2023年7月18日

　2023年7月18日の更新において、アルケミーにおけるカード２枚の再調整が行われます。

《波の巨人、クルシアス》

• ３/３から３/１に変更。

《鏡割りの寓話》：禁止

アルケミーにおけるカードの再調整

　《波の巨人、クルシアス》や《鏡割りの寓話》、《黙示録、シェオルドレッド》を中心に据えた黒赤のミッドレンジ・デッキは、アルケミーにおいて最高のパフォーマンスを発揮するデッキの１つであり続けています。そして『指輪物語：中つ国の伝承』のリリースにともない、《一つの指輪》がこのデッキにさらなる力を与えました。そのことを受けて、私たちはアルケミーにおいて《波の巨人、クルシアス》を再調整し、《鏡割りの寓話》を禁止することにしました。

　『神河：輝ける世界』は９月の『エルドレインの森』リリースにともなうローテーションでアルケミーを去るため、《鏡割りの寓話》については再調整ではなく禁止という措置を取りました。数か月しか効力のない再調整によって、ヒストリックのメタゲームに影響を与えることを避けたかったのです。

　《波の巨人、クルシアス》はタフネスが２減り、除去や戦闘で破壊されやすくなります。これまで《波の巨人、クルシアス》は、その能力を誘発させないよう、自分のターンをパスして高コストの除去呪文を構えなければならないというプレッシャーをプレイヤーに与えてきました。その上さらに、序盤の攻撃を防ぐのに十分なスタッツも有していました。

　再調整により、《波の巨人、クルシアス》は《切り崩し》や《火遊び》といった軽量除去で対処されるようになり、その能力の誘発を防ぐための機会費用を軽減できるでしょう。またアグレッシブなデッキも、《波の巨人、クルシアス》の強力なカード・フィルター能力がゲームを支配する前に、有効な攻撃を仕掛けることができるようになるでしょう。