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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:Autumn Willow

浅原 晃

 暑さもひと段落し、昼も短くなってくるころじゃな。そろそろ、本格的な秋のシーズン到来と言ったところじゃろう。

 今日は「秋分の日」じゃ。1948年に公布された、国民の祝日に関する法律により制定された祝日じゃ。そこで、今回はホームランドの《Autumn Willow》を紹介するぞい。昔はこんな感じのクリーチャーでも使われていたシリーズじゃな。

 マジック初期に発売された『ホームランド』は、ウルグローサという、ドミナリアとはちょっと違う次元を取り扱ったセットでな、センギアやセラといった、古くからのプレイヤーならお馴染みの名前に設定を設けたセットなのじゃ。ただ、そういったストーリー性が濃い反面、カードパワーは弱くてのう。開発者のマローも弱すぎて大失敗でやんしたね、これ。と言ったとか言わなかったとかなのじゃ。

 しかし、それでも、使われるカードというもんはあるもので、《Autumn Willow》もそのうちの1枚じゃった。昔は今に比べると除去が強く、クリーチャーが弱いというのがベースの環境じゃったから、この被覆の能力が非常に強かったのじゃな。《Autumn Willow》からの《ハルマゲドン》を撃つデッキなどもあって、オータムゲドンなどと呼ばれておったのう。

 もちろん、今のスタンダードにあっても見向きもされないであろうカードじゃが、時代の流れを感じさせる1枚ではあるのじゃ。昔は「こんなカードも強かった語り」は秋の夜長にぴったりのテーマじゃろうな。ガフ提督、あれは強かったな語りも歓迎じゃぞい。え? それは、5秒で終わる? あら、そう。

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