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個別セット製品情報
イニストラード・エントリーセット
イニストラード・エントリーセット
発売日:2011年9月30日
メーカー希望小売価格 1,554円(税込)
「幽体軍団」デッキ
「幽体軍団」デッキを操る君は、死後の生命を操ることになります。神聖なる祝福を受けた空飛ぶ幽霊の軍団で、相手を怖がらせてやりましょう。あなたの勝利は、相手にしばらくの間取り憑くことでしょう!
このデッキの大部分は、回避能力持ちのスピリットでできています。そのほとんどは飛行を持ち、それ以外は威嚇を持ちます。簡単にはブロックされません。最善の戦略は攻撃的に行くことです。相手がブロックできないクリーチャーで攻めまくるのです。その一方で、《好奇心》でさらにカードを引いたり、《絆魂》でライフを獲得したりと、オーラで攻撃スピリットをさらに強化していきましょう。
一方、防御は《平和な心》などのオーラや《送還》などの呪文で相手の部隊を戦線から追い出すことで行います。あなたのクリーチャーに《霊魂のマントル》や《神聖なる好意》をエンチャントし、それを素晴らしいブロック・クリーチャーにするといいでしょう。
死後の世界に関するあなたの知識は、何もタイプが"スピリット"のクリーチャーにとどまりません。《宿命の旅人》や《霊廟の護衛》が死んでも、その後の攻撃はスピリット・トークンが代わりに担ってくれます。一方で、《空翔ける雪花石の天使》は死んだスピリットを復活してくれます。このデッキでは、死んだとしてもそう長くは死にっぱなしにはならないのです。
このデッキを強化する方法の一つが《安らかに旅立つ者》です。これは飛行を持つ5/ 5のスピリットで、死んだ後ですら戦場に大きな影響を与え続けます。《精神叫び》は2マナの飛行クリーチャーで、大きなダメージを与えつつ、相手のライブラリーを削っていきます。あるいは、マジック基本セット2012の《順応する自動機械》もいいでしょう。これがあれば、あなたのスピリットには+1/ +1というがっしりした修整が与えられます。
14 《平地》 10 《島》 -土地(24)- 2 《宿命の旅人》 2 《幽体の乗り手》 2 《礼拝堂の霊》 2 《ランタンの霊魂》 2 《声無き霊魂》 3 《月鷺》 2 《霊廟の護衛》 1 《空翔ける雪花石の天使》 1 《戦場の霊》 1 《絞首台の守部》 1 《霊誉の僧兵》 -クリーチャー(19)- |
2 《送還》 1 《好奇心》 1 《絆魂》 2 《神聖なる好意》 2 《平和な心》 1 《勇壮の時》 1 《否認》 1 《霊魂のマントル》 2 《深夜の出没》 2 《叱責》 1 《幽霊の憑依》 1 《霧の中の喪失》 -呪文(17)- |
「不気味な猛攻」デッキ
「不気味な猛攻」デッキは、フラッシュバック呪文と狡猾なクリーチャーの絶妙なミックスです。相手を困惑させる呪文の数々があれば、相手はきりきり舞いするばかりです。
このデッキでは、できるだけ早くあなたの墓地を肥やす必要があります。自分に《夢のよじれ》を撃つ、マナが必要なくても《錯乱した助手》を起動する――自分に《血まみれの書の呪い》をエンチャントするのもありです。奇妙に見えるかも知れませんが、確実にあなたの勝利の助けとなってくれます。
あなたのデッキには、墓地から唱えることのできるフラッシュバックを持つソーサリーやインスタントがたくさん入っています。それを墓地に置くことは、唱えるべきカードを1枚引くのと同じ事なのです! 相手の倍の呪文を唱えれば、勝利への道は開いたも同然でしょう。
このデッキの呪文の多くは、ダメージを与えたり手札やライブラリーに戻したりすることで、相手のクリーチャーを戦場から追い出すものです。これに防御型のクリーチャーを組み合わせれば、ゲームをコントロールできるところまで生き延びることができるでしょう。相手へのとどめは、《嵐霊》や《護符破りの小悪魔》、あるいは終盤での《燃え立つ復讐》などで刺してやります。
このデッキの内容を掴んだら、調整するやり方はいくつかあります。ライブラリーを削る方を強化したければ、 マジック基本セット2012 の《ジェイスの消去》がいいでしょう。《研究室の偏執狂》がいれば、自分のライブラリーをいじる方向をちょっとひねって、そのまま勝ちに結びつけることができます。《小悪魔の遊び》のようなフラッシュバック呪文を強化すれば、さらにダメージを与えることもできるでしょう......2倍とかね!
13 《島》 11 《山》 -土地(24)- 3 《錯乱した助手》 2 《マーフォークの催眠術師》 2 《甲冑のスカーブ》 2 《要塞ガニ》 2 《カラスの群れ》 1 《燃え投げの小悪魔》 1 《ガイアー岬の災い魔》 1 《嵐霊》 1 《護符破りの小悪魔》 -クリーチャー(15)- |
3 《夢のよじれ》 2 《静かな旅立ち》 1 《霊炎》 1 《グール呼びの鈴》 2 《捨て身の狂乱》 2 《熟慮》 1 《地下室の扉》 1 《収穫の火》 2 《燃え立つ復讐》 2 《血まみれの書の呪い》 1 《轟く激震》 2 《幻影の掌握》 1 《地獄の口の中》 -呪文(21)- |
「死の領地」デッキ
「死の領地」デッキを使う時、あなたは闇の業の奥底に手を伸ばし、恐怖に満ちた死の力を手中にします。自分のクリーチャーを殺すことすらあなたに優位に働くのです! 死を味方につけた時、誰があなたの邪魔をできるでしょうか?
ゲームが進んでいけば、あなたはこのデッキの"陰鬱"能力で優位に立つことができます。陰鬱カードは、このターンにすでにクリーチャーが死亡していた場合に、その強さを増します。例えば、このターンにクリーチャーが死亡していた場合、《ホロウヘンジのゴミあさり》が戦場に出た時にあなたは5点のライフを得ます。同様に、《スカースダグの高僧》は他のクリーチャー2体とともにタップすることでデーモンを生み出しますが、これは他のクリーチャーが死亡していることを条件とします。
重要な点は、陰鬱能力は死亡したクリーチャーが敵か味方かを問わないことです! この恩恵を受けるために、時には自分のクリーチャーを死亡させる方が望ましいことがあります。《脳ゾウムシ》を生け贄に捧げて相手の手札を2枚捨てさせてもいいですし、《悪魔の鎖帷子》を装備させるためにクリーチャーを生け贄に捧げるのもいいでしょう。もちろん、死んだのが相手のクリーチャーならもっと望ましい状況です。そのためには《死の重み》や《破滅の刃》が役に立つでしょう。ただし、注意してください。時にはボーナスが得られないことを承知で陰鬱呪文を唱えてしまう方が、じっと待つよりも有効な時もあるのです。
さらに死の業を身につける決心が付いたなら、このデッキに加える悪魔的なカードとしては、《深淵からの魂刈り》がいいでしょう。この空飛ぶ巨大なデーモンは、陰鬱能力としてさらに多くのクリーチャーを殺す能力を持っているのです! 強力なプレインズウォーカーである《情け知らずのガラク》もいいカードです。これはクリーチャーを生み出すことも殺すこともできるのですから。
13 《森》 11 《沼》 -土地(24)- 1 《チフス鼠》 2 《グリセルブランドの信奉者》 2 《組み直しの骸骨》 1 《待ち伏せのバイパー》 1 《スカースダグの高僧》 2 《貪る大群》 2 《出征路のグール》 2 《ただれ皮の猪》 2 《もつれ樹》 2 《森林の捜索者》 1 《脳ゾウムシ》 2 《ホロウヘンジのゴミあさり》 2 《モークラットのバンシー》 1 《ソンバーワルドの蜘蛛》 1 《黴墓の大怪物》 -クリーチャー(24)- |
2 《隊商の夜番》 2 《死の重み》 1 《捕食》 2 《不屈の自然》 1 《祭壇の刈り取り》 1 《破滅の刃》 1 《帰化》 1 《悪魔の長帷子》 1 《願い事》 -呪文(12)- |
「血の謝肉祭」デッキ
「血の謝肉祭」デッキを手にした時、あなたは吸血鬼一族のリーダーとなります。彼らは映画によくある陰気でロマンティックな輩ではありませんが、その仕事は確実です。彼らは凶暴さをむき出しにして狩りに出かけるのです。
このデッキでは、まずはコストが2~3マナの吸血鬼を序盤に出す事から始めます。理想としては、ただちに攻勢をかけるべきです。このデッキの吸血鬼の多くは対戦相手にダメージを与えることで大きくなっていくので、攻撃する意義は十分あります。
デッキ内の他のカードは、攻撃部隊を支援するものです。《陰惨な醜さ》や《継ぎ当ての翼》は、吸血鬼に回避能力を与えてくれます。《地盤の裂け目》といった他の呪文は、強力なブロック・クリーチャーを排除します。さらに《火の玉》があれば、相手のクリーチャーを一掃することもできるでしょう......プレイヤーを丸焼きにしてもいいですが。
吸血鬼一族の素早さと強さがあれば、相手を圧倒してゲームに勝利するまで長くはかかりません。しかし、相手が長期戦まで粘り込んだ場合でも、代案はあります。終盤戦用の吸血鬼です!《流城の巡回兵》、《センギアの吸血鬼》、《ファルケンラスの匪賊》といったあたりで殴り続ければ、相手もやがては崩れ落ちることでしょう。強力な武器の一つが《ファルケンラスの貴族》で、これはあなたの吸血鬼が殺された時にでも相手からライフを吸い取ることができます。
デッキを調整するのであれば、伝説の吸血鬼、《オリヴィア・ヴォルダーレン》の力を借りるといいでしょう。彼女は他のクリーチャーの血を吸い、それを自らの下僕とします。また、《流城の貴族》が入ればデッキは序盤から攻撃的になります。それを止めることのできる人間はいないでしょうね。
12 《山》 12 《沼》 -土地(24)- 3 《血に狂った新生子》 2 《血の求道者》 2 《吸血鬼の侵入者》 1 《夜の子》 2 《交差路の吸血鬼》 2 《マルコフの上流階級》 2 《自堕落な後継者》 2 《ファルケンラスの貴族》 2 《流城の巡回兵》 1 《ファルケンラスの匪賊》 1 《夜の歓楽者》 1 《センギアの吸血鬼》 -クリーチャー(21)- |
1 《陰惨な醜さ》 1 《旅行者の護符》 2 《アヴァシンの仮面》 2 《吸血鬼の怒り》 1 《継ぎ当ての翼》 1 《うろつく餌食の呪い》 1 《火の玉》 2 《飢えへの貢ぎ物》 1 《夜の恐怖》 1 《裏切りの血》 1 《魔性の教示者》 1 《地盤の裂け目》 -呪文(15)- |
「暗黒の撃退」デッキ
怪物が蠢く世界では、全力を尽くして人間性を失わないように耐える時もあります......しかし、時にはその人間性が逆襲に出ることもあるのです! 「暗黒の撃退」デッキを使う時、あなたは真の意味での人間の力――仲間、忠誠、創造力、犠牲心――を手にし、あなたの命を奪おうとする敵を倒すことができるのです。
このデッキは、クリーチャーの軍団をコントロールすることに恩恵を与え、最終的には相手を蹂躙していきます。人間は一団となることで戦う力を得るのです。それは軍隊だったり烏合の衆だったりしますが。まずは1ターン目から、戦場に《先兵の精鋭》を投入していきましょう。
可能なら常に攻撃あるのみです。特に《小村の隊長》や《ベナリアの古参兵》は、攻撃している方がより強くなります。また人間は、《とがった熊手》などの装備品を使うのが得意です。《物騒な群衆》や《上座の聖戦士》は、一時的な損失を長期的な恩恵へと変えことができます。
部隊を増強していく一方で、戦術や狡猾さをフルに発揮して優位を築いていってください。《翡翠の魔道士》は軍団に苗木トークンを加えてくれますし、《弱者の師》のカードを引く能力があれば、増援が途切れることはありません。最後に《踏み荒らし》や《月桂樹の古老》で巨大な軍団の攻撃を仕掛ければ、ゲームは圧勝に終わるでしょう。
このデッキをさらに強化するには、《教区の勇者》を加えるといいでしょう。これは1マナの人間・兵士で、他の人間・クリーチャーがあなたの味方として戦場に出るたびに大きくなっていきます。あるいは、《月皇ミケウス》を加えるのもいいでしょう。《月皇ミケウス》は人間の精神的リーダーで、あなたの軍団に+1/ +1カウンターを与え続けてくれるのです!
14 《平地》 10 《森》 -土地(24)- 2 《アヴァシンの巡礼者》 2 《無私の聖戦士》 1 《先兵の精鋭》 3 《物騒な群衆》 2 《アヴァシン教の僧侶》 2 《小村の隊長》 2 《翡翠の魔道士》 2 《上座の聖戦士》 1 《ベナリアの古参兵》 1 《月桂樹の古老》 1 《悪鬼の狩人》 1 《弱者の師》 1 《忌まわしきものの処刑者》 2 《スレイベンの純血種》 -クリーチャー(23)- |
1 《猛火の松明》 1 《銀の象眼の短刀》 2 《信仰の縛め》 2 《剛力化》 1 《とがった三つ叉》 1 《邪悪の排除》 1 《肉屋の包丁》 2 《大物潰し》 1 《茨潰し》 1 《踏み荒らし》 -呪文(13)- |
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