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「ウィザーズ・プレゼンツ」で発表された来年のマジックの情報まとめ

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お知らせ

2022.8.25

「ウィザーズ・プレゼンツ」で発表された来年のマジックの情報まとめ

Adam Styborski

2022年8月18日

原文はこちら

　マジック：ザ・ギャザリングのこれからは？

　始まりの場所を再訪する9月9日の『団結のドミナリア』から、続く10月7日の『Unfinity』と『統率者デッキ：ウォーハンマー40,000』まで、マジックの未来は驚きに満ちている。（さらに10月28～30日にはマジック30周年記念の幕開けとなる「Magic 30」もラスベガスで開催される。(リンク先は英語)）

　もちろんそれで終わりではない。先日の「ウィザーズ・プレゼンツ」では、2022年の最後の追い込みから来年発売のマジック製品まで発表されたのだ。

　「ウィザーズ・プレゼンツ」には、ここでまとめられているよりも多くの情報が詰まっている。だがマジック：ザ・ギャザリングの未来について特に大きなものをまとめて知りたい方は、ぜひこちらでご確認いただきたい。

『団結のドミナリア』

　皆さんはマジックの故郷「ドミナリア」を再訪する。

　そしてそこにはファイレクシア人も再びやってくる。この次元は太古の敵と対峙し、また味方の様子も異なる。

アート：Aurore Folny

　私たちは「ウィザーズ・プレゼンツ」に先がけて『団結のドミナリア』の物語の最終話を公開し、プレビューの開幕にいち早く飛び込んだ。

各種ブースターパックの内容は？――「『団結のドミナリア』製品紹介」記事にて詳しくお伝えしている。
今回最もクールなカードはどんなの？――「『団結のドミナリア』をコレクションする」記事にて、驚くべきカード仕様やバージョン違いをすべてご紹介している。
次にデッキに入るカードは？――8月18～26日にかけて、『団結のドミナリア』カードイメージギャラリーにご注目あれ。

　『団結のドミナリア』についておさらいしたい方は、７月にも重要な日程や各種イベント情報、それから興味をそそるプレビューを行っているので、そちらもご覧いただきたい。それから、『団結のドミナリア』コレクター・ブースターから出現する「ロスト・レジェンド」についての記事もあるぞ。

　この最新カードをいち早くプレイするなら、9月2～8日にお近くのゲーム店で開催される『団結のドミナリア』プレリリースへ行こう。『団結のドミナリア』の公式発売日は9月9日。MTGアリーナおよびMagic Onlineでのリリースは9月1日（訳注：日本時間9月2日）となる。

　そしてデジタル・マジックへの『団結のドミナリア』の実装とプレリリースの後も、さまざまなイベントに飛び込める。

発売記念ウィークエンド：9月9～11日
ゲームデー：9月17日
コマンダー・パーティー：9月30日～10月2日
ストアチャンピオンシップ：10月15～22日

　我らが英雄たちがファイレクシアの軍勢と戦うことになるが、『団結のドミナリア』にはすでに「完成化」済みの者にとって嬉しいプロモがもう１つある。WPNプレミアムストアで開催されるコマンダー・パーティー限定で、参加者にファイレクシア語版プロモカード《四肢切断》が配布されるのだ！（数量には限りがあります。）

『兄弟戦争』

　物語の舞台は引き続きドミナリアだが、『兄弟戦争』では遠い過去へ遡り、ウルザとミシュラの兄弟が起こした壊滅的な紛争を見ていくことになる。

アート：Dominik Mayer

　私たちはお馴染みのプレインズウォーカーたちとともに、ドミナリアの歴史におけるキーポイントの１つを目の当たりにする。当時の人々や場所、そして巨大なロボットや戦争機械の力を詳しく学べるだろう。

『兄弟戦争』三文字略号：BRO

Amazonやお近くのゲーム店で予約受付中

プレリリース：2022年11月11～17日
発売記念パーティー：2022年11月18～20日
ゲームデー：2022年12月3～11日
WPNプレミアムストア限定コマンダー・パーティー：2022年12月16～18日

　テーブルトップで行われる『兄弟戦争』のプレリリースは、見逃せないイベントだ。

　『兄弟戦争』ドラフト・ブースターが６パック同梱されたプレリリース・キットに加えて、『兄弟戦争』ジャンプスタート・ブースターもすぐに楽しめる。『兄弟戦争』の新カードをどちらの方法で楽しむにせよ、マジック30周年記念プロモももらえるぞ。

　これらのフォイル仕様プロモカードは、お近くのWPN店舗で開催される『兄弟戦争』プレリリースでもらえる（数量には限りがあります）。お近くのゲーム店を探してプレリリースを事前予約し、プロモカードの配布方法を聞いておこう。

　『兄弟戦争』については、9月29～30日のお披露目でもう少し詳しくお伝えする予定だ。

来年のマジック

　2022年は『兄弟戦争』で終了となるが、物語はまだ終わらない。マジックは来年のスタンダードのセットへ向かって行進を続けるぞ。

　2023年第１四半期には、また別の次元を再訪する――今度は最も危険な次元に。

　『ファイレクシア：完全なる統一』でもマジックの物語は続き、兄弟戦争の時代からは離れて現代におけるファイレクシア人との戦いが激化していく。

（ロゴは英語版です）

アート：Magali Villeneuve

　そして戦鼓の音は2023年第２四半期まで続く。

　『機械兵団の進軍』では、『団結のドミナリア』から４セットにわたった物語が最高の結末を迎える。そしてマジックにも永遠の変化が訪れる。

（ロゴは英語版です）

アート：Billy Christian

　マジックはどのように変化するのだろうか？混乱が収まったら、『機械兵団の進軍：決戦の後に』で詳しく見ていこう。この小型セットでは、壮大な物語の中で拾いきれなかった部分を取り挙げ、エピローグをお送りする。

（ロゴは英語版です）

　ではその次はどこへ？

（ロゴは未確定です）

　2023年第３四半期には、童話の世界エルドレインでの王国の外へ広がる冒険が待っている。『Wilds of Eldraine（英題）』では、おとぎ話の驚異と脅威に満ちた次元へ再訪する。

アート：Magali Villeneuve

　そして来年のマジックの冒険はそこで終わらない。

（ロゴは未確定です）

　2023年第４四半期には、『Lost Caverns of Ixalan（英題）』で海賊（と恐竜）にあふれる次元を再訪する。私たちはイクサランの海と大地を目にしたが、その下には何が潜んでいるのだろうか？

アート：Alix Branwyn

2023年に（店舗などに）やってくるその他のマジック製品

　2023年のマジックで楽しみなのは、スタンダードのセットだけではない。他では味わえないドラフトを楽しみたい方も、工夫を凝らした統率者デッキを使いたい方も、そしてハイ・ファンタジーの真髄そのものを味わいたい方も、マジックはカバーするのだ。

　まずは『ドミナリア・リマスター』で、マジックの故郷を別の角度で楽しもう。

　『ドミナリア・リマスター』では、最初期のセットから現代のセットまでマジックのセットをいくつも渡り歩いて、お馴染みのカードや懐かしいカードを集め、ドミナリアの歴史の幅広さを表現する。

アート：Ryan Pancoast

（画像１から）《アルボリア》、ボーダレス版《アルボリア》、旧枠版《アルボリア》

（画像１から）《意志の力》、ボーダレス版《意志の力》、旧枠版《意志の力》

　フレイバーに富んだ歴史に飛び込むもよし、ドラフト・ブースターでドラフトを楽しむもよし、コレクター・ブースターで最高にクールな再録カードの開封を味わうもよし――『ドミナリア・リマスター』は長年のマジック・ファンや復帰プレイヤーに最適な製品となるだろう。

　『ドミナリア・リマスター』は2023年の前半に発売予定だ。WPNプレミアムストア限定で開催される「プレビュー・イベント」は発売日の１週間前に行われるので、いち早くプレイできる。また、Amazonやお近くのゲーム店で予約受付も開始予定だ。

　そして2023年には、待望の「ユニバースビヨンド」セット、『The Lord of the Rings: Tales of Middle-earth（英題）』が発売される。

アート：Dmitry Burmak

　『指輪物語』という作品に、そして「Middle-earth Enterprises」の方々との連携のもとで私たちがマジックへ持ち込もうと全力を尽くしたその不朽の物語に、私たちは恥ずかしげもなく興奮してしまう。その世界の見た目や雰囲気、キャラクター、武器、場所、そして物語の一瞬一瞬がどれも親しみやすくかつ新鮮で、多くの方に結びつきを感じさせてくれる。

　「Middle-earth Enterprises」の方々は執政としての役割に本気で取り組み、キャラクターに関する決定はすべて原作への深い敬意をもって行われた。その想いのもとで、私たちは次の２つの指針を掲げてセットの作成に取り組んだ。

多様性：『指輪物語』では、中つ国のさまざまな住民が力を合わせてサウロンと戦い、その多様性の中に力を見出していく。私たちはこの魅力的な物語をより多くの方に届け、新鮮さと結びつきを感じてもらいたいと考えている。
独創性：このセットの目標は、『指輪物語』の物語や舞台をマジック：ザ・ギャザリングのカードで表現することだ。この世界はこれまで数え切れないほどの人の手によって鮮やかに描かれてきたが、私たちが目指すのはこのJ.R.R.トールキン/J.R.R. Tolkienの作品を現代的に描き出し、新しい世代のプレイヤーやファンのために愛情を込めて作り上げることだ。

　そしてその成果はまさに息を呑むものだった。2023年に発売される『The Lord of the Rings: Tales of Middle-earth（英題）』で見受けられるアートの、ほんの一部をお見せしよう。

アート：Magali Villeneuve

　さらに、この素晴らしいアートワークの中には１枚ではなくより多くのカードで表現されるものもある。ゴンドール周辺で行われたペレンノール野の合戦のような物語を美しく捉えた、新たな「ボーダレス・シーン」カードだ。

アート：Tyler Jacobsen

　『The Lord of the Rings: Tales of Middle-earth（英題）』は、2023年半ばに発売予定だ。

さらなる「ユニバースビヨンド」と「Secret Lair」

　10月7日発売の『統率者デッキ：「ウォーハンマー40,000』では、「ウォーハンマー40,000」のグリムダークな物語や目を引くアート、そして戦争を繰り広げる陣営がマジックの多元宇宙にやってくる。マジック・ファンも「ウォーハンマー40,000」ファンも、マジック：ザ・ギャザリングの「ユニバースビヨンド」と「ウォーハンマー40,000」のコラボで実現した素晴らしいアートワークやビジュアル面に大いに期待を寄せているだろう。

アート：Lie Setiawan

アート：Anton Solovianchyk

　このコラボでは、「Secret Lair」ドロップも３つ発売される。『Secret Lair x Warhammer 40,000: Orks』、『Secret Lair x Warhammer Age of Sigmar』、『Secret Lair x Blood Bowl』の３製品は、今年の後半に発売予定だ。

　そして「ユニバースビヨンド」とマジックには、さらなる展開が見えてきている。

アート：Justyna Dura

アート：Alexander Gering

　2023年にやってくる「ユニバースビヨンド」と「ドクター・フー」のコラボで、マジックとターディスが出会う。４つの統率者デッキに特別なカード仕様、コレクター・ブースター、そして「Secret Lair」……60年にわたる「ドクター・フー」シリーズのどのドクターのファンでも、フレイバーと楽しさを味わえるコラボになるだろう。