- HOME
- >
- READING
- >
- Making Magic -マジック開発秘話-
- >
- マジックにおける亀の歴史
READING
Making Magic -マジック開発秘話-

マジックにおける亀の歴史
2026年2月23日
『マジック:ザ・ギャザリング | ミュータント タートルズ』を記念して、『マジック』における海亀(Turtle)クリーチャーの歴史を丸ごと扱う記事を書くのが面白いだろうと思った。亀の起源はほぼゲームの始まりにまで遡るが、亀らしい姿での登場にはずいぶんと時間がかかった。今回の記事では、亀の進化を追っていく。
『アラビアン・ナイト』(1994年)
最初の海亀クリーチャーは、マジック最初のエキスパンションである『アラビアン・ナイト』で初登場した。厳密に言えば《象亀》は海亀ではなく陸亀/Tortoiseであった。実際、クリーチャー・タイプが陸亀で印刷されたカードはこれが唯一である。これは2007年の大規模クリーチャー・タイプ更新によって海亀に変更された。
海亀には、トップダウン的に見ると基本となる要素が3つあるようだ。
- 亀は甲羅ゆえに防御的である。
- 亀は甲羅の中と外で異なる2つの形態がある。
- 亀は遅い。
《象亀》は最初の2点を取り入れている。2つの形態を持ち、そのうち一方は非常に防御的である。「アンタップ状態であるかぎり」は、この亀が甲羅に引っ込むことを表し、その結果として攻撃しなくなるようにする意図があった。
『レジェンド』(1994年)
次の海亀である《Giant Turtle》は、わずか2セット後に登場した。これもまた巨大な亀である。このバージョンも防御寄りのテーマを継続し、さらに初めて「遅いクリーチャーである」ことを示唆するメカニズムを用いた。このカードは、初期のクリーチャーがどれだけ弱かったかを思い出させる、素朴な記念碑である。現代なら、コモンの{1}{G}{G}でメリット付きの2/4を許容している。
『ポータル』(1997年)
次の海亀である《角海亀》の登場までに3年を要した。しかもこれは初心者向け製品に収録されたバニラ・クリーチャーであった。発売当時、これはトーナメントでは使用可能ですらなかった。『ポータル』セットがトーナメントで使用可能になったのは2005年になってからである。これはシンプルで防御的なクリーチャーである。
『プロフェシー』(2000年)
次の海亀《ヴィンタラのカミツキガメ》の登場にも、さらに3年がかかった。これはセットの中核だが名称の付いていないメカニズムのひとつ、自分の土地がすべてタップされていることを用い、その防御性を表現している。
《キマイラ像》は後に、起動してクリーチャー化している間は海亀になるよう変更されたため、ここに挙げておく。これは、競技デッキに実際に採用された最初期の亀の1枚である。
『ジャッジメント』(2002年)
次の亀は2年後に現れた。これは、我々が「ナイトメア・メカニズム」と呼んでいたものを使っていた。このメカニズムはリチャード・ガーフィールド/Richard Garfieldが『オデッセイ』向けにデザインしたが、実際に登場したのは『トーメント』であった。我々がこれをナイトメア・メカニズムと呼んだのは、当時はこれをナイトメアというクリーチャー・タイプのクリーチャーにのみ使っていたからである。これは「実際の悪夢」を表すクリーチャーにナイトメアというタイプが付いた最初の例であった。それ以前のナイトメアは『アルファ版』に存在する1枚だけで、燃える馬であり、「mare(雌馬/悪夢)」という語呂合わせによるものであった。
ナイトメア・メカニズムとは、(主に戦場などの)ある領域からパーマネントやカードを1つ以上取り除き、そのクリーチャーが死亡したときにそれらを戻す、戦場に出たとき効果である。これは黒の核となるメカニズムとして導入され、黒の友好色である青と赤にも少しだけ収録された。興味深いことに、この能力は現在では白における常盤木能力になっている。
『ジャッジメント』におけるナイトメア・メカニズムの調整は、自分自身のパーマネントやカードを追放する形にしたことである。主目的は、クリーチャーのレートを良くするためだ。{2}{U}コストの2/4に、デメリットなど要らないだろう。正直、このセットが出た当時でさえ必要だったとは思わないが、それでも付けられた。なぜこれが亀なのか? まったく分からない。防御的な数値をしている、それくらいである。これは「海亀でクリーチャー・タイプが2つある」最初のカードでもあった。
『ワールドウェイク』(2010年)
次の海亀を印刷するまで、さらに8年が経過した。8年である! なぜここまで時間がかかったのか、私にも分からない。2010年時点でゲームは17年目を迎え、海亀は7枚しかなかった(《霧衣の究極体》や多相のクリーチャーは数に入れない)。この歴史の掘り下げで最も衝撃的(しかし妙に納得もいく)だったのは、海亀の展開がとにかく遅かったことである。
ここで、私が作った最初の海亀に辿り着いた。『ゼンディカー』をデザインしていたとき、我々は面白い上陸効果を探していた。私は昔からパワーとタフネスの入れ替えが好きなので、普段は1/4だが、自分のコントロール下で土地が戦場に出ると4/1になる上陸カードをデザインした。このカードが2つの異なる機能を持ち、いつ切り替えるかを自分でコントロールできる、というアイデアが気に入った。上陸は、自分のターンでは攻撃的に、対戦相手のターンでは防御的に振る舞える点が良かった。
パワーとタフネスを変えた瞬間にただ《ショック》で落とされるのは望まなかったので、私はこのクリーチャーに被覆を与えた。被覆は呪禁の前身である。被覆は、あなた自身を含め、誰であれそのパーマネントを対象に取れなくする。カードをデザインした瞬間から、これは海亀にするべきだと明白に思えた。《方解石のカミツキガメ》のデザイン名は〈転換する海亀/Convertible Turtle〉だった。
《方解石のカミツキガメ》には面白い話がある。私がSNSで〈転換する海亀〉というカードをデザインしたと話してしまったため、新しいセットがプレビューされるたびに、フォロワーが「このセットに〈転換する海亀〉は入ってる?」と聞いてきたのである。ついには、私のコラムでその話をせざるを得なくなった。《方解石のカミツキガメ》はその後、トーナメントでもプレイされることになった。
『タルキール覇王譚』(2014年)、『タルキール龍紀伝』(2015年)
さらに4年が経ち、ついに最初の「亀のペア」(一緒にデザインされた2枚の海亀・カード、ただし収録セットは2セット分離れている)が登場した。『タルキール覇王譚』ブロックの物語は、プレインズウォーカーのサルカン・ヴォルが故郷タルキールに帰還し、愛するドラゴンたち(現代の時間線ではすべて滅ぼされていた)を救うために過去へ旅する、というものであった。そして、ドラゴンが君臨する新たな時間線が生まれた。『タルキール覇王譚』と『タルキール龍紀伝』は異なる時間線における現代を表していたため、各セットに1枚ずつの、さまざまなクリーチャーや物品が辿った別の道筋を示す「カードのペア」を作りたかったのである。
《うねる塔甲羅》は基本的に《Giant Turtle》のアップデート版である。これは大きく高タフネスのクリーチャーで、1ターンおきに攻撃できる。塔甲羅は追放を使っており、島渡りを持ち、サイズも大幅に大きく、クリーチャーとしてのレートもより良くなっている。
《放浪する墓甲羅》は、巨大な亀にとって事態がうまくいかず、ゾンビになってしまった別現実である。これは「海亀が2つ目のクリーチャー・タイプを持っている」2回目のカードであり、また黒に登場した最初の海亀でもある。ゾンビ版は(5/9ではなく1/6と)大幅に小さくなっており、レアからコモンへと落とされた。
《うねる塔甲羅》はRedditでお約束のジョークになり、いつも新セットの最初のプレビュー・カードであるかのように貼られるようになった。
『イニストラードを覆う影』(2016年)
次の海亀まで、さらに2年がかかった。《シルブールリンドのカミツキガメ》はクリーチャーでない呪文を促すカードである。通常より少し強めのクリーチャーを得られるが、クリーチャーでない呪文をプレイしているターンにしか攻撃できないという制限が付いている。なぜこれが海亀なのか、私はよく分からない。防御寄りの数値でもなく、2つの状態を持つわけでもなく、遅いというフレイバーもない。強いて言えば、クリーチャーでない呪文を唱えないかぎり、甲羅から出てこないので攻撃できない、というフレイバーなのだろう。
『カラデシュ』(2016年)
2016年は、1994年以来初めて、同じ暦年内の異なる2セットに海亀が収録された年である。《亢進する亀》は『カラデシュ』の主要メカニズム・テーマであるエネルギーに寄せている。防御的な数値ではあるが、亀らしさが強いというほどではない。
『Unstable』(2017年)
あるセット向けに(どれだったかは覚えていないが)、私は3/3にも1/4にも、望む方になれるカードをデザインした。3/3は象っぽく、1/4は亀っぽく感じたので、そのカードを「ゾウカメ/Elephurtle」と呼んだ。ゾウカメは最終的にルール上うまく機能しなかったため、私はこれを放置した。数年後、私は別の『Un-』セットを作っていた。『Unstable』には動物のパーツを混ぜる陣営(交配研究所)があったため、半分ゾウで半分カメのクリーチャーは完璧に噛み合った。我々は名前をゾウカメのままにするつもりだったが、カード名を担当していたケリー・ディグス/Kelly Diggesが《甲羅象》を考え出した。このカードは任意のクリーチャー・タイプを持つ最初のクリーチャーである。行け、Unセット!
『ドミナリア』&『Global Series: Jiang Yanggu and Mu Yanling』&『基本セット2019』(2018年)
2018年は亀にとって目覚ましい年ではなかったが、亀が『マジック』のクリーチャー群における普通の一員になっていく変化を示している。呪禁を持つシンプルなバニラ、あるいはフレンチ・バニラが必要なら、クリエイティブ上の定番の選択肢として海亀が選ばれるようになったのである。
『ラヴニカの献身』(2019年)
シミックは実験でクリーチャーを組み合わせるのが好きである。順応はシミックのキーワードであったため、このカードはまずメカニズムが先行してデザインされ、その後で3つのクリーチャー・タイプを何にするか決めたのだと思う。海亀が選ばれたのは、ユーモラスであり、防御的なフレイバーを捉えられるからだろう。《小走りワニ》は甲羅に引っ込んでいる間は攻撃しないのである。
『エルドレインの王権』(2019年)
『マジック』が26年目を迎えたこの年、初めて同一セット内で海亀のカードが複数枚収録された。しかも3枚である! 《ミストフォードの亀》は背中に他のクリーチャーを乗せて運ぶクリーチャーにしたかったので、巨大なカメが格好良いイメージであると感じた。《鋼喰みのハイドラ》は、世界構築の最中にコンセプターの1人が「海亀・ハイドラ」を描き、これが格好良かったので居場所を用意した、という経緯で生まれた。《雷声のカミツキガメ》が海亀になったのは、良い緑青混成クリーチャー・タイプを探していて、海亀が緑と青の存在として定着していたからだと私は考えている。メカニズム面では、どれも強烈に亀的である、というほどではないが、亀のデザインが枝分かれし始めたことを示している。我々は、狭いメカニズム上のデザイン空間に縛られるのではなく、コンセプト的に格好良い亀を作り始めたのである。なお、この年は1年で4枚の海亀を印刷した最初の年でもあった。
『テーロス還魂記』、『イコリア:巨獣の棲処』、『統率者レジェンズ』(2020年)
この年は亀にとって興味深い年であった。この年に印刷された4枚の亀のうち2枚(《激浪の亀》と《神盾の海亀》)は非常に基本的でシンプルなカードであり、海亀がマジックの中核的なクリーチャー・タイプとして定着していることを強調した。《激浪の亀》は瞬速を持つ最初の亀であった。残りの2枚(《さまよう怪物、イダーロ》と《ラグーンの神秘家、アーチェロス》)は、亀がより複雑なクリエイティブ・デザインに織り込まれる可能性を示した。これらは最初の2体の伝説の海亀であり、いずれも新機軸のデザインを示している。
イダーロは「遅い亀」というお決まりのパターンを、条件を満たせば無料で唱えられる仕組みによって表現した。正確には4つの条件である。サイクリングを持つ大型クリーチャーはデザイン上の定番になっていたが、イダーロはここに追加要素を持ち込んだ。このカードは墓地へ行く代わりにライブラリーへ切り直されるため、何度もサイクリングできる。サイクリングを4回行えば、無料でこのクリーチャーを戦場に出せるのだ。
アーチェロスは初の海亀統率者としてデザインされた。タップ状態かアンタップ状態かによってゲームへの影響が変わることで、「2つの形態を持つ」フレイバーをメカニズムで表現している。これは構築の軸として楽しいフックである。いずれも、海亀と別のクリーチャー・タイプを混ぜるという伝統を引き継いでいる。この年は2年目の、1年で4枚の亀が出た年でもあった。
『ストリクスヘイヴン:魔法学院』、『フォーゴトン・レルム探訪』、『イニストラード:真夜中の狩り』統率者デッキ(2021年)
《クアンドリクスの栽培者》は、緑青ハイブリッドのカードが海亀であるという素晴らしい伝統を継続した。《竜亀》は瞬速を持つ2枚目の海亀である(たぶんドラゴン要素がここに表れている)。これは「遅さ」を捉えるためにタップ状態で戦場に出る。《自然の化身》はクリーチャーを3つの形のいずれかに変えられるが、呪禁付き1/3は、踏み固められた亀領域である。《墓甲羅、ゴーレックス》は黒のゾンビ・海亀としては2枚目だが、伝説であるものとしては初である。この年は1年で4枚の亀が出た3年目であった。
『神河:輝ける世界』、『神河:輝ける世界』統率者デッキ、『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』、『団結のドミナリア』(2022年)
最初に神河を訪れたとき、《最後の河童の甲羅》というアーティファクトがあり、河童は全滅したかのように強く示唆されていた。しかし『神河:輝ける世界』で、神河の住人が思っていたほど河童は死んでいなかったため、このアーティファクト名は不適切だったと分かった。河童の一体である《機械壊しの河童》は忍者であり、もう一体の河童《河童の砲手》(統率者デッキ収録)は戦士であった。亀が増えるにつれて、亀が得られる効果の種類が拡張していく様子が見て取れる。
《巨大な空亀》は、パワーがタフネスを上回る最初の海亀であり、同時に亀を緑青クリーチャーとしてさらに定着させたカードでもある。これは(《河童の砲手》と並んで)護法を持つ最初の亀でもある。護法は、呪禁や被覆という長い歴史の自然な延長線上にある。『団結のドミナリア』の亀2枚はいずれもコモンで、かなりシンプルなクリーチャーでもある。2022年は、1年で6枚の亀が出た最初の年でもある。亀は勢いづき始めたのだ。
『機械兵団の進軍』、『エルドレインの森』、『イクサラン:失われし洞窟』(2023年)
《コグラとイダーロ》は、亀のキャラクターが初めて再登場したカードである(半分だけの再登場ではある)。『機械兵団の進軍』には、各次元から意外な仲間同士を組ませた伝説のタッグ・カードが多数あった。このクリーチャーは2つの能力のうち一方にアクセスできる。1つ目はイダーロを参照し、2つ目はコグラを参照する。これは最初の赤緑の海亀である。《開花の亀》は土地に焦点を当てており、亀にとっては新機軸であった。《床岩の亀》は自分の呪禁を他のクリーチャーにも共有する。このカードの2つ目の能力は、伝統的には別の高タフネス緑クリーチャー・タイプであるツリーフォークに結び付けられてきたものである。
2023年は年間の亀枚数が3枚に減ったが、興味深いことに、『マジック』多元宇宙セットには毎回1枚は存在している点は注目に値する。
『カルロフ邸殺人事件』、『サンダー・ジャンクションの無法者』、『ブルームバロウ』、『ファウンデーションズ』ジャンプスタート(2024年)
《育殻組の誉れ》はシミック風味のカードで、タフネスを参照することを2つの方向に拡張している。《勇敢な雷盗》は瞬速を持つ3枚目の海亀だが、これも遅いというフレイバーを表すためタップ状態で戦場に出る。《噛み付く虚空袋》もまた緑と青を必要とする亀だが、これは新しい空間――マナを加える、で遊んでいる。《肥えた緑甲羅》は巨大な亀であり、到達を持つ最初の海亀でもある。『ブルームバロウ』の展望デザインでは、海亀を緑青のクリーチャー・タイプにする案も試したが、最終的にはカエルを採用した。代わりに、我々は亀の災厄の獣を作ったのである。
《幻影の盾甲羅》と《堪忍雪崩、タエコウ》はどちらも『ファウンデーションズ』ジャンプスタートに収録され、概ね新規の領域で遊んでいる。たとえばタエコウは、緑青以外の混成マナ・シンボルをカード上に持つ最初の亀であった。
総じて2024年は年間6枚の亀が存在した。興味深いことに『ダスクモーン:戦慄の館』を除けば、『マジック』多元宇宙セットには毎回1枚ずつ亀がいる。また、すべての亀は少なくとももう1つのクリーチャー・タイプを持っており、その多くは亀と並んで初登場したもの――クロコダイル、大鹿、ならず者、エルドラージ、エレメンタル、イリュージョン、忍者などである。
『霊気走破』と『タルキール:龍嵐録』(2025年)
2025年は『久遠の終端』を除くすべての『マジック』多元宇宙セットに、少なくとも1枚の海亀が存在した。『霊気走破』の亀2枚はいずれもアーティファクト・クリーチャーであった。《そぞろ歩く嵐甲羅》は初の海亀タイプ的クリーチャーであった。
『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』、『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』、『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』(2025年)
2025年までは、亀はすべて『マジック』多元宇宙セット由来であった。しかし昨年、「ユニバースビヨンド」セットも亀を供給し得ることが示された。『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』には《古代のアダマンタイマイ》が登場し、この亀はこれまでで最大のサイズの亀である。『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』には《スパイダーハム、ピーター・ポーカー》が存在し、これは2枚目の海亀タイプ的カードであった。『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』には亀クリーチャーが3体登場し、最後の1枚の《獅子亀》は「ユニバースビヨンド」セットとしては初の伝説の海亀である。これで、わずか32年の間に海亀および海亀関連カードは50枚になったのである。
『マジック:ザ・ギャザリング | ミュータント タートルズ』(2026年)
『マジック:ザ・ギャザリング | ミュータント タートルズ』メインセットには、29枚の新しい亀が存在する。ちなみに、『マジック』最初の28年間では亀は25枚しかなかったのである。また、このセットが出る以前に存在した海亀タイプ的カードの総枚数よりも、このセット内の海亀タイプ的カードのほうが多い(以前の枚数はたった2枚で、どちらも2025年のものだが、それでもだ)。そしてその中には、これまで作られた中で最も強力な海亀タイプ的カードである《タートル・パワー!》も含まれている。これは自分の海亀すべてに+2/+2を与える。
これが亀好きにとって何を意味するかと言えば、『マジック』がついに追いつき、亀に相応しいスポットライトを当てたということである。もはや多相を採用しなくても、亀の統率者デッキを作れる。『マジック:ザ・ギャザリング | ミュータント タートルズ』は亀を新たな色へと押し広げ、亀デッキとは何かという意味を拡張している。どのような亀デッキが生まれるのか、私は楽しみでならない。
ゆっくりと着実に
以上で『マジック』における亀の歴史は終わりである。長年にわたる旅を楽しんでもらえたなら幸いだ。いつも通り、本日の記事についてでも、取り上げた亀のどれについてでも、あるいはクリーチャー・タイプとしての海亀一般についてでも、私はあらゆるフィードバックを歓迎している。メールやソーシャル・メディア(X、Tumblr、Instagram、Bluesky、TikTok)を通じて(英語で)送ってもらえると幸いだ。
来週もMaking Magicで会おう。
その日まで、あなたが好きなだけ亀をプレイできますように。
(Tr. Ryuki Matsushita)
RANKING ランキング
-
重要『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』統率者デッキの追加生産に関する更新とお詫び|重要なお知らせ
-
重要『マジック:ザ・ギャザリング | ミュータント タートルズ』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び|重要なお知らせ
-
戦略記事今週のCool Deck:塗り替えられるマジック観、エスパー眼魔(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
戦略記事とことん!スタンダー道!発見賢人デッキと緑単……多相?(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
戦略記事アゾリウス・フラッシュ:通好みな妨害デッキ(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
NEWEST 最新の読み物
-
2026.3.4開発秘話
マジックにおける亀の歴史|Making Magic -マジック開発秘話-
-
2026.3.4戦略記事
+1/+1カウンターはマイキーにお任せ!セレズニア・ケージの一例(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2026.3.3戦略記事
ローウィン末期の白単アグロ、レオナルドらが参戦!(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2026.3.2戦略記事
身代わり合成機と、タートルズ世界のアーティファクト!(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2026.2.27戦略記事
今週のCool Deck:塗り替えられるマジック観、エスパー眼魔(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2026.2.27読み物
『マジック:ザ・ギャザリング | ミュータント タートルズ』プレリリース・ガイド|翻訳記事その他
CATEGORY 読み物カテゴリー
戦略記事
コラム
読み物
BACK NUMBER 連載終了
- Beyond the Basics -上級者への道-
- Latest Developments -デベロップ最先端-
- ReConstructed -デッキ再構築-
- Daily Deck -今日のデッキ-
- Savor the Flavor
- 射場本正巳の「ブロールのススメ」
- 津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ
- 浅原晃の「プレミアイベント三大チェックポイント!」
- ガフ提督の「ためになる」今日の1枚
- 射場本正巳の「統率者(2017年版)のススメ」
- かねこの!プロツアー食べ歩き!
- ロン・フォスターの統率者日記
- 射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」
- マアヤのマジックほのぼの日記
- 金子と塚本の「勝てる!マジック」
- 射場本正巳の「統率者(2015年版)のススメ」
- 週刊連載インタビュー「あなたにとってマジックとは?」
- なかしゅー世界一周
- 中村修平の「デイリー・デッキ」
- 射場本正巳の「統率者(2014年版)のススメ」
- 中村修平の「ドラフトの定石!」
- 浅原晃の「プロツアー観戦ガイド」
- 鍛冶友浩の「プロツアー観戦ガイド」
- ウィザーズプレイネットワーク通信
- Formal Magic Quiz
- 週刊デッキ構築劇場
- 木曜マジック・バラエティ
- 鍛冶友浩の「デジタル・マジック通信」
- 鍛冶友浩の「今週のリプレイ!」
- 渡辺雄也の「リミテッドのススメ」
- 「明日から使える!」渡辺リミテッド・コンボ術
- 高橋優太の「このフォーマットを極めろ!」
- 高橋優太の「このデッキを使え!」
- 黒田正城の「エターナルへの招待」
- 三田村リミテッド研究室
- 新セットめった切り!
- シングルカードストラテジー
- プレインズウォーカーレビュー
- メカニズムレビュー
- その他記事









































































