違い、イベント開始時にブースターパック6個を開け、そのカードで組んだ40枚以上のデッキで対戦します。

 シールドデッキは以下の構築ルールが適用されます。

  • デッキ枚数は40枚以上(上限なし)
  • デッキに使用しなかったカードがすべてサイドボードになる
  • 同名のカードは何枚でも入れられる
  • 基本土地(《平地》、《》、《》、《》、《》)は開封したパックに入っていなかったとしても、何枚でも入れることができる

 

ブースタードラフト

 シールドデッキ同様に、プレイヤーがイベント中にブースターパックを開けて対戦を行いますが、使用するブースターパックが3個であることと、ブースターパックを開封してデッキを構築する間にカードの「ドラフト」を行う違いがあります。

 ドラフトでは、まず各プレイヤーがブースターパック1個を開けてカードを1枚選びます。続いて全員、残りのカードを左隣のプレイヤーに渡し、各プレイヤーは受け取ったカードから再び1枚カードを選び、また渡します。これをパックのすべてのカードが選ばれるまで繰り返します。次に、各プレイヤーは2つ目のパックを開け、同様にカードを選びますが、残りのカードは右隣に渡します。すべてのカードが選ばれたら、3つ目のパックも同様に選びますが、今度は左隣に渡します。

 すべてのカードを選び終わったら、手元のカードを使ってシールドデッキ同様に、デッキを構築して対戦します。

 ブースタードラフトのデッキは以下の構築ルールが適用されます。

  • デッキ枚数は40枚以上(上限なし)
  • デッキに使用しなかったカードがすべてサイドボードになる
  • 同名のカードは何枚でも入れられる
  • 基本土地(《平地》、《》、《》、《》、《》)は選んだカードに入っていなかったとしても、何枚でも入れることができる

 

チーム戦

 チーム戦は、スタンダードやシールドデッキなどを2人以上のチームを組んで、対戦するフォーマットです。

 フォーマットごとにチーム戦専用の追加ルールがあり、たとえばチーム・シールドでは、6個のブースターバックから40枚のデッキを構築する個人戦のシールドデッキとは異なり、12個のブースターバックから合計3つのデッキを構築する必要があります。

 その後プレイヤーは構築したデッキで他のチームと個人戦で対戦し、3人のうち2人が勝利したチームが勝利チームとなります。

 チーム戦は、個人戦よりも制限がある一方で、仲間と相談することができるフォーマットです。


 

統率者戦

 この多人数用カジュアル・フォーマットでは、3人以上の相手とゲームを行います。使用するデッキも特徴的で、まず統率者として伝説のクリー チャーを1枚選びます。続いて、統率者の固有色に合ったカードを99枚選んで100枚のデッキを構築します。カードの固有色とは、統率者に書かれているすべてのマナ・シンボルの色のことです。

 統率者は、ゲームの開始時に統率領域に置かれ、ライフの総量は40(通常は20)から始まります。統率者は統率領域から唱えることができますが、それが統率領域から唱えられた回数ごとに2点のマナを余分に支払います。あなたの手札に移動することもありますが、手札からは通常のコストでそれを唱えることができます。統率者が墓地や追放領域に移動する場合、代わりにそれを統率領域に戻すこともできます。

 このフォーマットではマジックの通常の敗北条件に加え、単一の統率者から21点以上のダメージを受けた場合にも、あなたは敗北します。


 

双頭巨人戦

 双頭巨人戦は、2人一組のチーム同士で戦う多人数戦フォーマットです。各チームとも、個人単位ではなくチームとして行動します。また、他の多人数戦フォーマットと異なるルールもあります。

  • 各チームの最初のライフ総量は、2人共有で30点です。
  • 各チームとも2人同時にターンを進行します。チームとしてドローを行い、チームとして攻撃やブロックを行うなど、すべてのフェイズをチーム単位で行います。
  • 先攻チームは最初のターンにドローを行いません。
  • ライフ以外の、手札やパーマネント、マナなどをチーム内で共有することはできません(情報や戦略をチーム内で共有することはできます)。
  • 初回のマリガンでは7枚引き直すことができます。以降はマリガン1回につき(6枚、5枚、4枚......と)1枚ずつ減っていきます。
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