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お知らせ

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MTGアリーナニュース(2025年8月18日)

John Schork, Jay Parker
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2025年8月18日

 

(編訳注:文中の日付・時刻は特記のない限り、太平洋夏時間(日本時間より16時間遅れ)基準です。)

今回の内容

 (編注:「『アルケミー:久遠の終端』」の項目に、アルケミーにおける再調整のお知らせを追加しました。)


『アルケミー:久遠の終端』プレビュー

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 星々をめぐり腕を試すときがやってきます! 『アルケミー:久遠の終端』がいよいよ明日リリースです! このセットでは、あなたを銀河を越える冒険へ導く新たな呪文書などが登場します。ぜひこちらで収録カードをご覧ください!

 また、『アルケミー:久遠の終端』のリリースにともない、いくつかのカードに再調整を行います。

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  • +1/+1の修整とトランプル付与を削除。

 《コーリ鋼の短刀》については、改めて紹介する必要はないでしょう。その圧倒的なパワーと効率性によりあらゆるフォーマットで姿を見る1枚です。今回の再調整では、そのメタゲームを歪めるほどの力をトーンダウンさせながらも、アルケミーにおける「果敢」デッキにとっての選択肢の1つでありつづけられるようにすることを目標としました。回答が用意されなければトークンを生み出すのは変わりませんが、ゲームを終わらせる速度は下がり、クリーチャーでのブロックがより有効な手段となるでしょう。

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  • 「あなたがコントロールしていて飛行を持つクリーチャー1体が戦場に出るたび~」を「あなたがコントロールしていて飛行を持ちこれでないクリーチャー1体が戦場に出るたび~」に変更。

 この変更は《マネドリ》と《縮こまる白鳥の雛》による特定の相互作用に対処するものです。《縮こまる白鳥の雛》から《マネドリ》という動きで《縮こまる白鳥の雛》の能力を2回誘発させることができ、続くターンの攻撃を除去1枚では止められません。今回の再調整により誘発が1回になり、このプレイ・パターンが生み出す極端な展開やゲームにならない展開を減らせることでしょう。

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  • 「あなたがコントロールする1体以上のハツカネズミが攻撃するたび~」を「これが攻撃するたび~」に変更。

 《巨怪の怒り》を失ってもなお、「マウス」デッキは《挑みかかる草地守り》と《徴募兵の教官》の支えでアルケミーにおいて一級品のアグロ・デッキであり続けています。特に《徴募兵の教官》はゲームの早すぎる段階で大きなプレッシャーをかけます。1マナのハツカネズミに続く《徴募兵の教官》はしばしば対処困難な存在となります。私たちは、《徴募兵の教官》には赤単アグロとは異なる「赤白マウス」デッキを後押しする強力な選択肢であり続けてほしいと考えていますが、対戦相手がソーサリー・タイミングの除去でも対処できるようにして、雪だるま式に差を広げる能力を抑えます。また、《徴募兵の教官》自身を戦闘に参加させることで、少なからずリスクが生まれるはずです。

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  • 「その後、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。」を「次のあなたの終了ステップの開始時に、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。」に変更。

 《館合わせ》がブロールに与えた影響は、私たちが意図したものではありませんでした。このフォーマットにおいて、統率者をプレイできなくなる体験は可能な限り避けたいと私たちは考えています。今回の再調整により、本来の機能である新しい《支配魔法》効果を維持しつつ、統率者を無力化する除去としての性質は失われることでしょう。

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  • 「あなたは、あなたの手札から吸血鬼クリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。」を「あなたの手札にありマナ総量が6以下である吸血鬼・クリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。」に変更。

 《傲慢な血王、ソリン》と《聖エレンダ》は、柔軟かつ強力で干渉の難しいコンボを形成しています。ヒストリックではさまざまな形で採用され、多くのゲームを3ターンで決着させています。私たちは《傲慢な血王、ソリン》をフォーマットに残すと決めましたが、マナの支払いを踏み倒す能力に制限をかけ、もう少しコストの小さな吸血鬼を繰り出す形にしました。《血管切り裂き魔》のような他の吸血鬼とともに使われることが予想されるものの、《聖エレンダ》の利便性が失われるため、ブギーマンのごとき恐ろしさは和らぐはずです。

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  • コストを{1}{R}から{R}に変更。

 ローテーションにより「合唱」がアルケミーを去った今、アルケミー向けに行われた過去の再調整を元に戻したいと思います。ヒストリックやタイムレスで「合唱」デッキをお楽しみください!

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貝の学者

  • コストを{2}{U}から{1}{U}に変更。
  • 3/2から2/2に変更。
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  • 「あなたの手札にあるネズミ・カード1枚につき1点のライフを得る。」を追加。

 『アルケミー:ブルームバロウ』のネズミ・カードたちは、構築フォーマットでこぞって求められるようなものではありませんでした。今回の再調整は、それらをパッケージとしてより魅力的なものにし、カジュアルなゲームやブロールでの魅力を引き出すことを目指しています。

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  • 4/3から3/4に変更。
  • 絆魂を追加。

 《スピード・ブルードの追尾者》には、MTGアリーナのデジタルならではのデザイン領域を示す楽しいミニゲームが組み込まれています。このクリーチャーのタフネスを上げてパワーを下げることで、高速環境のアルケミーにおける役割がより明確になり、ミニゲームを披露する機会が増えるでしょう。


 また、一部カードのテンプレートも更新します。『アルケミー:久遠の終端』にともない、クリーチャーを無作為に「創出」する場合の言い回しをより簡潔にします。以前は「クリーチャー・カード1枚の『複写を』無作為に創出する」と書かれていたカードについて、今後はシンプルに「クリーチャー・カード1枚を無作為に創出する」となります。

8月22~25日、アリーナ・ダイレクトがスタンダードとシールドの2本立てで開催

 次回のアリーナ・ダイレクトが今週末に着陸予定です! 今回は2つのアリーナ・ダイレクトを続けて開催します。8月22~25日に『久遠の終端』シールドとスタンダードのイベントをお楽しみください。各イベントで7勝を達成すれば、『久遠の終端』プレイ・ブースターボックス2箱をお贈りします(数量には限りがあります)! このイベントの利用規約を含む詳細については、アリーナ・ダイレクトのイベントページをご確認ください(リンク先は英語)。

『アリーナ・アンソロジー』導入

(この項はジェイ・パーカーJay Parkerよりお送りします。)

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 「アンソロジー」セットの当初の目的は、ヒストリックやエクスプローラーのような特定のフォーマット向けのセットをリリースすることでした。しかしながらMTGアリーナで遊べるフォーマットの数は広がっており、特に熱心なプレイヤーの多くは複数のフォーマットを渡り歩いて楽しんでいることが観測されています。そのため、私たちは今回に限らず、今後はMTGアリーナのカード・プール全体のことを考えて「アンソロジー」セットをリリースすることにしました。

 これは私たちにとって新たな試みであり、今回2つの『アリーナ・アンソロジー』をリリースできることを嬉しく思います。特定のフォーマット向けのカードは多くありませんが、MTGアリーナのカード・プールをより面白く便利にしてくれることでしょう。収録カードは、事前の禁止カード1枚を除きヒストリックおよびタイムレス、ブロールにて使用可能です。

 『アリーナ・アンソロジー1』では、「印鑑」や「タリスマン」、「剣」とアーティファクトを取り揃えています。

クリックして『アリーナ・アンソロジー1』の収録カードを表示

 アーティファクトばかりでちょっと物足りないという方には、『アリーナ・アンソロジー2』の方が刺激的で良いかもしれません。複数のフォーマットに影響を与えるカードが幅広く揃っていますが、《オパールのモックス》だけはヒストリックへの影響が大きすぎると判断したため、ヒストリックにおいて事前に禁止となります。

クリックして『アリーナ・アンソロジー2』の収録カードを表示

 2つの『アリーナ・アンソロジー』は、MTGアリーナにて8月19日にリリースされます。これらのカードを使って皆さんがどんなデッキを組み上げるのか、楽しみにしています。

その他のニュース

ブロールのデッキがMTGアリーナ内ストアへ向けて出発

 先週、宇宙をめぐる『久遠の終端』の壮大な物語が大空に軌跡を描いて飛び立ちました。すぐに遊べる《世界播種、ハースハル》と《旗艦、インスピリット》のブロール・デッキが打ち上げられ、プレイヤーの皆さんのもとへ向かったのです。2種類の新たなデッキをぜひお試しください。

お子様のアカウントにおける保護者の方の同意について

 先週お伝えした通り、Children's Online Privacy Protection Act(児童オンラインプライバシー保護法)を遵守するため、お子様がウィザーズ・アカウントを作成する際に行われる保護者の方の同意手順に変更が加えられました。

 そのためMTGアリーナ・プレイヤーの皆さんは、生年月日のご入力が必要になります。13歳未満の方は、新規アカウントの作成や既存アカウントのご利用に保護者の方の同意が必要になります。

 詳しいご案内は、こちらの記事をご確認ください(リンク先は英語)。

今後のイベント予定

 各イベントは特記のない限り、記載されている日の8時(PT)に開始/終了します(ミッドウィーク・マジックを除く)。

ミッドウィーク・マジック

 「ミッドウィーク・マジック」は火曜日の14時(PT)に始まり、木曜日の14時(PT)に新規参加を締め切ります。

  • 8月19~20日:アルケミー
  • 8月26~27日:ピック2・ドラフト:『ファウンデーションズ』
  • 9月2~3日:ビルダー・チャレンジ(ブロール)
  • 9月9~10日:彩色スタート・スタンダード
クイック・ドラフト
  • 8月19日~9月1日:『霊気走破』
  • 9月2~11日:『久遠の終端』
  • 9月11~23日:『ファウンデーションズ』
  • 9月23日~10月2日:『ブルームバロウ』
競技イベントの予定

 記載の日時はすべて太平洋時間基準です。

予選イベント

 「予選プレイイン」イベントは、予選ウィークエンドへの参加権利を懸けた1日完結のイベントです。

 「予選ウィークエンド」は、「アリーナ・チャンピオンシップ」への参加権利を懸けた2日間にわたるイベントです。

 予選参加券は、MTGアリーナ内のプレイヤー受信箱へお送りします。イベントが始まる前にお受け取りください!

2025年8月(リミテッド)

  • 予選プレイイン(BO3):8月22日
  • 予選ウィークエンド:8月23~24日
8月のランク戦シーズン報酬

 2025年8月のランク戦シーズン報酬は、2025年9月のランク戦シーズン開始時(8月31日12時5分(日本時間翌9月1日4時5分)に配布されます。

 シーズン報酬を受け取るには、該当するフォーマットのランク戦を少なくとも1回プレイする必要があります。

  • ブロンズ報酬:『久遠の終端』1パック
  • シルバー報酬:『久遠の終端』1パック+500ゴールド
  • ゴールド報酬:『久遠の終端』2パック+1,000ゴールド+《投票による退場》カード・スタイル
  • プラチナ報酬:『久遠の終端』3パック+1,000ゴールド+《投票による退場》カード・スタイル+《光逸らしの審問官》カード・スタイル
  • ダイヤモンド報酬:『久遠の終端』4パック+1,000ゴールド+《投票による退場》カード・スタイル+《光逸らしの審問官》カード・スタイル
  • ミシック報酬:『久遠の終端』5パック+1,000ゴールド+《投票による退場》カード・スタイル+《光逸らしの審問官》カード・スタイル
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