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お知らせ

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MTGアリーナ:ゲーム更新情報――『神河:輝ける世界』(2022年2月)

Wizards of the Coast
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2022年2月9日

 

(編訳注:文中の日付・時刻は特記のない限り、太平洋冬時間(日本時間より17時間遅れ)基準です。また、画像は英語版の開発中のものです。)

 輝かしい未来が、MTGアリーナに間もなくやってきます。これまでに最新カードを見て、物語を読んで、メカニズムを学んできた皆さん、『神河:輝ける世界』ではマジックがテクノロジーと融合し、皆さんはこのセットがもたらすあらゆるものを組み合わせ、練り上げて、お楽しみいただけます――もちろんデジタルで。さあ、光を灯す準備はよろしいですか?

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メカニズム

 『神河:輝ける世界』で登場する新たな能力やメカニズムについては、いつも輝いているマット・タバック/Matt Tabakがすでに光を当てていますが、それらが近代コンピューターや携帯電話のような驚異の技術でどのように輝き美しい挙動を示すのか、もう少し詳しくお伝えしましょう。

忍術
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(注:忍術コストはカードによって異なります。この画像では、《毒血勢団の影歩き》の忍術コストが表示されています。)

 MTGアリーナで「忍術」を使う際は、心に刻んでおくべき大事なことが3つあります。1つ目は戦闘フェイズ中についてですが、ブロック・クリーチャーの指定前にゲームが一時停止するのは、対戦相手がブロックできるクリーチャーをコントロールしている場合のみとなります。つまりあなたの攻撃に対して相手がブロックできない場合(戦場が空の状態など)、直接ブロック・クリーチャー指定ステップに移行します。忍術の起動タイミングはここです! ただし、先制攻撃の戦闘ダメージ・ステップが終わった後にあなたが忍術を起動できる場合は、そこで自動的に一時停止します。2つ目は、何らかの理由で戦闘ダメージ・ステップ終了後に忍術を起動したい場合は、優先権を手動で管理する必要があります。

 そして3つ目。「忍術」の視覚効果(VFX)は、あなたが忍術を持つクリーチャーを含めて攻撃し、忍術を起動できる場合のみ表示されます。

「追加コスト」の支払い手順を更新

 簡潔に言えば、Xの値が明示されていないカードについてはXの値を指定する手順がなくなります。ルール・テキスト内に任意の追加コストを含むカード(例えば「この呪文を唱えるための追加コストとして~してもよい」と書かれたカードなど)では、追加コストとなるカードを選ぶ際に値も同時に設定し、その後マナ・コストを支払う際に追加コストも自動的に処理されるようになります。

 では詳しくお話ししましょう。任意の追加コストを持つカードを唱える場合、以前はその追加コストの値を選択するよう求められていました。そしてマナ・コストを支払う際に、設定した追加コストの分だけカードを選ぶという形でした。

 《飢饉の具現、トルガール》を例に挙げましょう。この呪文を唱えるに際し、あなたは追加コストとして生け贄に捧げるクリーチャーの数を「X」の値として設定します。そしてマナ・コストを支払う際に生け贄に捧げるクリーチャーを選びます。さて『神河:輝ける世界』では、《冥途灯りの行進》のような「X」が絡む任意の追加コストを持つカードが登場します。その追加コストを支払う手順が、これまでの方法だと……ちょっとぎこちないのです。

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 今回の更新以降、任意の追加コストを持つカードを唱える場合、その追加コストに使うカードの枚数指定と使うカードの選択が1つの手順にまとめられます。マナ・コストが可変でかつ任意の追加コストも持つカードについては、まず「X」の値を選んで、追加コストに使うカードの選択を行い(あわせて枚数も決定します)、自動的に追加コストが処理された上でマナ・コストを支払う、という手順になります。

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 ……信じてください。実際に見れば、ご納得いただけると思います。

MTGアリーナで『神河:輝ける世界』をコレクションする

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 次は素敵なものについてお話ししましょう。「浮世絵」土地? なるほど。ボーダーレス仕様? ふむふむ。ファイレクシア語版カード? 完璧ですね「完成」せよ。『神河:輝ける世界』の、クールでカラフルでコレクションせずにはいられないカードの数々を楽しみたい方に、朗報です。今回の素晴らしいアートやカード仕様の多くは、MTGアリーナでも手に入りますよ! 一部のカード・スタイルはデッキ構築画面からの直接購入やストアでのセット販売になりますが、ゲーム内のイベントで手に入るものもあります。ぜひ「MTGアリーナニュース」に注目し、いつ何が手に入るかご確認ください!

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 なお《貪る混沌、碑出告》のネオンインク・フォイル版については、『神河:輝ける世界』のコレクター・ブースターやWPNプレミアムストアで配布されるプロモカードでのみ手に入ります。同様にエッチング・フォイル仕様のカードについても、あの輝きは印刷ならではのものなので、MTGアリーナには実装されません。テーブルトップの『神河:輝ける世界』で手に入る特別なカード仕様についての詳細は、別途記事をご覧ください。

小さくても大切なこと

 新セットの導入とともに、バグ修正やプレイモード選択画面の調整も行う予定です。さらなる改善や変更も計画していますが、今回の更新では新セットの実装を優先し、微調整やバグ修正に留めさせていただきます。

アルケミーに関する声明

 『神河:輝ける世界』のリリースにともなうことをお話ししてきましたが、この機会に、12月の更新で導入された新たなデジタル限定フォーマット「アルケミー」についても、現状をお伝えしておきたいと思います。

 まず、『アルケミー:神河』は3月の後半にリリース予定です。そのセットには、アルケミーおよびヒストリックで使用できる新規カードが30枚ほど収録されます。今後もスタンダードのセットごとに同じくらいの枚数が収録された「アルケミー・セット」がリリースされる予定です。

 また、『アルケミー:神河』のリリース日は「神河チャンピオンシップ」より後になることも発表しておきます。つまり、『アルケミー:神河』のカードは「神河チャンピオンシップ」では使用できません。収録カードのお披露目を含む詳細は、2022年2月24日の「Weekly MTG」にてお届けする予定です。

 アルケミーの現状についてですが、このフォーマットはデジタル主体のアクティブなプレイヤー向けに設計されており、その点で十分なユーザー層を獲得できていると私たちは見ています。それから、アルケミーがヒストリックに与える影響、特に再調整カードの扱いについて多くのご意見をいただいています。これについては私たちも注意深く監視しており、再調整の対象やその内容を検討する際にはヒストリックへの影響も入念に考慮しています。カードの再調整の目標は、デッキやアーキタイプを廃れさせることではありません。プレイヤーの皆さんが使いたいデッキを使えるようにすることです。そこには、第一線で活躍するにはもう一歩足りないアーキタイプの背中を押すことや、支配的なデッキに見受けられるカードのパワーレベルを下げることも含まれます。これまでのところ、再調整カードのヒストリックへの影響は全体的に軽微に留まっており、私たちの期待通りの状況です。既存のデッキを使うプレイヤーは最高レベルの舞台でもそのデッキを使い続けることができ、その上でより多くのデッキが競技の舞台に上がれるようになっています。

 ヒストリックにアルケミーのカードが加わったことで、MTGアリーナにはもうテーブルトップと同じ体験を味わえるローテーションなしのフォーマットがなくなったことについても、私たちは認識しています。そういうフォーマットを求める声は届いていますし、私たちもご提供したいと考え、追加のエターナル・フォーマットをどのようにサポートするか積極的に検討しています。一方、デジタル限定カードや再調整カードを除いたヒストリックのモードを別に加えるという計画はありません。MTGアリーナでサポートしている各フォーマットの目標は、プレイヤーの皆さんにユニークなデッキ構築とプレイ体験をお楽しみいただくことです。微妙に異なるフォーマットを2つ用意しても、その目標は果たせません。

 今後導入されるフォーマットが何になるのかは現在も検討中であり、できるだけ多くの情報を得た上で決定したいと思います。なので実装には時間がかかるでしょう。エターナル・フォーマットのサポートには長期的な成功を見据える部分が大きいため、答えを出す前に検討すべきことも解決すべきこともたくさんあるのです。その中には、プレイヤーの皆さんからのご意見を組み込むことや組織化プレイ・チームとの連携も含まれます。私たちは、今後のミッドウィーク・マジックで可能性の検証を始めるつもりです。

 まとめると、アルケミーが一定のユーザー層を獲得したことを私たちは喜んでいますが、テーブルトップと同じ体験を味わえるローテーションなしのフォーマットを求める皆さんの声も届いています。現在取り組んでいますので、私たちの次の決定をお待ちいただければと思います。

今こそが未来

 少なくとも、もうすぐやってきます。ステータスのページ(英語)でメンテナンス情報をご覧いただき、@MTG_Arenaの英語Twitterアカウントで最新情報をご確認ください。また、今後のイベント予定(『神河:輝ける世界』のイベント予定を含む)は「MTGアリーナニュース」にてお伝えしています。それではまた、ゲームでお会いしましょう!

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