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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

テイサの召使いは二度死ぬ(統率者戦)

岩SHOW

 不定期連載、統率者デッキ構築の時間だ! 2019年の『統率者』製品の発売日もアナウンスされ、ファンは今年も楽しい統率者ライフを送れそうで何よりだ。

 今年の頭を飾った『ラヴニカの献身』でもギルドの幹部たちがカード化。統率者戦向けの個性的な伝説のクリーチャーが参戦し、デッキの作り甲斐がありそうだ。

 その中でも、これまでになかったタイプの能力を有する《テイサ・カルロフ》は統率者界隈の注目を集めたのではないだろうか。

 クリーチャーが死亡すると誘発する能力が2倍になる、マジックの法則を覆すタイプのインパクトの大きな能力! しかし本人自体は何もしないので、その能力が活きてくるようにしっかりと盤面を作ってやる必要がある。これは構築・プレイともにやりがいがありそうだ。

 さあ、デッキを作ってみよう!

岩SHOW - 「テイサの召使いは二度死ぬ」
統率者:テイサ・カルロフ (2019年3月)[MO] [ARENA]
1 《テイサ・カルロフ

-統率者(1)-

9 《
8 《平地
1 《Scrubland
1 《神無き祭殿
1 《汚れた原野
1 《コイロスの洞窟
1 《悪臭の荒野
1 《孤立した礼拝堂
1 《オルゾフの聖堂
1 《統率の塔
1 《アガディームの墓所
1 《ボジューカの沼
1 《陰謀団の貴重品室
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
1 《空の遺跡、エメリア
1 《ファイレクシアの塔
1 《高級市場
1 《露天鉱床
1 《不毛の大地
1 《幽霊街

-土地(35)-

1 《執拗な死者
1 《臓物の予見者
1 《血の芸術家
1 《恐血鬼
1 《カルテルの貴種
1 《忘れられた神々の僧侶
1 《組み直しの骸骨
1 《徴税人
1 《ズーラポートの殺し屋
1 《通行の神、エイスリオス
1 《ボレアスの軍馬
1 《不気味な腸卜師
1 《神聖なる魂の守り手
1 《債務の聖職者
1 《ナントゥーコの鞘虫
1 《ウラモグの手先
1 《巡礼者の目
1 《オルゾフの御曹子、テイサ
1 《不死の援護者、ヤヘンニ
1 《死体占い師
1 《薄暮薔薇、エレンダ
1 《ファルケンラスの貴族
1 《無慈悲な略奪者
1 《秤の熾天使
1 《執念深いリッチ
1 《正義の執政官
1 《霊体の先達
1 《目覚ましヒバリ
1 《救われぬ者、クラヴ
1 《救う者、レグナ
1 《夜の星、黒瘴
1 《鎮魂歌の天使
1 《搭載歩行機械

-クリーチャー(33)-
1 《太陽の指輪
1 《友なる石
1 《精神石
1 《オルゾフの印鑑
1 《土地税
1 《悟りの教示者
1 《流刑への道
1 《剣を鍬に
1 《狂気の祭壇
1 《悪魔の教示者
1 《悪魔の意図
1 《ストリオン共鳴体
1 《苦渋の破棄
1 《アシュノッドの供犠台
1 《闇の予言
1 《ミミックの大桶
1 《ファイレクシアの闘技場
1 《繰り返す悪夢
1 《選定された行進
1 《墓穴までの契約
1 《息詰まる徴税
1 《完全なる終わり
1 《闇市場
1 《エレボスの指図
1 《神聖な訪問
1 《生ける屍
1 《頭蓋骨絞め
1 《稲妻のすね当て
1 《屍賊の死のマント
1 《ダークスティールの板金鎧
1 《太陽の勇者、エルズペス

-呪文(31)-

 デッキを構成するのは大きく3つ。

  1. クリーチャーを生け贄に捧げるカード
  2. クリーチャーが死亡すると能力が誘発するカード
  3. 死亡しても痛くない・むしろ嬉しいクリーチャー

 (3)のクリーチャーと《テイサ・カルロフ》を戦場に出し、(1)で生け贄に。(3)自身の能力や(2)の能力が誘発し、それがテイサで倍になる……という、クリーチャーを用いたコンボデッキだ。こういうデッキは「アリストクラッツ」というタイプに分類される。

 「アリストクラッツ」的な勝利手段は、相手のライフを吸い尽くすという形。《ズーラポートの殺し屋》《血の芸術家》《ファルケンラスの貴族》らがいる状態でクリーチャーを生け贄に捧げまくって、対戦相手3人全員のライフを吸い尽くそう!というのがスローガン。

 この生け贄には《恐血鬼》《執拗な死者》《組み直しの骸骨》らのように簡単に戦場に帰ってくるもの、死後能力持ちなど死亡時にトークンを生成するものなどを用いる。

 さらには《ウラモグの手先》《鎮魂歌の天使》《薄暮薔薇、エレンダ》らの能力も用いてとめどなくトークンを生成しまくっては生け贄に。動き出したら止まらない、ノンストップで一気に対戦相手のライフ40点×3人分を吸い尽くして勝ってやろう。

 コンボのみならず、《墓穴までの契約》《エレボスの指図》を設置して相手のクリーチャーを根絶やしにしたり、《頭蓋骨絞め》や《不気味な腸卜師》などでドローするなど、コントロールデッキとしても立ち回れる。

 あんまり開幕から全力でコンボを目指すと3人同時に敵に回すことになるので、これらのコントロール要素で無難にお茶を濁しつつ、その瞬間を伺う……というプレイングを心掛けるのが良いかな。そこはラヴニカにおけるオルゾフ家のように、上手く立ち回りながら利を得られるタイミングを計っていこう。

 テイサに仕える者は死んでもタダじゃ済まないどころか、利益を生み出すのだ!

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