年末特番「密着、ボロス軍24時！ ラクドス教団とグルール一族を一斉検挙！」は見たかのう？ 年末から年始にかけては、浮かれたラクドス教団が「絢爛」な祭りを開催したり、グルール一族が道を暴走して、軽トラックをひっくり返すなどの「暴動」を起こしたりと、動きが活発になっておるようじゃ。これは、1月25日の『ラヴニカの献身』の発売後には本格的な活動になるようじゃから、注意が必要かもしれんのう。

　そんな、暴れたラクドス教団やグルール一族を《罪人逮捕》すべく、ラヴニカを取り締まっておるのが「ボロス軍」じゃな。正確にはボロスの一部門である、ウォジェク連盟がラヴニカの警察機構の働きをしておるのじゃ、今日は1月10日の110番の日じゃからな、ラヴニカの電話で110番すると繋がるボロス軍、その指導者である《正義の模範、オレリア》を紹介するぞい。

　正義とは何か？ というのは難しい問題じゃ。ただ、力こそ正義という言葉もあるように、最低でも力は必要なのじゃが、その点、《正義の模範、オレリア》はプロツアーでも活躍した一線級のクリーチャーで、申し分はないじゃろう。タフネス５が頼りになり、能力にも即効性があって《溶岩コイル》を抱えたまま、けちょんけちょんにやられた人も多いんじゃないかのう。

　色マナの拘束も軽く、ギルドが増えればさらに色の融通が効くため、これから先、正義の執行範囲はより広まることも予想されるじゃろうな。赤という色が被っていることを考えると、ラクドス、グルールといったふぁんきーな奴らを率いる《正義の模範、オレリア》の元気な姿も見られるかもしれんのう……まあ、そうなると、より一層正義とは何か？ となるんじゃが、それは、朝まで生テレビに任せるとするぞい。

　ちなみにラヴニカで他の番号はどこに繋がるかが、気になるじゃろうから一部を紹介するぞい。177の天気予報はディミーア家じゃな、晴れ時々《概念の雨》といった一般人には意味不明の予報をしてくれるんじゃ。また、117の時報はイゼット団が次の爆発まで◯◯秒といった情報を教えてくれるぞい。022（オー人事）はオルゾフ組じゃな。ただし、生きている人間が来るとは限らないのがたまに傷じゃ。ラヴニカへ行って困った時は頼ってみると良いかもしれんのう。