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グランプリ・横浜を楽しもう!?一大イベントを満喫するための心得?
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2013.02.21
グランプリ・横浜を楽しもう!~一大イベントを満喫するための心得~
by 瀬尾 亜沙子
■はじめに
こんにちは。大会で主に写真撮影を担当している、瀬尾亜沙子と申します。
この記事では「グランプリ」について、基本的なことから耳寄り最新情報までご説明します。以前のグランプリ紹介記事と一部重複する内容もございますが、どうぞご了承ください。
■1章 グランプリって何?
グランプリとは、平たく言えばマジックのお祭りです。
誰でも参加できる大規模なトーナメントをメインに、さまざまなサイドイベントが行なわれ、全国からマジックファンが集まります。
そのグランプリが、来たる3月1日(金)~3日(日)に、横浜にて「CARDSHOP晴れる屋」主催により開催されます。
会場となるのはイベントホール「パシフィコ横浜」で、みなとみらい線の「みなとみらい」駅から徒歩3分。JR・地下鉄の「桜木町」駅からは、動く歩道を通って徒歩12分。JR「横浜」駅からは少し遠いですが、水上バスに乗って行くというのも風流なものです。詳しい道順はこちらをご覧ください。(→パシフィコ横浜の会場アクセスページへ)
『ティーチングキャラバン』(初心者講習会)も開催
『ティーチングキャラバン』がやってくる! マジックをやったことがない方も、グランプリ会場にて無料で初心者講習を受けることができ、好きな色の「ハーフデッキ」(通常の半分の枚数で作られた構築済みのデッキ)がもらえます。
開催日:3月2日(土)、3日(日)
受付開始10:00 受付終了17:00※両日とも、ティーチング配布物については部材のご用意数量がなくなり次第、受付を終了させていただきます。
※『ティーチングキャラバン』にご参加いただいた方が気軽に遊べるフリー対戦エリアをご用意しております。
■2章 グランプリに参加するには
このように、グランプリはほかのトーナメントとはスケールが段違いの一大イベントです。あなたもぜひグランプリ・横浜に参加し、その盛り上がりを体感してみませんか?
本戦に出場するためには、受付が必要です。受付をするには、以下の三通りの方法があります。
1. インターネットによる事前受付
グランプリ・横浜の特設ページの「事前予約受付」から申し込みができます。
ただし、事前受付は2月22日(金)15:00が締め切りですので、お急ぎください!
※事前受付は終了いたしました。
2. 会場での前日受付
3月1日(金)の16:00から21:00の間、会場で前日受付が行なわれます。
この1日には、優勝すると本戦で3Bye(3回戦分の不戦勝)を得られる「ラストチャンストライアル」をはじめ、いくつものトーナメントがありますので、それらに出場しつつ受付をするのがお勧めです。
3. 会場での当日受付
もちろん、当日の朝にふらっと来場しても大丈夫です。
3月2日(土)の8:00から9:00の間に会場で当日受付が行なわれます。ただし、どうぞ時間には余裕を持ってお越しください。
受付の方法にかかわらず、グランプリ本戦の参加費4000円(パック代込み)を払っていただく必要があります。
ちなみに、本戦に参加せず会場で見学したり、ショップで買い物したりするだけなら、入場料は無料です。
特製プレイマットがもらえる!!
なんと、今回のグランプリでは特製のプレイマットがタダでもらえます!
日本のテーブルでも使いやすいやや小さめのサイズで、《水深の魔道士》のイラスト入りです。
受付が早い人から順に、数量限定で配布されますので、欲しい方は早めに受付をすませましょう!
グランプリ・横浜の本戦は、『ギルド門侵犯』を用いたリミテッドで行なわれ、1日目はシールド、2日目はブースタードラフトとなります。
前もってデッキを準備しておく必要がありませんので、気楽に参加してみてはいかがでしょうか。
このあと、このサイトにシールドの戦略記事も掲載されますので、そちらもご参照ください。
グランプリでは、全国のライバル(のみならず海外から訪れるプレイヤーもいます!)とマジックの腕を競い合うのはもちろん、トッププレイヤーの戦いを間近に見ることもできます。そしてグランプリ参加者にはみな平等に、「フィーチャー・マッチ」に呼ばれ、カバレージ記事に名を残すチャンスもあるのです。
○グランプリの流れ
さて、あなたがグランプリ・横浜の本戦に参加したとします。どんな2日間になるのか、大ざっぱにシミュレートしてみましょう。
1. 受付
事前に受付をすませていなければ、まずは受付をしましょう。
受付の際にはDCIナンバーが必要です。公式トーナメントに参加するのが初めてで持っていない方は、先に住所・氏名などを登録してDCIナンバーを発行してもらいましょう。
また、WEB上の記事に名前や写真が掲載されてもよいかどうかの承諾書類も提出します。これを承諾しないかぎり、WEB上に掲載される名字はイニシャルとなりますので、「仕事をズル休みして来ちゃったから、バレると困る!」という方でも安心です。
メディア承諾書(PDFファイル)
上記承諾書の、日本語による記入例(大きな画像が表示されます)
↓
2. パックチェック
グランプリの開始時間になると、あなたの座るべき席が貼り出されます。
席につくと、ブースターパックが配られます。しかし、これはあなたが今日使うカードではありません!
まずはそのパックを開封して、入っているカードをチェックリストに書き込むのです。その際は、ボールペンなどの消せないペンで書きましょう。
まずカードを色別に分けて、通し番号(カードの下に小さい字で書いてあります)の順に並べてから記入すると、スムーズにリストを埋めることができます。なお、書き間違いをしたら自分で勝手に直してはいけません。
たとえば《天駆ける進撃》のカードが2枚入っていたのに間違えて1枚と記入してしまったら、必ずジャッジを呼んで、訂正してもらいましょう。
↓
3. デッキ登録
記入が終わると、いったんカードとチェックリストが回収されます。そして、いよいよあなたが使うカードの束が手元に届きます。
制限時間30分以内に、デッキを組みましょう。手元のチェックリストに、デッキに入れるカードを記入したら、ジャッジに提出します。
書き間違えるとペナルティがついてしまいますから、提出前にしっかりと見直しましょう。↓
4. 2日(土)のトーナメント
いよいよ本戦がスタートします。
参加人数にもよりますが、7~9回戦くらいの長丁場になります。がんばりましょう。
なお、会場内には松屋が出店しますし、パシフィコ横浜内にはコンビニやレストランもありますので、ラウンドの合間にご飯を食べることができます。
成績が0敗~2敗のプレイヤーは、必ず2日目に進出できます。もし、2敗までのプレイヤーが規定人数に達していなかったら、それ以下の成績でも進出のチャンスがあります。↓
5. 3日(日)のトーナメント
めでたく2日目に通過したら、ブースタードラフトを2回行ない、ドラフト1回につき3回戦ずつ戦います。
残念ながら1日目の成績がふるわず通過できなかった場合は、いろいろなサイドイベント(3章をご覧ください)に参加してみるとよいでしょう。↓
6. トップ8による決勝ラウンド
トップ8に入ったら、最後のドラフトを行ない、準々決勝→準決勝→決勝と決勝トーナメントを勝ち抜いて、優勝トロフィーと賞金3500ドルをその手に掲げるだけです!
なお、トップ4(参加者が1200人以上の場合はトップ8)に入るとアメリカで開催されるプロツアー「ドラゴンの迷路」への参加権が得られ、世界への道が開ける仕組みです。
これだけは忘れるな! グランプリの持ち物チェックリスト
□スリーブ(途中で破れたり汚れたりするので予備もあったほうがいいでしょう。会場でも買えます)
□参加費(サイドイベントの参加費なども忘れずに)
□ライフを記録するためのライフカウンター・メモ帳など
□ボールペン
※ほかに、対戦で疲れた脳に糖分を補給するチョコレートや、トークンやカウンターもあると便利でしょう。
■3章 グランプリならではのお楽しみ
ここからは、グランプリならではの楽しみについて紹介していきましょう。
○サイドイベント
「グランプリ・横浜2013 サイドイベント開催案内」に一覧がありますが、手ぶらですぐに出られる敷居の低いものから、魔窟になりそうなものまで、1日~3日の3日間、さまざまなサイドイベント(併催イベント)を取り揃えてお待ちしています。
そう、今回は金曜日にもサイドイベントが盛りだくさん。3日間、グランプリをお楽しみいただけます。
その中からいくつか、目玉イベントをご紹介しましょう。
○日本レガシー選手権2013・春
以前のグランプリでもたくさんの参加者を集めて盛り上がった日本レガシー選手権。今回も豪華賞品(過去のブースター1BOXやコマンダーアーセナルなど)をめぐり、さまざまなデッキが熾烈な争いを繰り広げることとなりそうです。
○スーパーサンデーシリーズ
「もうひとつのグランプリ」とでもいうべきイベントがこちら。
スタンダードによる大規模トーナメントで、予選の上位8名が決勝に進出。優勝者はアメリカで開催予定の「スーパーサンデーチャンピオンシップ」の参加権利とトラベル補助を獲得します。こちらもグランプリに負けず劣らず熱戦になるのでは!?
○そのほかにも......
また、2日と3日の夕方から行なわれる「カオスドラフト」は、使うパックをランダムに決めるため、組み上がるデッキは一期一会。めったにない体験ができること請け合いです。
さらに、2日(土)のヴィンテージトーナメント、3日(日)の双頭巨人戦シールドトーナメントも見逃せません。どちらもなかなか行なわれないフォーマットですので、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。
そのほかにも、8人トーナメントを随時開催しており(ドラフト、モダン、レガシー、スタンダードがあります)、一日中いつでも好きな時に遊べますので、近くまで来たからふらりと寄ってみた、という方も歓迎です。
グランプリでPWPを稼いでワールド・マジック・カップを目指そう!
まもなくワールド・マジック・カップ予選が始まります。
この予選に参加するには特定のPWP(プレインズウォーカー・ポイント)が必要ですが、グランプリはPWPを一気にたくさん集めることができる「おいしい」イベントなのです。
グランプリ本戦は通常の8倍もポイントがたまりますので、参加するだけで64ポイント(グランプリ本戦の参加者数が1024人より多い場合)、1回勝つごとに24ポイントとなります。
サイドイベントもすべて、通常の3倍の効率でPWPを稼ぐことができます。
たとえば、「自分はスタンダードしかやらないから、グランプリに行ってもな......」という方であっても、サイドイベントにはスタンダードのトーナメントがたくさんありますので、3日間遊び倒せるうえに、PWPもガッポリ!というわけです。
世界を目指すためにも、まずはグランプリでポイントをゲット!!
○ショップめぐり
今回のグランプリには、以下の通り計12ものカードショップが出店する予定です。
- イエローサブマリン
- Enndal Games
- カードショップ一刻館
- Serra
- CARDSHOP晴れる屋
- ジョニーのお店
- BIG MAGIC
- ファイヤーボール
- ファミコンくん本店
- ホビーステーション
- ミント
- 夢屋
ブースをめぐれば、探していたあのカードや、掘り出し物に必ず出会えることでしょう。売られているのはシングルカードがメインですが、昔のパックやスリーブ・カードアルバムなどの関連グッズなどを扱うお店もいろいろあります。
なお、各ショップのブースではカードの買い取りやトレードを行ないませんのでご注意ください。
○アーティスト・サイン会
アーティスト・サイン会ではカードのイラストレーターにサインをもらったり、ポスターのような大きなプリントを買ったり、写真のようにオリジナルイラストを描いてもらったりできます。今回も2人のアーティストが来日します。
荷物を預けて快適に!
会場には、クロークサービスがあります。たとえば、2日の朝に荷物を持って直接会場にいらっしゃる方や、日曜日にホテルをチェックアウトしてから会場に来る方は、荷物を預けて身軽に行動することができます。1回500円です。
○おわりに
真剣に世界を目指すことも、ゆるーく遊ぶこともできるグランプリ。
いつもはやれないようなゲームを楽しんだり、新しいマジック友達を作ったり、ついでに横浜観光をしたり・・・。グランプリ・横浜で、あなたならではの楽しみを見つけてください!
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