• HOME
  • >
  • READING
  • >
  • MTGアリーナ:ゲーム更新情報(2020年12月)

READING

お知らせ

お知らせ

MTGアリーナ:ゲーム更新情報(2020年12月)

Wizards of the Coast
wizards_authorpic_larger.jpg

2020年12月7日

 

(編訳注:記事中に記載の日付や時刻は、太平洋時間(PT)を基準とし、一部日本時間(JST)を併記いたします。また、ゲーム画面は英語版の開発中のものです。)

 今週行われるMTGアリーナの更新では、トークン生成に関する変更とアリーナ・オープンやホリデー・イベントのイベント・ページが実装されます。2020年も終わりが近づいていますが、最新の「ゲーム更新情報」を始めましょう。

有害生物の制御

 聞いているか、お前たち……

scute_art.jpg

 技術的には最大で2,147,483,647体までクリーチャー・トークンを生成することは「可能」であり、「生き残りの法則 782」への挑戦を決意する方もいます。たしかに「硬鎧虫はいつもいつももっといる」のは間違いありません――あまりに横行し過ぎて、それを焼き尽くす(「予期せぬマッチの終了」としても知られています)以外に解決策がなくなるまでは。

 『ゼンディカーの夜明け』のリリース以来、私たちは何百 何千もの誘発を解決するべくさまざまな改善を行ってきました。しかし「硬鎧虫はいつもいつももっといる」のです。これは問題となり、その影響は6本足の勢力争いだけに留まらず多元宇宙全体へ広がるものでした。テーブルトップでは虫を一気に増やす過程を省略できるのですが、MTGアリーナのゲーム・ルール・エンジンでは誘発した能力を1つずつ解決する必要があります。緑の1/1の昆虫・クリーチャー・トークンを大量に生成するのはかなり大変なことであり、私たちのサーバーへの負荷も相当なもので、他のマッチでも硬鎧虫の足音が感じられるほどなのです。

 そのため、私たちは最終的に制御を行うことにしました。2020年12月のゲーム更新より、戦場に存在できるトークンに最大数を設けます。

  • 各プレイヤーとも、戦場に同時に存在できるトークンの最大数が250体となります。
  • この制限に達したあとのトークンを生成する効果は、何もしません。そのために支払ったマナやタップしたカード、生け贄に捧げたパーマネントなどはそのままですが、最大数に達している場合トークンは生成されません。

 試合データによると、ほとんどのゲームは通常通りに進行し250体に達する前に完了するため、それにもとづいて各プレイヤー250体までという制限を決めました。加えて、硬鎧虫による包囲攻撃を展開する場合でも、この数なら他の無関係なマッチにまでその足音を残すことはありません。さらに、私たちはマジックeスポーツ・チームとも協議を重ね、この制限が競技レベルの場に影響を与えないことを確かめました。(ちなみに、Magic Onlineでは何年も前に同様の制限が設けられています。)

 必要以上に大群を集めて大量の足音で大騒ぎするあの日々は、あのトークンの数は、間もなく終了するのです。

勝利の物語

 競技レベルの場といえば、その前に……

アリーナ・オープンの重要事項
  • このイベントの参加者は満18歳以上でなければなりません。
  • 地域によっては参加が制限される場合があります。禁止されている地域では無効です。
  • 賞金の受け取りには、ウィザーズ・アカウントおよびDCI番号、i-Payoutアカウントが必要です。
  • 詳細については、正式な利用規約(英語)をご確認ください。
arena_open_asset.jpg

 次回のアリーナ・オープンが近づく今こそ、詳細をお伝えしましょう。11月のお知らせをご覧になっていない方のためにもう一度お知らせしますと、今回のフォーマットはヒストリック構築戦で、今回も初日イベントはBO1とBO3の両方ご用意します。

初日イベント
  • フォーマット:ヒストリック構築戦(BO1またはBO3)
  • イベント開始:2020年12月12日午前6時(PT)(日本時間12日午後11時)
  • 参加受付終了:2020年12月13日午前3時(PT)(日本時間13日午後8時)――参加済みのイベントを完了するための時間はまだありますが、この時間以降はイベントへの参加ができません。
  • イベント終了:2020年12月13日午前6時(PT)(日本時間13日午後11時)
  • 参加費:20,000ゴールドまたは4,000ジェム(BO1、BO3ともに)
  • 参加賞:『カルドハイム』プロモ・スリーブ
BO1 BO3
7勝または3敗するまでプレイできます 4勝または1敗するまでプレイできます
7勝:2,000ジェム+2日目イベントへの参加権利 4勝:5,000ジェム+2日目イベントへの参加権利
6勝:1,600ジェム 3勝:5,000ジェム
5勝:1,200ジェム 2勝:2,500ジェム
4勝:800ジェム 1勝:1,000ジェム
3勝:400ジェム 0勝:なし
0~2勝:なし  
2日目イベント
  • イベント開始:2020年12月13日午前6時(PT)(日本時間13日午後11時)
  • 参加受付終了:2020年12月13日午前8時(PT)(日本時間14日午前1時)――参加済みのイベントを完了するための時間はまだありますが、参加登録はこの2時間のうちに済ませなければなりません。
  • イベント終了:2020年12月13日午後5時(PT)(日本時間14日午前10時)
  • フォーマット:ヒストリック構築戦(BO3)
  • イベント形式:7勝するか2敗するまでプレイできます
 
  • 7勝:2,000米ドル+『カルドハイム』予選ウィークエンド(12月)への参加権利
  • 6勝:1,000米ドル+『カルドハイム』予選ウィークエンド(12月)への参加権利
  • 5勝:20,000ジェム+『カルドハイム』予選ウィークエンド(12月)への参加権利
  • 4勝:10,000ジェム
  • 3勝:6,000ジェム
  • 2勝:4,000ジェム
  • 1勝:2,000ジェム
  • 0勝:なし

参加費:なし――初日イベントで参加資格を得る必要があります。

参加賞

 残酷な戦場を冷たい風が吹き抜ける……

khm_promo_Sleeve_sized.png

 ……きっと「メタル」を感じられるでしょう。初日イベントの参加者には、来たるセットのアートを使用した『カルドハイム』プロモ・スリーブをお贈りします!

(追記:12月11日には「自宅でFNM:全カード使用可能ヒストリック」イベントも行われますので、お見逃しなく! 所持/未所持に関わらずヒストリックのカードを使ってデッキの作成とプレイができます!)

今年もこの季節がやって来る

 というわけで、12月に行われる他のこともお伝えします! ホリデーシーズンを暖かくて快適で安全な我が家で過ごす方にお楽しみいただけるように、さまざまなイベントをご用意しました……

キューブ・ドラフト

 キューブ・ドラフトが再び帰ってきます――今度は2つも! さらに、BO1だけではなくBO3も開催します! アリーナ・オープンやマッチ・ドラフト:『カラデシュリマスター』を経て、私たちは今後もBO3プレイヤーに寂しい思いをさせないような方法を模索し続けることにしました。そこで今回は、「アリーナ版キューブ・ドラフト」と「発明家のキューブ・ドラフト」ともに、BO1と同じ期間と参加費でBO3も開催します。ただし他のマッチ・ドラフトと同様に、BO3の方は(勝敗に関わらず)3マッチまでのプレイとなります。

trad_cube_draft.jpg

 アリーナ版キューブ・ドラフトは12月12~20日、発明家のキューブ・ドラフトは2021年1月15~28日にそれぞれ開催予定です。

激変

 「おしおきリスト」の公開はまだですが、今回は2つ確認する必要があります。12月19~25日には「激変スタンダード」が、12月26日~1月1日には「激変ヒストリック」が開催されるのです。

ヒストリック・ブロール!

 最後に、以前お約束したとおりヒストリック・ブロールのプレイ機会を増やします! 新年の幕開けとともに、1週間にわたるヒストリック・ブロールのイベントを開催予定です――参加費は無料です! 2021年1月2~8日は、参加費無料でお好きなだけヒストリック・ブロールをお楽しみください。

さらなるイベントも!

 通常のクイック・ドラフト予定に加えて、『ラヴニカのギルド』と『ラヴニカの献身』のプレミア・ドラフトも開催予定です。また、「自宅でFNM」も新年に向けて継続し、「職工」や「全知」、「ヒストリック・パウパー」などのフォーマットで行われる予定です。詳しいイベント予定は、パッチノートにて改めてお伝えします。

間もなく販売終了――ユーロランド

 終了前に最後のお知らせです。3つの「ユーロランド・セット」は12月のゲーム更新に伴い販売終了となります。購入をご希望の方は、お急ぎください。

クリンナップ・ステップ

 12月のゲーム更新は12月10日(木)(PT)を予定しています。メンテナンスについての情報はステータス・ページ(英語)をご確認ください! 今回の更新ではマッチ中のトークン生成についてバグ発生の閾値を定め、その他にも長らく修正をお待たせしている不具合にパッチを当てる予定です(テキストやマナ・コストが巨大化したり消失したりする不具合や、BO3のイベントにおける残りゲーム数の表示上の不具合など、大きなバグも修正します)。さまざまなイベントでホリデー気分を高めたまま今年を終え、2021年の幕開けと『カルドハイム』の極寒の戦場を楽しみにお待ちください。

food_golem_sized.png
  • この記事をシェアする

RANKING

NEWEST

CATEGORY

BACK NUMBER

サイト内検索