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お知らせ

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なぜ偽造カードに対処するのか

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なぜ偽造カードに対処するのか

なぜ偽造カードに対処するのか

2011年12月14日

Wizards of the Coast / Translated by YONEMURA "Pao" Kaoru


 先日、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社はマジックの偽造カードを作成し、それを代用カードだと主張していた複数の個人に対して法的措置を執りました。ウィザーズ社の手によるものでないマジックのカードの存在は、マジックのブランドや顧客の皆様の満足度を傷つけるものです。偽造カードと代用カードについて、ご理解いただきたいことを記載しておきます。


偽造カード

 偽造カードは、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の認めていないものであり、認定イベントで使用することはできません。認定イベントで用いることができるカードは、マジック・イベント規定の第3.3節に基づき以下のように定められています。

  • ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が発行したものである
  • 裏面が通常のマジックの裏面であるか両面カードである
  • カードの角に丸みがある
  • 黒枠または白枠である
  • カードがトークン・カードでない
  • 区別がつくような傷があったり修整が加わっていたりしない
  • イベントのフォーマットによって定められる条件を満たしている
  • UngluedやUnhingedの基本土地カードは認定イベントで用いることができる
  • 不透明のスリーブに入れている限り、アルファ版のカードも使用できる

 マジック・イベント規定はこちらから参照できます。(日本語版は近日中に公開される予定です)


代用カード

 代用カードは、イベントの間に不慮の事故で傷ついた(あるいはリミテッドのカードに印刷ミスがあった)などの理由で実際のカードが使えなくなった場合にヘッド・ジャッジの独自判断によって発行されます。代用カードは、故意に傷つけたカードやプレイヤーの過失で傷ついたカードに対しては発行されません。代用カードの利用は、以下の条件に基づいてのみ認められます。

  • カードがイベント中に傷ついたなど使用不能になったとそのイベントのジャッジが判断した場合
  • そのイベントのジャッジがその代用カードを作った場合

 上記の条件を満たす、認定イベントで使用可能な代用カードの例として、次の写真のようなものがあります。

ProxyAcceptable.png

 プレイヤーは、認定イベントで使うために代用カードを作ることはできません。代用カードが認定イベントにおいて本当に必要だと認められた場合、その代用カードはプレイヤーのデッキに入れられます。そして、そのカードが公開領域に置かれた場合、傷ついた本来のカードに置き換えなければなりません。

 代用カードに関するポリシーについては、マジック・イベント規定の第3.4節を参照して下さい。

 ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社はプレイヤーの皆さんにマジックを楽しんでいただけるよう、また販売店との連携を維持できるよう、知財保護を行なっていきます。この件に関する質問があれば、日本語カスタマー・サービス担当者までおたずね下さい。

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