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お知らせ

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MTGアリーナニュース(2024年6月3日)

Clayton Kroh
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2024年6月3日

 

(編訳注:文中の日付・時刻は特記のない限り、太平洋夏時間(日本時間より16時間遅れ)基準です。)

今回の内容


6月5日より、『モダンホライゾン3』ストリーマー・イベント開催

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 人気のコンテンツクリエイターが最新セットをひと足早く体験する「ストリーマー・イベント」が、6月5日6時(日本時間22時)より始まります。このイベントの魅力を語る「MTG Malone」による宣伝動画をご覧ください!

 配信者たちからメカニズムを学び、『モダンホライゾン3』に備えましょう。MTGアリーナでは6月11日リリース、6月7~13日にはお近くのWPN店舗でプレリリースが開催されます!

ヒストリックとブロールにおける『モダンホライゾン3』収録カードのリリース前禁止

ヒストリック

 『モダンホライゾン3』の導入により、ヒストリックのカードパワーは大きな変化を迎えます。私たちは禁止措置の基本的な理念は守りながらも、可能な限り多くのカードを使えるようにしたいと考えています。私たちは、代替コストを支払ってマナ・コストの支払いなしに唱えることができるカード群について、このフォーマットの速度を上げすぎてしまうのではないかと警戒しています。『モダンホライゾン3』収録の「想起」エレメンタルと「閃光」サイクルが禁止されるのは、驚くべきことではないでしょう。それらはタイムレスで使用できます。

 また、《冬の月》と《海の先駆け》の2枚についても、ヒストリックの基準を超えるパワーレベルのカードであると私たちは考えています。これらは私たちが警戒する方法で対戦相手の土地に干渉し、ゲームの速度を落とすと懸念されます。

ブロール

 そしてブロールにおいては、統率者を完全に機能停止させるカードを予防したいと私たちは考えています。そのため《攪乱のフルート》はブロールにて禁止となります。

MTGアリーナのマッチメイキングについて

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 数週間前に、MTGアリーナのマッチメイキングに関するロジックをプレイヤーが解析できてしまう不具合が発生しました。この不具合にセキュリティ上のリスクはなかったものの、それはいくらか話題になりました。そこでこの場をお借りして、MTGアリーナのマッチメイキングが掲げる目標と、今後のことについてお話しておきたいと思います。

 MTGアリーナにおいて私たちが掲げる目標は、「誰もがどこでも、マジックを手軽に楽しめること」です。私たちはこれをランクが絡まないプレイモードにおけるマッチメイキングにも適用し、プレイヤーの皆さんそれぞれが興味を持ったデッキを自由に組むことができながらも、可能な限り公平なマッチングをご提供できるよう取り組んでいます。つまりハイパワーなデッキは同じくハイパワーなデッキとマッチングし、それらのデッキを使うプレイヤーが求める壮大な戦いを楽しめるようにすることを、私たちは目指しているのです。一方でテーマ性が高く楽しいデッキを組み上げたプレイヤーは、同じことをしているプレイヤーとマッチングしやすくなります。

 とはいえマジックのような複雑なゲームにおいては、あらゆる戦略や多様性、デッキ構築の可能性を完璧に把握するシステムは存在しません。プレイヤーが持つ無数の動機を網羅するなど、なおさらです。加えて、マッチメイキングの精度と対戦相手が見つかるまでの時間のバランスも取らなければなりません。

 では私たちがどのように取り組んでいるのかお話していきましょう(いくつか注意事項をお伝えしてからにします)。

 まず、ここでお話する「マッチメイキング」はBO1の「プレイ」モード(や「ミッドウィーク・マジック」のようなマッチ数が決まっておらず開催期間中に好きなだけプレイできるイベント)においてのみ適用されるものであり、ランク戦やBO3の「プレイ」モード、プレミア・イベント、勝利数/敗北数の上限があるイベントでは適用されません。

 次に、私たちはマッチメイキングの詳細を具体的にお伝えするつもりはありません。この選択を好ましく思わないプレイヤーがいることは理解しますが、公平なマッチメイキングという目標に向かい歩みを進めるための選択です。プレイヤーの皆さんにシステムの仕組みが完全に開示されると、特定のプレイヤーがその情報を悪用してマッチメイキングのバランスを崩すことが容易になります。そうなれば時間が経つにつれて、さらに多くのプレイヤーが不利益を恐れてその悪用された戦略をとるようになるでしょう。そしてアンバランスなマッチングがさらに増えるだけでなく、それぞれが楽しいと思うデッキや興味を持ったデッキをプレイする機会も減ってしまうかもしれないのです。

 それでは本題に入ります。

 ブロール(およびスタンダード・ブロール)においては、システムがあなたの統率者とデッキの両方を参照し、統率者を重視しながらもそれら2つを合わせてパワーレベルの評価を大まかに行います。その後、同様のパワーレベルのデッキとのマッチングを試みます。適切なマッチを見つけるのに時間がかかりすぎる場合は、マッチングが完了するまで許容できるパワーレベルの幅を広げていきます。私たちの経験上、マッチングに2分以上かかることはないと思います。ブロール以外のマッチメイキングにおいてもプロセスは同じですが、統率者が参照されません。

 ここでお伝えしておきたい重要なポイントは2つあります。1つは、新たなカードについてはパワーレベルの評価に組み込まれる前にプレイデータの収集が必要であるため、評価が変わる可能性が特に高いことです。もう1つは、変更を行う際は統計的に異常値を示しているカードや特に人気を集めているカードを優先して調整することです。何千ものカードをすべてきめ細かく管理することは、私たちのチームのリソースを使う最適な方法とは言えないため、特に重要な部分に集中して先に取り組んでいきます。

 統率者やデッキに採用しているカードのパワーレベル比較に加えて、私たちはプレイヤーの皆さんが納得のマッチを楽しめるよう、マッチメイキングの一部にプレイヤースキルの要素も組み込んでいます。勝つべくして勝つ体験も楽しいものではありますが、基礎を学んでいる新規プレイヤーが技術で勝る経験豊富なプレイヤーと定期的にマッチングし、そのような結果になりやすい状況が多発するのは、私たちの望むところではありません。デッキパワーとプレイヤースキルを合わせることで、ときどきはそういう状況を許しながらも軽減する助けになります。

 今後のことについても、いくつかお伝えしておきます。まず、私たちはプレイヤーの皆さんに情報を与えすぎる不具合を修正するつもりです。修正はごく近いうちに行われる予定です。そしてその変更にともない、あるいは変更直後に、パワーレベルの評価を過去数週間のプレイパターンをもとに変更する予定です。繰り返しになりますが、私たちの目標は、プレイヤーの皆さんがそれぞれの技術を試すのに適したマッチを存分に楽しめるようにすることなのです。

 加えて、マッチメイキングのパワーレベルを参照する部分については、持続的に対応できるような管理方法を模索し続けるつもりです。メタゲームの変遷に合わせて定期的に変更を行いながらも、ゲームの他の部分の運営に影響が出ない方法を探していきます。こちらについては、実現するまでの明確なスケジュールや期間をお伝えするつもりはありません。お伝えしてしまうと、システムの回避を試みる機会を生み出してしまうからです。

 私たちはここ1年のブロールの力強い成長を目の当たりにしており、ブロール・プレイヤーの皆さんにより良いサポートをお届けする方法を喜んで探しています。不完全であることは承知していますが、デッキパワーを用いるマッチメイキングはマジックの魅力的なゲームを支える柱となってきました。私たちは引き続き、これをさらに改善する方法を模索していくつもりです。

カード・スタイル表示ボタンの再導入

 『モダンホライゾン3』のリリースより、カード・スタイル表示ボタンが帰ってきます。

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 デッキ構築画面右上にあるカード・スタイル表示ボタンを切り替えると、あなたのデッキで使用できるカード・スタイルが一覧で表示されます。未所持のものも確認できます!

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 きっとあなたの好みに合わせてデッキをカスタマイズするのが楽になりますよ!

今週末、「予選プレイイン(BO1)」がエクスプローラーで開催

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 今週末は、マジックの競技シーンでスターダムへ昇るための特急券を手に入れましょう! 6月8日にエクスプローラーで開催される「予選プレイイン(BO1)」はランキングや習熟度にかかわらず参加でき、6月の予選ウィークエンドへの参加権利が手に入ります。

 なぜ予選ウィークエンドへの参加権利を? 「アリーナ・チャンピオンシップ」への参加権利を懸けて最高のマジック・プレイヤーたちが競い合う高みへの、足がかりになるからです! そしてその舞台で勝ち抜いた先には、プロツアーや競技の頂点たる「マジック:ザ・ギャザリング世界選手権」があります!

日本のプレイヤーに適用される通貨の更新

 『モダンホライゾン3』のリリースにともない、MTGアリーナ内ストアにおいて日本のプレイヤーの皆さんに適用される通貨が日本円に変更されます。商品価格はユーロと同様に調整されます。他地域のプレイヤーに変更はありません。

今後のイベント予定

 各イベントは特記のない限り、記載されている日の8時(PT)に開始/終了します(ミッドウィーク・マジックを除く)。

ミッドウィーク・マジック

 「ミッドウィーク・マジック」は火曜日の14時(PT)に始まり、木曜日の14時(PT)に新規参加を締め切ります。

  • 6月4~6日:シールド:『サンダー・ジャンクションの無法者』(ファントム)
  • 6月11~13日:ブロール
  • 6月18~20日:『モダンホライゾン3』構築
  • 6月25~27日:ヒストリックの職工
クイック・ドラフト
  • 6月4~21日:『エルドレインの王権』
  • 6月21日~7月2日:『モダンホライゾン3』
その他のイベント
  • 5月28日~6月4日:プレミア・ドラフト:『ラヴニカのギルド』
  • 5月28日~6月10日:彩色キューブ・ドラフト(BO1、BO3)
  • 5月31日~6月3日:メタゲーム・チャレンジ:スタンダード
競技イベントの予定

 記載の日時はすべて太平洋時間基準です。

予選イベント

 「予選プレイイン」イベントは、予選ウィークエンドへの参加権利を懸けた1日完結のイベントです。

 「予選ウィークエンド」は、「アリーナ・チャンピオンシップ」への参加権利を懸けた2日間にわたるイベントです。

 予選参加券は、MTGアリーナ内のプレイヤー受信箱へお送りします。イベントが始まる前にお受け取りください!

2024年6月

  • 予選プレイイン(BO1):6月8日6時(日本時間22時)~6月9日6時(日本時間22時)
    • フォーマット:エクスプローラー
  • 予選プレイイン(BO3):6月14日6時(日本時間22時)~6月15日3時(日本時間19時)
    • フォーマット:エクスプローラー
  • 予選ウィークエンド:6月15日6時(日本時間22時)~6月16日16時(日本時間翌17日8時)
    • フォーマット:エクスプローラー

アリーナ・オープン

 アリーナ・オープン初日イベントの参加受付は太平洋時間6時に始まり、次の日の3時に締め切られます。2日目イベントの参加受付は、太平洋時間6~8時の2時間のみとなります。

  • アリーナ・オープン:『モダンホライゾン3』
    • 初日イベント(6月22日):『モダンホライゾン3』シールド(BO1およびBO3)
    • 2日目イベント(6月23日):『モダンホライゾン3』ドラフト(BO3)
2024年6月のランク戦シーズン

 2024年6月のランク戦シーズンは5月31日12時5分(日本時間翌6月1日5時5分)から始まり、6月30日正午(日本時間翌7月1日4時)まで続きます。

  • ブロンズ報酬:『サンダー・ジャンクションの無法者』1パック
  • シルバー報酬:『サンダー・ジャンクションの無法者』1パック+500ゴールド
  • ゴールド報酬:『サンダー・ジャンクションの無法者』2パック+1,000ゴールド+《無情な法執行者》カード・スタイル
  • プラチナ報酬:『サンダー・ジャンクションの無法者』3パック+1,000ゴールド+《無情な法執行者》カード・スタイル+《精鋭射手団の目立ちたがり》カード・スタイル
  • ダイヤモンド報酬:『サンダー・ジャンクションの無法者』4パック+1,000ゴールド+《無情な法執行者》カード・スタイル+《精鋭射手団の目立ちたがり》カード・スタイル
  • ミシック報酬:『サンダー・ジャンクションの無法者』5パック+1,000ゴールド+《無情な法執行者》カード・スタイル+《精鋭射手団の目立ちたがり》カード・スタイル
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