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岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!見よ、黒単デーモンの裏技(スタンダード)
スタンダード熱が、高まってキタァ!
やっぱりイベントがあって、そしてカードが魅力的だと色々プレイしたくなってしまうものだ。というわけで京都から帰ってきてから毎日スタンダードをプレイしまくっている……この環境、やればやるほどハマるな!
スタンダードをこよなく愛するプレイヤー達に贈る、とことんスタンダードを突き進むためのデッキ紹介コラム、今回は……MTGアリーナのランク戦をプレイしている中で、固まって遭遇したあるリストについて……気になったので調べてみた。すると、なるほどこういうリストが一部のマニアの間で流行ってんのかなと、興味深いものを発見したので皆にも共有だ!
| 18 《沼》 2 《コーの領域》 2 《解体爆破場》 2 《ノーサンプトンの農場》 -土地(24)- 4 《口達者な一年生、アビゲール》 4 《腐れ呪いのラクシャーサ》 4 《止められぬ斬鬼》 4 《アクロゾズの放血者》 -クリーチャー(16)- |
2 《報いの呪詛》 2 《苦々しい勝利》 2 《戦略的裏切り》 2 《黒い太陽の日》 2 《死人に口無し》 4 《強迫》 3 《石人の核》 4 《不浄な別室 // 祭儀室》 -呪文(21)- |
2 《苦々しい勝利》 2 《報いの呪詛》 1 《戦略的裏切り》 2 《萎縮させる責め苦》 4 《窃取》 4 《古からの確執》 -サイドボード(15)- |
「黒単デーモン」と呼ばれる類のリストだ。クリーチャー除去に優れた黒らしく、それらで相手のクリーチャーを捌いて自分のクリーチャーの攻撃を通す。自分より速いデッキには受けに回り、遅いデッキにはガッツリ仕掛ける。中速、ミッドレンジと呼ばれる類のデッキのムーブを披露する。デーモンデッキをデーモンデッキたらしめるカードは《不浄な別室 // 祭儀室》。特に《不浄な別室》がポイントだ。ターン終了時に1枚の手札をもたらす代わりに2点のライフを失わせる、黒にありがちなライフと手札の等価交換……しかし悪魔的なこのカードは、デーモンをコントロールしている場合には代わりにライフを得られる、その上対戦相手がライフを失うという理不尽っぷりを発揮する。手札の枚数というアドバンテージに飽き足らずライフを責めるクロックとしても機能するというわけだ。
デーモンは《祭儀室》などから用意するわけだが……最近よく見るデーモンデッキには《石人の核》が採用されている。マナを加えるアーティファクトであり、{4}支払うと4/4のクリーチャーになる……しかし一番重要なのはこのアーティファクトが多相を持っているということ。多相はすべてのクリーチャータイプを持つという能力、つまりこのカードはクリーチャーではない置き物でありながらデーモン!クリーチャー除去を受けることなく、展開を支えるアーティファクトとしてマナ加速を担う……そんなシブい1枚が参入したことでより面白く、味わい深いアーキタイプへと熟成されているッッ!
デーモンデッキということで、それらのカードにも言及しておこう。《腐れ呪いのラクシャーサ》は非常に大きなデメリットである腐敗を備えている。そのためブロックに参加できずに一度攻撃すれば死亡してしまう……そんなデメリットを《口達者な一年生、アビゲール》で帳消しにする!これによりラクシャーサは2マナ5/5という額面だけのスペックを活かした強烈なアタッカーとなる!
またデーモンデッキの定番といえば《アクロゾズの放血者》、対戦相手がライフを失う時にその値を倍にするという能力で《不浄な別室》の威力を倍増させる。そんな放血者の相棒と言えば《止められぬ斬鬼》!対戦相手のライフを半分失わせるという強烈な誘発型能力……放血者と組み合わされば、たとえ100でも1,000でも、どんなライフでも一撃で葬り去れる!というわけでデーモンと他のクリーチャーとのコンボも備えた、ワクワクするミッドレンジだ。
| 17 《沼》 2 《コーの領域》 2 《解体爆破場》 2 《魂石の聖域》 -土地(23)- 4 《黄昏の妨害工作員》 2 《ゴミあさりの執政》 2 《最深の裏切り、アクロゾズ》 -クリーチャー(8)- |
4 《黒い太陽の日》 3 《強迫》 3 《脅迫戦術》 3 《シュレッダーの復讐》 3 《勢い挫き》 4 《山賊の才能》 1 《ソウル・ストーン》 3 《石人の核》 1 《除霊用掃除機》 4 《不浄な別室 // 祭儀室》 -呪文(29)- |
2 《苦々しい勝利》 2 《死人に口無し》 1 《死の印》 2 《戦略的裏切り》 1 《シュレッダーの奥義》 2 《萎縮させる責め苦》 1 《除霊用掃除機》 1 《強迫》 1 《シュレッダーの復讐》 2 《カルシの帰還者》 -サイドボード(15)- |
ミッドレンジ系のリストもあれば、クリーチャーをあまり採用せずコントロールに偏重したリストとも遭遇したので紹介しておこう。メインデッキに《黒い太陽の日》4枚という気合いの入ったリストがグッとくる。《石人の核》×《不浄な別室》でドローしつつライフ維持&相手のライフを着実に減らしていく……じっくり戦う黒いコントロールデッキに欠かせないのが手札破壊だ。対戦相手が抱えている手札を削り落とし、リソースを奪っていく。攻められる前にその手段を奪え!これが黒の流儀。
そんな手札破壊の新顔が《シュレッダーの復讐》!対戦相手の手札を2枚捨てさせるソーサリーであり、1枚で2枚のカードと交換できるという点でシンプルにアドバンテージ差をつけられる。そしてこの復讐の注目ポイントは、手札破壊以外のモードを備えている。2枚のカードを引くモードを!ライフこそ失うが、手札が空っぽの相手に対して手札破壊呪文を引いてしまうというガッカリ展開を回避できる。そして場合によっては、対戦相手に撃ち込む展開もあり得る。2点のライフを失わせるため、別室などで良い感じに削り取った末のトドメの一撃になったりして……使いやすそうなソーサリーが加わって、コントロールの選択肢も分厚くなったというものだ。
《石人の核》という何でもないようなカードがアーキタイプを変える……これだからマジックは、スタンダードは面白い。無限に続く鍛錬の道、どこまでも突き進もうぜ。さあ、今日も明日もスタンダード、やるぞッッ!
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