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お知らせ
2022年7月5日 アルケミー再調整
2022年7月5日
7月7日木曜日にある次のゲームの更新で、個別のカードおよびデッキの多様性を支援するためのカードの調整が行われます。《にやにや笑いのイグナス》は7月7日付でアルケミーで禁止となります。
個別のカード
《大釜の使い魔》
「大釜の使い魔ではブロックできない。」を追加。
《食肉鉤虐殺事件》
「対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、あなたは1点のライフを得る。」を削除。
《大釜の使い魔》と《食肉鉤虐殺事件》はヒストリックにおける従来のクリーチャー主体のデッキに対して強力すぎることが証明されました。《大釜の使い魔》は効果的にクリーチャーの戦闘を遮断し、《食肉鉤虐殺事件》は《大釜の使い魔》を迂回する盤面を構築しようとする対戦相手を咎めます。我々はこの2つの変更でクリーチャー主体のデッキが食物デッキに対してもっと戦えるようになることを望んでいます。
《ドラゴンの怒りの媒介者》
昂揚の効果を+2/+2から+2/+0に変更。
《ドラゴンの怒りの媒介者》はヒストリックで最も強力なカードの1枚であり、特に「イゼット・フェニックス」でその強さが顕著です。我々は《ドラゴンの怒りの媒介者》を戦闘や除去によって対処しやすくなることを望んでいます。
《邪悪な熱気》
昂揚時のダメージを6点から4点に変更。
《邪悪な熱気》はあまりにも簡単に大型クリーチャーに対する赤の弱さを覆してしまいます。この変更はヒストリックにおいて高タフネスのクリーチャーが赤に対して強くなることを意図しています。
《軍団のまとめ役、ウィノータ》
誘発型能力を「あなたがコントロールしていて人間でない1体以上のクリーチャーが攻撃するたび、~」に変更し、ヒストリックでの禁止解除。
《軍団のまとめ役、ウィノータ》は1ターンに複数回誘発していたときは序盤も後半も倒すのがとても困難でした。誘発を1ターンに1回に制限したことで、このカードの爆発的な可能性は維持されていますが、他のデッキが強力な盤面を作り上げた場合には打破できるようになります。
《にやにや笑いのイグナス》
アルケミーで禁止。
アルケミーの指針の1つはこのフォーマットを早く、楽しく、ダイナミックなものに保つということです。コンボ・デッキは楽しく健全なメタゲームの構成要素になりえますが、このデッキはこれらのこのフォーマットの目標から外れてしまいました。我々は再調整の議論もしました(そしてそれを将来実行するかもしれません)が、ここまでに我々が考慮してきた変更はどれも事実上このコンボを抹殺してしまうので、我々は再調整するのではなくこのカードを禁止することに決めました。
デッキのアーキタイプ
+1/+1カウンター
スタンダードとアルケミーの過去のセットは+1/+1カウンターを軸にしたデッキをサポートしており、そして我々は『ニューカペナの街角』の《斡旋屋一家の隆盛》、《聖域の番人》、《契約紡ぎ、ファルコ・スパーラ》のようなカードをより良くサポートするためにカードの強化を行います。これらの変更は本来リミテッド向けにデザインされたカードを構築フォーマットで競技的なものにし、そしてスタンダートやアルケミーに影響を与えていないその他のカードを強化するためのものです。
《ブレタガルドの要塞》
「あなたがコントロールしているクリーチャー1体か2体を対象とし、2個分を望むように割り振る。それらの上にその割り振った個数の+1/+1カウンターを置く。」に変更。
我々は《ブレタガルドの要塞》を大きな単体のクリーチャーがいることが重要なゲームや、除去に対して1体だけクリーチャーが戦場にいる可能性が高いゲームでより強力にするために柔軟性を与えました。
《決闘の指導者》
「決闘の指導者が戦場に出たとき、クリーチャー1体か2体を対象とし、2個分を望むように割り振る。それらの上にその割り振った個数の+1/+1カウンターを置く。」に変更、起動型能力を{4}{W},{T}から{W},{T}に変更。
《決闘の指導者》の能力は重すぎ、起動するだけの価値を持つ他のカードに大きく依存していました。この変更はこのカードを自給自足できる4マナクリーチャーにして、他のクリーチャーと組み合わせるとより強力になることを目指しています。
《騙し屋の崩落》
コストを{1}{G}{W}から{G}{W}に変更。
シナジー重視のデッキはそのデッキの戦略に貢献しない相互作用をデッキに入れることに苦労することがあるので、我々は+1/+1カウンター・デッキ向きの除去を強化しました。
《ナーリッドの群棲》
キッカーしたときの+1/+1カウンターを2個から4個に変更。
《シガルダ教の聖騎士》
コストを{2}{G}{W}から{1}{G}{W}に、起動コストを{1}{G}{W}から{G}{W}に、4/4から4/3に変更。
《ハグラの締めつけ蛇》
コストを{2}{B}から{1}{B}に変更。
《終身書唱師》
コストを{4}{B}から{3}{B}に、サイズを2/2から3/3に変更。
我々はこれら4つの変更によって+1/+1カウンター・デッキにブロッカーを突破して勝利する選択肢を増やすことを目指しています。
《玉虫色の角甲虫》
コストを{4}{G}から{3}{G}に、サイズを3/4から3/3に変更。
《玉虫色の角甲虫》は+1/+1カウンター・デッキ向けの独特な能力を持っており、我々はプレイヤーがこのデッキを構築する時の選択肢を増やすために《玉虫色の角甲虫》を構築プレイでより効率的になるようにしました。
《苔穴の骸骨》
最後の能力が誘発したとき、解決時にライブラリーの一番上に置くのではなく、次の終了ステップの開始時に手札に戻すように変更。
《スカイクレイブの影猫》
コストを{3}{B}から{2}{B}に、起動型能力のコストを{1}{B}から{B}に変更。
我々は+1/+1カウンター・デッキにカード・アドバンテージを得る選択肢、特にコントロール・デッキに対するものをこの2つの変更で増やそうと狙っています。
《オーカー・ジェリー》
護法{2}を追加。
追放効果は《オーカー・ジェリー》に対して効きすぎであり、このカードにマナをつぎ込むことを難しくしています。護法{2}を追加することで《消失の詩句》や《スカイクレイブの亡霊》のようなカードに対して強くなります。
《オラン=リーフの軟泥》
2番目の能力を「各攻撃クリーチャー」から「あなたがコントロールしている各クリーチャー」に変更。
《オラン=リーフの軟泥》はデッキ構築面でのコストが大きいので、これと一緒に攻撃しなければいけないというさらなる制限は必要ないと感じました。
《ターナジール・クアンドリクス》
4/4から5/5に変更。
《ターナジール・クアンドリクス》を5/5に強化することで4マナのドラゴンや天使、その他のアルケミーに存在する飛行クリーチャーに対する防御的な汎用性が得られ、攻撃しているときの最後の能力の脅威が増加します。
インスタントやソーサリーとウィザード
インスタントやソーサリーを軸にしたデッキは相互作用のあるクリーチャーがとても少ないか全くないことがよくあります。我々はこのようなデッキがより簡単に相互作用を持てるように、シナジーを持つクリーチャーやその他のカードを強化します。
《献身的な塵語り》
コストを{4}{R}から{2}{R}に、サイズを3/4から3/2に変更。
《大渦の詩神》
コストを{1}{U}{U/R}{R}から{U}{U/R}{R}に変更。
《崖崩れの魔術師》
コストを{3}{R}から{2}{R}に、サイズを3/3から2/2に変更。
《秘本破り》
コストを{2}{R}から{1}{R}に、サイズを2/2から2/1に変更。
我々はインスタントやソーサリー、クリーチャー・タイプがウィザードのカードを軸としたデッキにプレイやデッキ構築の選択肢を増やすために、これら4枚のカードを軽くしました。
《風の達人》
サイズを1/4から1/5に、誘発型能力を「基本のパワーとタフネスを5/1か1/5にする」に変更。
《風の達人》は同じコストの他の飛行クリーチャーと比べて劣っていました。多くの飛行クリーチャーのパワーは4なので、この変更で《風の達人》はそれらのクリーチャーを有利にブロックでき攻撃してより多くのダメージを与えられるようになります。
《導師の導き》
コストを{2}{U}から{1}{U}に変更。
コストを軽減したことで《導師の導き》は《心を一つに》や《航路の作成》、《翼ある言葉》などのクリーチャー中心のカード・アドバンテージ獲得手段よりも競技的になります。
《火花の学者、ローアン》《霜の学者、ウィル》
《火花の学者、ローアン》の初期忠誠度を2から3に、奥義を[-4]から[-5]に変更。
《霜の学者、ウィル》の初期忠誠度を4から5に、奥義を[-7]から[-8]に変更。
ローアンとウィルの常在型能力を活かすために戦場に定着させるのはとても困難だったので、守りやすいように初期忠誠度を増加させました。
《ソーサラー・クラス》
レベル3のコストを{3}{U}{R}から{1}{U}{R}に変更。
《ソーサラー・クラス》の強さの大部分はレベル2にあり、レベル3に到達させることにはその高いコストに見合う価値がないということがよくあります。我々はデッキ構築面でのコストの高さを踏まえて、このカードをより安定した勝ち手段にするためにレベル3に到達するためのコストを減らしました。
《ウマーラの神秘家》
速攻を追加。
我々はゲームの後半で《ウマーラの神秘家》を出したターンに軽いインスタントやソーサリーをプレイして効率よく動けるように速攻をつけました。
QOL向上のための変更
《痛ましい絆》
「土地でない」を追加。
手札の土地に誤解を招く文章が追加されないように「土地でない」を追加しました。
《常夜会一家の変身術士》
「最大」を追加。
クリーチャーを追放すると不利になる場合にそうすることを強制されないよう「最大」を追加しました。
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