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第41回:デッキ紹介《Dr. マジソン・リー》

クロタカ

 読者の皆さん、こんにちは!統率者戦大好きクロタカ(@clotaka1)です。

 ついに大人気ビデオゲームシリーズ「Fallout」とのコラボセット、マジック:ザ・ギャザリング『Fallout』が発売しましたね!

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 今回はマジック:ザ・ギャザリング『Fallout』統率者デッキ4種セットの中から統率者を1つピックアップして、デッキパワーレベル5〜6にカスタマイズしたデッキを紹介していきます!

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目次


 

統率者紹介

 今回紹介するデッキの統率者は、統率者デッキ「科学の力!」に収録されている《Dr. マジソン・リー》です!

Dr. マジソン・リー》の特徴

 《Dr. マジソン・リー》は以下の能力を持っています。

あなたがアーティファクト・呪文1つを唱えるたび、{E}を得る。
{T},{E}を支払う:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修正を受けトランプルと速攻を得る。
{T},{E}{E}{E}を支払う:カード1枚を引く。
{T},{E}{E}{E}{E}{E}を支払う:あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。それをタップ状態で戦場に戻す。

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 アーティファクト・呪文を唱えて{E}(エネルギー・カウンター)を貯めていき、支払う{E}によってクリーチャー強化、ドロー、アーティファクト・リアニメイトという3つの能力を使い分けることができる統率者です。

目指しているレベル

 この記事では、こちらの統率者デッキパワーレベルでいうと5~6を目安に作っています。もっとカジュアルにしたい、もっとガチにしたいということであれば色々な改造ができると思いますので、ぜひご自身でも改造してみてください。

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 それではデッキリストをご紹介します。


 

デッキリスト

「《Dr. マジソン・リー》」、製作者:クロタカ[MO] [ARENA]
1 《Dr. マジソン・リー
-統率者(1)-

4 《平地
4 《
3 《
1 《統率の塔
1 《寓話の小道
1 《英雄の公有地
1 《産業の塔
1 《ラウグリンのトライオーム
1 《神聖なる泉
1 《蒸気孔
1 《聖なる鋳造所
1 《溢れかえる岸辺
1 《沸騰する小湖
1 《乾燥台地
1 《雲海
1 《訓練施設
1 《観客席
1 《不穏な投錨地
1 《優雅な談話室
1 《皇国の地、永岩城
1 《ミナス・ティリス
1 《天上都市、大田原
1 《水辺の学舎、水面院
1 《タグシンの広間
1 《無限地帯
1 《ミレックス
1 《発明博覧会
1 《僻地の灯台
1 《ヘリオス1
-土地(37)-

1 《ブラザーフッド・スクライブ
1 《現実チップ
1 《無謀な炎織り
1 《アサルトロン・ドミネーター
1 《極楽の羽ばたき飛行機械
1 《発掘現場の技師
1 《ブラザーフッドの異端者、パラディン・ダンス
1 《鑑識の利器師
1 《シカリアン・インフィルトレイター
1 《放浪する父、ジェームス
1 《シンス・エラディケーター
1 《巡礼者の目
1 《つむじ風のならず者
1 《ロボブレイン・ウォーマインド
1 《ウェザーライトの艦長、ジョイラ
1 《うろつく玉座
1 《真面目な身代わり
1 《白のガンダルフ
1 《輝ける歩く彫像
1 《掘削機、マザーロード
1 《センチネル、サラ・リオンズ
1 《再稼働、リバティ・プライム
1 《サイバードライブの起動者
1 《Vault 0のベヒモス
1 《遺跡の天使
1 《三重の稲妻巨人
1 《サイバーマン軍団
1 《三重合身のタイタン
-クリーチャー(28)-
1 《髑髏砕きの一撃
1 《エメリアの呼び声
1 《海門修復
1 《過去起こし
1 《有機体の絶滅
1 《サイクロンの裂け目
1 《知識の渇望
1 《混沌のねじれ
1 《エレクトロサイフォン
1 《天才の片鱗
1 《ボトルキャップの炸裂
1 《革新の時代
1 《テレポーテーション・サークル
1 《太陽の指輪
1 《旅人のガラクタ
1 《師範の占い独楽
1 《全自動製造ライン
1 《プラズマキャスター
1 《秘儀の印鑑
1 《冷鉄の心臓
1 《精霊信者の剣
1 《速足のブーツ
1 《幻術師の篭手
1 《魔学コンパス
1 《抽出機構
1 《T-45パワーアーマー
1 《ブライトハースの指輪
1 《ソニック・ドライバー
1 《開闢機関、勝利械
1 《マイトストーンとウィークストーン
1 《ブラザーフッドの旗艦、プリドゥエン
1 《不滅の太陽
1 《アクローマの記念碑
1 《ファイレクシアへの門
-呪文(34)-

 


 

各カードの役割分類

除去(13)
ドロー、ドロー調整(13)
マナ加速(8)
サーチ(3)
クリーチャー強化(6)
各種トークン生成(9)
{E}を得る(6)
起動型能力コピー(2)
誘発型能力追加誘発(2)
明滅(1)
無尽付与(1)
各対戦相手にダメージを与える(1)
アーティファクトを墓地から戦場に戻す(1)
ライブラリーの一番上のカードを唱える(1)
パーマネントをアンタップする(1)
打ち消し(1)
除去対策(3)
(分類外の)アーティファクト・クリーチャー(1)

※土地のほとんどはマナを加える効果なので割愛しました。


 

デッキコンセプト

 ・{E}シナジーとアーティファクトシナジーを駆使して戦況を有利に進める!

現在の構成に至った経緯

 今回は《Dr. マジソン・リー》が{E}シナジーを持つ初の統率者ということで、興味が湧いてデッキを組むことにしました。

クロタカ

Dr. マジソン・リー》は{E}を統率者戦で有効活用してみたいと思っていた方にとって、待望の統率者ではないでしょうか。

 早速デッキを組んで対戦してみたところ、手札のアーティファクト・呪文を唱えて{E}を得るという《Dr. マジソン・リー》の能力の都合上、すぐに手札がなくなることが判明。{E}{E}{E}でドローできますが、それだけじゃ全然足りませんでした。

 その後《抽出機構》などの{E}を得るカードや、《ミナス・ティリス》などのドローカードを増量して現在の構成になりました。

 以下は採用枠を検討した結果、今回は惜しくも落選となったカードたちです。


 

Dr. マジソン・リー》デッキの良いところ

 ここからはこのデッキの良いところを紹介していきます。

{E}がどんどん貯まっていく!

 前述している通り《Dr. マジソン・リー》が戦場にいる状態でアーティファクト・呪文を唱えると、{E}を得ることができます。デッキ内には合計40枚ものアーティファクトが入っているので、かなりの高頻度で{E}が貯まっていきます!

 《うろつく玉座》で《Dr. マジソン・リー》のクリーチャー・タイプである人間を指定したら、アーティファクト・呪文を唱えるたび{E}が2個!

 デッキ内には他にも人間(《シカリアン・インフィルトレイター》、《ウェザーライトの艦長、ジョイラ》など)が複数枚入っているので、割と追加誘発してくれます。

クロタカ

今回は採用していませんが、《世慣れた見張り、デルニー》も《うろつく玉座》と同じような用途で使えますよ。

 そして{E}を得る手段は《Dr. マジソン・リー》だけじゃない!ということでこのデッキには(《Dr. マジソン・リー》を除いて)合計15枚{E}を得ることができるカードを採用しています。

 {E}を得ることができるカードの中には、戦場に出たときの誘発型能力で{E}を得るもの(《ロボブレイン・ウォーマインド》、《Vault 0のベヒモス》、《T-45パワーアーマー》など)が何枚かあります。

 これを《テレポーテーション・サークル》で明滅してあげれば、自動{E}製造機の完成!

 さらに《白のガンダルフ》がいたら、{E}製造量が2倍に!

 貯まった{E}は《Dr. マジソン・リー》の起動型能力など、お好きな用途で活用していきましょう!

Dr. マジソン・リー》の起動型能力が3つもある!

 状況に応じて3つの起動型能力を使い分けられるところが、《Dr. マジソン・リー》のグッドポイント。

 1つ目のクリーチャー強化能力は、攻撃したがりな《掘削機、マザーロード》や《三重合身のタイタン》などを対象に起動していきたいですね。

 2つ目のドローモードは一番無難です。{E}の使い所に迷ったら、とりあえずドローモードを起動しておきましょう。《幻術師の篭手》を装備したり、《ブライトハースの指輪》で能力をコピーすると、ハイパードローエンジンと化します。

 3つ目のアーティファクト・リアニメイトモードは《Dr. マジソン・リー》の必殺技的な能力です。さすが必殺技だけあって要求{E}もかなり多め。

 ただこのデッキの良いところ1つ目でも書いている通り、案外{E}{E}{E}{E}{E}は貯まります。どちらかと言うと「{E}はあるのにリアニメイトしたいアーティファクトが墓地にない」現象の方が起こりがち。そんな時のために手札のアーティファクトを捨てられるカード(《知識の渇望》、《開闢機関、勝利械》、《僻地の灯台》)をいくつか採用しています。

 運良く《ファイレクシアへの門》などの超強力アーティファクトをリアニメイトできたりしたら最高ですね!

クロタカ

起動型能力推しの構成にするなら、《戦闘魔道士の篭手》もおすすめです!

アーティファクトシナジーが満載!

 このデッキはアーティファクトがテーマのデッキです。なので、アーティファクトシナジーカードも結構な枚数採用しています。そんなシナジーカードを何枚か紹介します。

 戦場に出たとき{E}{E}ゲット、そしてアーティファクト・クリーチャー。 この時点で《白のガンダルフ》&《テレポーテーション・サークル》のコンビとシナジーがありますね。

 《アサルトロン・ドミネーター》は自分のアーティファクト・クリーチャーが攻撃するたび、{E}を支払って+1/+1カウンターor先制攻撃・カウンターorトランプル・カウンターのどれかを1個置くことができます。攻撃クリーチャー1体ごとに誘発するので、3体で攻撃して{E}3個を支払えば、それぞれのクリーチャーに任意のカウンターを置くことが可能です!

 アーティファクト・クリーチャーが戦闘ダメージを与えるたび{E}を得る《全自動製造ライン》と組み合わせて、どんどんアーティファクト・クリーチャーを強化していきたいですね。

 (トークンでも《ブラザーフッドの旗艦、プリドゥエン》でもない)アーティファクトが戦場に出るたび、2/2人間・騎士・クリーチャー・トークンを生成!

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 このデッキでアーティファクトが戦場に出ないターンはまずないので、生成される人間・騎士・クリーチャー・トークンは実質4/4!

※このトークンが戦場に出る前にアーティファクトが戦場に出ていた場合でも、2/2人間・騎士・クリーチャー・トークンは+2/+2の修正を受けます。

 戦場に出せるアーティファクトがないときは、《抽出機構》でアーティファクト・クリーチャーを手札に戻してから出し直すという方法もありますよ!

 (伝説でない)すべてのアーティファクト・クリーチャーは無尽を持つ!重量級アーティファクト・クリーチャーなだけあってインパクトが凄い!《三重合身のタイタン》などの強力なクリーチャーに無尽を持たせるとめちゃ強ですね。

 アーティファクトでないすべてのクリーチャーを破壊する!実質対戦相手のクリーチャーだけ全除去。マナ総量はかなり重めですが、即席付きなので最小{W}{W}だけで唱えられちゃいます。こちらはアーティファクト・クリーチャー多めなのであまり被害を被らない想定ですが、統率者の《Dr. マジソン・リー》はアーティファクトではないので、《ブラザーフッドの異端者、パラディン・ダンス》や《英雄の公有地》で守ってあげたいですね。

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 アーティファクトを3つ以上コントロールしていたら毎ターン1点ライフ回復。そして同じくアーティファクトが3つ以上あるとき限定で、自身を生け贄に捧げてアーティファクトをサーチすることができます。残しておけばライフを回復してくれるので、無理にサーチ能力を起動する必要はありません。いざとなったら40枚ある候補の中から、最適なアーティファクト・カードを探してきましょう!


 

ピックアップカード

 ここからはいくつかのカードをピックアップして紹介していきます。

再稼働、リバティ・プライム

 ザ・ロボット的なフォルムが堪りません!能力の方は8/8警戒、トランプル、速攻と超攻撃的。ただし攻撃するかブロックするたび{E}{E}を要求するデメリット能力も併せ持っています。速攻で殴りかかるなら、《Dr. マジソン・リー》の能力などで事前に{E}を準備しておきたいですね。

 《再稼働、リバティ・プライム》はアーティファクトを生け贄に捧げると自前で{E}{E} を得て、ドローすることもできます。死にたがりな《真面目な身代わり》を生け贄に捧げてもいいですし、

 戦場に出たとき能力を持つ《遺跡の天使》や《マイトストーンとウィークストーン》などを生け贄に捧げつつ、《Dr. マジソン・リー》のアーティファクト・リアニメイトモードで出し直したりすると、めちゃくちゃ気持ち良くなれると思います!

クロタカ

アーティファクト生け贄手段の追加を検討するなら、《ファイレクシアの核》もおすすめです。

 《再稼働、リバティ・プライム》の能力はタップ起動型能力なので、《ソニック・ドライバー》や《水辺の学舎、水面院》でアンタップして、再利用が可能です!

発掘現場の技師

 せっかくアーティファクト・呪文を唱えるなら、もっとボーナスが欲しい!と思って見つけてきたのがこちらの《発掘現場の技師》。アーティファクト・呪文を唱えたついでに{2}を支払えば、構築物・アーティファクト・クリーチャー・トークンがおまけで付いてくる!

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 2マナのおまけにしてはかなり破格で、このデッキだと平気で5/5以上の巨大クリーチャーに成長します。アーティファクト・呪文を唱えるたび手掛かり・トークンを生成する《鑑識の利器師》が一緒にいたりすると、10/10オーバーも夢じゃない!

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クロタカ

アーティファクト・呪文を唱えるたび系カードには、他にも以下のようなものがありますよ。

革新の時代

 アーティファクトか工匠が出るたびに{1}を支払うと、{E}{E}ゲット!トークンはNGといった制約もないので、手掛かり・トークンなどでもちゃんと誘発しれくれます。工匠の部分はインクの染みかな?と思いきや、前述した《発掘現場の技師》や《鑑識の利器師》などを含めて合計6枚もいるので、出したときは忘れずに{1}を支払っていきましょう。

 《革新の時代》は{E}製造機として残し続けるのがベターですが、いざとなったら生け贄に捧げて3ドローするのも有効です。第二の{E}製造機をお探しなら、《ゴンティの霊気心臓》の採用を検討してみてはいかがでしょうか。

輝ける歩く彫像

 《革新の時代》が{E}製造機なら、《輝ける歩く彫像》はアーティファクト・クリーチャー・トークン製造機です。対戦相手のターンを含む各アップキープに1/1のノーム・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成するので、(対戦相手が3人いる場合)次の自分のターンになったらノーム・トークンが4体に!

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 しかも都市の承認を得ていたら、自分のアーティファクト・クリーチャー全体に+2/+2修正! 《革新の時代》と組み合わせたら、トークンが出るたび{E}{E}を得ていく製造ラインを構築することもできますよ!

プラズマキャスター

 +1/+1修正を付与して、攻撃するたび{E}{E}を得ることができる装備品。{E}{E}を支払う起動型能力は、ブロッククリーチャーを2分の1の確率で追放or1点ダメージを与えるというもの。中々スリリングで楽しそうな装備品ですが、対戦相手からしたら2分の1の確率で追放されてしまうため、そのリスクを恐れて案外ブロックされないかもしれません。なので、ブロックされたくないクリーチャーがいたら積極的に《プラズマキャスター》を装備していきましょう!


 

デッキの回し方で意識するポイント

 ここからはデッキの回し方について確認していきましょう。

{E}の使用は臨機応変に

 このデッキには《Dr. マジソン・リー》以外にも{E}の使い道が多くあり、どれに{E}を使うのかで結構迷います。デッキを使い始めたばかりのときは、使い道に迷って長考しちゃうかもしれません。

クロタカ

実際僕も初めて《Dr. マジソン・リー》デッキを回した際、{E}の使い道に迷って頭が疲れました。

 あらかじめ{E}使用先の優先順位を決めておくと、実戦で迷いづらくなるんじゃないと思います。もし{E}が3個以上あって使い道に迷ったときは、《Dr. マジソン・リー》のドローモード起動が一番無難です。

 あと《Dr. マジソン・リー》の起動型能力が対戦相手のターン中にも起動できることを忘れないようにしましょう。あえて自分のターンに起動せず、対戦相手のターンにアーティファクト・リアニメイトモードで《ファイレクシアへの門》を戦場に戻す、なんていう激強ムーブを決めることもできますよ!

アーティファクトをなるべく多く戦場に並べる

 アーティファクト主体のデッキだけあって、《発掘現場の技師》(で生成される構築物・トークン)のようにアーティファクトの数が多いほど強くなっていくカードがいくつかあります。マナに余裕があれば、各種アーティファクト・トークンを生成するカード(《不穏な投錨地》、《タグシンの広間》、《ミレックス》など)を駆使して、なるべく多くのアーティファクトを戦場に並べるようにしましょう。

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勝ちパターン紹介

 ここからはいよいよこのデッキの勝ちパターンについて紹介していきます。

センチネル、サラ・リオンズ》で全体強化&ダイレクトダメージ!

 アーティファクトが戦場に出たターンなら、クリーチャー全体+2/+2修正!

※《センチネル、サラ・リオンズ》が戦場に出る前にアーティファクトが戦場に出ていた場合でも、クリーチャー全体が+2/+2の修正を受けます。同じく+2/+2修正を付与する《輝ける歩く彫像》なども駆使して、超絶強化したクリーチャー達で対戦相手を圧倒しちゃいましょう!

 そして《センチネル、サラ・リオンズ》はアーティファクトの数だけ対戦相手1人に直接ダメージを与える大隊能力も併せ持っています!《うろつく玉座》で人間を指定したら、直接ダメージだけで対戦相手を倒せちゃうかも!

無謀な炎織り》で各対戦相手にダイレクトダメージ!

 《無謀な炎織り》が戦場にいる状態でアーティファクトが出ると、各対戦相手に1点ダメージ!(人間を指定した)《うろつく玉座》と《白のガンダルフ》も一緒なら、アーティファクト1つにつき3点!

 あとは《放浪する父、ジェームス》の出来事モードで大量の手掛かり・トークンを生成したり、

 《過去起こし》で墓地のアーティファクトを大量にリアニメイトして、対戦相手をまとめて燃やし尽くしましょう!

クロタカ

この戦術をより推し進めるなら、《巧妙な砲術家》もおすすめです!

サイバードライブの起動者》で非クリーチャー・アーティファクトをクリーチャー化!

 《サイバードライブの起動者》を戦場に出したら、《太陽の指輪》などの非クリーチャー・アーティファクトが4/4飛行クリーチャーに変身!

 前述した《放浪する父、ジェームス》の出来事モードで大量の手掛かり・トークンを生成していたりしたら、変身した4/4飛行軍団で一斉攻撃も可能!アーティファクトの数が足りない時は、対戦相手のターン中に《ボトルキャップの炸裂》で宝物・トークンを生成しときましょう!

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師範の占い独楽》&《現実チップ》コンボ!

 《師範の占い独楽》と《現実チップ》を組み合わせると以下のようになります。

①《現実チップ》をクリーチャーに換装する。
②戦場にある《師範の占い独楽》のタップ能力を起動してカードを1枚引き、《師範の占い独楽》をライブラリーの一番上に置く。
③《現実チップ》の効果でライブラリーの一番上にある《師範の占い独楽》を唱える。再度②から繰り返し可能。マナがあるだけドロー&《師範の占い独楽》を唱え続けられる。

 上記コンボが成立すると、(マナが続く限り)《Dr. マジソン・リー》で{E}を得たり、《ブラザーフッド・スクライブ》で{E}を得た回数分クリーチャー全体に+1/+1修正を付与することが可能です!

 そして《師範の占い独楽》&《現実チップ》コンボに呪文のコストを{1}少なくする《不滅の太陽》を組み合わせたら、確変モード突入!

 結果的に任意の枚数ドローと任意の回数《師範の占い独楽》を唱えられるようになるので、あとは《ブラザーフッドの旗艦、プリドゥエン》で大量の人間・騎士・トークン生成→《アクローマの記念碑》で速攻&その他キーワード能力を盛り盛り付与して、「S.P.E.C.I.A.L.」なゲームエンディングを迎えましょう!


 今回の統率者戦デッキ紹介はこれでおしまいです。

 次回は4月19日発売予定の新セット『サンダー・ジャンクションの無法者』に収録される伝説カードや、統率者デッキに収録される伝説カードをいくつかピックアップして紹介する予定です。

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 それではまた次回、開拓地のどこかでお会いしましょう。お楽しみに!

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