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開発秘話

Making Magic -マジック開発秘話-

それは「どこ」にある

Mark Rosewater
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2019年3月11日

 

 10年前、私は疑問詞6つ(Who/誰、What/何、Where/どこ、Why/なぜ、When/いつ、How/どう)のうち1つから始まる質問の一問一答のシリーズを立ち上げた。

 先週、ついに私は「誰」の質問に答え、そして今日は「どこ」の質問でこの大シリーズを締めくくることになる。10年かかっているので、さっそく質問にとりかかり、シリーズを終わらせることにしよう。


Q: ティボルトはどこ?

 

Q: サムトはどこ

 

Q: ニッサはどこ(ゼンディカー、じゃなくて、将来のマジックのセットという意味で)?

 

Q: ナヒリはどこ?

 

Q: アショクはどこ?

 

Q: ナーセットはどこ?

 

Q: アーリン・コードはどこ?

 

 これらすべての質問には、同じ答えを返そう。ティボルト、サムト、ニッサ、ナヒリ、アショク、ナーセット、アーリン・コードは、すべて『灯争大戦』で登場することになる。まだ見ていない諸君は、ぜひこのティザーを見てくれたまえ。

 ティザーのステンドグラスに登場しているプレインズウォーカー(36人すべて!)は『灯争大戦』に登場することになる。それは一体どういうことなのか。すぐにわかるだろう。ソーシャルメディアで、『灯争大戦』がどのように非常に特殊なセットなのかという話をしてきた。冗談を言っていたのではないということの証拠が出始めたのだ。

 これは、本セットの何を意味しているのか? それには何の変化が必要なのか? どのようにすれば我々はそれを成功させられるのか? 諸君は成り行きを見守る必要があるだろう。これは開発部が解くべき難題であったが、我々は成し遂げ、リミテッドと構築の両方でプレイして楽しくバランスの取れたセットを作り上げた。諸君に体験してもらえることに興奮している。


Q: ゼナゴスはどこ?

 

 ゼナゴスは死んだ。彼は『ニクスへの旅』で死んでおり、残念なことにニクスで死んだので、(白の某騎士とは違い)テーロスの死の国にも存在していない。つまり、ゼナゴスはどこにも存在していない。彼は去ったのだ。そのため、『灯争大戦』に登場しない一握りのプレインズウォーカーの1人である。


Q: ガラクはどこ?

 

 既知の、生きているプレインズウォーカーのほとんどは『灯争大戦』に存在するが、そのすべてが存在するわけではなく、ガラクも不在なプレインズウォーカーの1人である。しかし、ガラクのファンの諸君、ガラクの今後についての計画は存在している。すぐに彼に出会うことになるだろう。


Q: 来年実際に再訪する中で、ファンが最も再訪を望んでいる次元はどこですか?

 

 私のブログで、時々、「好奇心から知りたい」と銘打って、反響を求めるための質問をすることがある。1月に投稿した質問(リンク先は英語)はこれだ。

 今日の情報収集では、スタンダードで使える今後のセットでどの次元を訪れてほしいか、を知りたい。返事は次のような書式にしてくれたまえ。1位から順に最大5つまで、お気に入りを並べてほしい。5つまで選ばなくてもいいが、最大でも5つまでにしてもらいたい。1つ目に書くのは、将来一番訪れて欲しい次元にすること。

 気が向いたなら、なぜその次元を再訪したいかの理由を書いてくれても良い。まだ訪れたことがない次元も含む、既知のどの次元を書いてくれても構わない。ただし、既知の次元の名前で、「西部劇の次元」のようなものは含まない。

 回答例としては、次のようなものになる。

  1. イニストラード ― お気に入りの次元
  2. フィオーラ ― 私は『コンスピラシー』が好きで、フィオーラをスタンダードで使えるセットで見たいです。
  3. タルキール ― 戻りましょう、ただし氏族のほうがいいです。
  4. ラース ― どうすればできるかはわかりませんが、好きなんです。
  5. アラーラ ― エスパーをもっとください。

 できるだけ多くのデータを集めたいので、マジック仲間にも答えるように伝えてもらいたい。

 データの重み付けのため、回答には番号をつけてくれたまえ。番号が付けられていなかった場合、記述順として扱う。同じ次元を2回以上書かないこと。

 

 この質問を私が使っているすべてのソーシャルメディアで投稿し、Redditのような場所からもいくらかのリンクを得た。(Tumblrで回答できない場合はメールでの回答も受け付け、それらすべてを数えたのだ。)これによって得た大量の回答を、これから諸君に公開しよう。その前に、3つ説明しておくことがある。

  1. 私のソーシャルメディア・アカウントは、マジックに熱心なプレイヤーが多い。より多くのマジック・プレイヤーを対象に、市場調査で行なったなら、これとは少しばかり異なる結果になっていたことだろう。
  2. 各人に、好きな順番で最大5つの次元を選ぶように頼んでいる。以下のデータは重み付けがなされたものである(1番目が5点、2番目が4点、以下同様)。
  3. この質問をしたのは1月であり、『ラヴニカの献身』が出たところであった。最近訪れた次元の点数が下がっているのは明らかである。これを3年前に聞いていれば、おそらく回答はいくらか違うものになっていたことだろう。

 上位30位の回答は、以下の通りである。

  1. ローウィン/シャドウムーア (969)
  2. 神河 (819)
  3. タルキール (690)
  4. テーロス (682)
  5. ミラディン/新ファイレクシア (560)
  6. アラーラ (524)
  7. イニストラード (496)
  8. ドミナリア (450)
  9. カルドヘイム (337)
  10. ヴリン (246)
  11. カラデシュ (244)
  12. ゼンディカー (207)
  13. アモンケット (186)
  14. フィオーラ (182)
  15. イクサラン (159)
  16. シャンダラー (133)
  17. ウルグローサ (107)
  18. 旧ファイレクシア (103)
  19. ラヴニカ (90)
  20. メルカディア (70)
  21. ラース (38)
  22. ラガーサ (36)
  23. パイルリー (34)
  24. ケイレム (28)
  25. エクィロー (24)
  26. ヴァラ (22)
  27. ラバイア (20)
  28. ベレノン (19)
  29. ムラガンダ (17)
  30. バブロヴィア (11)
 

 さて、それでは質問の答えに入ろう。再訪してほしいとプレイヤーが望んでいる次元のどこに再訪するのか。現在の7カ年計画において、かなりの量の再訪を計画している。(繰り返しになるが、新しい次元と再訪はおよそ半々になるようにしている。)そして、そのすべてはこのリストに含まれている。一体どれか。残念ながら、それを答えることは許されていない。ただし、ここ数年の間、再訪することで熱心なファンが最も心躍らせる次元はどこかという話し合いを重ねている、ということを伝えることはできる。(例えば、その成果と言えるものの1つが、ドミナリアへの再訪である。)


Q: 理念的な意味で、現在各色はどこに向かおうとしていると思いますか?

 

 我々は何年にも渡り、長い時間をかけて各色の意味合いについて掘り下げてきた(詳しくはこちら)。しかし、哲学的な意味で色が表すものの本質は、マジックにおいて最も一貫した要素の1つであり続けている。

 つまり、理念的な意味で色の方向性はどこに向かうのか。それぞれが、これまでも存在していた場所そのままである。一方で変わりゆくものとして、我々はそれらの理念をメカニズムを通して実装する方法を常に再検討している。昨年だけを見ても、我々は緑を速攻の2種色に、黒を瞬速の2種色にした。我々は常に新しい方向に押す可能性を探しており、中でも特定のフォーマットでの特定の色の働きを注視している(いい例としては、統率者戦における赤白が挙げられる)。カラー・パイは変動するものだが、理念の基礎は変わらないものであり続けるのだ。


Q: フブルスプはどこ?

 

 彼は行方不明である。ただし、『ラヴニカのギルド』のアートで目撃されている。

 『ラヴニカの献身』でも。

 『灯争大戦』にも出てくるかもしれないので注目しておこう。もし見つけたなら、《大ムンクルス》に伝えてくれたまえ。


Q: 『灯争大戦』の次のセットはどこになりますか?

 

 『灯争大戦』の次のセットは、『基本セット2020』である。その後、10月には全く新しい次元を訪れることになるだろう。まだ先の話すぎるのでそれについてはまだ語ることはできないが、そのセットは私が10年以上も実現を目指してきたものであり、その出来栄えには非常に心を躍らせているということは伝えておこう。


Q: 《ウィンドグレイス卿》のような、物語を中心にした統率者プレインズウォーカーが出てくるのはどこですか?

 

 統率者プレインズウォーカーは、物語を中心にしているかどうかにかかわらず、『統率者』デッキでしか登場することはないし、そこでも毎年するようなことではない。我々は、サプリメント商品やスタンダードで使えるセット(『ドミナリア』や『基本セット2019』など)に、物語を中心としたカードを入れていこうとしてきている。例えば、『モダンホライゾン』には、クリエイティブ的にもメカニズム的にも、過去のマジックを思い出させるようなものがたっぷり入っているのだ。


Q: 最高のひらめきはどこから得られますか?

 

 その秘密は、セットごとに異なるところを探すことである。例えば、トップダウンの元ネタのあるデザインをする場合、我々は、我々が気づいていなかったものも含むあらゆるクールなものを探すためその元ネタに当たる。また、他の人々がその元ネタをどのように扱ってきたかを見るため、ポップ・カルチャーを調べるのも好きだ。

 そうでないセットでは、我々がセットを始めたことがない場所から始めようとすることが多い。『タルキール覇王譚』は、ブロックでドラフトをする独特の方法をフレイバー的に表そうとすることから始めた。『ラヴニカ』は、『インベイジョン』ブロックから可能な限り離れた多色セットを作ろうとすることが元だった。『カラデシュ』は、発明家らしさを表現しようとするものだった。

 私がデザインするセットで最も重要な要素の1つが、そのセットについて独特の考え方を生み出すことから始めることである。そうすることで、私率いるチームの思考が高速で動くようになるのだ。この戦略から、最高のひらめきが得られるのである。


Q: ヴォルラスはどこでスリヴァーを手に入れたんですか?

 

 わかっていない。わかっていることは、ヴォルラスは、まだ知られていないどこかの次元に行って、そこでスリヴァーを見つけたのだということである。同じシェイプシフターとして、彼はこの集団意識性のクリーチャーに強く惹かれ、《スリヴァーの女王》をラースに連れ帰ったのだ。

 そして、スリヴァーについて研究できるよう、何体かを女王から(《ラースの灼熱洞》に)持ち去ったのである。《メタリック・スリヴァー》は、スリヴァーの巣を調査するための道具として作られたのだ。それが、能力を得るだけで与えない理由である。

 スリヴァーは、ラースがドミナリアと重なったときにドミナリアに現れた。シャンダラーには、違う種のスリヴァー(人型の姿をしたもの)が生息している。この2種類のスリヴァーがお互いに関わりがあるのかどうかはわかっていない。

 スリヴァーがもともといた次元に訪れることがあるのだろうか。できれば、いつかは。


Q: この10年の間に、マジックはどこに向かうべきだと思いますか?

 

 10年を振り返るたび、私はデザイン技術が進歩・発展してきていることに喜びを覚える。私が今知っていることで、10年前の私が聞いたら驚くであろうことが存在するのだ。そのため、これから10年のことを考えると、同じようになっていることを望んでいる。マジックが、私が今予想もできないような方法で、成長・進化し続けてほしいと思っているのだ。


Q: どこでデザインの仕事をするのが一番いいと思いますか?オフィス、車中、ベッドで寝ているとき、その他。あるいは、完全に気まぐれなものですか?

 

 私がカード・デザインをしているのは多くが仕事中であり、机に座っているか、デザイン・チームとの会議中にカードを作っているかである。セットをどう作り上げるかを考えていたりメカニズムや大きなテーマを作っていたりといった「大局的な」仕事をしているのは、多くの場合忙しく他のことをしているときであり、オフィス以外にいることも多い。会議で発想について語りあい、それから頭の片隅でその発想を自由に泳がせるのだ。これまでの最高の発想の中には、私が忙しく他のことをしている間に生まれたものもある。例えば、(旧『ミラディン』の)双呪メカニズムは夢の中で作られたものなのだ。


Q: 《Baron Sengir》の城の次元の門はどこにつながっていますか?

 

 現在は、どこにも繋がっていない。(『時のらせん』ブロックで)大修復が起こったとき、既存の次元の門は全て閉ざされた。大修復以降で我々が目にした稼働中の次元の門は、カラデシュのラシュミによって発明された《次元橋》だけであり、それが転送させられるのは命を持たない物質だけである。

 大修復前はどこに繋がっていたのか。誰も確信は持てないが、どこかの大学に繋がっていたという噂は聞いたことがある。ドミナリアのどこかにある地域短大だと思われる。ただの噂だがね。


Q: ファイレクシア人はもともとどこから来たのですか?

 

 スリヴァー同様、まだ知られていない世界からだ。唯一わかっていることは、彼らが、旧ファイレクシア、ドミナリア、ミラディン、エルスペスの出身次元といったさまざまな世界に現れているということである。大修復前は、彼らは次元の門を使っていたが、今は門は閉ざされているので、彼らの新しい次元への侵略は中断された状態になっている。気づかずに感染していたカーンを通じて、なんとかミラディンを侵略しただけである。スリヴァー同様、いつか彼らの出身世界、あるいは彼らが既に存在している新しい世界を我々が訪れる機会は充分有り得るだろう。


Q: どの次元にでも行けるとしたら、どこに行きますか?

 

 私が訪れるとして一番心躍る次元は、カラデシュだ。美しい次元だと思うし、技術にも魅せられている。また、危険な目にあわされるような災害にも襲われていない。次点を選ぶなら、多分ラヴニカだろう。


Q: フェザーはどこ? ラヴニカのセットは8つあって、サプリメント商品は何年も出ているのに、なぜまだカード化されないんですか?

 

 ラヴニカに関する問題の1つは、伝説のクリーチャー・カードにしたい人物が多いということである。ラヴニカは、(ドミナリアに次いで)2番目に、カード化されていない、名前のある既知の人物が多い次元となっている。ラヴニカへの再訪とサプリメント商品を使って、我々はゆっくりではあるが対処しようとしている。フェザーのカードかもいずれできるだろうとは思うが、我慢が必要だ。カード化されていないラヴニカの人物は大勢いるのだ。


Q: 腹音鳴らしはどこ?

 

 彼はグルールの支配を巡るドムリとの戦いに敗れたあと、瓦礫帯を離れて放浪していると聞いた。いずれまた出会うことだろう。


Q: ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのために訪れた中で、お気に入りの場所はどこですか?

 

 ううむ、難しい問題だ。私は長年の間に、多くの場所を訪れている。それでは、大陸ごとに1つずつ取り上げてみよう。

アフリカ ― 南アフリカ、ケープタウン:マジック・インビテーショナル2001

 確かに、私がアフリカを訪れたのはこれが唯一なのでこれについては選択肢が多かったわけではないが、素晴らしい時間を過ごしたのは確かだ。今まで見たことがないほどの野生のペンギンの群れを目撃したし、チーターを可愛がったし、今でも家にあるクールな芸術品の数々を買った。

南極 ― なし

 ウィザーズで働いている間に訪れることができていない唯一の大陸だ。この大陸にも組織化プレイは存在した(当時、科学者たちがアリーナを運営していた)が、まだゲームショップが存在したことはない。グランプリ南極が開催されたら、私はそこにいる。

アジア ― 日本、東京:世界選手権1999、2005、多くのプロツアー、グランプリ

 おそらく、マジックのイベントのために私が訪れた回数が最も多い海外の都市は東京だろう。訪れるたびに喜びを感じる。日本ではトレーディングカードゲームが非常に盛んで、そのプレイヤーたちは私が会った中で最も礼儀正しい。ここ何年も日本に行く機会がなくなっているが、昨年、私は私の代わりとなる立て看板を送ることができた。

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 1つ目のボタンを押すと英語で、2つ目のボタンを押すと(翻訳者からいろいろと教えてもらった)日本語で、話すのだ。私はいつか日本に連れて行くと妻に約束しており、あとは再訪がいつになるかという問題だけである。

オーストラリア ― オーストラリア、シドニー:マジック・インビテーショナル2000、世界選手権2002

 マジック・インビテーショナル以前に、妻のローラと当時6か月だった娘のレイチェルは1週間の休暇でここを訪れて気に入っていた。ここは(飛行機で荷物をなくすまで)何年もの間私がかぶっていた帽子と、家にあるまた別の美術品を手に入れた場所である。

ヨーロッパ ― イタリア、ヴェニス:プロツアー・ヴェニス2003

 ウィザーズの仕事で訪れたヨーロッパの都市は多く、その多くで素晴らしい時間を過ごしてきたので、一番選ぶのが難しかったのはここだった。ヴェニスを選んだのは、楽しかった旅の中でマジックではない魔法のような体験をしたからである。また、毎食ピザにありつくことができたのだ。

北米 ― アメリカ合衆国、ニューヨークシティ:たくさんのプロツアーと、その他多くのイベント

 アメリカ国内の都市の多くへの旅も楽しんだので、この選択も難しかった。しかしマジックの歴史的な出来事の多く(第1回プロツアーなど)はビッグアップルで行なわれており、ここを選ぶのは当然だった。

南米 ― ブラジル、リオデジャネイロ:マジック・インビテーショナル 1998

 リオでのインビテーショナルは素晴らしいイベントだったが、ここを選んだ理由はそれではなく、私が妻にプロポーズをした場所だからという情緒的なものである。また、リオは息を呑むほどに美しかった(ただしとても暑かった)。

 私のマジック生活の中で最も思い出に残っているものの1つが、旅である。数多くの素晴らしい都市を訪れ、そして素晴らしいファンと出会ったことなのだ。


Q: ハズブロが今後5年間の紙のマジックをどこに進めようとしていると思いますか?

 

 テーブルトップ・マジック(「紙のマジック」のことを指す用語)は、マジックのまさしく中核である。今日、人々が画面を見つめるこの時代に、他の人物と対面でプレイできるゲームであるというマジックの性質は、その特徴の鍵となる部分である。確かに、デジタル・マジックについて多くの心躍る計画が存在しているが、それはテーブルトップ・マジックを破棄する、それどころか縮小するということではないのだ。実際、我々は、デジタル世界にさらに広げていくことは、マジックの興奮へと多くの人々を引き込むことになるので、テーブルトップのビジネスを成長することになると信じている。

 5年間でどこへ進むと予想しているか。我々は、マジックがより大きくなり、そしてより多くのファンに広く届くようになり、そのファンの多くがテーブルトップでマジックをプレイするのを目にすることになる。まだここで公開できるものはないが、具体的にテーブルトップ・マジックに関してクールで新しいことをするための数多くの計画が進行しているのだ。これから5年間で、テーブルトップ・マジックはこれまでになく大きく、そして活気あるものになることだろう。

誰もがあなたの名を知るところ

 本日はここまで。質問を送ってくれた諸君に感謝したい。ついにこの大シリーズを締めくくることができたことを嬉しく思う。いつもの通り、この記事や今日の私の答えについて諸君からの感想を楽しみにしている。メール、各ソーシャルメディア(TwitterTumblrGoogle+Instagram)で(英語で)聞かせてくれたまえ。

 それではまた次回、私が芳醇さという話題についてもう少し掘り下げる日にお会いしよう。

 その日まで、あなたが多元宇宙と地球の両方を楽しく掘り下げられますように。

(Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru)

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