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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:今田家の猟犬、勇丸

浅原 晃

 渋谷駅で待ち合わせの定番と言えば~? 第1位を獲得したのは、もちろん、渋谷DCIセンター跡地!……ではなく、忠犬ハチ公の銅像の前じゃな。今日は忠犬ハチ公の日じゃ。

 1934年4月8日、渋谷駅前にハチ公の銅像が完成したことで制定されたのじゃな。忠犬のハチは亡き主人を待ち、駅まで毎日迎えに行く姿が人々の心を打ったのち、銅像まで作られるようになったのじゃ。じゃから、待ち合わせのフレイバー的にも、ハチ公前は最適なんじゃな。

 今回は今田家の忠犬こと、《今田家の猟犬、勇丸》を紹介していくぞい。

 『神河物語』で登場した《今田家の猟犬、勇丸》は、1マナ域の常識を打ち破ったカードじゃ。伝説とはいえ、デメリット無しの1マナ2/2は初じゃったし、そのころはパワー2の1マナクリーチャーというのも、珍しかったからのう。当然のように白のアグロデッキで活躍したのじゃ。《今田家の猟犬、勇丸》が《梅澤の十手》を咥えて殴ってくる光景も、良く見たのう。ふぉふぉっふぉ、忠犬どころか、そんな姿を見たら、みんな逃げ出してしまうがのう。

 そうそう、忠犬ハチ公は秋田犬なのじゃが、この《今田家の猟犬、勇丸》も秋田犬と文献には記されておるのじゃな。愛犬家で知られるロシアのプーチン大統領にも、日本から秋田犬が贈られかわいがっておるようじゃし、海外では秋田犬は大いに人気のようじゃのう。わしも、猫派じゃったが、この前《剣歯虎》に噛まれて以来、犬もありかと思うようになったぞい。

 そうそう、次に発売される、『灯争大戦』では、2体目となる伝説の猟犬、《忠実なる相棒、モーウー》が登場するから、愛犬家は見逃せんところじゃな。ふぉっふぉっふぉ、わしも、これからは愛犬家となるため、先んじて、手懐けるとするぞい。そーれ……

「ふぉっふぉっふぉ、ワンちゃん、おいで、ワンちゃん、アアーッ!」――ガフ提督、最後の言葉

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