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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!バチバチデッキ、イゼット講義(スタンダード)

岩SHOW

バチバチ最高!

 とことんスタンダードを愛するプレイヤーに捧ぐ、デッキ情報共有コラムのお時間だ。とことん遊ぶ……それにはまったりとやりたいことを追求するという道も含まれているが、「勝ちに行く」という道ももちろん多くを占めている。というわけで今回は主流派デッキのご紹介だ。勝ちたいプレイヤーが選ぶデッキの中でも、昨年末から根強い人気を維持し続けているあのアーキタイプの登場だ。

MAFS - 「イゼット講義」
Magic Online Standard Challenge 64 トップ4 / スタンダード (2026年3月30日)[MO] [ARENA]
4 《蒸気孔
4 《尖塔断の運河
4 《リバーパイアーの境界
2 《アグナ・ケラ
6 《
2 《
-土地(22)-

4 《ばあば
-クリーチャー(4)-
4 《愛着を捨てる
4 《積み重ねられた叡智
1 《噴出の稲妻
4 《火の技の修行
4 《爆裂の技
2 《アイローの表演
4 《飲めば潤う!
3 《三歩先
4 《美術家の才能
4 《忍耐の記念碑
-呪文(34)-
2 《焼きつけ
1 《舷側砲の一斉射撃
1 《無効
1 《呪文貫き
1 《呪文嵌め
1 《軽蔑的な一撃
1 《瞬間凍結
1 《否認
2 《量子の謎かけ屋
2 《魂標ランタン
2 《司書、ワン・シー・トン
-サイドボード(15)-
Magic Online より引用)

 

 

 前回の世界選手権での活躍も記憶に新しい「イゼット(青赤)講義」!講義デッキはその名の通り、講義のサブタイプを持ったカードがズラリと採用されている。インスタントとソーサリーがデッキの大半を占めており、それらを唱えて手数で勝負するデッキだ。キーとなるのは墓地。この領域に講義タイプを持つカードを3枚以上ある状態を作り出すとボーナスが得られるメカニズムを重視している。なんといっても《ばあば》!現スタンダードの1マナクリーチャーの中での最強候補筆頭である《ばあば》は、講義カードが3枚墓地にあればクリーチャー出ない呪文のコストを{1}軽減する。

 さらに《積み重ねられた叡智》、このカードはライブラリーの上3枚を見て1枚を手札に加えるというインスタントだが、これも同様のボーナスで……3枚すべてが手札に入る!莫大なアドバンテージを獲得できるこれらに加えて、講義分ダメージが上昇する《爆裂の技》と、講義でデッキを固めることで恩恵を受けられるカードを活かすため《アイローの表演》《飲めば潤う!》などでコントロールするのがこのデッキの狙いだ。

 

 《ばあば》《愛着を捨てる》などなど講義デッキでは墓地に講義を送り込むために手札を捨てる手段が採用されている。《美術家の才能》も非クリーチャー呪文を唱えることでカードを1枚捨てて1枚引くアクションを行えて、墓地カウントの上昇に貢献。そしてここまで手札を捨てる手段が揃っているなら……《忍耐の記念碑》が火を噴く!手札を捨てれば3つのモードからまだ選ばれていないものを選択するアーティファクト……これがこのデッキのフィニッシャーだ。対戦相手のライフを3点失わせるモード、これが強い!《美術家の才能》とインスタントを組み合わせれば、対戦相手のターンにも手札を捨ててこれを誘発させられる。自分と相手のターンで計6点、これを繰り返し、また記念碑が複数枚あれば一瞬で相手のライフが消し飛ぶ!

 このフィニッシュを目指しつつ、記念碑のもたらすドローや宝物もフル活用。《ばあば》と《美術家の才能》のコスト軽減を合わせ、《積み重ねられた叡智》で補充した手札をダンプし……フル回転している時の全知全能感は異常!相手を選ばない、攻めにも秀でたコントロールがこの「イゼット講義」である!

Alfred Pascual - 「ティムール講義」
店舗大会(ラスピニャス・フィリピン) 優勝 / スタンダード (2026年3月28日)[MO] [ARENA]
3 《マルチバースへの通り道
4 《蒸気孔
4 《尖塔断の運河
4 《リバーパイアーの境界
4 《ウィローラッシュの境界
3 《
-土地(22)-

4 《ばあば
2 《頑固な教師、トフ
-クリーチャー(6)-
4 《愛着を捨てる
4 《積み重ねられた叡智
3 《食糧補充
4 《ブーメランの基礎
4 《火の技の修行
4 《爆裂の技
1 《炎魔法
1 《アイローの表演
3 《飲めば潤う!
4 《嵐追いの才能
-呪文(32)-
2 《焼きつけ
1 《金屑の嵐
2 《無効
1 《呪文貫き
2 《呪文嵌め
1 《軽蔑的な一撃
1 《今のうちに出よう
1 《否認
2 《金属の技の原点
1 《除霊用掃除機
1 《魂標ランタン
-サイドボード(15)-
MTGTop8 より引用)

 

 

 こちらは同じ講義デッキでも趣が大きく異なるリスト。《忍耐の記念碑》《美術家の才能》は不採用で、代わりに緑を足して《頑固な教師、トフ》を採用しているリストだ。トフは墓地のインスタントやソーサリーを回収できるので、これで《爆裂の技》や《積み重ねられた叡智》を拾うという強ムーブを披露してくれる。さらに呪文を唱えることでも能力が誘発し、土地に対して土の技を行える。呪文であればなんでも誘発するのだが、その呪文が講義であればクリーチャー化した土地に乗るカウンターが1つ増える。講義デッキであれば気軽に土地を+2/+2修正が可能であり、2/2を複数体並べたり1体を延々と強化したり……デッキのフィニッシャーの枠を立派に担っている。定番の《嵐追いの才能》と《ブーメランの基礎》のループを用いれば、カワウソと共に土地がワラワラとクリーチャー化して盤面を制圧してくれることだろう。

 やっぱり講義デッキは強い……《魂標ランタン》などの墓地対策で《ばあば》《積み重ねられた叡智》はパワーダウンするが、デッキの勝ち方は《忍耐の記念碑》だったり《頑固な教師、トフ》だったりと別のベクトルというのが講義デッキの強みだなと。とことん勝ちたい!そんなプレイヤーには一度試してみて欲しい、手堅いアーキタイプだ。講義が初登場した舞台、ストリクスヘイブヴンへの再訪も見えてきたこのタイミングで、講義デッキをやり込むのは大いにアリ!バチバチの真剣マジック、スタンダードで熱くなれ!

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