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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!2月突入、グルール・アグロで好発進(スタンダード)

岩SHOW

早くも2月がキタキタァ!

 月日の流れがあっという間すぎる……というわけで、皆1月はスタンダード、とことんやったかい?とことんとは言えなかったなと思うそこの君、大丈夫だ。慌てることじゃない。とことんやるというのは、何も回数をこなすとか時間をかけるだけがそうじゃない……自分のペースで、限られた時間や機会であっても、遊ぶときはしっかり楽しむ。それが我々スタンダードという道を歩む者の理想像!その先にとんでもない良の練習をやって、プロツアーなどに辿り着ける人がいる……ただそれだけの話だ。

 というわけで先日プロツアーが開催され、さぞかし盛り上がったことだろう。締め切りの関係でこれを書いているのは開催直前!なのでどんなデッキやカードが活躍するかはまだ未知なワクワクタイムである。まあでも、いつものプロツアーの傾向から考えると……トップ8に一人はこの手のアーキタイプが残るんじゃないかな?

Walter Woelfler - 「グルール・アグロ」
地域チャンピオンシップ(シュヴェヒャート) トップ8 / スタンダード (2026年1月24日)[MO] [ARENA]
4 《マルチバースへの通り道
2 《始まりの町
4 《踏み鳴らされる地
4 《ソーンスパイアの境界
6 《
-土地(20)-

4 《雇われ爪
4 《脚当ての補充兵
4 《熾火心の挑戦者
4 《精鋭射手団の目立ちたがり
4 《探索するドルイド
-クリーチャー(20)-
4 《ショック
4 《噴出の稲妻
4 《稲妻の一撃
1 《巨石くだり
3 《顕在的防御
4 《ヒーローのたまり場
-呪文(20)-
4 《魔道士封じのトカゲ
4 《焼きつけ
4 《魂標ランタン
3 《ロクの伝説
-サイドボード(15)-
MTGTop8 より引用)

 

 

 というわけで『ローウィンの昏明』参入後の「グルール(赤緑)アグロ」をピックアップ!土地20枚、クリーチャー20枚、その他の呪文20枚……無茶苦茶気持ち良いバランスがなんともそそるね。最序盤からエンジンフルスロットルで攻めて攻めて攻めまくる、全速前身が信条のアグロデッキ。《雇われ爪》《脚当ての補充兵》らでスタートを切り、2マナ以下のクリーチャーで攻め立てる。その攻撃を《ショック》《噴出の稲妻》《稲妻の一撃》でバックアップ!これらのダメージ呪文は対戦相手のクリーチャーを除去するのに使い、相手のライフが残り僅かであったりそもそもクリーチャーを出してこないデッキであれば、本体目掛けて投げつける。兎に角1ターンでも早くゲームが終われば万歳というこの赤単系のアーキタイプ。グルールは赤単をベースに《探索するドルイド》を足すことで、手札が切れやすく攻めが途切れてしまうアグロの弱点をカバーしている。

 デッキのエース格は《精鋭射手団の目立ちたがり》、《熾火心の挑戦者》。これらはクリーチャー出ない呪文を唱えることでパワーが上昇、速攻も相まってガンガン殴って一気にライフを持っていける。《獣のドルイド》も赤い呪文でサイズアップし、これらのことからこのデッキが「1枚1枚のカードパワー(効果の大きさ)」よりも「手数」を重要視していることが伝わるだろう。先に挙げたダメージ呪文や《ヒーローのたまり場》などを連打して、パワーをパンプアップさせたクリーチャーでドカンと重いパンチを叩き込む!

 

 「グルール・アグロ」が緑を使うもう1つの理由は、クリーチャーを強化するインスタントがあるから。《巨大化》のような呪文は緑のお家芸であり、そういったカードの中でも呪禁などの呪文や能力からクリーチャーを護る能力を与えるものを、この手のアグロは重要視している。呪文の連打でサイズが上がっても《苦々しい勝利》のようなインスタントで撃ち落とされては、残念極まる。なので《蛇皮のヴェール》のようなカードは是非とも採用したいところ。

 そこにやってきたのが再録された《顕在的防御》!これでクリーチャーに呪禁を与えた上にパワーとタフネスを+2!この2という値がなんとも絶妙、ブロックされたクリーチャーを生き延びさせるためのコンバットトリックとしても良い仕事をしてくれる。相手が動いてからシュッと投げつけて、除去されるどころかむしろダメージを増やすというムーブを決めればかなり気持ち良い。同セットでは《報いの呪詛》というこのデッキのあらゆるクリーチャーを問答無用で潰してくる1マナ除去が新たに登場したため、以前のスタンダードよりも除去対策をしっかり意識した構築をしよう!

 

 新カードと言えば《巨石くだり》も良いカードだ。2つを対象にしてそれぞれ2点、1点のダメージ。上手くハマれば相手のクリーチャー2体を葬り去れる、《ラノワールのエルフ》《アナグマモグラの仔》などセットで焼ければホクホクだ。このソーサリーはしっかりと対戦相手にダメージを飛ばせるのも良いところだし、もう1つ重要なのがなんでも対象にとれる……即ち自分のクリーチャーに撃っても良いという点。普通ならわざわざそんなことはしないが、《熾火心の挑戦者》がいるなら話は別。《巨石くだり》でプレイヤーやクリーチャーにダメージを与えるついでにこの挑戦者を対象にすることで、雄姿能力が誘発。ライブラリーの上を追放して、次なる一手に繋がるチャンスあり!こういうカードを噛み合わせてもぎ取った勝利の味は格別だ。

 プロツアーで更なる盛り上がりが起こり、スタンダー道を歩むプレイヤーが増えることを願っているよ。月末にはまた次のプレリがあるって……マジ?というわけで2月も!とことんマジック、とことんスタンダードを楽しんでいこうぜぇぇ!

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