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お知らせ
MTGアリーナ:ベータテスト更新情報(2019年7月)
2019年7月18日
(編訳注:記事中に記載の時刻は、特記がない限り日本時間です。また、画面は英語版の開発中のものです。)
(編訳注 7/23:アップデートの日時が誤っておりました。正しくは「日本時間7月26日」(太平洋夏時間7月25日)です。お詫びして訂正いたします。)
さあ皆さん、数週間にわたる夏休みがやって来ますよ!
「次元探訪」クロニクル
カバンに荷物を詰め込んで、はき慣れた靴をはいて、「灯」は手放さないようしっかり持って――新たな「クロニクル」イベント・シリーズ「次元探訪」で多元宇宙へ旅立ちましょう!
皆さんが旅の予定を立てられるよう、久遠の闇を渡る旅の日程をお知らせします。
- 各イベントとも、月曜日の午前0時に始まり、木曜日の午前3時に終了します。イベントへの参加受付は木曜日の午前0時までです。
- 各イベントとも6勝まで報酬が用意され、勝利数に応じて獲得できます。
- 敗北数は記録されません――各イベントとも、何回敗北してもふりだしに戻ることはなく、すべての報酬を獲得する(かイベント期間が終了する)までプレイできます。
- 参加費は無料です!
『灯争大戦』クロニクルに参加した方は、主な変更点に気づくでしょう。「クロニクル」イベントが初めての方にご説明しますと、今回はイベント期間とすべての報酬を獲得するまでの道のりをどちらも短くしました。前回の「クロニクル」イベントの様子や皆さんから寄せられたご意見を見たところ、イベントが進むにつれて、燃え尽きてプレイをやめてしまうプレイヤーが出てくることがわかりました。これは私たちの望みとはまったく逆の事態です。そこで! イベントの期間と報酬獲得に必要な勝利数を少なくすることにしたのです。日曜日(日本時間では月曜日午前0時)をイベント開始日に設定したのは、プレイヤーの数が最多になりやすい曜日であるためと、週間勝利報酬がリセットされるタイミングであるためです。もう1つ大きな変更を挙げるなら、報酬は1勝ごとにもらえるようになり、最大6勝までになりました。
ではその報酬はと言うと……「基本」的なものに決めました。
美しい景色をめぐる旅
今回のイベントでは、久遠の闇を渡る旅にぴったりの記念品が手に入ります。各「次元探訪」イベントの報酬は、その地の風景が描かれた各種基本土地となります。最初に訪れるのはラヴニカで、最大6枚の基本土地が手に入ります――《平地》に《島》、《沼》、《山》、《森》、そして《森》。え、《森》2種類? ラヴニカの? どうやら……違うみたいですね。
地図をご用意する(あとツアーガイドを変える)のも大事ですが、まずは伝えるべきことをお伝えしておきましょう。各イベントとも、最初の1勝は基本土地の報酬に加えて1000XP獲得できます。それから、各報酬は一度ずつしか受け取れませんが、基本土地は一度で十分です。あなたのコレクションに加わった基本土地は、何枚でもデッキに採用できます。
イベントの報酬に加え、ストアにてジェムで購入できる基本土地や基本土地のカード・スタイルが登場します。また、イベントで訪れた次元が恋しくなった方のために、イベント報酬も後日ゴールドで購入できるようになる予定です。
基本土地フィルター
この機能は5月に実装済みですが、良い機会ですのでもう一度「基本土地フィルター」についてお伝えしておきます。
- 基本土地フィルターは、「高度なフィルター」内の各レアリティの欄に並んでいます(基本土地はレアリティの1つとして扱われます)。
- 「高度なフィルター」の基本土地フィルターを選択していないと、「沼」で検索しても検索結果に「基本土地 ― 沼」のカードは表示されません。
- マナ・シンボルのフィルターを用いて、その色のマナを生み出す土地を検索できます。例えば基本土地と緑のマナ・シンボルでフィルターをかけると、「基本土地 ― 森」のカードが表示されます。
- 各セットのフィルターを用いてエキスパンションごとの検索も可能です。あるいはより高度な検索方法を併用しても基本土地を検索できます(例えば、基本土地フィルターをオンにして検索欄に「e:rtr」と入力すれば、『ラヴニカのギルド』の基本土地を表示できます。)
- 基本土地フィルターはリミテッド・イベント(ドラフトとシールド)のデッキ構築中にも利用できます。
新たなイベント:「ギルド対抗戦」、「激変スタンダード」、「上陸」
コモン構築戦や宝物構築といった既存のイベントに加え、「クロニクル」では新たに3つのイベントを試してみようと思います――「ギルド対抗戦」、「激変スタンダード」、「上陸」の3つです。
ギルド対抗戦
おや、神の座につくべく暗躍した多元宇宙の脅威たるエルダー・ドラゴンを前に、わずかな間とはいえラヴニカ市民全員がついに手を取り合ったはずでは……? そんなことお構いなしです。このイベントでは、イベントで使用する構築済みデッキを10個の中から選びます。各デッキは、ラヴニカの10のギルドをそれぞれテーマにしたものです。デッキを選択する前にそれぞれのデッキの内容を確認でき、さらに所属ギルドを変える決心がついたらイベントの途中でデッキを変えることもできます。なお、ラヴニカでの出来事はラヴニカ内に留まることにはご注意ください――イベントで使用したデッキのカードは、あなたのコレクションには加わりません。
このイベントはMTGアリーナの新技術を用いたものであり、コレクションに加わらない構築済みデッキを手にプレイするイベントを行うのは初めてです。皆さんのフィードバックを心よりお待ちしています!
激変スタンダード
念のためお伝えしておきますが、これは今後の禁止制限告知を示すものではありません。クローズドベータテストにご参加いただいた方は覚えているかと思いますが、昨年の今ごろ、MTGアリーナで「デッキ職人の享楽/Brewer's Delight」と呼ばれるイベントが行われました。私たちはこのイベントで、一風変わったデッキやメタ外のデッキを手に参加するようプレイヤーの皆さんに呼びかけました。しかし悲しいかな、中にはその説明文を「見逃してしまった」プレイヤーがいて、練り込まれた競技的なデッキでイベントに参加していました(もちろん、ただの不運な事故です)。そこで今回は、そういった事故をなくすために、デッキ登録の時点でテフェリー現行スタンダードの主力カードをいくつか禁止することにしました。この措置はこのイベントでのみ適用されます。
……まあ真面目な話、ここではテフェリーも禁止されるんですが。このイベントで(のみ)禁止されるカードの一覧は以下の通りです。
- 《ベナリアの軍司令》
- 《ベナリア史》
- 《敬慕されるロクソドン》
- 《執着的探訪》
- 《運命のきずな》
- 《戦慄衆の指揮》
- 《弧光のフェニックス》
- 《実験の狂乱》
- 《ゴブリンの鎖回し》
- 《舞台照らし》
- 《暴れ回るフェロキドン》
- 《再燃するフェニックス》
- 《遁走する蒸気族》
- 《世界を揺るがす者、ニッサ》
- 《野茂み歩き》
- 《ドミナリアの英雄、テフェリー》
- 《時を解す者、テフェリー》
- 《思考消去》
- 《ハイドロイド混成体》
- 《発現する浅瀬》
このイベントは、皆さんのデッキ構築の腕を試す絶好の機会になるでしょう。あるいはトップメタのデッキが休暇に入った世界で、メタ外のお気に入りのデッキの活躍を見られるでしょう。
上陸
このイベントでは、各プレイヤーともある「紋章」をコントロールしている状態でゲームが始まります。紋章の能力は以下の通りです。
「土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。それが土地・カードであるなら、それをあなたの手札に加える。それがクリーチャー・カードであるなら、それをあなたのライブラリーの一番下に置き、あなたは緑の1/1の植物・クリーチャー・トークンを1体生成する。それがクリーチャー・カードでも土地・カードでもないなら、それをあなたのライブラリーの一番下に置き、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。」
長寿と繁栄、そして小さな植物の仲間たち。前回訪れた際に見ましたが、ゼンディカーはこの紋章を有効活用したに違いありません。
インストーラーとアップデート手順の改善
プレイヤーの皆さんとしては、「待ちに待った!」という内容かもしれませんね。7月26日の更新以降は、「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ」のアップデート方法に大きな改善が行われたことにお気づきになるでしょう。まず、今後はほとんどの更新でゲームクライアント全体のダウンロードと再インストールが必要なくなります。「ほとんどの」と言ったのは、おそらくまだゲームクライアント全体の再インストールが必要なパッチもあると予想されるからです。それでも大半の更新が、変更部分のみのダウンロードで済むようになります。それから、特定のファイルやアセットを更新が始まる前に「事前ダウンロード」できるようになります。つまりパッチのリリース当日には、ゲームクライアントの変更部分のみのダウンロードで済むのです。これら2つの変更により、MTGアリーナを最新の状態で維持するために必要な時間とデータ量が大幅に改善されるでしょう。
ただし1つだけご注意ください。これらの変更が初めて適用される7月26日の更新は現行のインストール手順で行われるため、ゲームクライアント全体の再インストールが必要です。この次からは更新のたびにゲームクライアント全体の再インストールが必要なくなり、さらに特定のアセットを更新日より前に事前ダウンロードできるようになります。これは私たちが長きにわたり取り組んできた維持管理上の改善であり、他にも私たちが計画している機能や改善を大きく前進させる一歩となります!
誰もが記録を必要とする
ゲームのログ・ファイルを解析・閲覧するのが好きなプレイヤーの方にお知らせです。今回の更新に加えてパフォーマンス上の改善が行われることで、ログファイルの出力が変わります。ゲームログをもとにしたトラッカーツールやソフトウェアをご利用の方は、それらの更新が必要になるかもしれません。参考までに、7月26日の更新以降のログ・ファイル例を掲載します(PDF版/テキスト版)。
クリンナップ・ステップ
「クロニクル」イベントの再来、新たな基本土地とカード・スタイル、更新プロセスの更新。これらの変更に加えてバグ修正とパフォーマンスの改善も7月26日に行われますので、メンテナンス中の最新情報が見られるステータス・ページにご注目ください(リンク先は英語)。
旅行に備え、持っていくものを確認しておきましょう。折りたたみ式のテーブルもお忘れなく。それから、旅先では立ち寄った次元の安全をスパーキーが確かめるまで席を立たないようご注意ください。
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2024年12月18日号|週刊マジックニュース
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- かねこの!プロツアー食べ歩き!
- ロン・フォスターの統率者日記
- 射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」
- マアヤのマジックほのぼの日記
- 金子と塚本の「勝てる!マジック」
- 射場本正巳の「統率者(2015年版)のススメ」
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- 中村修平の「デイリー・デッキ」
- 射場本正巳の「統率者(2014年版)のススメ」
- 中村修平の「ドラフトの定石!」
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