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岩SHOWの「デイリー・デッキ」

今週のCool Deck:ディミーア・テンポ、月夜の影にシュレッダー(レガシー)
シュレッダー……フット団という悪の忍者たちを率いて夜の闇を暗躍する、タートルズたちの宿敵……全身に甲冑をまとい、爪の生えた手甲を装備、兜と口元を覆うマスクがその素顔を隠しているのが彼の特徴だ。
シュレッダーといえば僕の人生で初めて好きになった悪役キャラクターかもしれない。物心ついた時には彼とタートルズの面々のおもちゃを戦わせて遊んでいた。名前も良いよね、シュレッダー。オンリーワンのクールな響きだ……マジックのクールなカードやデッキを語り、このコンテンツのクールさを深堀する今週のCool Deck。『マジック:ザ・ギャザリング | ミュータント タートルズ』にはシュレッダーをカード化したものがいくつも見られるが、中でも最もクールと言える1枚はやはり……
神話レアである《スーパーシュレッダー》!2マナで威迫持ち、1/1スタートながら、パーマネントが戦場を離れると+1/+1カウンターが乗る。この条件は自分のものと対戦相手のものと両方で誘発するというのがクールなポイント。対戦相手のパーマネントを除去すれば良し、同セットのメカニズムで言えばミュータンジェンや食物などを生け贄に捧げたり、隠密のコストでクリーチャーを手札に戻すことで能動的に誘発させられる。構築フォーマットであれば、相性の良いカードは上げて行けばキリがない。そんな《スーパーシュレッダー》のクールさを最大限享受できそうなクールすぎるリストを発見!フォーマットはレガシーだ!
| 2 《溢れかえる岸辺》 2 《汚染された三角州》 2 《霧深い雨林》 2 《沸騰する小湖》 4 《Underground Sea》 1 《湿った墓》 1 《地底街の下水道》 4 《不毛の大地》 -土地(18)- 4 《知りたがりの学徒、タミヨウ》 4 《月影》 2 《ネザーゴイフ》 4 《バシム・イブン・イスハーク》 3 《スーパーシュレッダー》 1 《厚かましい借り手》 -クリーチャー(18)- |
3 《致命的な一押し》 1 《殺し》 4 《目くらまし》 4 《意志の力》 4 《渦まく知識》 4 《ミシュラのガラクタ》 4 《ウルザのガラクタ》 -呪文(24)- |
1 《致命的な一押し》 2 《毒の濁流》 1 《シェオルドレッドの勅令》 1 《仕組まれた爆薬》 1 《外科的摘出》 2 《否定の力》 2 《記憶への放逐》 2 《墓掘りの檻》 1 《攪乱のフルート》 2 《バロウゴイフ》 -サイドボード(15)- |
レガシーといえば、生け贄に捧げたりパーマネントを戦場からは慣れさせる手段で溢れている。広大カードプールから選りすぐりのラインナップで組まれたこのディミーア(青黒)のテンポデッキ……《スーパーシュレッダー》を育てる手段を箇条書きで載せてみよう。
- 《致命的な一押し》《殺し》《厚かましい借り手》などで対戦相手のパーマネントを除去
- 《汚染された三角州》などの通称フェッチランドを自身や対戦相手が起動して生け贄に捧げる
- 《不毛の大地》を起動して対戦相手の土地を破壊する。合計で2回誘発する
- 《目くらまし》のコストで島タイプの土地を手札に戻す
- 《知りたがりの学徒、タミヨウ》の生成する手掛かりを生け贄にする。また、同一ターンにカードを3枚引いて変身する際には一度追放されるためその時にも誘発を招く
特筆すべきはやはり《不毛の大地》との相性の良さ。このアクションでシュレッダーのサイズが二段階上昇するのは目を見張るものがある。テンポデッキとは《目くらまし》《意志の力》で相手のアクションを打ち消し、同様にコストが軽いカードで対戦相手を妨害している間にクリーチャーで殴り勝つデッキだ。軽いカードで少ないマナでの攻防を得意とするテンポデッキにとって《不毛の大地》は必需品であり、対戦相手を延々と2ターン目ぐらいの状態にハメてしまうのが理想の展開。
そんな不毛とこれまた相性が良いのが、自身のパーマネント・カードが墓地に置かれることで-1/-1カウンターを失っていく《月影》だ。能力は真逆の働きであるが結果としてシュレッダーと同じくサイズに優れた威迫持ちになる、クールな1マナクリーチャー。これらを早いターンに展開し、打ち消しなどの妨害でバックアップしながら殴る。レガシーの王道的なテンポデッキを、黒く塗り替えた構成だ。
生け贄に捧げてシュレッダー&月影の誘発を促しつつ、ドローがついているので手札が減らない《ミシュラのガラクタ》も良い働きをする。モダンでもおなじみのこの{0}アーティファクト、兄弟モデルである《ウルザのガラクタ》まで4枚積みされている妥協の無さが素晴らしい!運任せではあるが、対戦相手の手札を1枚見ることで得られる情報も序盤戦では役に立つ。そしてこれらガラクタをさらに輝かせるカードが《バシム・イブン・イスハーク》!こちらは『Assassin's Creed』のカードであり、同シリーズの主人公の一人だ。彼は歴史的な呪文を唱えることで、ブロックされなくなりカードを1枚引ける能力を持つ。
歴史的……それは伝説のタイプを持つ呪文・英雄譚・そしてアーティファクト!このリストではシュレッダーやタミヨウらと共に、2種8枚のガラクタがバシムにより追加のドローをもたらす!ブロックされなくなることで攻撃を対戦相手に通したら、+1/+1カウンターでサイズアップもするのだから超Cool!ガラクタを投げて闇の住人らがサイズアップ、バシムで手札の枚数も増える……全てが噛み合いスムーズにデッキが回った時、君の脳細胞は極上のクール成分で満たされることになる!
クールすぎるキャラクター達が共演するレガシーの「ディミーア・テンポ」。リストを眺めているだけでもクールな気分になってくる、これからもこういうデッキを1つでも多く拝みたいものだ。それじゃあ今週はここまで。Stay cool! Tonight I dine on Turtle Soup‼
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