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岩SHOWの「デイリー・デッキ」

イゼット果敢:すごいぜ、2025年のカード(パイオニア)
2026年、今年はどんな1年になるだろうか?先のことなど何もわからないが、1つだけ確定していることがある。マジックの通常セット……即ちスタンダードをはじめ、あらゆるフォーマットで使用可能なセットが、歴代最多の7つリリースされる年になる!このボリューム感、一体我々の日常はどうなってしまうのだろうか?まだ最初のセットも出ていないこの時期はさながら嵐の前の静けさといったところか。
7つもセットが出ればスタンダードは群雄割拠の混沌とした環境になるだろう……しかしスタンダードだけじゃない。スタンダードで活躍したデッキコンセプトを輸入して、より広いカードプールで強化できるフォーマット、パイオニア。このフォーマットも新セットの影響を多大に受ける環境であり、スタンダードとはまた異なるカードが輝くという面白い側面もある。というわけで今回は2026年に怒涛の展開を見せそうなパイオニアより、こちらのデッキをご紹介!
| 4 《蒸気孔》 4 《尖塔断の運河》 4 《リバーパイアーの境界》 3 《シヴの浅瀬》 1 《バグベアの居住地》 4 《山》 -土地(20)- 4 《僧院の速槍》 4 《損魂魔道士》 4 《熾火心の挑戦者》 -クリーチャー(12)- |
3 《ブーメランの基礎》 2 《噴出の稲妻》 1 《削剥》 3 《無謀な怒り》 4 《ヒーローのたまり場》 4 《学術論争》 3 《実験統合機》 4 《嵐追いの才能》 4 《コーリ鋼の短刀》 -呪文(28)- |
2 《紅蓮地獄》 2 《塔の点火》 2 《厚かましい借り手》 1 《削剥》 1 《積み重ねられた叡智》 1 《ブーメランの基礎》 1 《火の技の修行》 1 《飲めば潤う!》 1 《自由の代価》 3 《轟く機知、ラル》 -サイドボード(15)- |
というわけでこちらはパイオニアの「イゼット(青赤)果敢」!《僧院の速槍》《損魂魔道士》などの過去の果敢持ち、そして《嵐追いの才能》や《熾火心の挑戦者》とスタンダード現役バリバリの果敢持ちまで、軽いクリーチャー陣を揃えてあり、それらを非クリーチャー呪文でパンプアップさせ、大ダメージを叩き込むのがこのデッキの狙い。スタンダードでも定番の《嵐追いの才能》を《ブーメランの基礎》でグルグル回して手札を減らさずに果敢を誘発させるエンジンを備えており、これで盤面を作りながらガンガン攻めていくアグレッシブなデッキだ。
特に果敢クリーチャーと相性が良い、パイオニアならではの1枚は《無謀な怒り》だ。自身のクリーチャーに2点、対戦相手のクリーチャーに4点のダメージを与えるこのインスタント。1マナでタフネス4まで除去できるという非常に優れている1枚だが、自身のクリーチャーにもダメージを与えてしまうため普通の低コストクリーチャーとは組み合わせにくい。その点果敢を持つクリーチャーは唱えた時点でタフネスが上がるため、自分のクリーチャーが焼かれるケースはそうそう起こらないだろう。そしてこれは自身のクリーチャーを対象に取るため《熾火心の挑戦者》の雄姿を誘発させる手段になる。手数を減らさずに相手のクリーチャーを除去し、果敢で増幅させたダメージでぶち抜こう!
このリストの注目ポイントは、2025年生まれのカードがたっぷりと盛り込まれていること。メイン&サイドボードでなんと合計20枚!デッキの3分の1が新鮮なカードで固められている。やっぱり《コーリ鋼の短刀》、デッキの心臓に触れないわけにはいかない。1ターンに2回の呪文で果敢を持つモンク・トークンを生成。そのクリーチャーに自動的に装備され、速攻とトランプルを与えて即座にダメージに貢献する。この手の果敢アグロでは息が切れやすく、少なめのクリーチャーを除去されると辛いところがあるのだが、このカードは非クリーチャー呪文でありながら延々とクリーチャーを供給する驚異的な装備品だ。
この2025年を代表するカードの1つであるコーリ鋼と好相性を誇るのが、《ヒーローのたまり場》。スタンダードでは採用しているリストは少ないが、パイオニアでは存在感を発揮している。2つのモードのうち、ライブラリーの上から2枚を追放して片方をプレイできるようにするモードは、果敢を複数誘発させてコーリ鋼の疾風も引き出すチャンスをもたらすグッドカード。クリーチャーのパワーを上げて先制攻撃をもたらすモードも留めのラッシュに貢献する。こういった2025年産のカードが暴れ回る姿を見ると、2026年デビューを控えるカード達にも否応なしにも期待してしまう!
パイオニアではこれまで活躍の場がほとんどなかった、まさかのカードが輝きを放っている。それがこのリストで4枚フル採用されている《学術論争》だ。これの対象となったクリーチャーは必ずブロックに参加せねばならず、到達を得る。つまり……これは対戦相手のクリーチャーに唱えて無理やりにブロックに参加させて討ち取る、疑似的な除去である。しかしそれだけでは今更活躍するということもない。
大事なのは……履修呪文であるということ。履修はサイドボードから講義呪文を手札に加えるというもので、これが今になって採用されるようになったのは『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』で講義呪文が大量にリリースされたことに起因する。しかも数が増えただけでなく《ブーメランの基礎》《火の技の修行》など高品質の呪文が揃っているのがポイントだ。それらのカードを手札に加えて果敢や疾風を誘発させ、対戦相手の重要なクリーチャーを強引に討ち取れるのだから、使い勝手が劇的に上昇したという寸法だ。自分の《熾火心の挑戦者》を対象に出来るのもグレイト。
2026年もパイオニアは多大なる影響を受け、様々なカードが乱れ飛ぶ環境になるだろう。つまり、めっちゃおもろいということ!さあ、今年やってくる新カード、まとめてパイオニアで遊ぼうぜ!
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