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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!ティムールの戦告者が先陣を切る(スタンダード)

岩SHOW

昏明の時間が!キタキタキタァ!

 2026年最初のセット『ローウィンの昏明』!公式発売日を迎えて、皆のスタンダード熱もさぞや盛り上がっていることだろう。かつてのローウィン・ブロック期のスタンダードを遊んでいたプレイヤーも、懐かしさを覚えて帰ってきたりしてたら……嬉しいなぁ。

 というわけで、皆でとことんスタンダードという道を極めることを目指す「とことん!スタンダー道!」。今週は、Magic Onlineで新環境のリーグ戦全勝一番乗りを決めたリストを取り上げよう。日本時間で1月21日の午前中に始まった新たなスタンダード環境、昼を過ぎた頃には早くも5勝0敗のリストが更新されていた。この時期が一番ワクワクするかもしれないな!というわけでその胸躍るリストはこちら!

Ccreshaw - 「戦告者コンボ」
Magic Online Standard League 5-0 / スタンダード (2026年1月21日)[MO] [ARENA]
4 《始まりの町
4 《踏み鳴らされる地
4 《繁殖池
1 《リバーパイアーの境界
1 《ウィローラッシュの境界
1 《植物の聖域
4 《
2 《
1 《
-土地(22)-

4 《ラノワールのエルフ
4 《花を手入れする者
4 《蜘蛛の顕現
4 《ティムールの戦告者
4 《荒野無頼団の先駆者
4 《量子の謎かけ屋
2 《マラング川の執政
-クリーチャー(26)-
4 《絶望的猛攻
4 《重厚な世界踏破車
4 《次元転移用ウェブウォッチ
-呪文(12)-
2 《魂標ランタン
2 《受け継ぎし地の開墾
2 《無効
2 《稲妻曲げ
2 《スパイダーセンス
2 《解剖道具
3 《ルクサの体現、サブ=スネン
-サイドボード(15)-
Magic Online より引用)

 

 

 こちらは《ティムールの戦告者》を主役としたコンボデッキ。既存のアーキタイプがローウィン環境の先陣を切る形になった。戦告者はパワー4以上のクリーチャー1体につき呪文のコストが{1}軽減されるという強力な展開力アップ能力を持つ。《量子の謎かけ屋》などはまさしくセットで使えと言わんばかりの組み合わせだ。

 そしてこの戦告者と共にさらにパワー4を求めるのが《荒野無頼団の先駆者》。パワー4以上のクリーチャーが戦場に出るとカードが引け、自身が戦場に出ると好きな色マナ1つを加える。このクリーチャーは3マナでありながら計画で追放しておいて、後から0マナで唱えられる。そのため安全な追放領域にスタンバイさせ、仕掛ける時が来たら先駆者→戦告者と動いてドローしつつ、マナを得て、後続のカードは{2}軽減……と動きたい。こうなると2枚目以降の先駆者は緑マナ1つで唱えられて1マナ得られるので、実質的にフリースペル(コスト無料の呪文)に!そうやって先駆者をどんどん並べて繋げていくのがこのデッキの狙いだ。

 

 《荒野無頼団の先駆者》はデッキに4枚しかないが、そんなけち臭いことは言わずにどんどん好きなだけ並べたら良い、《絶望的猛攻》で!このソーサリーはクリーチャーのコピーであるトークンを生成、それはターン終了時に生け贄の使い捨てクリーチャーにはなるが、速攻を持つ。戦告者がいればパワー4以上2体につきマナ不要でコピーが1体生成できる。この猛攻で先駆者をコピーして大量にマナを加えながらドローして、速攻持ちのトークンを並べる……また引いてきたカードを展開して盤面を作り、最終的に対戦相手のライフを削り切るのに十分な数の速攻持ちが並んだら、ドカンと殴ってフィニッシュ!

 豪快なコンボでありつつ、コンボに頼らずともクリーチャーの質が高いのでそれらで普通に戦闘しても勝てるというのがこのアーキタイプの魅力。コンボが世にお披露目された当初と比べると、《重厚な世界踏破車》で土地を増やしながらライフを詰めたり、《次元転移用ウェブウォッチ》でアドバンテージを取ったりという方向にリストが進化しているのも興味深い。

 

 気になる新カードとしては《花を手入れする者》が用いられている。これは再録カードであるため、既に所持していたMagic Onlineユーザーは新セットの恩恵をすぐさま受けることができたということだ。このエルフは自分のコントロールしているパーマネントの色の種類と同じだけのマナを加えられる。この手入れする者単体であれば緑マナを加える平凡なマナクリーチャーであるが、横に《蜘蛛の顕現》がいれば赤緑、《ティムールの戦告者》がいれば3色……かなり効率の良いマナクリーチャーとなる。これを《絶望的猛攻》でコピーして爆発的にマナを増やすという動きもできるようになり、これまでよりもコンボルートが増える形に。兎に角マナが必要なデッキなので、新しいマナクリは何でも大歓迎なのだ。

 

 このアーキタイプは《絶望的猛攻》のように色マナシンボルが1つのX呪文と相性が良い。そういう視点で見ると、新カードの中でも《神々しき再会》は良い選択肢になるかもしれない。マナ総量X以下のクリーチャーを探して手札に加えるというサーチ呪文、それと同じタイプを持つクリーチャー2枚の後見を得られたなら、そのクリーチャーは戦場に出直接出すことができる。実はこのデッキには《ラノワールのエルフ》《花を手入れする者》などドルイドが多く採用されている。なのでその後見を受けて《荒野無頼団の先駆者》を戦場に繰り出すことが可能!ループが開始している中では緑マナ1つのみで先駆者を増やせるため、面白い選択肢になるんじゃないかな……。

 というわけで《ティムールの戦告者》コンボデッキを紹介させていただいた。そして明日からはプロツアーでスタンダードの激闘が繰り広げられる!色んなデッキが出そろう、ファンタジーの世界へ……いざ、皆で冒険の旅に出よう!スタンダー道はローウィンへと続いているッッ!

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