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個別セット製品情報
マジック基本セット2013・イベントデッキ
マジック基本セット2013・イベントデッキ
発売日:2012年8月3日
メーカー希望小売価格 2,625円(税込)
「再稼働」デッキ
このデッキが擁するのはクリーチャーと、クリーチャーと、さらに多くのクリーチャーです。実際、このデッキにはクリーチャーでも土地でもないカードは2枚しかなく、これらもあなたのライブラリーからクリーチャーを引っ張り出すためのソーサリーなのです! ほとんどのクリーチャーは戦場に出たときに呪文のような効果を誘発する能力を持っているので、手持ちの資源を最大限に活かせます。中心となるのは《咆哮するプリマドックス》。この4/4のヘビーヒッターは、あなたのアップキープ時にあなたのクリーチャーのうち1体を手札に戻させるため、あなたは後でそのクリーチャーを再び出せるのです。
最初のターンは《東屋のエルフ》、《ラノワールのエルフ》、または《アヴァシンの巡礼者》を出すといいでしょう。最初の手札にこれらがなければ、マリガンするのが賢明かもしれません。これらのクリーチャーのいずれかが戦場に出ていれば追加でマナを得られるため、他のクリーチャーを1ターン早く送り出せます。《従者つきの騎士》や《刃の接合者》はクリーチャー・トークンを伴って戦場に出ます。2ターン目にこれらが出てくるとなると、相手にとっては実に厄介です。
3ターン目以降は次々にクリーチャーを送り込んで攻撃ができます。《国境地帯のレインジャー》も攻撃クリーチャーとして鈍重なわけではありませんし、このカードがフェッチしてくる土地によって4マナ、5マナのモンスターまで比較的容易に呼び出せるでしょう。このデッキ最大の脅威は《霊誉の僧兵》です。このクリーチャーは警戒を持っており、そのパワーとタフネスはそれぞれあなたがコントロールするクリーチャーの総数に等しくなります――さらにこれは、飛行持ちのトークンを2体引き連れて登場するのです。ほぼすべてクリーチャーからなるデッキですから、《霊誉の僧兵》はすなわちチェックメイトとなり得るでしょう。
すぐに出したいと思えるクリーチャーがいなければ、《暴走の先導》を使いましょう。このカードによってライブラリーの上から5枚のカードを見て、その中にクリーチャーがあれば手札に加えられます。1回で平均3体のクリーチャーが手に入るはずです。《緑の太陽の頂点》はより使いどころの難しいツールです。このカードは、相手を追い込むために必要なクリーチャーが何か見極めるまで温存するといいでしょう。
もし相手がふんだんに単体除去呪文を持っていて、あなたのクリーチャーに使ってくるようならば、第1ゲームの後でサイドボードから《雲隠れ》を投入してください。手軽に除去呪文をかわせるうえに、クリーチャーが戦場に出たときに誘発する能力をもう一度使えるというオマケつきです。エンチャントに対抗する必要があるときは《テューンの戦僧》がいい選択肢となりますが、その他にアーティファクトやプレインズウォーカー、あるいは恐ろしいクリーチャーもケアしなければならない場合は、《忘却の輪》に任せることになります。攻撃的なデッキと対戦するときは、《ケンバの空護衛》と《四肢切断》があなたの防御を固めてくれます。
デッキを調整しようというときは、まずデッキの方向性を決めましょう。効率のいいクリーチャーで早い段階からこまめに攻撃したいですか?アヴァシンの帰還セットの《ウルフィーの銀心》はあなたのあらゆるクリーチャーをフィニッシャー級の脅威に変えてくれます。《咆哮するプリマドックス》を原動力とする一連のツールからすべての可能性を引き出したいですか? ならばイニストラードの《情け知らずのガラク》がいいでしょう。彼の能力の中には、クリーチャーを1体生け贄に捧げることで、ライブラリーから好きなクリーチャーを探して手札に加える、というものがあります。
12 《森》 8 《平地》 2 《剃刀境の茂み》 -土地(22)- 4 《アヴァシンの巡礼者》 4 《ラノワールのエルフ》 2 《東屋のエルフ》 2 《エルフの幻想家》 3 《従者つきの騎士》 3 《国境地帯のレインジャー》 1 《刃の接合者》 1 《悪鬼の狩人》 1 《ムウォンヴーリーの獣記し》 4 《咆哮するプリマドックス》 1 《微光角の鹿》 1 《石角の高官》 1 《酸のスライム》 1 《霊誉の僧兵》 1 《棘投げの蜘蛛》 1 《スラーグ牙》 1 《非道の総督》 1 《太陽破の天使》 -クリーチャー(33)- |
1 《緑の太陽の頂点》 4 《暴走の先導》 -呪文(5)- |
3 《雲隠れ》 3 《テューンの戦僧》 4 《忘却の輪》 3 《ケンバの空護衛》 2 《四肢切断》 -サイドボード(15)- |
「甘美な復讐」デッキ
このデッキのカギとなるカードは《燃え立つ復讐》です。この{2}{R}のエンチャントは、「あなたが呪文を1つあなたの墓地から唱えるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。《燃え立つ復讐》はそれに2点のダメージを与える。」という能力を持っています。何に使うのかおわかりですか? 自分のデッキにフラッシュバックを持つカードが何枚あるか数えてみてください。自らも直接ダメージを与えられるカードはどれだけあるでしょうか。こういった呪文がある以上、戦闘フェイズなど不要では?
ゲーム展開は二段階に分ける必要があります。第一段階はディフェンスが中心。墓地を肥やし、土地を並べて、《燃え立つ復讐》を1枚でも2枚でも戦場に出しましょう。第二段階ではゲームの主導権を握ります。フラッシュバックを持つ呪文を墓地から唱え、動くものを片っ端から抹殺するのです。目の前に残るのが焦土だけならば、《燃え立つ復讐》の狙いを相手プレイヤーに定めましょう。
《枷霊》は強力な攻撃クリーチャーですが、敵に攻撃クリーチャーがいる場合はこれをブロックのために温存してください。ゲーム序盤ではライフの総量を守るというのが最優先事項です。《甲冑のスカーブ》は強力なブロック要員となる一方でカードを墓地に送り込むという、2倍の働きをこのデッキでしてくれます。これら2種のクリーチャーはいずれもタフネスが4なので、《金属の嵐》で場を一掃するときも生き残れます。《霊炎》、《火柱》、《静かな旅立ち》なども、手強いクリーチャーに対処するための効率的な手段です。またクリーチャーの攻撃による決着が不可欠なときのために、《火翼のフェニックス》という奥の手もあります。
《禁断の錬金術》や《甲冑のスカーブ》によって自分の墓地にカードを送り込むというのは、一見すると非生産的なようですが、あなたのカードの多くは墓地からでも唱えられるものばかりなので、ある意味では自分の手札にカードを加えているようなものです。より多くの土地や自衛手段となる除去呪文を手にするため、序盤に《熟慮》や《捨て身の狂乱》を手札から唱えましょう。ですが墓地に行ったこれらを唱えるのは、《燃え立つ復讐》が戦場に出てからがオススメです。
このデッキのサイドボード調整は明快です。早い段階からより多くのクリーチャーを始末する必要がありますか? それなら《四肢切断》と《電弧の痕跡》です。相手もドロー呪文や各種の対応手段を備え、大型クリーチャーはごく少数にとどめたコントロール・デッキを使っていますか? 《金切り声のスカーブ》、《血に狂った新生児》、《死者の秘密》などで常にプレッシャーを与え続け、形勢を逆転すればいいのです。コントロール相手にはさほど役に立たない除去呪文をメインデッキから外し、これらのカードと交換しましょう。
このデッキをさらにコントロール寄りに調整したければ、マジック基本セット2013の《溶岩震》がクリーチャーとプレインズウォーカーの両方を対処してくれます。《雷口のヘルカイト》はトラックのような破壊力を備えた速攻持ちのドラゴンです。これによってあなたのデッキに攻撃面での変化と積極性が備わり、《燃え立つ復讐》のゲームプランともよくマッチするでしょう。このデッキがすごく気に入っているけれども、たまには《燃え立つ復讐》以外の勝ち方をしたいとお考えなら、《空召喚士ターランド》も検討してください。この青の伝説のクリーチャーがいれば、インスタントやソーサリーを唱えるごとに飛行を持った2/2のドレイク・クリーチャー・トークンが生み出されるのです。
9 《山》 7 《島》 4 《進化する未開地》 1 《闇滑りの岸》 1 《僻地の灯台》 1 《硫黄の滝》 1 《沼》 -土地(24)- 4 《枷霊》 2 《甲冑のスカーブ》 1 《火翼のフェニックス》 -クリーチャー(7)- |
4 《信仰無き物あさり》 3 《火柱》 2 《霊炎》 1 《静かな旅立ち》 4 《捨て身の狂乱》 4 《熟慮》 1 《赤の太陽の頂点》 4 《燃え立つ復讐》 3 《禁忌の錬金術》 2 《金屑の嵐》 1 《轟く激震》 -呪文(29)- |
4 《血に狂った新生子》 4 《金切り声のスカーブ》 2 《電弧の痕跡》 3 《死者の秘密》 2 《四肢切断》 -サイドボード(15)- |
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