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お知らせ
闇の隆盛 イベントデッキ・デッキリスト
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闇の隆盛 イベントデッキ・デッキリスト
Monty Ashley
2012年2月7日
闇の隆盛のイベントデッキが2月24日に発売されます。この製品は、フライデー・ナイト・マジックで十分戦えるようにデザインされています。イベントデッキは、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、そして日本語で発売されます。それでは中身のご紹介にまいりましょう!
陽気な炎
「陽気な炎」デッキは、一つのことにひたすら集中しています。それは、自分が20点のダメージを受ける前に、相手に20点のダメージを与えることです。あなたのデッキには5点のダメージを与えるカードが12枚入っていて、これが4枚あればゲームに勝利できます。
相手のライフを減らすことに集中してください。自分のライフを守るためではありません。あなたの目的は、次の爆発的な呪文を引いたときに、確実に敵に勝てるようにすることです。《石弾化》や《ゴブリンの手投げ弾》を唱えるには生け贄に捧げるクリーチャーが必要ですから、あなたのクリーチャーを戦闘に参加させる場合は注意してください、クリーチャーを生け贄に捧げて《石弾化》を唱えるなり、戦闘後に《硫黄の流弾》を唱えるなりできるだけのマナが揃うまでは、ブロックに差し出してはいけません、対戦相手のクリーチャーは生き残るかもしれませんが、あなたは一歩勝利に近づくのです。
このデッキのクリーチャーはそれだけで勝利できるものではありませんが、あなたの焼き呪文の大きな助けとなります。あなたのクリーチャーのほとんどはゴブリンなので、《ゴブリンの手投げ弾》を唱えるために生け贄に捧げれば、少なくとも5点のダメージの働きをしてくれます。《ゴブリンの付け火屋》や《ゴブリンの投火師》は、戦闘以外で相手に追加のダメージを与えてくれます。《炉の小悪魔》はゴブリンではありませんが、戦場に出たときにクリーチャーに与える1点のダメージで相手の《ラノワールのエルフ》や《極楽鳥》を落とせば、相手のゲームプランを崩すことができるでしょう。
もちろん、あなたのクリーチャーが対戦相手に5点のダメージを与えられれば、引かなければいけない焼き呪文が1つ減ることになります。邪魔がない状態であれば、ぜひ攻撃してください。クリーチャーに《浸透のレンズ》を装備して攻撃すれば、あなたにとってどちらにせよおいしい状況です。ブロックされなければ、相手のライフは少なくなります。ブロックされれば、カードが2枚引けます――カードが増えれば、ダメージ呪文も増える道理です。
サイドボードは相手を遅くし、キーカードを引くまでの時間を稼ぐためのものです、相手に大型のクリーチャーが何体かいるようなら、《四肢切断》を投入しましょう。唱えるためには4点のライフが必要ですが、デカブツに踏みつぶされるよりはよっぽどましでしょう。《電弧の痕跡》や《はらわた撃ち》は、小型クリーチャーに依存する高速デッキに効果的です。《核への投入》は、アーティファクトで勝利を目指すデッキに対しての明確な対策です。
デッキの調整の段階になったら、お好みの炎の呪文を投入しましょう。よりコントロールしたい場合、基本セット2012の《チャンドラのフェニックス》や《炬火のチャンドラ》を投入すれば、すべての焼き呪文との相性はぴったりです。さらに焼き呪文を増やすのなら、《火葬》や《はらわた撃ち》の増量が選択肢として上々でしょう。序盤からクリーチャーで攻めたい場合は、《嵐血の狂戦士》や《磁器の軍団兵》を試してみてください。
3 《憑依された沼墓》 2 《墨蛾の生息地》 17 《山》 -土地(22)- 4 《炉の小悪魔》 4 《ゴブリンの付け火屋》 4 《ゴブリンの投火師》 4 《ゴブリンの小槌打ち》 3 《松明の悪鬼》 1 《地獄乗り》 -クリーチャー(20)- |
3 《浸透のレンズ》 2 《信仰無き物あさり》 4 《ゴブリンの手投げ弾》 1 《うろつく餌食の呪い》 4 《硫黄の流弾》 4 《石弾化》 -呪文(18)- |
2 《はらわた撃ち》 3 《倦怠の宝珠》 4 《電弧の痕跡》 2 《反逆の行動》 1 《四肢切断》 3 《核への投入》 -サイドボード(15)- |
らせんの破滅
「らせんの破滅」デッキは、極端な対応型のデッキです。あなたの決定のほとんどは、敵が何を行い、何を使って勝利しようとしているかに依存します。デッキのキーカードは《出産の殻》で、これはクリーチャーを生け贄に捧げて、それより若干コストの高いクリーチャーをあなたのライブラリーから持ってくるものです。《出産の殻》が戦場に出たら、それをつかってそれぞれの状況に対する完璧なクリーチャーを持ってきましょう! クリーチャーを殺す必要があるなら、《皮裂き》を探します。強力なアーティファクトやエンチャントや土地をどうにかしなければいけないなら、《酸のスライム》でそれを除去します。
対戦相手のデッキが小型のクリーチャーに依存している攻撃型なら、防御を固めましょう。《若き狼》、《絡み根の霊》、《ヴィリジアンの密使》は完璧なブロック・クリーチャーです。そのどれもが、敵クリーチャーと相打ちになったときに追加の恩恵をもたらしてくれます。《ヴィリジアンの密使》は土地と置き換わって、《マイアの戦闘球》や《血の贈与の悪魔》といった爆発的な呪文を早くから唱えることができるようになりますし、他の2体は不死能力でより強くなって戦場に戻ります。
対戦相手がじっくりと待つようなら、相手が動かざるをえないようにします。相手にタフネスが1や2のクリーチャーしかいないようなら、《絡み根の霊》や《若き狼》で攻めましょう。相手のブロックに回るのはいい選択肢とは言えません。戦闘後、《迫撃鞘》を唱え、それをクリーチャーに装備します。その後、ブロック・クリーチャーが必要なら、そのクリーチャーを生け贄に捧げ、戦場に戻してブロックに回せば良いのです。代わりに《皮裂き》がいるようなら、相手の大物を殺しつつ、3/3のブロック・クリーチャーで相手をひるませればいいでしょう。
《出産の殻》があるので、メインデッキには直面するであろうほとんどの状況に対応するためのクリーチャーが最低1体入っていますが、サイドボード後はさらにそれに集中することになります。長期戦を挑んでくる相手に対しては、《蔑み》や《困窮》で相手の最強呪文を防ぎます。《グレイブディガー》や《マイアの種父》は、攻撃的な相手に対してさらに有効なクリーチャーです。《四肢切断》はさらに時間を稼げます。
《出産の殻》は融通が利くカードなので、様々な戦略に適応します。ただし、ほとんどの場合において、それはクリーチャーが中心です。デッキを調整する場合、"戦場に出たとき"や"死亡したとき"の誘発型能力を持つクリーチャーを探しましょう。闇の隆盛の《ゲラルフの伝書使》はその両方を持っています。あるいは、特定のデッキを叩き潰すクリーチャーを探すのもいいでしょう。大量のアーティファクトを使うデッキが相手なら、《出産の殻》の道具箱に《オキシダの屑鉄溶かし》を投入するのが有効です。大量のクリーチャー除去を予想しているなら、墓地からクリーチャーを戻してくる《囁く者、シェオルドレッド》が素晴らしい働きを見せるでしょう。
2 《進化する未開地》 1 《不気味な辺境林》 8 《沼》 14 《森》 -土地(25)- 1 《呪詛の寄生虫》 4 《若き狼》 1 《危険なマイア》 4 《ヴィリジアンの密使》 4 《絡み根の霊》 1 《ファイレクシアの憤怒鬼》 1 《覚醒舞い》 1 《ヴィリジアンの堕落者》 1 《真面目な身代わり》 3 《皮裂き》 1 《棘投げの蜘蛛》 1 《血の贈与の悪魔》 1 《モークラットのバンシー》 1 《酸のスライム》 1 《非道の総督》 1 《マイアの戦闘球》 -クリーチャー(27)- |
1 《迫撃鞘》 3 《破滅の刃》 2 《出産の殻》 2 《魔性の教示者》 -呪文(8)- |
1 《蔑み》 3 《秋の帳》 1 《マイアの種父》 4 《困窮》 1 《覚醒舞い》 1 《内にいる獣》 1 《四肢切断》 1 《グレイブディガー》 1 《納墓の総督》 1 《酸の巣の蜘蛛》 -サイドボード(15)- |
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