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第4回:『ゼンディカーの夜明け』統率者ピックアップ
読者の皆さん、こんにちは!
先日発売されたばかりの最新セット『ゼンディカーの夜明け』のカードをデッキに入れて、統率者戦をエンジョイしていますでしょうか?
新セットが発売されたらやっぱり新しく登場した伝説のクリーチャーでデッキを組みたくなっちゃいますよね!
ということで今回はその『ゼンディカーの夜明け』に収録されていて統率者にできるカードの中から、オススメ統率者をピックアップして紹介していきたいと思います。
それでは早速行っちゃいましょう!
統率者:《団結の標、タズリ》
最初に紹介する統率者は《団結の標、タズリ》です!
《団結の標、タズリ》の特徴 その1
《団結の標、タズリ》を唱えるためのコストは、自分がコントロールしているパーティー・クリーチャー(ウィザード、クレリック、戦士、ならず者)1体につき、{1}少なくなります。
最大{4}少なくなるので、{W}だけで唱えることもできちゃいます!
パーティーが戦場にいるほどコストが軽減されるので、パーティー・クリーチャー全般と相性が良い統率者です。
《団結の標、タズリ》の特徴 その2
《団結の標、タズリ》は以下の能力を持っています。
{2/U}{2/B}{2/R}{2/G}:あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたは「その中からウィザードやクレリックや戦士やならず者や同盟者であるカード最大2枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
デッキ内にパーティーや同盟者が多く入っていれば、高確率でアドバンテージを得ることができる強力な能力です。
※同盟者は以前のゼンディカー次元を舞台にしたセットに含まれていたクリーチャータイプです。
この起動型能力のコストは不特定マナでも支払うことができますが、{U}{B}{R}{G}で支払った方がマナ効率が良いです。
なのでこれらの有色マナを生み出せるように《彩色の灯籠》などで4色を生み出せるようにしておくと、能力を最大限活かすことができます。
《団結の標、タズリ》は白のクリーチャーですが、ルールテキストに{U}{B}{R}{G}が含まれているので固有色は5色です。
そのため《統率の塔》や《秘儀の印鑑》で5色のマナを生み出すことができます。
クロタカ
これは固有色が5色の統率者ならではのメリットですね。
さらに《団結の標、タズリ》は{W}と不特定マナだけで唱えられるので、色マナが足りなくて唱えられないという事故も発生しづらいナイスな統率者です。
この起動型能力は特徴その1の能力と同様でパーティーが多いほど効果が高まるので、《団結の標、タズリ》はパーティー満載なデッキでこそ輝く統率者だということがわかりますね。
クロタカ
ウィザード、クレリック、戦士、ならず者がいっぱい並ぶので、「ドラクエ」などのパーティーを編成するRPGが大好きな人には特にうってつけな統率者だと思います。
《団結の標、タズリ》と相性が良いカード
《ミラーリの目覚め》
《ミラーリの目覚め》は自分がコントロールしているクリーチャーに+1/+1修整を与えつつ、土地から生み出すマナを倍にする強力なエンチャントです。
全体強化能力はパーティー・クリーチャーがいっぱい並ぶ《団結の標、タズリ》デッキとシンプルに相性が良いです。
《団結の標、タズリ》の起動型能力は最低でも{U}{B}{R}{G}が必要になるので、起動後は次の呪文を唱えるマナが残らないことが多いです。
そこで《ミラーリの目覚め》があればマナが倍になっているので、起動型能力を起動して手札に加えたクリーチャーをすぐさま唱えることができます!
クロタカ
統率者:《アクームの怒り、モラウグ》
次に紹介する統率者は《アクームの怒り、モラウグ》です!
《アクームの怒り、モラウグ》の特徴 その1
《アクームの怒り、モラウグ》は自分がコントロールしているクリーチャーに、このターンそれが攻撃した回数につき+1/+0修整を与える能力を持っています。
通常は毎ターン1回しか攻撃できませんが、追加戦闘フェイズを得てさらに攻撃することができれば、ドンドンクリーチャーを強化していくことができます。
《アクームの怒り、モラウグ》の特徴 その2
《アクームの怒り、モラウグ》は以下の能力を持っています。
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたのメイン・フェイズ中であった場合、このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズを1つ加える。その戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャーをすべてアンタップする。
土地が1つ自分のコントロール下で戦場に出るたびに追加戦闘フェイズを加える強力な能力です。
追加戦闘フェイズを加えるので特徴その1のクリーチャー強化能力とシナジーを形成しています。
毎ターン1回の土地プレイでも十分強力ですが、《無限地帯》等の複数枚の土地を戦場に出せるカードとは特に相性抜群です。
なお、《アクームの怒り、モラウグ》の上陸能力には注意すべきところが1点あります。
以下、『ゼンディカーの夜明け』のリリースノートから抜粋します。
あなたの戦闘前メイン・フェイズ中に上陸の能力が解決されたなら、追加の戦闘フェイズは通常の戦闘フェイズよりも先に行う。あなたは、その追加の戦闘の開始時にあなたがコントロールしているクリーチャーをすべてアンタップするが、通常の戦闘の開始時にはアンタップしない。
戦闘前メイン・フェイズに上陸能力を解決してしまうと、追加戦闘フェイズ後の通常の戦闘フェイズの開始時にはアンタップしないので、警戒を持っていない限りタップ状態のままで攻撃できないんです!
なので上陸能力を誘発させるなら戦闘後メイン・フェイズに土地をプレイするのが無難です。
クロタカ
ややこしい能力ですが、重要な部分なので気を付けたいところですね。
《アクームの怒り、モラウグ》と相性が良いカード
《ナヒリの石成術》
《ナヒリの石成術》は土地をX個生け贄に捧げて、生け贄に捧げた分だけカードを引き、X個の土地を追加でプレイできるようになる豪快なカードです。
上手いこと大量の土地を戦場に出すことができれば、《アクームの怒り、モラウグ》の上陸能力が複数回誘発して、統率者ダメージで対戦相手を殴り倒せるかも!
クロタカ
《エンバレスの宝剣》を装備して+1/+1修整と二段攻撃とトランプルを付与すれば、高確率で対戦相手を敗北させることができます。
生け贄に捧げた土地のリカバリー手段として《世界のるつぼ》があれば、その後も安定して上陸能力を誘発させることが可能です。
クロタカ
《アクームの怒り、モラウグ》は攻撃が大好きでアグレッシブな人にオススメの統率者です。
統率者:《野生の魂、アシャヤ》
次に紹介する統率者は《野生の魂、アシャヤ》です!
《野生の魂、アシャヤ》の特徴 その1
《野生の魂、アシャヤ》のパワーとタフネスは自分がコントロールしている土地の総数に等しいので、土地が多ければ多いほど巨大化していく統率者です。
《辺境地横断》などの土地サーチカードをプレイすれば、軽く10を超えるパワー/タフネスのクリーチャーに成長させることができます。
《野生の魂、アシャヤ》の特徴 その2
《野生の魂、アシャヤ》は以下の能力を持っています。
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーは、それらの他のタイプに加えて森・土地である。
自分がコントロールしているクリーチャーを森にもしてしまうすごい能力です!
クリーチャーが森でもあるので、タップすると{G}を生めるようになります。
また、クリーチャーの数だけ《野生の魂、アシャヤ》のパワー/タフネスが上がります。
クロタカ
《ならず者の道》でブロックされなくして、特大の統率者ダメージを与えていきたいですね。
《野生の魂、アシャヤ》と相性が良いカード
《起源の波》
《起源の波》はライブラリーの一番上からX枚公開して、その中から点数で見たマナ・コストがX以下のパーマネントカードを望む枚数戦場に出せる豪快なカードです。
《野生の魂、アシャヤ》がいればクリーチャーからもマナを生めるので、大量のマナを{X}に注ぎ込むことができます。
《起源の波》でクリーチャーや土地が大量に戦場に出れば、《野生の魂、アシャヤ》のパワー/タフネスを大幅強化しつつ、さらに圧倒的な盤面を築くことができます。
運よく《倍増の季節》と《世界を揺るがす者、ニッサ》が戦場に出たりしたらフィーバータイム突入です!
《世界を揺るがす者、ニッサ》の[-8]能力を起動して土地(=クリーチャーも)に破壊不能を与えつつ、デッキからすべての森カードをサーチして戦場を無敵の森まみれにすることができます!
クロタカ
《野生の魂、アシャヤ》はニッサが召喚したエレメンタルなのでフレーバー的相性も抜群ですね。
『ゼンディカーの夜明け』のストーリーでも、ゼンディカーを体現した圧倒的な力でナヒリとバトってます。
なお、《野生の魂、アシャヤ》が戦場にいるとクリーチャーが戦場に出るだけで上陸能力が誘発するので、《猛り狂うベイロス》で大量のビースト・トークンを生成するなんてこともできちゃいます。
統率者:《恐れなき探査者、アキリ》
次に紹介する統率者は《恐れなき探査者、アキリ》です!
《恐れなき探査者、アキリ》の特徴 その1
《恐れなき探査者、アキリ》は装備しているクリーチャーでプレイヤー1人を攻撃するたびに1枚ドローする能力を持っています。
通常の統率者戦では対戦相手が3人いるので、その場合は最大で3枚ドローすることができます。
赤白が固有色の統率者でドロー能力を持つカードは非常に少ないので、《恐れなき探査者、アキリ》は赤白好きのプレイヤーにとって待望の統率者だと思います。
クロタカ
装備さえしていれば攻撃するだけでドローできるところが優秀ですね。
『ゼンディカーの夜明け』に収録されている《スカイクレイブの大鎚》は、戦場に出た時にクリーチャーにつけることができ、さらに回避能力を付与して攻撃しやすくなるナイス装備品です。
《恐れなき探査者、アキリ》の特徴 その2
《恐れなき探査者、アキリ》は以下の能力を持っています。
{W}:あなたはあなたがコントロールしているクリーチャー1体から装備品をはずしてもよい。そうしたなら、そのクリーチャーをタップする。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。
装備をしていれば破壊不能を得ることができるので、クリーチャーを破壊除去から守れます。
《シガルダの助け》があれば、瞬速で装備品を唱えて、装備品をつけた後に《恐れなき探査者、アキリ》の能力を起動してクリーチャーを除去から守るなんてこともできたりします。
《恐れなき探査者、アキリ》と相性が良いカード
《石切りの巨人》
《石切りの巨人》は装備品をサーチしてそのままクリーチャーにつけることができる結構すごい巨人です。
《恐れなき探査者、アキリ》は装備品がないと何も能力を活かせないので、毎ターン装備品を供給できる《石切りの巨人》とはとても相性が良いです。
《石切りの巨人》はインスタント・タイミングで装備品をサーチしてクリーチャーにつけることができるので、《恐れなき探査者、アキリ》の起動型能力でインスタント除去からもクリーチャーを守ることができます。
攻撃してブロックされなかったら《巨像の鎚》をサーチして大ダメージを与えていきましょう!
クロタカ
《恐れなき探査者、アキリ》は《古代を継ぐ者、ナヒリ》にストーリーで散々な目にあったのでフレイバー的相性は最悪ですが、カードの能力的相性は抜群です。
仲直りの意味を込めて一緒に統率者デッキに入れて使ってみるのもおもしろそうですね。(ストーリーでは絶対仲直りしなさそうですが)
統率者:《乱動追い、カーザ》
次に紹介する統率者は《乱動追い、カーザ》です!
《乱動追い、カーザ》の特徴
《乱動追い、カーザ》はタップ能力を起動することで、次に唱えるインスタントやソーサリーのコストを、自分がコントロールしているウィザードの数だけ{X}少なくする能力を持っています。
ウィザードの総数に比例して強力になる能力なので、ウィザード部族デッキにすると《乱動追い、カーザ》のポテンシャルを最大限引き出すことができます。
ウィザードが大量にいたら《髑髏砕きの一撃》で10点以上のダメージを与えたり、《啓示の終焉》をX=10以上で唱えるなんてこともできちゃいます!
クロタカ
《乱動追い、カーザ》は速攻を持っているので、戦場に出たターンに即能力を起動できるところが優秀ですね。
《乱動追い、カーザ》と相性が良いカード
《完成態の講師》
《完成態の講師》はインスタントやソーサリーを唱えるたびに1/1人間・ウィザード・トークンを生成することができます。
ウィザード・トークンをワラワラ生成できるので、《乱動追い、カーザ》の能力でインスタントとソーサリーのコストを一気に減らすことができます!
さらに《完成態の講師》はウィザードを3体以上コントロールしていると《繰り返しつくしたもの》に変身して、ウィザードに+2/+1修整と飛行を付与します!
最終的には《ヤヤの焼身猛火》で対戦相手に大ダメージを与えて勝利を目指しましょう!
統率者:《創造の座、オムナス》
次に紹介する統率者は《創造の座、オムナス》です!
《創造の座、オムナス》の特徴
《創造の座、オムナス》は以下の能力を持っています。
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、このターンで初めてこの能力が解決されるなら、あなたは4点のライフを得る。2度目なら、{R}{G}{W}{U}を加える。3度目なら、創造の座、オムナスは各対戦相手とあなたがコントロールしていない各プレインズウォーカーに、それぞれ4点のダメージを与える。
土地が戦場に出るたびに4点ライフ回復し、4マナを生み出し、4点ダメージを与える上陸好きにとっては最高の能力を持った統率者です。
1度目の4点ライフ回復は、上陸と相性の良い《樹木茂る山麓》などの通称フェッチランドや、《樹木茂る山麓》でサーチしてくる《踏み鳴らされる地》などの通称ショックランドで失ったライフをリカバリーできるナイスな能力です。
2度目の{R}{G}{W}{U}を加える能力まで誘発できれば、《創造の座、オムナス》を出した次のターンには土地を合わせて9マナくらいを生み出せるので、一気にビッグアクションを仕掛けることができます。
クロタカ
あふれ出るマナから《ハイドロイド混成体》に繋げられれば最高ですね!
3度目の4点ダメージ誘発までさせるのはなかなか難しいですが、誘発させることができれば各対戦相手に4点ダメージと対戦相手がコントロールしているプレインズウォーカーにも4点ダメージを与えられるので、インパクトは絶大です。
クロタカ
《ニッサの復興》をプレイすれば、一気に3回上陸能力を誘発させることができます。
《創造の座、オムナス》と相性が良いカード
《古の緑守り》
《古の緑守り》は墓地から土地をプレイできるようになる能力と、土地が戦場に出た時に誘発する能力を追加でもう1回誘発させる能力を持つすごいエレメンタルです。
墓地にある《クローサの境界》などの生け贄に捧げる土地を再利用できるので、《創造の座、オムナス》と相性抜群です。
特筆すべきはもう1つの能力で、《創造の座、オムナス》の上陸能力もそれぞれ2回誘発させることができます!
すべて誘発させれば8点ライフ回復し、8マナを加えて、8点ダメージを飛ばせます!
さらに《焦熱の解放》があれば24点ダメージ!
夢が膨らみますね!
2020/10/10 編集追記:上記能力の説明について誤りがございました。同一ターン中における《創造の座、オムナス》の4度目以降の上陸能力については誘発し、解決されるものの、処理としては何も起こらないという形になります。間違った説明を記載してしまい誠に申し訳ございませんでした。
クロタカ
統率者:《世界を彫る者、ファイラス》
次に紹介する統率者は《世界を彫る者、ファイラス》です!
《世界を彫る者、ファイラス》の特徴 その1
《世界を彫る者、ファイラス》は戦場に出た時に自分がコントロールしている基本土地の数だけ0/1の植物・トークンを生成することができます。
基本土地が多いほどより多くのトークンを生成できるので、《耕作》や《木霊の手の内》で土地加速をしていると能力の効果が高まります。
クロタカ
《世界を彫る者、ファイラス》の能力の特性上、基本土地が多めのデッキになるので、すでに所持している基本土地だけでデッキを組めちゃうところがナイスです。
そしてゼンディカーと言えばやはり美しいフルアート基本土地は外せません!
『ゼンディカーの夜明け』でも期待通りフルアート基本土地が収録されているので、ぜひともデッキに採用したいですね。
《世界を彫る者、ファイラス》の特徴 その2
《世界を彫る者、ファイラス》は以下の能力を持っています。
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコントロールしている植物1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターを4個置く。
上陸能力が誘発するたび植物に+1/+1カウンターを4個置くかなり爆発力のある能力です。植物は特徴その1の能力で生成できるので、2つの能力でシナジーを形成しています。
《乱動の再成長》や《巨森の波動》などの土地を2枚サーチできるカードをプレイすれば、一度に+1/+1カウンターを8個も置くことができます!
《世界を彫る者、ファイラス》と相性が良いカード
《境界なき領土》
《境界なき領土》は自分がコントロールしている土地の数だけ基本土地をサーチできる豪快な呪文です。
まず基本土地が大量に戦場に並ぶので、《世界を彫る者、ファイラス》で植物・トークンを大量に生成することができます。
そして《世界を彫る者、ファイラス》が戦場にいる時に唱えれば、大量の+1/+1カウンターを植物に置くことができます。
クロタカ
《境界なき領土》をプレイすれば40個以上の+1/+1カウンターを置くのも夢ではありません!
《世界を彫る者、ファイラス》と似た能力を持つ《ゼンディカーの報復者》が一緒に戦場に出ていると、2体の上陸能力がそれぞれ誘発して、すんごい勢いで植物が成長していきます!
《団結の標、タズリ》サンプルデッキ紹介
『ゼンディカーの夜明け』のオススメ統率者の中から、今回は《団結の標、タズリ》の統率者デッキを紹介します!
統率者デッキパワーレベルは従来通り5~6を目安に作っています。もっとカジュアルにしたい、もっとガチにしたいということであれば色々な改造ができると思いますので、ぜひご自身でも改造してみてください。
それではデッキリストをご紹介します。
デッキリスト
各カードの役割分類
除去(11)
- 《クァーサルの群れ魔道士》
- 《泥棒スカイダイバー》
- 《厚かましい借り手》
- 《反射魔道士》
- 《クァーサルの礫投げ》
- 《遺棄の風》
- 《サイクロンの裂け目》
- 《暗殺者の戦利品》
- 《ヘリオッドの介入》
- 《ウィンドグレイスの裁き》
- 《露天鉱床》
ドロー(9)
- 《タジュールの模範》
- 《敏捷な罠探し》
- 《影魔道士の浸透者》
- 《織り手のティムナ》
- 《老いたる者、ガドウィック》
- 《精鋭護衛魔道士》
- 《黄昏の預言者》
- 《竜英傑、ニヴ=ミゼット》
- 《冒険の戦利品》
マナ加速(15)
- 《円環技師》
- 《遥か見》
- 《息詰まる徴税》
- 《ミラーリの目覚め》
- 《太陽の指輪》
- 《イゼットの印鑑》
- 《ゴルガリの印鑑》
- 《シミックの印鑑》
- 《ディミーアの印鑑》
- 《友なる石》
- 《秘儀の印鑑》
- 《彩色の灯籠》
- 《統率者の宝球》
- 《ダークスティールの鋳塊》
- 《スカイクレイブの秘宝》
サーチ(2)
トークン生成(4)
- 《協約の魂、イマーラ》
- 《刃を咲かせる者、ナジーラ》
- 《つむじ風のならず者》
- 《兵団の統率者》
クリーチャー強化(11)
- 《黄金のたてがみのジャザル》
- 《破壊のオーガ》
- 《造反の代弁者、サムト》
- 《魂の守護者、ラーボス》
- 《空想の元型》
- 《鼓動盗み、ザグラス》
- 《圧倒する暴走》
- 《フェリダーの撤退》
- 《影槍》
- 《不滅の太陽》
- 《ケッシグの狼の地》
ライフ回復(2)
ライフドレイン(2)
カードを墓地から手札に戻す or プレイする(2)
追加戦闘(1)
除去対策(2)
- 《海門の擁護者、リンヴァーラ》
- 《完璧な策略》
墓地対策(2)
その他
※土地のほとんどはマナを生む効果なので割愛しました。
デッキコンセプト
このデッキはパーティー・デッキです。
《団結の標、タズリ》の能力でパーティーメンバーを集めて、最終的には《黄金のたてがみのジャザル》や《圧倒する暴走》や《フェリダーの撤退》で全体強化して攻撃したり、《荒廃の司教》で対戦相手のライフをドレインして勝利を目指します。
現在の構成に至った経緯
《団結の標、タズリ》の能力と『ゼンディカーの夜明け』のカードリストを見て「パーティー組みたい!」と思いデッキを組むことを決めました。
クロタカ
《冒険の戦利品》のアートを見るとめっちゃ楽しそうじゃないですか。
これはパーティー組むっきゃないと思いましたね。
パーティーデッキなので採用している35枚のクリーチャー(《団結の標、タズリ》を含む)はすべてパーティーの構成要素(ウィザード、クレリック、戦士、ならず者)です。
パーティー部族をバランス良く採用しているので、《切望の報奨》などのフルパーティー能力も達成しやすくなっています。
『ゼンディカーの夜明け』の発売と同時にスタンダード落ちした《協約の魂、イマーラ》も、パーティー(クレリック)なので採用しています。
クロタカ
スタンダード落ちした思い入れのあるカードもずっと使い続けられるのが統率者戦の良いところですね。
スタンダードのローテーションのタイミングはちょうど良い統率者戦の始め時だと思います。
ということでここからは今回のテーマとは逸れますが、スタンダード落ちした統率者の中からオススメカードを2枚紹介していきます!
統率者:《テイサ・カルロフ》
《テイサ・カルロフ》はクリーチャー死亡時の誘発型能力を追加でもう1回誘発させる、かなりすごい統率者です。
《頭蓋骨絞め》がついたクリーチャーが死亡した場合、4枚もドローできちゃいます!
トークンが警戒と絆魂を得る能力も、《搭載歩行機械》などの死亡時にトークンを生成するクリーチャーと組み合わせるとかなり強力です。
今後もクリーチャー死亡時に誘発する能力を持つカードは多く登場すると予想されるので、《テイサ・カルロフ》はとても拡張性が高い統率者だと思います。
クロタカ
統率者:《冒涜されたもの、ヤロク》
《冒涜されたもの、ヤロク》はパーマネントが戦場に出た時の誘発型能力が追加でもう1回誘発する能力を持つ、すんごい汎用性の高い統率者です。
『ゼンディカーの夜明け』で再録された《水蓮のコブラ》とは抜群の相性で、上陸するたびに好きな色のマナを2点加えることができます!
クロタカ
《冒涜されたもの、ヤロク》はゼンディカー次元のエレメンタルなのでフレイバー的にもナイスな組み合わせですね。
他にも《泥棒スカイダイバー》でアーティファクトを2個盗んだり、《忘却の虚僧》で2体リアニメイトしたり、《硬鎧の大群》で上陸するたび昆虫・トークンを2体生成することができます。
すごい数のカードが《冒涜されたもの、ヤロク》とシナジーを形成しているので、そこからいろいろな組み合わせを楽しめるのが《冒涜されたもの、ヤロク》の魅力ですね。
クロタカ
《冒涜されたもの、ヤロク》は新セットが発売されるたびにシナジーのあるカードが追加されるので、長い間飽きずに使い続けられるナイスな統率者だと思います。
何かを2倍にするカードは使っていてすごい楽しいんですよね。
今回の『ゼンディカーの夜明け』統率者ピックアップと、スタンダード落ち統率者ピックアップはこれでおしまいです。
今後また新しいデッキやオススメカードを紹介していく予定です。
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう。お楽しみに!
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