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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

緑単上陸:年末年始に起きた変化(スタンダード)

岩SHOW


 2026年通常運航の連載スタート!冬休みの間、皆は何していたかな?僕は……年末に仲間と集まって、わいわいとホームパーティー的にマジックを大満喫なホリデーを過ごしたよ。やっぱりこういうのが一番面白い……気が付けば7時間ぶっ通しで統率者戦を遊んでいた。大事なのはいつだって仲間、そしてマジック。2026年もこの2つを有難く思いながら大切にしていこうと思う。2026年も昨年に負けないくらいの大盛り上がりを見せてくれるはずだ。何せ今年は7つものセットがリリースされる!目まぐるしい1年になることだろう。

 この後に控えている7つのセットはすべてスタンダードにて使用可能なセットになる。約2ヶ月ごとに、時にはもっと早いタイミングで環境に変化がもたらされる……そんな激動の環境の初陣を切る『ローウィンの昏明』はもうリリース目の前。ということで現スタンダードのおさらいをしておくことが重要だ。2025年の年の瀬からスタンダードで流行っているデッキと言えば……

MKC - 「緑単上陸」
Magic Online Standard League 5-0 / スタンダード (2025年12月31日)[MO] [ARENA]
3 《バーシンセー
4 《脱出トンネル
4 《寓話の小道
13 《
-土地(24)-

4 《ラノワールのエルフ
4 《サッズのヒナチョコボ
4 《アナグマモグラの仔
2 《棘を播く者、逆棘のビル
1 《鋭い目の管理者
4 《氷耕しの探検家
4 《強靭形態の調和者
-クリーチャー(23)-
4 《幻獣との交わり
2 《蛇皮のヴェール
4 《土のベンダーの位に至る
1 《狩人の才能
2 《重厚な世界踏破車
-呪文(13)-
4 《溶かし歩きの消散
2 《金属の技の原点
1 《鋭い目の管理者
3 《魂標ランタン
3 《苔生まれのハイドラ
2 《ビビアン・リード
-サイドボード(15)-
Magic Online より引用)

 

 

 このリストは緑単色の上陸アグロ。2025年にも活躍したアーキタイプだが……少し変化が起きている。まず土地を戦場に出すことで誘発する上陸能力、これを持つクリーチャーで攻めていくのは変わらない。《サッズのヒナチョコボ》《棘を播く者、逆棘のビル》と土地が出ることで+1/+1カウンターが乗るクリーチャーを採用。しかしそれ以外の上陸デッキのお約束カードは……このリストには見当たらない。《ティファ・ロックハート》は不採用、《苔生まれのハイドラ》はサイドボードに控える形だ。つまりこれらを採用しない構成が今の環境にはフィットしているということになる。では代わりにどういった顔ぶれが並ぶのかというと……

 

 まずは《強靭形態の調和者》!上陸によりクリーチャーのパワーを倍にする。調和者本人はもちろん、他のクリーチャーも対象に取れるのがポイント。自分のパワーのみが上がるティファよりも誰でも大ダメージを叩き込めるようになる調和者を優先しているということだね。調和者はワープであれば3マナで唱えられるため、より速いターンに致命傷を与えることもできるだろう。

 また《土のベンダーの位に至る》は土地をクリーチャー化させる土の技を行う。これで《脱出トンネル》や《寓話の小道》をクリーチャー化させて生け贄に捧げると……ライブラリーから基本土地を持ってきつつ、それらの土地が墓地化戦場に戻って再利用が可能&上陸の複数誘発が狙える。《アナグマモグラの仔》とこのエンチャントで上陸を強引に引き起こしていこう。また《土のベンダーの位に至る》も基本土地をサーチして戦場に出すため上陸をガンガン引き起こし、自身も上陸で探索カウンターを得る。これが合計4個以上あるなら+1/+1カウンターをクリーチャーに乗せてそれにトランプルを持たせる。《強靭形態の調和者》でパワーを高めた怪物に貫通力も備えさせ、一撃で葬り去る!

 

 上陸デッキで重要なのは息切れ対策、特にこのデッキが土地を置いてナンボである。手札から毎ターンだすことが出来ればそれでも良いのだが、いつかはそれも尽きてしまう。そうなった時のために継続して上陸を誘発させるカードの存在は必須パーツであるとも言えよう。戦場に出るか攻撃すると基本土地をサーチする《重厚な世界踏破車》は、高打点を生み出す攻撃役でもあり、これで攻撃を仕掛け続けるのが上陸デッキの必勝パターンだ。また毎ターンの上陸と言えば《氷耕しの探検家》。墓地から土地をプレイ可能になり、さらに追加の土地のプレイももたらすというなかなかにルールをぶっ壊す1枚だ。《脱出トンネル》《寓話の小道》を生け贄にしては拾ってを何度も繰り返し、骨の髄までしゃぶりつくそう。

 

 そうやって上陸を誘発させたのちにも、各土地たちには使い道が待っている。それが先にも触れた土の技。これでクリーチャー化させることで戦闘にも用いて、リソースをとことん活かすのが上陸デッキの強みだ。特に起動型能力で毎ターンのように土の技を狙える《バーシンセー》は今後様々なデッキで目にすることになるポテンシャルを秘めた超強力土地!コントロールデッキはこれへの対抗手段を用意しておくべし。

 というわけで2026年最初のデッキ紹介はここまで。こんな感じで現行スタンダードのデッキを振り返りつつ、ローウィン到来後の新環境への期待を高めていこう。もちろん他のフォーマットもとりあげていくので、今後もデイリー・デッキをよろしく!

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